耳にバナナが詰まっていますよ

くだらない話

ある男がロンドンから列車で4時間ほどの所に出かけました。片廊下の列車で各席はコンパートメントに分かれていました。彼は空きのあるコンパートメントを探していました。

ある部屋で窓際に耳にバナナを詰めた男が一人座っていました。彼は耳にバナナを詰めているのは不思議でしたが空きが他に無いのでその部屋に座る事にしました。

列車の窓は少し開いていてその男の耳に刺してあるバナナの皮がヒラヒラして気になります。でも聞くのは失礼なのでそのままにしておりました。

彼は気を取り直して、新聞は死亡欄から読み始め、彼は新聞をなるべくゆっくり読み続けました。でも男の耳のバナナが気になります。

そうこうするうちに新聞を全部読んでしまいました。彼はまた新聞を読みましたが一度読んだ新聞はすぐ読み終えてしまいました。男の耳のバナナはまだ揺れています。

彼は意を決して何で耳にバナナを差しているのか聞く事にしました。

彼:『失礼ながら、お聞きしてもよろしいですか?どうして耳にバナナを差しているのですか?』
男:『?』

彼は少し大きな声で彼:『どうして耳にバナナを差しているのですか?』
男:『何ですか?』

彼はさらに大きな声で
彼:『どうして耳にバナナを差しているのですか?』
男:『何ですか?』

彼はさらに大きな声で
彼:『どうして耳にバナナを差しているのですか?』

彼はこれでは通じないと思い、さらに大きな声で
彼:『どうして耳にバナナを差しているのですか?』
男:『何ですか?』

彼は大声で
彼:『なんで耳にバナナを差しているのですか?』
男:『何ですか?』

彼はあらん限りの大声で
彼:『耳にバナナが詰まっていますよ!!』
男:『すみません、ご覧の通り耳にバナナを差しているので聞く事ができないのです。』
だって

どこかで聞いた話
2005年10月20日(木) 02:11:54 Modified by macal07




スマートフォン版で見る