読書日記




雨で出かけられない休日の時間つぶし用にと録画しといたんですが。

幼稚園児の息子と一緒に見て、大後悔ですわ。

ディズニーアニメのお姫様「ジゼル」が、王子様ともうすぐ結婚というときに、魔女の魔法で現代の世知辛いニューヨークに送り込まれるというドタバタコメディ。

パロディ部分は確かに笑えたけど(わたしは)、息子には通じなかったし。
ご都合主義の展開なのはわかっていて見たにもかかわらず、どうしても「ナンシー」には納得いかん。
それでいいのかナンシー!? ただの「都合のいい女」でいいのか!? まったく自分の意思はないのか!?
(まあ確かに、現代の疲れきったキャリア女性にとってはナンシーのような展開がすごくオイシイということなのかもしれないけど、それはただの思考停止だ!)

これは、子供に見せちゃいけない映画です。ものすごく間違った人生観を植えつけかねない。
さいわい、うちの息子は見終わって「おもしろくなかった。もう見たくない」と言っていた。きみの判断は健全だ。
もしわが家に女児がいて、この映画を気に入っちゃったら、現実に引き戻すのにたいそう苦労したことだろうと思う。

あ、もしかしてティム・バートンの「アリス・イン・ワンダーランド」はこの映画のパロディだったのかな?

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