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ギャップイヤー【gap year】

学生生活の中休み「ギャップイヤー*」は、進学や就職に問題があった学生が過ごす期間として、かつては否定的にとらえられていました。でも今は違います。

大学は、学生がギャップイヤーを過ごすのを積極的に応援し、雇用者もこの時期に得る経験を有意義なものとして評価しています。自主的に学ぶ姿勢、自分の力で問題を解決する能力、自立の精神、国際性といった資質が得られるからです。

ギャップイヤーは大学に入る前にとるのが普通ですが、別の時期にとってもよいのです。例えば、学部の途中、大学院進学の前といったように。毎年10 万人の18歳になる英国人がこのようなかたちで、大学生活を先送りしています。毎年およそ8人に1人の高校卒業生が、この選択をしているのです。

英国人学生に一番人気のある国はオーストラリアで、やってみたいことはバンジージャンプやシドニーのハーバーブリッジを歩いてわたること。ペルーやタイ、インドも人気があります。

ギャップイヤーの過ごし方
たいていの学生は、アルバイトで旅の資金を貯めます。目的地に着いても生活費を稼ぐために働き続けます。人気のある職種は、バーでの仕事、果物の摘み取り作業、ツアーガイドなど。

期間は1年と決まっているわけではありません。資金不足のため、3−6ヵ月で終わることも多いのです。ギャップイヤーの人気と資金をなるべく抑えたいという学生の要望に目をつけて、旅行会社はパッケージ商品を売り出しました。そのプログラムの内容は、次の3種類に分かれます。

* 環境保全的色彩の濃い途上国への探検旅行 * 言語などのスキルを学ぶコースを取ったり、ウィンドサーフィンなどの技術習得コースなど後には教えることも出来るようなことを学ぶ * ボランティア活動。外国である場合が多い

BRITISH COUNCIL
2007年02月24日(土) 20:34:40 Modified by mizunobara




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