プロクルステスの寝台【Procrustean bed】
プロクルーステース(Prokrustes)、ダマステース、ポリュペーモーン、プロコプタースとも呼ばれる。彼はメガラからアテーナイへの道に住んでいた強盗で、旅人を自分のベッドに無理やりに寝かせ、旅人の身長が短すぎるときには彼を叩き延ばすか、重しをつけて引き延ばし、ベッドが短すぎると身体の端を切り落としてベッドに合わせた。やがて英雄テーセウスに退治される。
この故事(?)から、自説を補強するために都合のいい部分だけを取り出したり、むりやり自説に合わせてしまうような作業のことをこう呼ぶ。「こじつけ」とルビを振られることもある。
日本では寝床だが実際にはベッドだったはず。とするのならば,「寝床」ではなく「寝台」と訳すのが正しい模様。
⇒ぷろくるすてすのしんだい
はてなダイアリー
2007年02月02日(金) 18:07:18 Modified by mizunobara