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人口オーナス

オーナス(onus)は英語で「重荷」を意味し、人口が経済発展にとって重荷となった状態をさす。生産年齢人口が急減し、同時に高齢人口が急増する事態のことである。反対語は「人口ボーナス」で、終戦後、かつての多産多死社会から少産少死社会へと移行し、その過程で高齢者と子供がともに少なくなり、生産年齢人口が総体的に増える現象をさす。生産年齢人口が次々と登場してくるので無尽蔵であるという錯覚に陥り、経営者は賃金を抑える傾向が強い。1960年代の高度成長を支えた要因の一つはここにあった。しかし、この「人口ボーナス」も20世紀中に終焉を迎え、90年代のバブル崩壊直後あたりから「人口オーナス」期に入り込んでいる。しかし、政府は50年近く続いた「人口ボーナス」期における政策や制度を、そのまま踏襲。「人口オーナス」期には新しい政策や制度の確立が望まれていることを、『日本経済新聞』はコラムで指摘した。

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2007年01月31日(水) 03:06:22 Modified by mizunobara




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