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OECD【経済協力開発機構】

:経済協力開発機構

:Organisation for European Economic Co-operation

OECDの歴史

第二次世界大戦が終結したとき、主要な戦場であった欧州諸国は経済的壊滅状態にありました。1947年6月、マーシャル米国務長官は、アメリカによる欧州経済の再建を目的とした援助プログラム「マーシャル・プラン」を発表しました。これを受けて、被援助国である欧州諸国側に十分な協力体制を整えることが必要となり、1948年4月、OECDの前身にあたるOEEC(Organisation for European Economic Co-operation)-欧州経済協力機構−が発足しました。

その後OEECは、欧州経済の復興と、欧州自由主義諸国間の経済協力に大きな役割を果たしました。他方、この間にアメリカ、カナダと欧州諸国のつながりは一層緊密化し、1950年、両国はOEECの準加盟国となりました。

OEECは1950年代後半までに所期の目的をほぼ達成するにいたり、これを大西洋両岸にまたがる先進諸国の経済協力機構に組み替えようとする動きが現れました。この結果、1960年12月、OEEC加盟18カ国にアメリカとカナダを加えた20カ国がOECD条約に署名し、翌年9月、世界的視野に立って国際経済全般について協議することを目的とした新機構、OECDが正式に設立されたのです。


OECDの加盟国

 現在30カ国が加盟しています。

 ■ 1961年設立の原加盟国

オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、
ドイツ、ギリシャ、アイスランド、アイルランド、イタリア、
ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、英国、米国

 ■ その後の加盟国

日本 (1964年4月28日)
フィンランド (1969年1月28日)
オーストラリア (1971年6月7日)
ニュージーランド (1973年5月29日)
メキシコ (1994年5月18日)
チェコ (1995年12月21日)
ハンガリー (1996年5月7日)
ポーランド (1996年11月22日)
韓国 (1996年12月12日)
スロバキア (2000年12月14日)

OECD
2006年12月21日(木) 06:31:19 Modified by mizunobara




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