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PRI【Principles for Responsible Investment】

▼国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP・FI)が主導した「責任投資原則」(PRI)に署名する機関投資家が世界的に広がっている。
 PRIは機関投資家などが投資の意思決定に際してESG(Environmental=環境、Social=社会、Governance=企業統治)を考慮するよう求めるもので、六つの原則を掲げている(表)。今年四月に国連のアナン事務総長が発表し、世界の機関投資家に「あなた方の判断ひとつで世界が変わる」と採用を呼びかけた。
 これまでに世界最大級の米カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)やノルウェー政府年金基金など世界十九カ国の百以上の企業・機関がこの原則に署名。日本では当初、三菱UFJ信託銀行、住友信託銀行、大和証券投資信託委託、損害保険ジャパン、キッコーマン年金基金が署名し、その後、三井アセット信託銀行など三社が加わっている。

◇PRI(Principles for Responsible
 Investment=責任投資原則)
(1)投資分析、意思決定過程にESG(環境・社会・企業統治)を組み入れる
(2)「モノ言う株主」としてESGを株式保有の政策、実践に組み入れる
(3)投資先にESGの情報開示を求める
(4)資産運用業界にPRIが受け入れられ、実行されるよう働きかける
(5)PRIの効果を高めるため協働する
(6)PRIの活動と進行状況を報告する


日経ナビ2008
2006年09月21日(木) 01:09:41 Modified by mizunobara




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