格闘ゲーム派生作品で801保管庫wiki

285 ：名無しさん＠ビンキー：2010/04/14(水) 22:22:49 0
>282 
うわああああ！やばい2828が止まらない！乙です！ 
ベッドの上の場外乱闘までパーフェクトとはさすが閣下！ 
2人とも大人だけに青臭いKENZEN達では太刀打ちできない色気と渋さがたまらないです 

ちょっと流れに遅れてしまったがヴぁユダの流れが面白かったので勝手ながら>>252の内容をSS化さしてもらいました 

恋にとまどってジタバタするユダ様がすごい面白いんだけどどうしようｗ　ヴぁーんさんが磐石すぎて勝てないｗｗｗ

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汚忍とユダのパーフェクトメンナク教室
■注意
８スレ目>>235 >>252などの内容を膨らませたヴぁ←ユダ前提のユダ＆汚忍カオスSS（汚忍←楓っぽい要素もあり）
※注意※ギャグにつき全員キャラ崩壊警報発令中



ヴァナ人の踊り子が気になるのは単に某問題児主催カワイイ詐欺タッグトーナメントでタッグになったから、それだけの理由だ
ユダは必死で自分に言い聞かせた。
別にタッグ相手を紹介された瞬間にう、美しい……ハッ！？と一瞬で心奪われたわけでもそれが悔しかったからでもない
他の大会も気になってしまって試合を見に行っては新ブロッキング（ランダムポーズ）に不覚にも感動して立ち尽くしたなんて気のせいだ
ただレイに次いで自分が認めるに相応しいレベルの強く美しい者を見出した、それゆえに気になるのだ
最近のユダの脳内は↑このような涙ぐましい自己暗示で大変にぎやかである。
部下のコマクはユダの興味の対象に気づいているようだが、今度は違う路線に興味が湧いたな、という程度で傍観している。
ちなみにダガールはさっぱり気づいていない。そんなんだから捨て駒にされるのだ。

打倒ヴぁーんの意思を胸に秘めて相手の様子を伺っていると、必然的に目に付くのが同じくヴァナ人の冒険者達だ。
ヴぁーんのメンナク語ほどではないが会話が理解不能な者、雑草を撒き散らす者、理不尽にレアアイテムを要求する者。
それら全くまとまりのない冒険者達が同じ世界出身だからという理由だけでヴぁーんと一つ屋根の下でシェアハウスしている。
まったくもってうらやｍ･･･けしからん
中でもひときわ我慢ならないのが汚い忍者である。
その名の示すとおり存在自体が汚いアワレでひきょうな小物の分際でヴぁーんに憧れているなど身の程知らずもいいところだ。
しかも冒険者宅の主夫としてヴぁーんに出す食事も奴が用意し、さらにメンナク語もマスター済みのようだ。
ユダですらなんとなくしか分からないヴぁーんの発言を完璧に理解し、あまつさえ他の人に通訳を頼まれている事すらあるのだ。
これは断じて嫉妬などではない。自分が認めた美しき存在に卑しい虫がまとわりつくのが不愉快なだけだ。断じて嫉ｔ（二回目なので略
「そんなに目障りな奴がいるならつぶしちまえばいいじゃないですか」
「小うるさい腰巾着は逆に利用してしまいましょう、排除するついでに使える情報を聞き出すのです」
なるほど、たまにはダガールとコマクも良い事を言う。
部下に提案された案に安易に乗るのは癪だが有効な策であれば採用しない手は無い。
知略をめぐらしてこそ妖星ユダの名が輝くというもの。

「フハハ、さあヴぁーんについて洗いざらい吐いてもらうぞ！弱みも苦手な技も毎日の睡眠時間も全てだ！」
思いついたが吉日とばかりに速攻で闇討ちして拉致して来た忍者を前にユダが高笑いを披露する。
コマクがダムの水流に混ぜた毒でまだ身体が動かない忍者は悔しそうにユダを見上げた。
ちなみにユダ自身も毒で若干しびれているが解毒剤と気合と見栄で平気なふりをしているのは内緒だ。
ダガールは当て身の際にうっかり南斗鷹爪破斬で真っ二つにしてしまったのでしばらく帰って来ないだろう。
「絶っ対言わねー！お前かよ最近ヴぁーんさんにつきまとってる奴って！」
「なっ、だっ、誰がストーカーだとぉ！俺はただ奴の美しさも強さをも凌駕しようと綿密に執拗に調査をだな」
「見事なストーカーじゃねぇか自爆乙」
「おのれ見苦しい忍者の分際でこのおれを愚弄するとは！
　･･･まぁ良い戦術面は試合のVTRをみっちり研究すれば分かることだ」
ユダがかっこよく振り仰いだ先にはビデオの山。
それぞれラベルに大会名と番号が振ってあるが、どれもヴぁーんが出場した大会ばかりだ。
なかには『美しいヴぁーん試合詰め合わせ』なんてラベルがあるのを発見して、忍者はどう突っ込むべきか迷っている。
「分からんのは奴の私生活だ。どうも夜の外出が多いようだがコマクにさぐらせてみても一向に動きがつかめん。
　奴がどこでどんな秘密特訓をしているのか聞かせてもらおうか！」
「なんかすごい楽しそうな勘違いしてない！？夜はヴぁーんさん多分バイトだぞ！」
「夜のバイトだと！？勤め先を教えろ！どこのバーかそれともホストクラブか！」
「俺が知りたいよ！知っててもあんたには絶対教えないけどな！
　ヴぁーんさんのバイト先に押しかけて仕事の邪魔するつもりだろう！」
「はっ！」
ユダは忍者の訴えを鼻で笑った。
分かってない。これだから忍者は美しくないのだ。
「愚か者め！この俺がそんな品の無いふるまいをすると思ってか！目立たぬよう普通の客として店に潜入し、
　気づかれぬよう適度に距離を取ってあやつの仕事ぶりをじっくり観察しつつ適当に飲食するだけに決まっているだろう！」
「･･･それ普通のお客さんじゃねぇか何したいんだあんた･･･？」
「仲間にすら行き先を秘密にしているとはな。だが秘密を持つことによってミステリアスな美しさを演出するとは分かっているではないか」
「わーこの人俺の話聞いてねぇ（棒読み）」
「いいだろう、では貴様が確実に答えられそうな質問だ！
　貴様が冒険者宅の食事を仕切っているのは調べがついている！あやつの美しさを支える食事の秘密を聞かせてもらおうか」
「いや･･･そんなに特別な物作ってるわけじゃないけど･･･ヴぁーんさん基本何出しても文句言わずに食べてくれるし」
「なんだつまらん。美容に良い秘密のドリンクや好きなメニューなどはないのか」
「（何聞いてんだこの人･･･）えーと･･･ヴぁーんさんはっきりと好き嫌いは言わないけど
　旬の食材とかをいかした献立だと喜んでくれてるっぽい、かな？なんとなく」
「健康的だな。流石は俺が見込んだ男だ。ときに今の旬は何だ？」
「（ほんとに何がしたいんだこの人！？）･･･春野菜が･･･つーかスーパーで安く大量に売ってるのが旬だと思っとけばだいたいあってるから。
　レタスとか春キャベツとか、見た目にも良い色合いだよな。春先はタマネギも辛くないから生でもいけるし･･･」
「なるほどな。おすすめのメニューは？」
「･･･あんたさっきから質問おかしくないか！？なんでヴぁーんさんの好み調査になってんの！？」
「ばかものめ！これは奴に勝つために奴の全てをだな･･･うむ･･･！」
「まさか･･･試合会場の食堂でヴぁーんさんの好きな料理に毒を仕掛けて戦えなくしたり
　逆に好物だけ抜き取って戦意喪失させようとか狡いこと考えてるんじゃ･･･」
「誰がそんな小学生レベルの嫌がらせなどするか！そんなしょーもないこと思いつくお前がどうかしてるぞ！」
「じゃあなんでこんな意味の無い質問するんだよ！」
「しつこいぞ！おれは自分が認めざるをえないほど美しい物は手に入れるか叩き壊すかしないと気がすまんのだ！
　あのヴぁーんの美しさ、強さ、完璧さを支える秘訣があるなら全て自分の物にする！」
「･･･ん？」
「あー･･･ユダ様？」
「おれですらまだ奴の全てを理解していないのになぜお前ごときが奴の言うことを理解できるのだ！
　貴様はいつもヴぁーんの側にいて好きな時に話しかけて！こんな理不尽なことがあるか！」
「えーっと･････････
　つまりヴぁーんさんみたいに強くてかっこよくなりたいから根掘り葉掘り聞いてたってこと？」
「え、ち、ちちちちち違うわ！お、お、おれがどうやって奴に見とれたのが悔しいから逆に見とれさせたいって証拠だよ！？」
「ブロント語はやめろ！」


「出て来いユダぁーー！忍者さんに変なまねしたら承知しねぇぞ！」
数十分後、拉致の知らせを受けて必死で忍者を探していたマスター楓（剣質『龍』）が覚醒状態で乱入して来た。
「お、楓いいところに来た。一緒にヴぁーんさんの試合見ない？」
「おい忍者！さっきのセリフはどういう意味だ！さっさと通訳しろ！」
「だーかーら！語録だけ見るんじゃなくて試合の流れとヴぁーんさんの立ち振る舞いも読み取れってば！」
「･･･これは･･･何事？」
勢い込んで飛び込んで来たは良いが予想外の光景に呆然と立ちすくんだ。
ひまそうにしているコマクに事情を聞くと、
ヴぁーんが気になる→忍者を拉致→尋問→汚忍のパーフェクトメンナク語教室開始
ということらしい。意味が分からない
「ヴぁーんさんは踊り子なの！つまり身体の動きから手首の返しまで含めて言語なんだよ！耳と頭だけに頼るから分からないんだよ」
「貴様はそんな事言って遠隔Tellだけでもしっかり会話成立しているだろうが！ずるいぞ！」
「･･･そう言えばそうだな･･･うん、これは慣れだ、多分。最初は考えずに感じるところから始めろ」
「あの･･･忍者さんそれいつまでかかりますか？」
「邪魔をするな幕末！おれが満足するまでこいつにはつきあってもらうぞ！」
「ごめんな楓、助けに来て貰って悪いんだけどひと段落するまで待ってくれ。
　なんなら一緒にメンナク語の聞き取り練習する？」
「･････････」

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