555 :実況しちゃダメ流浪の民@ピンキー:2014/09/27(土) 18:07:23.93 0
>551が素敵だったので設定パク・・・お借りして書いてみようと思ったら斜め上にすっ飛んだ


URL:www1.axfc.net/u/3329586.txt
タイトル:無題
PASS: mugen
カップリング(登場キャラ): (ザトー=ONE×)ワラキアの夜×ザトー=ONE(+エディ)
               リバ表現有り(本番は無し)で精神的ザトワラな感じです
性描写の有無: R-18
内容注意:突っ込んでるのはワラキアさんですが主に喘いでるのもワラキアさんで、やっぱりキャラ崩壊気味です
     また途中から何故かシリアス・・・と思ったがやっぱりそんなことはなかった

しょうがないなあとばかりに乗っかって受けてくれるザトーさんが見たいです
こんなザトーさんが私も見たかったので書いたのにザトーさんあんまり余裕ない感じになってしまった
しかもワラキアさんがあんまりパニクってない上に妙に常識人っぽい
枯れ木も山の賑わいってことでry



ところでこれ書いてたら「そういえばシオンが居るってことはワラキー既婚なんだよな・・・」
とか考えだして結婚経験があるワラキアと恋人はいたけど独身なザトー様に萌え転がってます



【ご注意】
・ワラキアの夜×ザトー=ONE+エディです
・突っ込まれてるのはザトー様ですが、主に喘いでるのはワラキアさんです
・途中リバっぽい発言、以前に他の相手が居たような表現があります
・男性同士の恋愛、性描写を含みます
・キャラクターの口調・性格には正直自信がありません
・謎の捏造設定が入ってくるかと思います
・キャラクターの口調・性格には正直自信がありません(二回目)
・注意書きでNG要素がありましたら、ファイルと記憶を削除して頂けるとありがたいです










***



足がふらついているワラキアに肩を貸して部屋まで連れ帰ったザトーは、
千鳥足のワラキアなど次また見られる機会があるものではないな、などと、
ワラキア本人が聞けば、「君には人を思いやる心というものがないのかね」と、皮肉たっぷりに言いそうなことを考えていた。

ベッドまで連れて行き、座らせようとしたが、全く力が入らないらしく、くたりと頽れてしまう。
必要はないかもしれないが一応水を飲ませたいのだが、さて今一度ソファに腰掛けさせるべきか、と考えていると、
ぞろり動いた影が体を成し、ワラキアを背後から抱えるような形で支えた。

「大丈夫カ、わらきあ」
「……あぁ。すまないね、エディ」

影が体に纏わり付いた瞬間身を強張らせたが、やがて力を抜き、その身を預けてワラキアが言う。
行儀が悪い、などとあまり好いていないのは知っているが、今コップを持たせるのは危険だろうと、
ペットボトルのミネラルウォーターの蓋を弛めて渡してやると、億劫そうに受け取りながら礼を言った。

「迷惑をかける……ところで、ここは君の部屋のようだが」
水を含んで少し落ち着いたのか、ワラキアは首を回して部屋を見回す。
「こちらの方が近かったからな。お前も早く横になりたいだろう」
半分程残ったペットボトルを受け取って蓋をしっかりと締め、サイドテーブルに置いた。

「気を遣わせてしまったね。……だが、私は、部屋に戻ろう。ここに居ては、君も、気が休まらないだろう?」
妙に息を詰まらせながらそう言うと、ワラキアは立ち上がろうとしたらしい。
だが、体を支える影がそれを阻んだ。
ザトーが呆れたように言う。

「そんな状態で帰れる訳がないだろう。大体、何をされたかも分からないのに、一人で過ごして何かあったらどうするつもりだ」
「ざとーノ言ウ通リダゾ、わらきあ。熱モアルンダカラ無理スルナ」
「熱だと?おい、早く言え。なんで黙ってるんだお前は」
ザトーはエディの言葉にまた身を強張らせたワラキアの頬に手を当てた。
先程体を支えていた時には然程感じなかった体温が、今ははっきりと伝わってくる。
と、ただ掌を触れさせただけなのに、ワラキアは大仰に身を跳ねさせた。


不自然な体の熱に、接触に対しての大袈裟な反応。そして、誰かと居るのを避けるような台詞。


「……タタリにそういう衝動があるとは思わなかったな」
思わずそう零すと、ワラキアは大きく息をついた。
「悪性情報を蝕むとは、全くここは空恐ろしい。煽られているのが吸血衝動でないのは、不幸中の幸いと言わざるを得ないが……
そういう訳だから、手間を掛けさせて申し訳ないが、部屋に連れて行ってくれないか。
出来ない訳ではないが、やはりそれだけに集中した方が解呪はしやすい」
最早立つことを試みるのも辛いらしく、エディにぐったりとしなだれかかっている。
先程から口を開く度に混じる息は、熱に浮かされているからか。
そんな状態になっていても熱を発散させるのではなく、その原因を取り除くことを考えるのは学者としての性か、
それとも元々の性格なのか。

「知ッテイルカ、わらきあ?解毒スルヨリモ、毒ヲ吐キ出シテシマウ方ガ手ッ取リ早イコトモアル」
どちらもあり得るな、と思いながらワラキアの足の間に膝をつく。
おおよそザトーの言いたいことを言いながら、エディはワラキアの腿に影を絡ませ、大きく脚を開かせた。
「な、にを……、っ!?止めたまえ、何をしているんだ君たちは……!」

取り出したそれは明らさまな熱を帯び、反応している。二、三度下から上に扱き、舌を当てると大きく震えた。
上から伸びてきた手がザトーの頭を抱え、引き剥がそうとしているらしいが、力が入らない腕ではうまくいかないようだった。
抗議の声を黙らせるように大きく舐め上げてやると、震える指が髪に絡んだ。


雫を滲ませる先端を丁寧に舐り、張り出した部分に唇を引っ掻けるようにして扱く。
しっかりと芯を持った幹の全体に唇を落とし、ゆっくりと扱き上げながら双嚢を口に含んで舌で転がした。
地肌に痛痒を与え、髪を掻き乱す指がずらした眼帯が鼻先まで落ちてきたのが邪魔で、片手で毟り取って床に投げ捨てる。
口から出した嚢を手で弄びながら舌を先端まで這わせ、そのまま喉の奥まで迎え入れて音を立てて啜ると、
我慢の限界だったのか、それは大きく震い呆気なく熱を吐き出した。
残滓の一滴まで吸い上げてようやく口を離すと、荒い息を吐くワラキアが、口許に手を伸ばしてきた。


「なんてこと、するんだ……君は」
ようようの体でそう言い、唇の端に付いた白い液体を震える指で拭い取る。
それに舌を伸ばして舐め取り、ついでに指をしゃぶってやると、慌てたように手を引いた。
「マダ勃ッテルナ」
明け透けなエディの台詞に体温を上げるワラキアに、「口で言っても聞かないだろう」と答えながら下肢にもう一度手を伸ばすと、
なるほど今吐き出したばかりのものが既にまた芯を持ち始めていた。
「あぁ、これでは辛かろう……だが、私も少々顎が疲れた。悪いが別の場所で勘弁してくれ」
ベルトを緩め、下肢の着衣を脱ぎ捨てながらワラキアの腿を跨ぐようにベッドに乗り上げる。
「止めろと言っているだろう……!君がそんなことをする必要はない!」
口に含んで唾液を絡ませた指を後ろに宛がい、ゆっくり中に含ませる。
「なら、どうするつもりだ?心配しなくてもお前を煩わせることはないぞ。生憎、こういったことには慣れている」
長らくそういう行為から離れていたのに、慣れた体は少し慣らせば、あっという間に二本の指を受け付けた。
三本目を添えて突き立て、ただ広げるために動かす。

「私はそんな目で君を見たことはない……!君を辱しめる位なら、適当に春を買う方がましだ……っ」
吐き捨てるように告げられたその言葉に、胸が焼き付くような不快感を感じた。

「……ほう、それで。誰とも知らない一夜限りの相手に……その身を触れさせる、と?」

意識せずとも低くなる声でザトーは言う。
その声にワラキアが二の句を継ぐ前に、「エディ、黙らせておけ」と影に命じて、腰を浮かせた。


「っふ、んんん――!」
一息に咥え込むと、腹の奥に甘い衝撃が走る。
「っく、ぁ、」
声を噛み殺してそれに耐え、腰を浮かせてもう一度勢いを付けて根元まで飲み込むと、ワラキアの喉からくぐもった声が漏れた。
あまりにも抵抗がないのを不審に思い、少し動きを落として気配を探る。
どうも、エディに両腕を曲げた状態で抑え込まれ、抗議の声を上げられないよう深く口付けられているらしい。
ねっとりと腰を回してやると、反らされた喉が戦くように震えた。

「っ、はぁ……、ほら、気持ちいいか?」
軽く上下に揺すり、自分のいいところにも当てながら聞く。
「気持チイイヨナ?正直ニ言エバイイ」
「ぁ、やめ、ザトー、エディ……っ、」
口付けから解放され、背を丸めて顔を俯かせ必死に耐えるワラキアの顎を掴んで、強引に顔を上げさせると、今度は自分で唇を奪った。
上顎を擽り、怯えたように縮こまる舌を絡め取ると、喉の奥から喘ぎとも嗚咽ともつかない音が零れてくる。
「んぅ、ふ、んん……!」
大袈裟な反応からすると、エディがまたちょっかいをかけているらしい。
口腔を散々に荒らし、最後に舌をきつく吸って解放した。
大きく息を吐き、懸命に呼吸を整えようとするワラキアに、それを阻むように腰の動きを早めてやる。

「ぁあっ、ザトー、だめ、だめだ、」
「っあ、なに、が……っ、だめ、なんだ」
むずがる子供のように頭を振り、髪を乱して拒絶の言葉を吐くワラキアに、ザトーは自然眉根が寄る。
快感でワラキアの腰が跳ね、思わぬ所に刺激が走るせいで、制御していても上がりそうになる嬌声を抑えながら尋ねた。
「っ、も、もう、出る……から……っ」
快楽か、それとも羞恥にか、震える声で告げるワラキアが可愛らしくて、そっと頭を抱え込んだ。
「あぁ……いい、そのまま達ってしまえ」
「あ、あああ…………っ!」

耳許で囁いて、頭を解放して肩に手をかける。
ぎりぎりまで引き抜いた屹立を、腹を突き破る程の勢いで自らの最奥に叩き付けると、大きく震えたそれが勢いよく熱を吐き出した。
胎内を熱いものに犯される感覚にザトーも達し、一度も触れていない先端から精が零れ落ちる。
触れ合わせた胸から伝わる速い鼓動に、現象にも心臓は存在するのか、等と栓ないことを思ってから、
ザトーは今さらながら、ワラキアの服がいつの間にかはだけられていることに気が付いた。




「随分可愛ラシイ顔デ達クンダナ」
からかうような声色でエディが言った言葉に、顔を俯かせる。
「……体は、平気かね」
絞り出すような音で尋ねられ、ザトーは首を傾げた。
「いや、それはお前だろう」

すると、弾かれたようにワラキアが顔を上げた。
「っ、私は!何もせず、体さえ支えられて、ただ座っていただけだ!負担が大きいのは受け入れた君の方だろう……
ただでさえ同性同士の交接は、受け入れる側の負担の方が大きいというのに……!」
「ナンダ、経験アルノカ」
言いたいことをエディに言われたザトーは、体をゆっくりと持ち上げ、体内からそれを抜いていく。
肉を貫く感触に満足したのか、今度はもう落ち着いたようだった。

「そんなことはどうでもいい!」
「イヤ、ヨクナイダロ。突ッ込ンダノカ?突ッ込マレタノカ?」
漫才のような会話を繰り広げるエディとワラキアをとりあえず放置し、たった今まで熱を受け入れていた後ろに指を突き入れた。
そのまま中のものを掻き出すために指を動かす。
掻き出された精が、太股を伝って流れていく。

「……すまない、無体を強いた」
その光景で意識が此方に戻ったらしく、苦々しい声で謝られた。
「さっきも言ったが、こういうことには慣れている。気にせずともいい」
「例えそうだとしても、私は。君に、娼婦の真似事など、させたくなかった……」
触れるか触れないかのところで躊躇うように止められた手に手を重ねて、頬を押し当てる。

「……一方的な行為など、虚しい」
既に冷え始めている指先に、熱を押し付けるよう擦り寄った。
「君に、友情以上の感情を抱いたのは私の勝手だ。君はそんなもの気にしなくていい。
私は……ザトー、君を、額づかせたい訳ではないのだよ」
何かを後悔するように告げられた言葉の意味を噛み砕きながら、ワラキアの掌を頬に押し付けていた手を解き、
そのまま今度は相手の頬に触れる。

「……つまりお前は、こういった行為をすることを忌避している訳ではないんだな?その割には随分と拒絶が濃かったが」
噛み砕いた内容を自分なりに咀嚼して更に問い返す。
と、憤然とした様子で返された。

「だから、君に娼婦の真似事をさせたい訳ではないと言っているだろう。
別に私はどちらでも構わないが、どうなるにせよ、行為には相互的な感情の共有があるべきだ。
君がいつ私の不純に気付いたのかは分からないが、そんなものは君が気にすることでは
……いや、これは責任の転嫁だな、すまない」
捲し立てる勢いが徐々に弱くなり、途切れるように言われた最後の謝罪に、
どう返せばいいのか分からず、釣られてザトーも黙り込む。

そのやり取りを横から眺めていたエディが呆れたように言った。
「トリアエズ、オマエラハ上カ下カ決メルヨリ先ニ確認スベキコトガアルダロ。
行動ニ起コス前ニマズ話シ合エ。言葉ガ足リナイ以前ノ問題ダ」
そこで一旦言葉を切ると、「ヤレヤレ、オレハ部屋ニ戻ルゾ」と言いながら影に溶ける。
波紋を描くように揺れていた動きが落ち着くと、部屋にはまた静寂が広がった。






「……まあ、そうだな、単刀直入に言おうか。私は君を好いている。友人としても、それ以上としても」
「……そうか、私もだ。ところでお前、同性同士の経験があるのか」
「いや、実を言うと知識だけだ。見たことはあるがね。私はどちらでも構わないが」
「見たことはある、のか……?
……流石に許可なく突っ込むのはどうかと思ったんだが、なら次は好きなようにさせてもらおう」
「既に充分良いようにされた気がするのだが……
あと、これはエディもだけれど、その突っ込むだの突っ込まれるだのという表現は止めないか」


当人同士は至って真面目な話し合いは、こうして夜更けまで続いたのだった。

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