857 :名無しさん@ビンキー:2010/04/06(火) 14:24:47 0
>>850 
乙!嘉神の別れるって選択が互いに大人だからこそって感じがしてすごく切ない・・・ 
生にしがみつけと叫ぶカインの方がやっぱり青いなと思ったら最後の決心が男前すぎて惚れそうでした! 
オマケは・・・かがみんがフラグも死兆星も空気もブチ壊すクラッシャー化しているwwww 
ダメ!クラッシャースキル習得絶対ダメwwwww 

こlろlうlば44で何かが滾ったので崩壊ギャグを。黒幕チームとアレックス

余談だけどこlろlうlばの年齢性別一覧が個人的にすごく燃料だった。大将が未成年とか美味しすぎるww  



■注意
こlろlうlば44終了後想定 アレク大将の魔ボッ使いチームに破れた黒幕チーム視点の話
ギャグ寄りDIOアレを主軸に蒼炎 守内 楓忍要素などを含みます
DIO様が大変崩壊しております。タミフルなおっぱい星人のDIO様に耐えられる方のみどうぞ。


接戦の末2敗目を喫し後が無くなった黒幕チーム。
しかしそんな瀬戸際の焦りで試合後の控え室の空気が重くなったかと言うとそうでもない。
「くそー、次峰と副将仕事しろよー!」
「すまない。・・・ところでDIOがウザイんだが焼いても良いか?」
「なんたる不覚!このDIOが!「ボッ」チームと当たったのにアレクの『ボッ』を喰らえなかっただと!?」
「あのビームに翻弄されて手も足も出なかったのは俺も同じだ。
 忍者もAI殺し技でハメ勝っただけのくせにでかいツラをするな」
「ぐっ、か、勝てば良いだろどんな手を使おうと!」
「そうだ!お前はあの逞しい雄っぱいに背後から抱きしめられて『ボッ』してもらえたくせに文句ばかりたれるな!」
「嬉しくねぇ!あれ痛いじゃねぇか!そんなに好きならセラ抜いて自力でアレクに投げられとけってんだ!」
「お前だけ論点が違う事にそろそろ気づけDIO」
「なぁギースこいつ焼いていいか?」
約一名最高に「ハイ!」ってやつだァアアアア!その他もマイペースなものである。
負け試合直後のため全員ボロボロだが、元々さほど仲の良くない悪党ばかりのため仲間割れに暇をおかない。
今もまたDIOvsカインvs汚い忍者の殴り合いがまさに始まろうとしている。
ウザいDIOを片付けるならカインと忍者で共闘すれば良いのに3つ巴戦を始めるあたり仲間意識の無さが丸出しである。
ギースのみ静観の構えだが、3戦した疲労が無ければ参戦して大乱闘になっていただろう。
控え室のドアがノックも無しに開けられたのはそろそろラウンドコールが鳴り響くと思われた瞬間だった。
「不本意だけど一応見舞いに来たぜ、元気かDIO・・・あ」
乱戦のさなかに顔を出した対戦チームの大将は炎と手裏剣とナイフを喰らって即座にKOされた。


「ハハハハハハハ!このDIOの見舞いに来るとは良い心がけだ!」
「たった今全力で後悔してるぜ・・・」
一瞬でボロボロにされたアレックスが不機嫌そうに唸る。
下手人のうち忍者とカインの2人は慌てて謝ってくれたが、DIOに限ってはこの態度。
元から人外なテンションがアレックスの出現でさらに鰻登りの様相である。
カインが物凄く焼きたそうな目でDIOを睨んでいるが、アレックスがいるせいか手は出して来ない。
正直今すぐ焼いて欲しいと言うアレックスの心の声は届いていないらしい。
「ちぇっ、アイテム補正でDEFが相当あったから行けると思ったのに。あんたのガード固すぎるよ」
「ピヨらせられなかったら最後まで分からなかったけどな。堅い忍者の方が卑怯すぎるだろ」
「スク水雄っぱい!スク水雄っぱい!( ゚∀゚)o彡゜」
「You can't escape!」
「忍者めアレクのスク水をコピーするとは汚いなさすぐわぁあああああ!」
セリフの途中で見事に投げが決まり嬉しそうな悲鳴が響く。
向こうでギースが拍手をしている。隣にいるカインも満足そうだ。
もっとも思い出したくもないアイテムについて触れられた2名はうんざり顔だが。
「スク水・・・」
「言うな、毎試合持ってなきゃいけない俺の境遇を分かってくれ」
「同情はするけど・・・俺今日の試合決まった瞬間ちくわ投げ捨てようかと思ったぞ・・・」
現在アレックスの所持アイテムには大道寺キラから奪取したスクール水着がある。
・・・こう書くと大変犯罪臭い状況だが大会ルールに則っているので全く問題は無い。
きらのスク水をアレックスが着用するとなると物理法則に喧嘩を売る必要があるかと思われたが、そこは抜け目の無い大会本部。
サイズのでかい男子学生用のスクール水着(ブーメランパンツ)を用意し、アレクを脱力させたのは過去のこと。
本日スク水アレックス率いるチームと当たったDIOがこの上なくWRYYYYYYYになったのも無理もない。
今もまた立ち上がって胸板最高などと何か血迷った事を叫び、ギースとカインの義兄弟コンビにボコボコにされている。
「・・・にしてもうるさいな。俺と直接当たれなかった上に負けたってのに。心配して来て損したぜ」
「あんたのチームが残ったから嬉しいんじゃないか?」
「え?」
思わず忍者を見上げるが、忍者はアレクの方を見ていない。
ギースがなぜかDIOとカインをまとめてタコ殴りにしている様子を苦虫を噛み潰した様な表情で眺めている。
大将なのにいまいちチームを掌握できていなさそうだが、このメンツで一番年少の忍者に仕切れと言うのも無理な話だ。
毎回黒幕チームの控え室に来るたびに内紛状態なのでアレックスもこの光景には慣れたが、
それでもあのDIOのテンションがよく分からない。
「どういう意味だ?」
「そのまんまだ。敵対するかもしれないって分かってても、好きな人が同じ大会に出てるのは嬉しいもんだろ」
見ろよ、と指を指された方向に目をやる。
ドアを開けて新たな見舞い客が入ってきたところだった。


「カイン!大丈夫か?」
「子供ではないのだ!いちいち心配して押しかけるな!」
元気に帰ってきた罵声に嘉神は安堵したようだったが、
試合終了時よりも明らかに生傷が増えているカインの様子に若干不思議そうな顔をする。
ギースが状況説明の代わりとばかりにDIOを蹴り倒し、カインの後頭部をしばいた。
完全に嘉神に気を取られていたスキをつかれ、カインは嘉神の方に倒れこむ。
その身体を慌てて受け止め、ようやく生傷が増えている理由に合点が行った。
「余計な野試合が出来る程度には無事なようだな、安心した」
「あの程度では不完全燃焼だ、一勝もできずに負けるなどと!」
「対セラ嬢は封殺されるか一気に畳み込むかどちらかだからな、今回は運が無かった」
「ええい、慰めなどいらぬ!」
プライドの高いカインは一旦へそを曲げると扱いが面倒くさいのをギースは知っている。
ちょうどノコノコやって来た嘉神を都合よくスケープゴートにできたのはラッキーだった。
「野試合の何が悪い!」
「言っても聞かないのは分かっている。だが心配くらいさせてくれ」
(ラッキーだと思ったんだがな)
気が付いたらイチャイチャになっていた。
プライドゆえに発せられるカインの高慢なセリフすら恋人にワガママを言っているように聞こえる。どうしてこうなった
DIOにデッドリーレイブをかける傍らカップルうぜぇ!オーラを出してみたが届いていないようだ。
2人まとめて殴ろうかと思い始めたあたりでまたしてもドアが開いた。
入ってきた人物を理解してギースはうんざりした。
バカップル達とは別の意味でウザイ人物、しかも保護者つき。


「・・・あの2人もしかしてデキてんのか?」
「さぁ?そこまで知らねぇけどお互いのチーム応援してるみたいだぜ。
 DIOなんてカインに輪ぁかけて分かりやすいよ。アレックスが試合で技決めるたびに大喜びで解説を・・・」
「ちょっと待てぇええ!なんだそれ!?」
「おい」
ギースはよく分からない話で盛り上がっている大将2人の会話に割り込んだ。
「客だぞ忍者」
戸口に立つ内藤と守矢を指差してみせる。
忍者はギースにアレックスの相手を頼み、友人の対応へ出ていった。
偽勇者の足元にモリモリ草がしげって行く気がしたが、ギースは見なかったことにした。
後でカインにまとめて焼いてもらえば良い話だ。
「汚忍ww試合乙www意外に元気そうでw安心したwwwポーション持ってきたんだけどいらないねwwwww」
「内藤はともかく御名方さんまで来て貰って申し訳ないです」
「・・・私では弟の代わりにならぬだろうが、一応な」
「? そんなことないですよ、内藤の面倒見てもらってすごく助かります」
「(・・・・楓、もっとがんばれ)」
「む、守矢まで来たのか」
内藤のうるささが良かったのか悪かったのか、バカップルも新たな来客に気づいたようだ。
うざやかに雑草まみれの挨拶をする内藤の処理に若干困りつつもカイン達も挨拶を返している。
「・・・気持ち悪いぞ忍者、なんだその外面の良さは。普段はもっと小汚くてふてぶてしいだろお前」
「うるせーなカイン!こんな黒いチーム内はともかくよその人に地なんて出せるか!」
「うはwwwwww汚忍イキイキしてるwwwwwwwwww」


「なんだ、そんなことか」
アレックスと忍者が話していた内容を聞いてギースは拍子抜けした。
DIOのなりふり構わぬアレックス好きぶりなど黒幕チームの面々にとってはもはや日常だ。
「俺のチームが残ったって、自分のチームが負けたんじゃあ喜んでる場合じゃないだろ・・・」
「ふん、もう負けなければ良いだけの話だ」
DIOもアレックスを勝たせるために手加減をしたりはしなかっただろう。
むしろ大将のアレックスに直接当たりたいがために今日は死ぬ気でセラと戦ったはずだ。
全力出して結果的に負けた。それで自分と相手、同じく排水の陣に立つことになったのなら
「喜んでも良いではないか、勝ちばかりが勝負ではない」
「そんなもんかなぁ?」
「何に重きを置くかは人それぞれだ。あの忍者とて自分が負けた時より
 応援していたチームが敗退した時の方ががっかりしていたぞ」
「ああ、真裸万象チームに同郷の先輩がいたんだっけ?」
ギースにしてみれば他人の勝ち負けで一喜一憂するなどバカバカしい限りだが、
このブラックな上に我の強すぎるチームメイト達にまでそれを押付ける気はない(むしろ言っても聞かない)。
恋人だろうがライバルだろうが気になる人間が残って、結果的に本人もやる気が出るなら目出度い事だ。   
「貴様もなんだかんだ言ってこうして見舞いに来るあたり、DIOが気になるのだろう?」
「・・・」
「HAHAHA、図星か!」
アレックスはまだ不満そうな顔をしている。
それが面白くてギースはまた笑った。
「貴様はDIOの鼻面にぶら下げたニンジンだ、せいぜい今度お互い当たる時まで敗退せぬことだ。そうでなければ今日負けた意味が無い
 もちろん我々とておいそれと敗退する気はないぞ?」
「う・・・ぐぐ・・・・」
くぐもった声に振り返ると、床でのびていたDIOがノロノロと立ち上がろうとしていた。
「DIOの奴まだ立つ気か」
「ふーむ、殴り方が足りなかったか?」
アレックスがまだいるのに気が付いたのか、頼りない足取りながらもこちらへ寄ってくる。
「アレク・・・」
「DIO、俺は・・・」
ギースに諭されて腹が決まったのか、
アレックスが自ら立ち上がってDIOに歩み寄った。
「俺も、またアンタと当たりたい。どんだけできるか分からないけどやるだけ暴れてみるz・・・
「アレクの雄っぱいは世界一ィイイイイイイイイイ!」
(・・・殴りどころ間違えたかな)


黒幕チームの控え室に再びハイパーボッの嵐が吹き荒れた。

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