別名、改名 | |
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人相書き | 長い舌、大きな額 |
出生、死亡 | 屈木頑之助に顔面を削がれる |
経歴、略歴 | |
年表、年譜 | |
関連人物 | 笹原修三郎、舟木一伝斎、舟木千加、舟木兵馬、舟木数馬、佐助、屈木頑之助 |
その他 |
初登場は第五十八景 大蛇
笹原修三郎の従弟にあたり、舟木兄弟とも親友だった男。斎田、倉川が襲われた後に舟木家を訪れ、千加を嫁にほしいと懇願した。
一伝斎はやれるのかと、その覚悟を確かめ、権八郎は千加との婚約をもぎ取った。そのうわさはたちまち駿府に広まり、権八郎は若党佐助に槍を持たせ、凶漢の襲撃に備えていた。しかしあくる日、佐助の頭上から眩暈を催す吐瀉物が降り注ぎ、得意手の槍が封じられたまま、頑之助と立ち会うこととなる。舌を噛み切り気力を復活させ、大刀で切りかかる権八郎だったが、厚い瘡蓋に防がれ、そのまま先の二名と同じように殺害されてしまった。