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第八景 獣 (けだもの)

あらすじ

掛川宿肴町、牛股は先生が跡目として源之助か清玄を考えていると告げる。さらにいくの家に通うことをやめるように警告した。お互いの殺気が飛ぶ中、先生にしれたら恐ろしいことになると告げ、清玄は金輪際行かないことを誓った。

しかし、清玄はすぐにいくの元へ。いくは来ないことを約束したはずと拒否するが、障子の穴から覗く清玄の黒い瞳がいくの心を捕らえて離さない。上半身裸にされ縛られたいく、清玄は乳首の先に米粒をつけ自分の出世を思い浮かべた。
己の剣はどこまで昇る
十字に振った剣の先には、涎小豆のように見事四つに分かれた米粒があった。

寛永元年師走、虎眼流の稽古納めに行われる無刀取りの演舞は、源之助と清玄によってなされた。この際、曖昧な状態にあると思われた虎眼だが、三重の襟をつかみ清玄の元に投げつけた。
登場人物
伊良子清玄牛股権左衛門いく岩本虎眼田宮長勝柳生宗矩お蓉
岩本三重、ほか定周り同心、泥酔した浪人者
舞台
掛川宿?肴町?研屋町?裏長屋、逆川?ぬかるみ長屋?虎眼流指南岩本道場?
道具
徳利?日本刀?障子???剃刀?
主要単語
所業、委細承知、金輪際、知行、夜鷹、無刀取り、種
詳細

掲載ページコマ文字
チャンピオンRED 2004年四月号
単行本2巻
36ページ128コマ文字

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最終15巻

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