カッ、カッ
娘が荷物を抱え街を歩いていく
(やれやれ、二年ぶりだな・・・)
娘は歳は二十代、後ろ髪を縛り青いアイシャドーをしている
彼女の訪れた街にはプロ野球チーム・大神モグラーズがある
(確かあのときはこの辺だったか・・・?)
娘は繁華街の路上に立ち止まり感慨に耽っているような表情だ


大神モグラーズトレーニング場
時刻は夕方過ぎになりフェンスの中の選手達が練習を終え解散している
選手の一人はユニフォームのまま街へ歩く
(あれからどうなったんだろう・・・)
夜の街を目的も無く歩く男
「おーい、そこのモテない男!」

「えっ!?」
男が慌てて振り返ると先程の娘が占い師の商売道具を広げていた
「久しぶりだな」
「タマちゃん!いつ帰ってきたんだい!?」
「今日の昼前だ。先月ようやく例の連中を片付けて終えてな」
「そうか・・・おめでとう」
「お前もまだ野球を続けてるらしいな」
「うん・・・、ところで今夜泊まるところは?」
「まだ決まってない、しかし球団の寮に女を連れ込むのもまずいだろう」
「とにかく二年ぶりに会えたんだから食事でも行こう!」


(ザーッ・・・)
翌日
海岸の砂浜に訪れた二人
昨夜、食事しながら二年ぶりのデートの予定を決めたらしい
「お前も変わらんなぁ・・・」
「ハハ・・・」
「・・・まったく、あの時私が海に行くのを渋ったのは戦いでできた古傷を見られたくなかったからだというのに・・・」
「えっ・・・」
「それをお前ときたら助平心で・・・」
「いやっ・・・ご、ごめんタマちゃん・・・知らなくて・・・」
「でも今更お前に隠したいワケでは無い、ただ・・・」
バサッ・・・
「こういうものを着るのが初めてなもので・・・」
珠子が服の下に着ていたのは以前とは打って変わった白のビキニだった
「タマちゃん・・・」   「似合うか・・・?」
「・・・可愛いよ」
スッ・・・
「うわっ・・・そんなにくっつく奴があるか!お前は泳ぐのと私の水着のどっちが目当てなんだ!」
「両方〜〜〜!!」
(本当に変わってないな・・・)

海の家で休む二人
「そういえばタマちゃん、昨日はどこに泊まったんだい?」
「近くのカプセルホテルだ」
「・・・今夜は一緒に泊まろう」
「それはつまり・・・」
「・・・駄目?」
「・・・いや、構わん」

「・・・」
珠子はホテルの一室で黙々と服を脱いでいく
「そんなに緊張しなくても・・・」
「・・・緊張などしとらん」
「それじゃ・・・」
男は馴れた様子で珠子の陰部を舐める
「タマちゃん・・気持ちいい?」
「うむ・・・」
「・・・」
「・・・」
「じゃあ・・・今度はタマちゃんが舐めて」
「分かった」
男のモノを愛撫する珠子
「んっ、んっ・・・」
珠子の真剣な愛撫だが男はなかなか射精しない

(入れ替わる前のスターだったころは色んな娘にしてもらったからなぁ・・・)

「む・・・気持ち良くないのか?」
「そ、そんなことないよ」
「そうか・・・」
「う・・・そろそろ・・・」
「・・・」
男の射精が近いと分かると珠子は追込みをかけるように勢いを上げた
「た・・・タマちゃん!出すよ!」
だが珠子は男のものから口を離そうとしない
「む・・・」
「あ・・・タマちゃん、口に出ちゃった?」
「し・・・心配するな、このくらい平気だ」
咳ごみながら珠子は言った
「それよりも入れる前に綺麗にしなければな・・・」
珠子は男のものを再び愛撫しついた精液を舐めとりはじめた
その愛撫はゆっくり丁寧なものだった
「タマちゃん・・・」
「なんだ?」
「俺のこと好き?」
「でなきゃわざわざ帰ってくるか」

「じゃ・・・入れるよ」
「うむ・・・・」
「う・・・・・」
「む・・・・」
「・・・・」
「・・・あぁ・・・・!」
カウントダウンの意味合いを持つようなゆっくりな挿入だった
「やっと俺達初めてのHできるね・・・・」
「む・・・奥に当たってるぞ・・・」
「タマちゃん・・・タマちゃんと俺・・・もっと・・・もっと早くしたかったよ・・・」
男は入れた途端に興奮を抑えられない様子で珠子の乳房に口と手を伸ばした
「うあぁっ・・・!」
「タマちゃん・・・タマちゃあん・・・!タマちゃんのここすごく締まるよぉ・・・」
「お・・・お前という奴は・・・溜まってるからといってがっつく・・・なぁ・・・!!」
「た・・・タマちゃんのおっぱい・・・綺麗で張りがあって・・・すごく可愛いよ・・・!」
「あ・・・あ・・・」

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