甲子園大会の後の某日、俺は冴花の家に上がらせてもらっている。
最初に誘ってきたのは冴花で、女一人しかいない家に上がるのは気が引けたが、甘えた目で見つめてくる彼女に俺は断る事が出来なかった。
そして今、俺と冴花は互いに寄り添い合い、ソファーに座りながらテレビを見ている。
「小波君、暖かい…」
「冴花も暖かくていい香りがするよ」
「もう…一言多いわよ」
「(赤くなった。可愛い…)」
何の変わりも無い会話をしながらテレビを見る。
冴花のお父さんもジナイダもいない今、二人だけしかいない家での展開といったら……と思ったが、こんな所でするのはアレなので自重する事にした。
だが、押し付けられる冴花の胸や雌の香りが鼻孔を擽り、性欲を少しずつ高めていく。
テレビを見ていると、突然猫が冴花の太股の上に飛び乗ってきた。
「あれ?その猫…」
「ああ、この猫、最近私の家に住み着いてるのよ。迷惑じゃないんだけどね」
そう言いながら冴花は猫を撫でる。
「へえ〜、冴花の事を気にかけてくれてるをじゃないか?」
「茶化さないでよ、全く…」
苦笑いをすると、突然電話が鳴った。
「あ、電話だ!出な…」
冴花が立ち上がった途端、

ビリリリリリリリ!!

何かが破れるような音が響いた。
その破れた物、とは―
「き、きゃあああ!」
―冴花のスカートだった。
先程、冴花の太股の上に乗っていた猫が立ち上がった冴花のスカートに爪でしがみつき、そのまま落下したのだ。
結果、スカートは腰の部分が破けて床に着いていて、冴花の可愛らしい白い下着が丸見えになっている。
「あ、電話…」
「お、俺が出るよ!」
ソファーから立ち上がると、俺は急いで電話に向かった。

「間違い電話だったよ…」
「そ、そう…」
床に着いたスカートをそのままにし、冴花は下半身を下着姿のままにしてソファーに座っていた。
「ち、ちょっと…」
「え?」
「あまりこっちを…見ないでよ…」
顔を赤く染めながら冴花を小さく呟く。
「え?だって今の冴花、とても可愛いよ」
「もう……バカ」
冴花の隣に座ると、そっと下着越しにお尻に触る。
俺の性欲は、とっくに爆発していた。
「あん!ちょっと、何処を触って…」
「大丈夫。誰もいないよ」
今度は下着の中に手を潜りこませ、直にお尻を愛撫する。
大きくて触り心地が良い感触が感度を高めていく。
「んん…ん……はぁ……あぁ……」
目を閉じながら冴花は快楽を感じていた。


お尻の感触を楽しんでいると、下着の秘部の部分が濡れているのが分かった。
そっと上から触ると、ビクッと冴花は震える。
「ひゃうあぁっ!」
「可愛い声を上げるね」
そっと立ち上がらせると、下着を脱がせる作業に入った。
緊張している冴花にキスをすると、彼女はそっと力を抜いた。
下半身を守っている最後の一枚を脱がすと、愛液を垂らしている秘部があらわになる。
「冴花のアソコ、相変わらず綺麗だね」
「…セクハラ」
「はいはい、悪かったって」
冴花をテーブルに手をかけさせて後背位の体制にすると、ズボンとパンツを脱いで膨れ上がったモノを秘部へと当てる。
「入れるよ?」
「うん…いつでも…いいわよ」
了承を得ると、そのまま奥へとモノを一気に沈めさせた。
「ふああぁぁぁぁっ!!」
冴花がビクビクと体を痙攣させる。
根本まで入りきると、ヒクヒクと中が動いて俺のモノを刺激する。
「うっ……相変わらず冴花の中、気持ちよすぎる……っ!」
「バ、バカッ……早く、動きなさいよっ!」言葉と快楽につられて、無意識に腰を動かし始めた。
「あああぁぁ、あああああぁぁ!!」
「うぐぅ!」
奥を貫く度に冴花が震えて、締め付ける強さが増していく。

床は秘部から垂れた愛液でびしょびしょになっている。
「こ、小波君!とても気持ちい、よ!」
「俺も凄く、気持ちいよっ、冴花!」
お互いに理性は崩壊していて、快楽を得る事しか考える事が出来ない。
いつからか、冴花も腰を動かし始め、可愛いらしいお尻を前後へと揺らしていた。
そして一番強く締め付けられた時、限界を迎えた。
「ぐっ!冴花、もう限界だ!だ、出すぞ!」最奥を強く突き刺すと、欲望を一気に解放した。
「うああぁっ…!」
「あああああぁぁぁぁぁぁっ!!」
どくどくと音を立てながら、冴花の中に精液が流しこまれる。
射精が終わってモノを引き抜くと、愛液と混じって精液が溢れ出てきた。
「はあ、はあ……いっぱい入った…」
「さ、冴花…大丈夫か?」
彼女はテーブルに寄り掛かりながら深く息をしていた。
「大丈夫よ……この位」
「なら、よかった」
顔が汗ばんでいる冴花にキスをすると、いきなり押し倒してきた。
「さ、冴花?」
「さっきはよくもやってくれたわね?今度は私の番よ」
ああ…そうだった。
冴花は体力は人一倍だったの忘れてた。

この後、第2回戦が行われたのは言うまでもない。

二回目の行為が終わる頃には、夕方になっていた。
「小波君、今日はありがとう」
「いやいや…どうも」
こちらは結構疲れてるのに、冴花はけろっとしている。
流石、うちのマネージャーをした事はある…
「小波君!」
「え?」
「また明日も…家に来てくれる?」
「ハハ…考えておくよ」
断ろうかと思ったが、彼女の笑顔の前に断る事が出来ない俺であった。

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