「小波、アンタのことが好きなんだ!!付き合ってくれ!!」
人気があまりない孤島で、一人の女が人生初の愛の告白に挑戦していた。
「Nさんの気持ちは嬉しいけど、付き合えません、ごめんなさい」
告白を受けた男は申し訳なさそうにこう答えた。
「別に、Nさんが悪いとかじゃなくて、皆知ってる通り俺Aさんと付き合ってて、真剣に結婚まで考えてて・・・・」
ガーン!!!
告白が敗れ去った後の言葉はもう彼女には一切聞こえなかった。
この出来事は彼女に深い傷を与え、大きな決意をさせるのであった。
ーーーーーーーーーーー数年後
小奇麗な居酒屋で、従業員であるN・S(以下N)は送られてきた写真を眺めていた。
「ふぅ、あの二人結婚するんだね」
写真には、Nの想い人であった1つ下の後輩小波と、婚約者でNの親友でもあるR・Aとのツーショットだった。
日の出島・・・・Nの故郷に小波が越して来てから島は大きく変わった。
野球部に入部した小波は一度廃部になった部を建て直しキャプテンに就任すると自らもエースとして活躍し、甲子園優勝までやってのけた。
小波は今もプロ野球でエースとして活躍している。
野球部後輩で球界のエースを争うモグラーズ(最近球団名変更が噂される)大神が当時エースではなく外野をしていたことも考えてもかなりの実力者であることがうかがえる
そんな彼にNが想いを寄せ始めるのには時間がかからなかった。
元々小波とは弟が野球部をしていたという関係でよく小波がNの家に訪れる事が多くなり知りあった。
しかしNにはある不安があった。
自分は生まれてこの方、結構太り気味の体質で容姿も全く自信が持てなかった。
でも、このまま何も言わないのは勝気な自分としてもっと許せなかった。
そんなNは、自分の卒業の日に小波に秘めたる想いを告白したのだ。
結果は前述の通り見事に撃沈。
小波はNがどうとかという以前に既に婚約者のRと交際していたため断った。
しかし、Nは結局自分の容姿が 原因でどの道ダメだったのではと飛躍的に解釈してしまい、結局ある決断をした。
「いやぁ、Nさんはホント綺麗だよな〜。」
「ホント、ホント。
Nさんとお付き合いできる男は幸せだ〜」
客たちはNを見るたびそんなことを言う。
容姿に自信を持てないほど乏しいと自負していたNに何故皆こう言うのか?
Nは本当に皆が見とれてしまう程に美しい容姿をしているのだ、今は。
Nは卒業後本土に渡ると、村長の家に生まれたという柄から恵まれ金銭を利用し、親に秘密で美容整形手術に踏み切ったのだ。
もちろんそれは成功し、Nは昔からは考えられない程の美しい容姿を手に入れた。
だが・・・・・
そんなこと自分を生んでくれた親に言えるのだろうか??
日の出島から本土に渡ってきた歳の近い連中には既に会っている人もいて、自分が整形したことも知っているが、気を使って島の人間にはそのことは言っていない。
綺麗になることにはそれなりの代償があるということを知った。
しかも、整形して何か報われることがあったのだろうか?
小波は結婚したわけだし何も変化はない。
悩みのジレンマはNをグルグル迷走させるばかりだった。


「こんばんわ〜」
「あ!小波・・・・・」
気がつくと、店には小波がやってきた。
因みにこの小波はさっきNが告白して撃沈した相手の小波ではないのであしからず。
彼は店の近場の職場である和桐で勤務している。
そんな彼とNは最近付き合い始めたのだ。
彼は優しいし、自分の姉御肌な性格にもあっている。
まさに自分にとって理想の彼を手にいれたと言ってもいい。
しかし、最近彼に自分の整形前の容姿を知らせてしまった。
もうこのままでいられるだろうか・・・・?
Nはずっと不安を抱きながら付き合っていた。
「・・・・・・・・二人きりだね」
気がつけば店にはNと小波しかいない。
結局不安を抱き続けることなどNには出来なかった。
思い切って自分自身を話そうと思った。
「今日はじっくり話がしたいな」
小波がそう言う。
もう逃げられないであろう。
「なぁ小波、私整形したっていったろ??」
「うん」
ちょっとこの先の事は言うのが怖くなった。
でも、今更遅い。
自分の性格上それを聞かずにはいられない。
でも・・・・・・でも・・・・
それを聞いたら
・・・・・・・・もう終わりかもしれない。
Nは俯いて目を逸らす。
でもはっきりと口を開いた。
「それでも私のこと好きか?」
一番怖い言葉。
Nの声は半ば震えていた。
「そうゆうことも含めて君が好きだ」
「え!?」
小波が言った言葉はNの予想をいい意味で裏切る言葉だった。
「これまでの人生全てが、君という存在になってるんだ。
この写真は過去の姿であってホントの姿じゃない」
「じゃあ今の方が好きなんだね?」
「俺はそう思う」
「なんかごまかされた感じがするけどいいか」
Nは微笑んだ。すると次の瞬間視界が小波でいっぱいになった。
・・・・・・・キスされてる。
Nは目を大きく見開いたが、次の瞬間目を閉じてそれを受け入れる。
長い口付けの後、Nはそっと言った。
「なぁ、今日はここに泊まっていってくれよ」
「あぁ・・・・」
今は片時も小波離れたくない・・・・・・・・。
Nは純粋にそう思っていた。


「やっぱ恥ずかしいよ・・・・」
着ている服を全て脱がされたNはそう呟く。
「Nさん、あまり経験とかないの?」
小波は純粋に質問する。
「悪いかよ!!!
高校時代はあんなんだったんだから誰も見向きもしてくれなかったんだよ!!」
Nは怒って小波に返す。
「いや、悪く言ったつもりじゃないんだ・・・
その・・・俺もあんまりそんな経験無いからどうなんだろうって思って・・・」
「そうか・・・
じゃあお互い様だな。
お互いやるだけのことをしよう・・・・」
機嫌を直したNが微笑んで呟く。
「・・・ん」
二人はゆっくりと唇を重ねる。
小波は指をNの中に入れてみる。
「っんん!!」
あまり慣れない感覚にNは体を震わせる。
「Nさん??」
心配になった小波が問いかける。
「大丈夫だよ、その・・・・気持ちいいからさ」
恥ずかしそうに呟いたNに小波のモチベーションは見る見る上昇していく。
1本だった指を2本に増やし、さらなる未開の地へ侵入していく。
「あっ! はぁ! やぁ! ん!」
その責めにNの感覚もどんどん敏感になっていく。
「Nさん、どう?気持ちいい??」
「ああっ、あんっ、うん、すごく感じるよ・・・」
「そっか良かった」
安堵の表情を浮かべる小波。
しかし、Nは浮かない顔して
「なぁ、小波。我慢できないなら・・・・もういいよ」
と小さく呟く。
「え??」
「ほらさ・・・その・・・・」
バツの悪そうなNを見て察した小波は
「いいの??」
と問いかける。
「ここまでされて、何もなしのが辛いよ」
「分かった」


小波はそれだけ言って自分のモノを先ほどまで指を入れていたNの中にあてがう。
「Nさん・・・いくよ」
「・・・・・・・うん」
小波はそれをNの中に侵入させる。
「あぅ!!」
Nは声を上げる。
「す、すごい狭いし、締まる・・・・」
小波はNの中に強い快感を感じた。
もう我慢できそうもない。
「Nさん、もう動いていい?」
「うん・・・・」
その確認を聞くと小波は勢いよく動き出す。
「んっ、あっ! あぁん、はぁ! あっ」
その動きにNもどんどん快感を受け続ける。
「あんっ、はぁ……あああっ!」
Nまた、最早我慢できない状態になっていた。
「Nさん気持ちいいよ、すごく!!」
「あんっ、あっ、私も・・・・」
お互い限界への階段をどんどん上っていく。
「Nさん・・・・俺・・・・」
ついに小波は限界に達していた。
「んっ、あっ、ああっ、んん!私も、イッちゃう〜!!」
Nも同じく限界が近い
「もう・・・・だ、めだ・・・」
小波は全てを出し切る。
「んんんんんんあああああああああああああ」
Nも絶頂を迎えた。
「はぁ・・・」
疲れきった二人は抱き合いながらすこしずつ眠りについていく。
「小波・・・・大好きだよ」
「・・・・俺も」
愛の言葉を誓いながら・・・・。



いやぁ〜純愛でやんすね。
でも、オイラはこんな純愛はキライでやんす!!!
オイラの元カノはオイラを弄んでひどく傷ついたでやんす。
智美!!!!!よくもオイラを利用したでやんすね!!!!
・・・・失礼したでやんす、つい熱くなって・・・・・
今からちょっと休憩がてらに豹変する男も紹介するでやんす。
異世界から仕入れた話でやんす。

「おい、お前の旅には危険がつき物なんだろ??俺を連れて行け」
「断る!!!」
「ふぅ、お前に拒否権はない!!
小波、それをこの俺ONZMがそれを今から教えてやる!!!」
「お、おい止めろ!!!!」
ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ
ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ
ソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤソイヤ
「アッーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
今一人の偉大なキャプテンの運命が変わった。

・・・・・・・・・・・・恐ろしいでやんす。
こんなのが近くにいたら、おそろしいでやんす・・・・
気を取り直して続きいくでやんす!!!
この女はガサツで凶暴しかも力も強いときた恐ろしい女でやんす。
でも、一人の男の前では豹変してSがMになるでやんす!!
ツンデレとは違うこの女をの話をするでやんす。

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