「なあ、御影くん? このプリントどうやって書く?」
いきなり話を小波から振られ、考え事をしていた俺はびっくりしたが
気持ちを落ち着かせ答えることにした。
「あー、そういうのは自分が書きたいようにすればいいんじゃないか?」
「やっぱ、そうかな。 ありがとう、御影くん。」



そう言って小波は黙々と手紙を書いているようで
当てはまる人物が居るみたいでその点では困っている様子はなかった。
そんな事を思っている自分はというともちろん書く相手は決まっている。
だがそれを手紙という形で渡すというのが恥ずかしいのだ
あいつは何て書いているんだろうか
幼い頃から一緒にいて、大抵のことは知っているつもりなのに
こういうことになると途端にダメになってしまう。
それでも勇気を出して書くしかない
そう自分を奮い立たせて文面を考えていた。



キーンコーン カーンコーン
終礼のチャイムが鳴った。
これで家に帰ることが出来る そう思って辺りを見回してみた
あいつはこの教室にはいないようだ。
ここにいても何もすることはない、荷物を持って教室から出て行くことにした。

・・・・・・
グラウンドを見てみると
一、 二年生が野球の練習をしていた。
ただなんとなしにその光景を眺めて、
まだ引退して数ヶ月しか経っていないのに何故か寂しい感じがしていた。
そんな事をしみじみと考えていると
足元にボールが転がってきて
俺はそれを拾い相手の胸元に返していた。
僅かな動作でさえ懐かしかった
そうしていると後ろから声が聞こえた

「あっ、京ちゃん。 待っててくれてたんだ。」

透の声だった そう、八坂透である。
俺の幼馴染で家も隣同士である
そのためかなり仲がいいのだ。


「・・・別に待ってねえよ」
「嘘だ、京ちゃん さっきからそこに居たの知ってるんだよ」
「うるさい、行くぞ」
「あっ、ちょっと待ってよ・・・もう」

・・・・・・
いつもこんな感じである。
特に変わったことは無くてこれが普通だ
そうやって歩いて帰っていると自分の家に着いた。
するといきなり透が
「今から、京ちゃんの家に来てもいい?」
なんでそんな事を言い出したのだろうか
もちろん小さい頃はよく二人で遊んだ。
だがもう高校生にもなっていわれるとは思ってもみなかった
俺がその真意を計りかねていると

「ねえ、行ってもいい?」
「ああ、わかった。 いいぞ。」
「やった!」
「そんなに嬉しいことなのか?」
「うん!」

とりあえず俺は透を家に通し
自分の部屋の中に入れた。
そんなことをしてしると
透が鞄の中から一枚のプリントを出していた

「何だ、それは?」
「これは京ちゃんに渡すものだよ」
「えっ、俺にか?」
「そうだよ」

何だろうかと思い中身を見てみると
それは手紙だった。
正確に言えば英語の授業の時に書いたあの手紙である。
本当に俺に対して書いてくれてるとは・・・
かなりありがたかった。
「ありがとうな、透。 嬉しいぞ」
そう言って俺も透に対してあの手紙を渡すことにした。
「京ちゃんが書いてくれるなんて本当に嬉しいよ」
そんなやり取りをしていて俺は感じていた
なんだかいい雰囲気だな。
そこまで考えると恥ずかしくなって照れてしまった
そうしていると不意に

「ねえ、京ちゃん。」

突然呼ばれた。
ただそれだけなのに俺の心臓は高鳴っている
何故か次の言葉を聞きたくない。
聞いてしまえばどうすればいいのか分からない
それでも覚悟を決めるべきだろう

「私、京ちゃんのこと好きなんだ」

その時、俺の思考回路は一瞬停止した。
しかしその分身体はいつの間にか動いていた

「透っ!」

俺は透のことを抱きしめていた
その直後俺の判断能力は回復した。
これで良かったのだろうか?
けれども正解なんて分かるわけもない
俺は俺なりに気持ちを伝えよう

「お、俺も透のこと好きだぞ」

たったそれだけの言葉を放っただけで
かなりのエネルギーを使ったみたいだ。
透の方は驚いているようだが
どうやら受け入れてくれている様子だ
この後どうしようか悩んでいると透が
俺に顔を近づけてキスをしてきた
いきなりのことなのでびっくりしたが
それも悪くないと思った俺は
自分から口付けを交わしにいった。
抱きしめている透の顔もトロンとしていて
俺に体重を預けてくれていた。

「えへへ・・・京ちゃんの胸の中暖かい」
「そう・・・なのか? 俺にはわからないが」
「こうやってギューってしてもらうと気持ちが落ち着くんだよ」

そう言うと透はおもむろに服を脱ぎ始めた

「ちょっ・・・おい、何してるんだ」
「なにって、えっちするためだよ
もしかしてそういうの嫌?」
「そっ、そんなわけではないけど
何というか気持ちの準備が出来ないんだ」
「もう、京ちゃんは奥手なんだから・・・
でも私の方は気にしないで。京ちゃんさえ良かったらいつでも」
透は笑顔でそんな事を言っている。
ああ、天使のようだ。
そう言われたら俺も一歩踏み出すしかないだろう
透だってああやって言ってくれているんだ
その気持ちを無下にするわけにもいかない。
二度目の覚悟を決めた俺は
一糸纏わぬ透をベッドに押し倒した。


どうすればいいのかわからない俺だったが
頭の中にある知識を思い出して実践することにした。
もちろん実践してみるのは初めてだ
うまくやる方法も分からないが
とりあえず透を気持ちよくさせようと思った。

まず胸を揉むことにした
両手で最初は優しく、徐々に手に力を込めて
形が大きく変わるほどに動かしていた。

「はあっ、あん・・・何だか体が熱くなって気持ちいい」

透は胸で感じてくれているようだった。
次に俺は右の胸を口でくわえ、真ん中にある小さな豆を舌で転がした。

「ああっ、京ちゃん・・・なんか激しいよ」
「でも感じているんだろ?」
「もう・・・」

しっかりと透は感じていて俺も心地が良かった。
おろそかになっていた右手を
透の下の割れ目に添えて少しずつ動かした。
触っているとちょっとずつだが透明な液体が出てきて
濡れてきていることが俺でもわかった。

「京ちゃん・・・私、イっちゃうかも・・・」
「そうか、じゃあ・・・強くするぞ」
「気持ち・・・いいよ、もうダメ・・・ああああっ」

どうやらイッたようだ。
俺の右手はかなりぐっしょりと濡れていて
シーツもびしょびしょになって
快感によがっていた透の姿を見ていると
とても興奮した。

「ふう・・・こういうときになったら京ちゃんって行動派なんだね」
「まあ、それは透が可愛いからだ」
「えへへ、ありがとう。」

「じゃあそろそろ京ちゃんの大きいので挿れてよ」
「ああ、分かったよ」

ズボンのチャックを開けて
大きく反り上がった俺の息子が出てきた。

「うわっ、近くで見るとこんなに大きいんだね」
「そうでもないと思うぞ」
「それじゃあ、来て・・・」

俺は透の割れ目に息子をあてがい一気に貫いた。
これが正しいかは知らないけど何処かで書いてあった気がする。

透はかなり痛かったようで顔を歪ましていた

「おい、透! 大丈夫か!?」
「うん・・・段々と楽になってきたよ、大丈夫だから」


少しずつ痛みは引いているようだが
それでも苦しいことに変わりは無いだろう
俺は慎重かつ大胆に腰を動かした。

「透・・・もうすぐイきそうだ」
「いいよ、来て・・・二人で一緒にイきたいよ」

「ああ、イくぞ・・・」
「わ、私もイくううう!」

俺たちは同時に果てた。
ゆっくりと引き抜いてみると
ドロリとした液体が溢れ出して来た

「はあはあ、京ちゃんたら・・・激しいんだから」
「透の中、気持ちよかったぞ」
「そう言って貰えて良かったよ」




後日・・・

俺たちはナマーズパークに来ていた。
透がどうしても行きたいとねだってきたから
行くことにした。

「京ちゃん、楽しい?」
「結構楽しいぞ」

「ねえ、京ちゃんって私のこと好き?」
「それはこの前言っただろ・・・」
「何回でも言ってもらいたいんだよ」
「まあ、好きだぞ」
「えへへ、私も!」

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