キーンコーン カーンコーン
授業が終わってようやく解放された俺は
とある待ち合わせの場所に向かっていた。
その場所に着くと、もう彼女は立っているようだった
「あっ、小波君遅いよ」
「ごめん・・・ってまだ約束の5分前だけど?」
「それでもなの!」
「わかったよ・・・ごめん」
まあこんな風にいつも俺の彼女である雨崎千羽矢に振り回されてるが
可愛らしいし千羽矢の言う恋人らしいことも結構しているわけなので
特には気にならないかな・・・
「遅刻してきた小波君は私の言うことを聞かないといけません」
・・・さっきの言葉、訂正しないといけないな、うん
「で、何をするんだ?」
「とりあえず、目的も無く遊ぼうよ」
「それでいいのか?」
「まだまだこれからあるけどね」
ということで俺たちは本当にこの辺りをぶらぶらすることにした
道を歩いていると突然千羽矢が俺の手を握ってきた
そういえば忘れてたな
俺も千羽矢の手を握り返した
するととても満足そうな顔をしていた
その顔を見ていると千羽矢が抱えている問題のことも
記憶のどこかにいってしまいそうだった





いろんな所を回っていたらもう外は真っ暗になっていた
すると千羽矢が
「小波君、今からえっちしない?」
「えっ、俺はいいけど、どこでするんだ?」
「ホテルに行ってみようよ」
「俺そんなとこ行った事無いぞ」
「私もだよ。 でもそういうのもいいかなって、それに恋人らしいでしょ?」

別にそんなとこ行かなくてもいいと思うけど
まあ千羽矢が言うんだったら行こうか」
「うん!」




それでまあ俺たちはいわゆるラブホテルの中に来ている
そういうとこに来るのは初めてだったし緊張したけど
千羽矢は何故か堂々としていて
こっちが恥ずかしくなったよ 全く・・・

「それでどうするんだ?」
「そりゃ、ラブホに来たんだからやっちゃおうよ」
「まあ、そうだな」
「ひとまずシャワー浴びようよ 二人で」
「えっ、二人で?」
「うん、もちろんだよ。 それに小波君は私の言うこと聞かないといけないんだから」
「それじゃあ、行くよ・・・」


・・・正直シャワールームに入っただけで
俺の理性がヤバいかもしれない
なんせ目の前に裸の千羽矢がいるからな
なんとか抑えてはいるが・・・
「私の背中流してよ」
「ああ」
ゴシゴシ
俺は千羽矢の背中を流している
いろいろな欲望の渦が俺を!
平常心だ平常心
ふうなんとか流しきったぞ
「次は私が小波君の背中を流してあげる」
そう言って千羽矢は俺の後ろに立った。
「小波君の背中ってやっぱりたくましいね」
「それはどうも」

そうしたら千羽矢はいきなり俺に抱きついてきた。
「うわ! ちょっと!」
「うふふ、小波君かわいい♪」
「背中に・・・当たってるんですけど・・・」
「わざとだよ」
そう言われた瞬間俺の理性はほとんど飛んでしまったが
全く身動きが取れないでいた
千羽矢が俺を強く抱いているからだ
俺よりも力が大きいので抵抗しても無駄だった。
「私が小波君の気持ち良くしてあげるから」
そうして千羽矢は俺の息子を手でしごき始めた
「うっ、これは・・・」
「どう小波君? 気持ちいいでしょ?」
手だけではなく背中には胸をこするように揺らしているので限界は近かった
「千羽矢・・・俺もうイキそう・・・」
「そう♪ じゃあもっとしてあげる」
しごいている手が更に強くなってきて俺は果てた
「はあ・・・いきなりは卑怯だろ・・・」
「今日は小波君は文句言えないんだから」
痛いところを突いてくる千羽矢である
「とりあえず出ようよ続きはベッドのほうがいいし」
「分かったよ・・・」
何を言っても無駄だろうからおとなしく従うことにした。


「それじゃあ小波君が下になって」
「えっ・・・それだったらまた俺が攻められることになるじゃないか」
「嫌だったらもう一つのもあるけど」
「なんだそれは?」
どうせとんでもないことを言うのだろうが一応聞いてみた
するといきなり千羽矢の背後から黒く蠢くものが現れた
それは一瞬で消えたのだが千羽矢は
「もう一つはさっきの子たちと一緒にするっていうやつかな」
・・・やっぱりろくでもないことを言ってきた
「・・・俺が下になります・・・」

「最初からそういえば良いのに」
「悪かったな」
それで千羽矢は俺の息子をあてがいそのまま膣内に入っていった
入っただけでもかなり気持ちいいが
その上艶やかに腰を振るのだからこっちはそう持たない。
そんなことを気にする様子も無く千羽矢は俺を攻めている
「あああ・・・小波君の気持ちいい・・・」
「俺もだぞ・・・千羽矢」
「私もう・・・イク・・・」
「ああ、俺も一緒に・・・」

「あああああああ」
俺と千羽矢は同時に果てた
そのときの千羽矢の顔はやはり美しかった
どれだけ攻められても俺は千羽矢のことが好きなのだから




「私、小波君のことが好きだよ」
「ああ、俺も千羽矢のことが好きだ」
ホテルを出た後その帰り道に俺たちはそんな事を言っていた
何気ない愛の言葉だけど
いつ千羽矢の身に何が起こるかわからないので
余計に俺たちはその言葉を深くかみ締めていた

その時俺は思い出した。
千羽矢に想いを届けるために書いたあの手紙を
そして俺は千羽矢に声をかけた




「俺、今日学校で書いたもので千羽矢に渡すものがあるんだけど・・・」

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