キーンコーン カーンコーン
今日も授業が終わったみたいだな
さて、どうしようか
ふとそんなことを考えていると
いつの間にか俺の隣にいたゆらりが口を開いた。

「今日は小波君に渡すものがあります。」
「なんだい?」


ゆらりからそれを手渡されると

「手紙?」
「はい、いわゆる不幸の手紙ですよ。」
「えっ…それを直接渡されても…」
「冗談です」
「なんだ、びっくりしたじゃないか。 それでこれは何?」
「英語の授業で書いたあの手紙ですよ。」
「そうだったんだ。 ありがとう、ゆらり」


お礼を言って、俺もゆらりに例の手紙を渡そうとすると
ゆらりは俺の隣からいなくなっていた。
「あれ? どこに行ったんだ?」
そのとき、後ろを振り向いてみると
どこぞの空き缶女のような光った目をして
その親友である七島麻美を捕まえていた。

「麻美ちゃんは私たちのことをつけていたのでしょうが
この私にはバレバレですよ」
「ちょっ、ゆらり そんなつもりはなかったんだよ。
ただ二人が仲良さそうだなって…ひゃ!」
「言いたいことはそれだけですか麻美ちゃん。」
「あそこに誰も使っていない空き教室があるみたいですよ
まあ、少し服がしわになってしまうかもしれませんが。」
「ひっ! ごめん、ゆらり もうしないか…」
言葉も最後まで言えないまま
半泣きになっている麻美は
ゆらりに連れて行かれたようだった。
ご愁傷様とだけ言っておこうか












…今、俺は自分の家にいる
あの後ゆらりに何かされた麻美を置いて
「自業自得です」と言った
ゆらりと一緒に帰ったというわけである。




ということで俺はゆらりと二人きりになっているわけで
正直いろいろとヤバい。
最初にしたときも自分の部屋だったからということもある。

なんでこのようなことになったかというと
麻美を手なずけたゆらりが
いきなり俺の腕を組んで
「私たちがラブラブな所を見せ付けましょう」
と言ったのが事の始まりである。

それでゆらりはやる気まんまんなのか
俺のベッドの上でスタンバイしているようだった。

「おい、ゆらり 本当にやるのか?」
「ええ、そうですよ。 それに初めてじゃないですし」
「ああ、わかったよ」

と言って俺はゆらりの上に覆いかぶさるように
押し倒し唇を奪った。

最初は浅いものだったがだんだんと舌と舌を絡ませるような
濃厚なディープキスへと変わっていった

お互いの唾液も交じり合ってよく分からなくなるくらい
キスをした二人は細い唾液の橋が出来上がっていた。

そしてブラウスの下から手を伸ばし
二つの小さな突起を刺激した。
そうするとゆらりの喘ぐ声も大きくなっていき
かなり感じているようだった。

だがそれだけでは終わらない俺は
スカートを捲りパンツを脱がし
ゆらりの恥丘に舌を這わした。

乳首だけでもかなりの快感であるゆらりだったが
その強さは更に大きくなったようだ。

「小波君…私もう…イク…」

限界だと判断した俺は
最後に膨らんでいるクリトリスに舌で攻めた。

「ああああん」

完全にイッたゆらりは
大量の愛液を放出していろんな所を濡らしていった。

「はあはあ…小波君激しすぎですよ…」
「でもそれを望んだのはゆらりだよね?」
「もう…小波君のバカ…」
「それじゃあ、私の中に挿れてください」

「ああ」

既にゆらりの中は出来上がっていたので
俺は一気に入れた。

ゆらりの中はきつくてトロトロだったので
俺はすぐにでもイッてしまいそうだった。

しかしなんとか持ちこたえた俺は
激しく腰を動かした。

ゆらりもさっきの前戯で敏感になっているらしく
あまり持たないようだった。

「私…もうダメです…」
「俺もいくぞ…」

達してしまった俺とゆらりは
お互いの欲望をそれぞれに吐き出した。

「小波君…良かったです…」
「うん、俺もだよ。」

改めてゆらりの気持ちを知ることが出来たような気がする。



ゆらりは一通り荷物の準備をしたあと
帰っていくようだった。
そのとき何か言っていた気がするが
特に気にしないでおこう。

あともう一つ忘れていたような…




ゆらりは火照った身体を冷ますために
外を歩いていた。

その時に彼女は不満なことがあった
「…まだ小波君からあの手紙の内容見てません…
私は渡したと言うのに…それも麻美ちゃんのせいです。
明日は覚悟しておいてください」

…どこまでも可哀相な麻美である…

その頃…

「ねえ、九波くん…私にも手紙書いて…」
「いきなりどうしたの、維織さん?」
「なんだかあの子の話を聞いてたら羨ましくなった。」
「別に構わないけど…ってなんでそんなに俺の顔見てるの?」
「九波くんの顔…かわいいから…
書いたら後で私に向かって読んでね…」
「えっ、それは恥ずかしいよ」
「いいから、言われたとおりにするの」
「はいはい…」

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