Country Blockとは？ 
ファイアウォールで、「ある国からのアクセスは全部ブロックさせたい」とか「この国だけからアクセスを許可したい」って思うことがありませんか？CountryBlockは、国別にアクセスを制限することができる便利なパッケージです。Country IP BlocksのIPアドレスのデータベースを元にしています。商用のファイヤーウォールでもこの機能を実装しているのはほとんどないようです。
Country Blockでできること・できないこと
- 特定の国からのアクセスをブロックできます。
- Proxy経由でのアクセスなど、迂回されたアクセスはブロックできません
- ルールごとに設定をすることができません。
ルールで、「このポートはこの国だけにサービスしたい」という書き方はできません。Country Blockの設定はpfSense全体に効いてしまいます。
設定方法
パッケージの追加
Country Blockはオプションパッケージなので、追加インストールする必要があります。「Snort」のページを参考に、パッケージを追加しておいてください。数クリックで終了します。
ブロックする国を選ぶ
「Firewall>Country Block」で設定画面が出てきます。デフォルトではサービスは無効化されています。
「TOP SPAMMERS」にはSPAM送信が多い国が登録されています。
ブロックしたい国をチェックします。
その他にもブロックしたい国があればチェックをしていきます。設定が終わったら「Commit Countries」で確定をしておきます。
「TOP SPAMMERS」にはSPAM送信が多い国が登録されています。
ブロックしたい国をチェックします。
その他にもブロックしたい国があればチェックをしていきます。設定が終わったら「Commit Countries」で確定をしておきます。
サービスを有効にする
最後に一番下の「Save/Update」を押すとサービスが有効になります。
「Current Status=Enable」になっていればOKです。
※デフォルトではインバウンドのみブロックします。アウトバウンドもブロックしたい場合（あまりないと思いますが）「block outbound?」にチェックを入れていください。
結論、Country Block機能は使えるか？
結構使えます。
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