[618] Mr.P sage 2007/12/04(火) 09:39:17 ID:Y7V8///Y
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 ロストロギアでエリオとフェイトの精神が入れ替わりました。
 以上。
 各自脳内補完してください。



 エリオの手を引き、なのはがいないときはよく一緒に過ごす私の部屋に入る。
「大変なことになっちゃったね」
 ドアをロックして振り合えると、鏡でしか見たことがない自分の姿をした人物がいる。
エリオだ。
「きっとすぐに戻れますよ。のんびり待ちましょう」
「そうだね。シャマルにもそう言われてるしね」
 エリオは励まそうとしているのか、元気そうに振舞っている。
 にこにことエリオのしぐさで大丈夫ということを示してくる。
 金色の長い髪が動きに揺れる。自分の体がそこにあり、動いているというのは不思議な
感覚がした。
「ね、私の体はどうかな」
「フェイトさんの体……ですか」
 エリオは今の自分の体を見下ろそうとして、胸のところで固まったように一時停止した


 男性にはない部位がそこにはある。
 エリオはそこをじっと見た後、罪悪感を覚えたのか何事もなかったかのように活動を再
開した。
「……視点が高くなりましたね。ちょっと気持ちいいです」
「うん。エリオは男の子だから、すぐにそれ以上に大きくなれるよ」
「そうだといいんですけど。早く身長伸びて欲しいです。フェイトさんの方はどんな感じ
ですか?」
「エリオの体? 手足が軽いかな。エリオの体は元気だね」
 いつもより視点が低い。子供のころはこんな感じだった。
 けどこのことは言わないでおいてあげた方がいいだろう。キャロより低い身長のことは
気にしてるみたいだった。
「なのはさんに鍛えてもらってますから。……ちょっと、すいません。トイレにいってき
ます」
 エリオはもじもじしていたかと思うと、部屋に備え付けのトイレに入っていった。
 そういえば事件前に少し尿意を覚えてたなあ、とそんなことを思い出していた。
 事件後はどたばたと検査に次ぐ検査でタイミングはなく、私とずっと一緒にいた。
「フェイトさーん、ちょっと来てください」
 情けない声がトイレから響いてきた。どうしたんだろうと近づいて見ると、トイレのド
アがわずかに開かれている。
「どうしたの?」
 ドア越しに声をかけてみると、ドアがゆっくりと完全に開かれた。
 羞恥と尿意に耐え、顔を真っ赤にしたエリオがいた。ぎゅっとスカートの端を握りしめ
ている。
「あの……女の人ってどうやっておしっこするんですか……?」
 エリオは内股になっていた。よっぽど我慢していたらしい。ふるふると握り締められた
手は震えている。
 早くどうにかしてあげないとかわいそうだ。大変なことにもなってしまう。
「動かないでじっとしてて。してあげるね。いつもしてあげれるわけじゃないから、これ
で覚えてね」
「はい、わかりました。お……お願いします」
「まずはスカートを脱がすね」
「あ……」
 制服のホックを外すと、すとんと制服のスカートが地に落ちた。どうせ自室だ、替えな
どいくらでもあると、ストッキングを勢いよくずり下ろす。
 パンツはお気に入りの黒地にレースの入ったものだった。変な物を見られなくてよかっ
たと安堵した。
 すでに下半身を覆うものは下着一枚だ。
 エリオはどういうわけかパンツを見つめている。もしかして女性になった自分を確認し
て、いまさらながらにショックを受けているのかもしれない。
 このままパンツを脱がしていいものか、ちょっと迷う。
 エリオにペニスがなくなった事実を突きつけることになる。
 まだ数時間しか経っていない。急すぎるんじゃないか、もっとゆっくり慣らしていった
方がいいのではないか。
「は、はぅ……フェイトさん、まだですか。もう……」
 エリオの声は苦しそうだ。思索に耽っていた意識を取り戻す。もしかして、体が変わっ
たことに関係なく、エリオは漏らしそうだから股間を見ていたんじゃなかろうか。その可
能性に思い至った。
 今は緊急事態で、一刻の猶予もなかったのだ。どちらにしろ迷う余裕なんてない。
 腰をつかんで、ヒップの側から指を下着へと滑り込ませる。一気に足首までずりおろし
た。

 ひっそりとした金色の茂みが現れる。
 自分のこんなアングルをはじめて見た。
 脱がされることを待ち望んで、股間を凝視していたエリオは面食らっていた。未熟な男
性から成人女性へと体が移り変わっているのはやはりショックが大きかったらしい。尿意
を忘れているかのようだった。
「便座に腰を下ろして。そしたら、もう我慢はやめていいよ」
「はいっ わかりました」
 すとんとエリオは便座に座った。
 すぐにちょろろろろと水音が聞こえてくる。
 小水が便器に飛び込む音だ。エリオは蕩けるような表情を浮かべている。強張っていた
全身からゆるゆると力が抜けていった。
 はっと気がついた。
 この音はエリオの意思で行っているとはいえ、私の体がしているおしっこだ。今エリオ
に排泄の音を聞かれてしまっている。
「エリオ、目を閉じて! 女の人がおしっこするときのマナーだよ」
 猛烈に恥ずかしい。音を誤魔化すために、水洗のスイッチを押しながら言いつける。こ
う言われたら、エリオのこと、言うことを聞いてくれるに違いない。
 エリオはよくわかっていないながらも、目論見どおり言われるがままに目を閉じてくれ
た。
 これで一安心だった。
 我慢していたのだろう。長く水音は続いて、そして止まった。
「フェイトさん、終わりました」
 言いながら、私ががしたことを逆になぞり、慣れない手つきでスカートをあげようとす
る。
 ストッキングと下着が両足を拘束しているのでよたよたとしている。
「待って。あのね、女の人はおちんちんじゃないから、トイレットペーパーで拭かなきゃ
ダメなの。してあげるから待ってて」
「そうなんですか。でも、そのくらいできますよ」
「やったことないでしょ。最初は間違ったことしちゃうかもしれないからダメ。してあげ
るからは、次からは一人でね」
 ウォッシュレットのスイッチを押した。
「ひゃんっ」
 水流に、男性には本来ない付近を刺激されて、エリオは可愛らしい悲鳴を上げた。
 水はなおも勢いを変えず出続ける。エリオの声に変なスイッチを刺激されてしまい、思
わず停止ボタンを押すのをためらってしまっているからだ。
 どうしよう、もっと見続けたい。エリオにしてみたらたまったものではない、邪な考え
が浮かんできてしまう。
「ちゃんときれいにしないとダメだよ」
 誤魔化すように告げて、パネルを操作しこっそり水流の強さをあげる。
 水を噴出しているノズルは前後に尿道のある周辺をきれいにしようと、強化された水流
のままゆっくりと動く。
 だってしょうがないのだ。こちらからはちゃんと目的の場所に当たっているかわからな
い。水の量を増やして、ノズルが動く昨日をオンにするのは必要なことである。反論は認
めない。
「ん、ん、ん……あうぅぅっ……フェイトさん、そろそろいいんじゃないですか?」
 エリオがくぐもった声をあげた。よし、あと少しだけ水流を強くしよう。
 パネルを確認してみる。レベルは10段階のうち6。……このくらいの水流までは私の体
は気持ちよく感じることを知っている。これ以上は気持ちよさより痛みが勝ってしまうの
だ。
「もう止めるねー」
「はい、お願いします」
 水流の停止ボタンを押そうとしたところで、ぴたりと寸前で止める。
 悪戯心と好奇心が首を起した。水流の強さを調整するつまみをもう一度手に触れる。次
の行動で、エリオはどんな反応を見せてくれるだろうか。水流の勢いを上限一杯までひね
りあげた。
「ッッッッッッ! フェイトさん、止まってませんよ! 強くなりましたよっ とめてく
ださい!」
 びくんとエリオの体が跳ね上がった。金髪の逆立つかのように宙に浮く。エリオはいっ
ぱいいっぱいな様子でぎゅっと腕をつかんできた。すがるようなしぐさにまた胸が高鳴っ
た。
「ごめん、間違っちゃった。これでよしっと」
 会話することで時間を稼いで、ゆっくりと弱くしていきオフにする。
「ありがとうございます……。ふぅふぅ……」
 エリオは激しく打つ心臓をなだめながら、肩で息をしていた。腕にはもう力は抜けてお
り、くたりと投げ出している。
 名残惜しいがトイレットペーパーを取り、後片付けのため拭くことにした。
「ちょっと足を開いてね」
 ぼんやりとしているエリオは言われるがままに足を開いた。
 やわらかく白い太ももの隙間に、ペーパーを持った紙をくぐらせる。
「ん……」
 紙越しに秘所を探り当て、そっと宛がった。ウォッシュレットを高圧で当てていたせい
で周りまでびっしょりと濡れてしまっている。トイレットペーパーはすぐに水浸しになり
、指に張り付いてきた。陰毛も水気を帯びており。手首のあたりに冷たさを感じる。
 この水の分量だけエリオで遊んじゃったんだな、と反省しつつ紙を変えて拭き取る。姿
形は鏡で見る自分の姿なのに、中にエリオが入っていると思うと愛しく、かわいく思えて
くる。

 さわりさわりと、力をいれずやさしく押し付けるようにして紙に水気を移していく。
 これで大体は終わった。あとは乾燥のボタンを押して、湿気をとれば終わりだ。
「これでよしかな。エリオ、もういいよ」声をかけても、はっきりした反応ではなくぼん
やりとしたものが返ってくる。「……エリオ?」
 エリオは頬をうっすらと赤く染めて、夢見るようにふらふらと目を泳がせている。その
しぐさにぴんと来るものがあった。
「あっ、すいません、フェイトさん。ちょっと気が抜けてました」
 エリオの目に生気が戻る。下半身むき出しの自分を恥ずかしがり、もじもじと居心地の
悪そうにしている。
「ただ、声かけただけだよ。もう少しゆっくりしてて」
「え?」
「最後にちゃんと乾いたかチェックするね」
 直感が正しいか確かめるために、今一度トイレットペッパーを手に取った。
 エリオの陰部へと宛がう。
 機械によって乾燥し、紙を当ててもするりと通過できるはずのそこは、未だ湿り気を帯
びていて紙を張り付かせた。
 エリオの意思が宿ったフェイト・T・ハラオウンの体の奥の泉から蜜があふれている。
「エリオ、お漏らししちゃってるよ? 私の体、だらしなく溢れさせちゃってる」
「え、そ、そうなんですか? 全然そんな感じはしなかったんですけど……。あれ? 僕
今おしっこしてたんですよね……? なのにお漏らしってどういうことです?」
「ふふ、女の子が気持ちよくなったら溢れてきちゃうのを漏らしちゃってるよ」
 エリオは自身が感じていたことすらわかっていない。未知の女性特有の快楽に翻弄され
て陰唇を濡らしたエリオは、なおも無防備に足を広げたまま下半身を露出させ座っている

 その姿から目を離せない。
 どくりと体の中で熱いものが脈動する。
 股間が熱く、窮屈で痛い。見るとスラックスの股間のところにテントが立っていた。生
地よ突き破れとばかりにエリオの体のペニスが勃起している。
 自分は発情しており、それに反応してこんなことになってしまっているのだ。エリオが
これを見たらどう思うだろう。エリオの体なのだ。わからないとは言わせない。
 下着まで脱ぎ去って、この大きくなったものを開放したい。
 そしてその先のことを想う。
「ね、エリオ。今度は私に男の子について教えてくれないかな」
 わざとらしい無知を装って、エリオの前に膨らんで窮屈な股間を押し出す。性器を突き
出すという行為に羞恥心がわきそうになるが押し殺す。
「大きくなっちゃってきついんだ。エリオ、楽にしてくれる?」
 エリオは驚いたようだった。じっと元は自分の股間についていた肉茎を凝視されてしま
う。
 どうして今は自分についている雄器官がこんなことになってなっているか、考えている
視線に邪な気持ちを見抜かれそうで奮えた。エリオの視点からは興奮するようなことは思
い当たらなかったに違いない。エリオは釈然としない表情を浮かべながらうなづいた。
「はい、わかりました……」
 エリオは脱ぎ方がわからないスカートを脱がしたように、まずズボンのフックとベルト
を外した。
 パンツスタイルをすることもある自分が出来ないはずがない。そのことを聞かれたらど
うしようかと考えていたが、追求はないようだった。ほっとすると同時に、物足りなさも
感じた。
 大きくなっていた陰茎は下着を脱ぐ上で引っかかったが、元の持ち主であるエリオも馴
れたもので痛くないようにと器用に外した。
「んんっ」
 開放された陰茎はぶるんとそそり立つ。
 昨日までの成熟した女だったはずの自分の体が、今日は若返り少年の体になって性器を
隆起させている。目の前には複雑そうな表情で見つめつ自分の姿がある。
 性器は熱を持ち、女を味あわせてくれと訴えてくる。男性の体は性欲が強いと聞いてい
たが、確かにこれは強い
 熱く焼けた肉棒を女の体に収めたいという本能が思考に染み出してくる。
 エリオは呆けたまま、何もしようとしない。放り出されたままでいるとじれったくなっ
てくる。
「ね。エリオ。張り詰めちゃっておっきくなったのが重いんだ。楽にしてくれるんじゃな
かったの?」
 下着を脱ぎ去るときに、布に性器を擦られて快楽の雷が背筋を走った。あれをもう一度
味わいたい。
 このままエリオが触ってくれなかったら、自分で弄ってしまいそうだ。
 エリオは目の前で自分の体が弄ばれたら、どんな表情を浮かべるだろう。魅力的な考え
のように思えた。
 エリオの腕がゆっくりと持ち上がった。何をしてくれるのだろうかと、じっと熱視線を
送る。
 じりじりと腕が伸びで行く。エリオの指はそっと刺激を求めて張り詰めている性器へと
触れた。
「ひゃんっ」
 細くて長い指が絡みつく感触に声がもらしてしまった。女の指だ。エリオは声をあげて
しまった私を見つめてくる。
 ぼんやりしていた目にいつのまにか火が灯っている。
「いつも気持ちよくしてもらっているお礼してあげますね。すぐ楽にしてあげます」
 エリオは言葉の意味をちゃんと察していた。こちらが高ぶっていることを察して、導く
ように快感を流し込んでくる。
 やわやわと、自分の体ゆえにどこを触ったらどう感じるかを触ったらを把握している指
先が、敏感なところを這っていく。
 いつも自分がエリオにさせている顔を思い出す。今の自分の顔は乱れているそれそのも
のに違いない。
 エリオの目は情欲に濡れたものではなく、純粋にこちらのことをどうやったら気持ちよ
くできるのか考えている目だ。
 観察するような目で見られていると、素直に嬌声を上げてはいけないような、流される
ままだとどこまで上らされるのかわからない怖さが浮かんでくる。
「や、エリオ、強すぎぃっ」
「そうですか? これくらいは気持ちいいか、弱すぎるかだと思うんですけど……」
 おかしいなあ、とエリオは首をかしげる。
 確かに快楽としての波は強くない。
 けれど、未知の感覚ゆえに体が、意識が慣れないのだ。びりびりとした電気が流れ続け
て止まらない。耐えられない。
「このくらいがちょうどいいと思いますよ」
「はっ……はっ……くぅんっ」
 獣のように荒く熱い吐息を漏らしてしまう。
 ぐっと肉茎にかかる圧力が強くなり、手の行き来する速度が増した。
 いつも自分がエリオにしてあげてるより、少しだけ動きが速い。
 エリオの様子から肉茎を上下されるのは気持ちいいんだろうな、と推測していたがここ
まで気持ちいいとは思っていなかった。
「さきっぽがこんなに濡れちゃってますよ? フェイトさんこそお漏らししちゃってるみ
たいです」
 気がつけばエリオの指が上下するたび、にちゃにちゃと音を立てている。
 先端から溢れたカウパー液がエリオの手を汚していく。
 エリオのいうことが右から来て左から抜けていく。神経のすべてが快楽を感じ取ろうと
股間に集まっていてそれどころじゃなかった。夢心地でエリオの言葉を耳に入ってくる。
「ね、フェイトさん、こうするともっとずっときますよ」
「きゃぅぅぅん、エリオ、それだめぇっ」
 エリオの手の上下運動は止まった。同時に背筋にしびれが走った。エリオは人差し指で
亀頭の先端をぐりぐりと刺激している。魔法を使って電機を流しているんじゃないかとす
ら思った。あまりに強い刺激だった。思わず逃げようと、腰を引いてしまう。
「ごめんなさい、フェイトさん、ちょっとやりすぎちゃいました。馴れてないのにごめん
なさい」
「ちゃんと気持ちよかったよ」
「今度はフェイトさんの顔をよく見てやりますね」
 便座に座っていたエリオがぐっと身を乗り出してきた。ギンギンに腫れ上がっている肉
茎へと近づけてくる。
「え……もしかして」
 フェラチオという言葉が浮かんだ。性交をするときにはいつもしてあげてることだ。
 エリオはそれをやろうとしている。
 ただの女の子が男の子にしてあげるものとは違う。自分の性器へ口をつけようというの
だ。もし自分が今のエリオにやれと言われたら抵抗がある。
 エリオだってそれは一緒のはずだ。すでにエリオの吐息を先端で感じる距離に迫ってい
る。
「無理しなくていいよ……?」
 やらなくていい、と言おうと思ったけれど、あえて言葉を選んだ。
 男性の感じる女性と異なる快楽に翻弄されてしまった。今からエリオがしようとしてい
る行為が、いつも自分がしてあげている行為がどのような快楽を生み出しているのか興味
がある。
 エリオは言葉の裏に隠しきれなかったものを感じ取ったのかもしれない。
 言葉を聴いた瞬間に目を閉じて口を大きく広げて、ぱくんと口の中に陰茎を根元まで飲
み込まれてしまった。
 唇の向こう側で暖かい粘膜に包まれる。ぬらぬらとエリオの舌が肉棒を撫でていくのを
感じた。
 その状態で、ゆっくりとエリオの頭が前後に動いていく。そのたびに腰の辺りにじんと
来るものがある。
「苦しくない? きついならやめてもいいよ」
「ぷはっ 大丈夫です。がんばります!」
 一度口を離して返答をした後、また口をつける。一度やってしまうと、もう戸惑いはな
いみたいだった。
 されるほうはともかく、する方は初めてのエリオは動きはお世辞にもいいものとは言え
ない。
 ただ、口の中のやわらかさ、這い回る舌の表面にある味蕾の粒々に舐められて、どろど
ろに溶かされてしまう。
 エリオはがんばってくれている。陰茎からは断続的に快楽が送られてきて、血が送られ
た器官は張り詰めて痛いくらいだった。
 させてばっかりでは悪い、そのお礼がしたい。何かしてあげたいと強く感じた。
 自然とがんばっているエリオの頭に手を置いた。やさしく頭を撫でてやる。
「気持ちよくしてくれてありがとうね……あくっ」
 エリオが微笑んだ、ように思えた。前髪でよくは見えなかった。
 舌がうねった。鈴口にねじりこむようにして入ってくる。
「んっ……ゃぁっ」
 体の中心部から熱が送り出され、伝わって、ペニスへと凝縮される。
 未知の感覚に、今自分の体がどのように反応しているのかわからない。
 抵抗なんてできるはずがなかった。
 舌先で突付かれた先から、漏らしたとしか思えない感覚が伝わってきた。
 ガクガクと腰が痙攣して自然と力が抜けてしまう。
 エリオの口からは逸物は抜けたものの、射精はまだ終わっていなかった。蛇口が壊れた
水道のように精液を二三度噴出してやっと止まった。
 エリオももちろんただでは済まない。
 陰茎の張り詰めた感覚からもうすぐ達するんだろうなと覚悟は決めていたのだろうが、
ここまで勢いがあるものとは思ってはいなかったのか、計算違いだったようでむせてしま
っている。
 背中を撫でてやりたいが、腰が一時的に抜けてしまったようですぐに起き上がれない。
 正座をした後のような開放感に包まれて、口から白濁液をあふれ出すエリオを見守るこ
としかできない。


「エリオ、大丈夫だった? ごめんね、突然だしちゃって……。ほら、これに口の中に残
っているのはいちゃって」
 ポケットを探してハンカチを取り出す。元々エリオのポケットに入っていたものだが、
今は緊急事態だからしょうがない。
 唇に押しあてるけれど、エリオはふるふると首を横にふった。そして顔をしかめつつ、
ごくりと口の中に残ってた液体を嚥下した。
「どうして?」
 苦くておいしいわけじゃないことは普段味わっているから知っている。思わず聞いてし
まった。
「いつもフェイトさんに飲んでもらってるからです。嬉しいからですし」
「そんな……無理しなくてもいいのに……」
「フェイトさんが気持ちよくなった果てに出したと思えば大丈夫です。どんな味かも少し
は興味ありましたし……。これで男の体のことわかりました?」
「うん、よくわかったよ。エリオが私のことを想ってくれるいい子なこともね」
 私のためにがんばってくれたエリオが可愛らしくて、思わずキスをしていた。唇を押し
付け抱きしめる。精液の匂いが強く香った。
「フェイトさん、僕の唇まだ出したのが残っていますよ」
「関係ないよ。いつも飲んでるものだしね」
 困った顔のエリオにまた口付ける。今度は唾液をたっぷり舌に絡めてのディープキスだ
。エリオの口の中に飛び散った青臭い匂いの元を味わい、歯磨きをする要領で一本一本歯
から舐めとっていく。
 きれいにして口を離すと銀色の唾液の架け橋ができた。
「フェイトさん、くすぐったいですよ」
「だーめ。きれいにしなくちゃだめだよ」
 ハンカチをこっそりとポケットにしまいこみ、バードキスでエリオの顔に飛び散った精
液を舐め取る。エリオが愛しくて堪らない気持ちが伝わればいいと思う。
 舐めとりながら、精液をかけられたエリオの姿を心に刻みつけていく。
 なんで男の人が精液を女性にかけたり飲ましたりしたいのか、わかった。
 自分が分泌したおいしくない精液を飲んでもらうという奉仕が嬉しく感じるのは確かに
ある。
 けれどそれ以上に強く感じた役割とは、これは自分のものだというマーキングである。
精液を飲んだエリオを見て、強く征服欲が満たされた。今エリオの体には自分の精が宿っ
ている。すごく満たされるものがある考えだ。
 自分の一部が相手に行き続けているという安心感、これは擬似的な種付けに違いない。
くせになってしまいそうだった。頭の中で苦しそうに咽ながら、精液を浴びるエリオを思
い出すと光悦に浸れる。浸れてしまう。
 もっと精液をエリオに染み込ませたい。
 舌と舌を絡ませて、私の唾液とエリオの唾液を溶け合わせ、口付けを交わすたびに体の
火照りは高まっていく。
 ぐぐぐっとまた男根に血が集まってくるのを感じた。
「あ……。フェイトさんの、また大きくなってる……」
 欲望の象徴を見られると、自分の発情を見抜かれたようで恥ずかしい。
「あんまり、そういうこと口に出して欲しくないな」
「フェイトさんからもそういうこと言うじゃないですか。おあいこです」
「そういうことってどういうこと? 私何か言ってるかな」
「え……それは……んと」
「何か言ったっけ? ちゃんと言ってくれないと思い出せないよ」
 狼狽して、エリオはもごもごと口ごもる。エリオは奥ゆかしさがあっていいと思う。恥
ずかしがる様はごちそうで、私は本来S気はないのに、こういうこういう意地悪をしたく
なってしまう。
「言ってみて」
 少し力を込めた口調で発言を促すと、エリオは観念したように口を開いた。
「おちんちん興奮して大きくなってるとか……元気で物欲しそうにしてるとか……いつも
言ってるじゃないですか」
 これでいいですよね?、羞恥に耐える顔で上目遣いに伺ってくる。
「よくできました」
 身を乗り出して、未だ便座に座ったままのエリオのひざにまたがる。

 エリオにはまだスカートをはかせていないし、私はイかせてもらったばかりでお互いに
下半身は裸だ。ふとももの肌と肌が浮かんだ汗で吸い付くようにくっつけあう。
 いつもはこんな体重がかかる体勢はエリオがきついから控えている。けど今は体が入れ
替わっていて、小柄なエリオの体だ。遠慮せず、しな垂れることができるのが嬉しい。
「汚れちゃった上着脱がすよ」
「はい、お願いします」
 精液と唾液がかかった上着をそれを口実に脱がす。エリオは小さいころにしていたころ
の名残で、脱がすと言うと両手を挙げて万歳の体制をとってくれる。世話を焼けるのがう
れしくて、エリオの服を脱がすのはいつでも私の役割なのだ。
 上着を脱がせると、今は脱ぎ捨てた下着とおそろいの黒いブラジャーが出現する。我が
体ながら、プロポーションだけはいいと思う。ブラジャーの隙間に指を滑り込ませて、豊
かな乳房に直接触れる。下着の中で乳首はひっそりと先端を尖らせ硬くしていた。
 エリオは声にならない熱い吐息をこぼした。
「ね、エリオ。胸をもまれるのってどんな感じ?」
「乳首の先っぽがぴりぴりします」
「そっか。今度は私がその体のこと教えてあげるね」
 左手で胸をほぐしながら、自分の太ももの間、エリオの太ももの間をくぐらせる。手元
を見ていなかったら、張り詰めた男根にぶつかり、ぶるんと震えた。エリオの唾液を浴び
た男性性器はしっとりと湿っている。
 さっきまでの快楽が思い出され、恋しくなり自分で弄りたいと思ってしまうががぐっと
我慢する。気持ちの問題でも実際の問題でもエリオの手の方が気持ちいいに決まっている
し、今はエリオに女性の快楽を教えるという義務もある。張り詰めるそれは意識の隅に追
いやろうと集中した。
 アンダーヘアの草原を抜けて、女陰へと指先が到達する。
 にちゃりと、普通ではない感触がした。膣からの分泌液がすでに大量に溢れだしており
、とろとろの蜜の沼地になっていた。はまったら抜け出せない、男の感性を溶かして離さ
ない底なしの沼地だ。
 確かにウォッシュレットを操作したおりに、水流の刺激で感じてはいたようだった。
 けど、それは断じてここまでのものじゃない。最後にトイレットペーパーで拭いて確認
したからこそ断言できる。
「エリオ、すごく濡れちゃってるよ……?」
 陰毛が蜜に濡れて肌へと張り付いていたのを掻き分け、ひだを開いて人差し指を差し込
むと、第二間接までするりと入った。やわやわと肉壁が指に絡み付いてくる。ここまでの
ふやけ具合だったら、一本といわず二本までも軽く飲み込んでしまえるだろう。
 くるくると円運動をさせながら、エリオを不思議そうな顔を作って覗きこむ。
「フェイトさんが気持ちよさそうなのを見てたら、どきどきしてお腹が熱くなっちゃいま
した」恥ずかしそうに顔を背ける。「自分の体なのに変ですよね」
「エリオはえっちだね。けど変っていうならさ」
 恥ずかしいけれど、私の体について存在を主張している性器に目をやった。
「私だって変だよ。ほら、自分の体を前にこんなになっちゃってるんだから。エリオと一
緒だよ」
「じゃあ、フェイトさんもえっちなんですね」
「そうだね。うん、えっちなんだ」
 なんだか楽しい気分になった。くすくすとエリオが笑い、つられて私も笑う。
「すごく体が熱いんです。女の人ってすごいですね。本当にえっちしたら、すごいことに
なってしまいそうです」
「すごいよ。ふわふわって意識が跳んじゃうんだ」
 くるりくるりと、指でエリオの中をかき混ぜる。内壁はざわつきながら、指先を吸い付
いてくる。
 ここに今自分のそそり立っている男根を突き入れたら、どんな感触が味わえるんだろう
か。

 気持ちよさそうに自分の肉体を貪るエリオを見ていたときに、感じていたことだった。
自分の味はどのようなものだろう。答えは目の前で口を開いてよだれをたらしてみる。
 エリオもきっと気になっている。おっかなびっくりというところがあるも、しっかりと
期待が感じられる視線が送られてくる。
「エリオ、足を開いて。味あわせてあげる」
「はい、わかりました……」
 おずおずと便座に座ったまま、エリオは足を広げてみる。実際にことが始まったせいか
、怯えの色が濃くなっている。
 やったことがなくて怖いことはさっさと済ましてしまうに限る。
「力を抜いてね。全身の力を抜いて、便座には浅く座って」
「これいいですか。……なんか結構腰がきついですね」
「そう? まぁ、試しに少しだからちょっと間それでがんばってみて」
 エリオが股間を突き出した格好になった。上半身が大きく後ろにはいった姿勢だ。
 ずっと動かしていた指を膣から抜いた。透明でてらてらと光る愛液にしっとりと濡れて
しまっている。トイレットペーパーで軽く拭いて、広げたエリオの両足を太ももをがっし
りとつかんだ。
 掴み引き寄せるようにして、自分の体をエリオへと近づいた。性器は期待に震え天を突
いている。針の先端を見つめる注射を待つ子供のように、エリオは見慣れているはずの天
を突く性器から目が離せないでいる。
「んんっ 今、ぴりっと来ました」
 エリオの視線に羞恥と興奮を覚えつつ、ぐっと腰を突き出すとアンダーヘアの生え際、
クリトリスあたりに突き当たる。
 亀頭の先端で、恥丘のふわふわとした肉を感じる。
「ちょっと角度がまずいみたい。足を持ち上げるよ」
 太ももを両脇に挟んで、エリオの体重を支える。
「これはさっきよりちょっと楽になりました。足もってもらってますけど、フェイトさん
は大丈夫ですか?」
「エリオがしっかりと体を鍛えてくれていたおかげで大丈夫そうだよ」
 距離が近まり、エリオの腰が持ち上げられまんぐり返しに近い体勢となる。
 トイレの電灯に照らされて、てらてらと濡れた女陰が露きだしになった。
 フェイトはある種の感動を覚えていた。自分の性器をこんな角度から見たのは始めてで
ある。
 愛液に濡らされた、髪と同じ色の陰毛が縮れたままに汗ばんだ肌に張り付いている。
 クリトリスは快感に小指の先ほども腫れ、ザクロの実のように赤く熟れた陰唇は開きき
り男を迎える用意ができていた。奥の泉から溢れる愛液が流れ出し、肛門の方まで垂れて
しまっている。
 充血して真っ赤かもしくは肉の桃色のそこは、粘液でどこもかしこも濡れていて客観的
に見てグロテスクだった。いくらか見慣れた男性性器の方が可愛らしく感じる。
 ここにいつもエリオは性器を突っ込んで、出し入れして、精を吐き出すのだ。
 エリオはぎゅっと身を縮めて、そのときに備えている。
 そんなに力がこもっていたら、最初痛いかもしれない。少し気持ち的にもほぐしてあげ
ないとかわいそうだ。
「ね、エリオ、さっきも言ったけど楽にして」
「楽にしてますよ」
「嘘。まだ強張ってるよ」
 下半身に意識を集中すると、半端な位置で陰茎はエリオに乗り上げている。
 腰の位置を動かして、それを女の子にとって一番敏感であるクリトリスめがけて刷り上
げた。
「ひゃぅぅっ、フェイトさん、今何してるんですか?!これなんか違うみたいですけど、
すごいですっ。んっ、あっ、うんっ」
 体を動かしたのでいよいよかと身構えたエリオにとって、この攻撃は効果が抜群だった
らしい。リズムよく続けて越すとそのたびにエリオはいい声をあげてくる。まるで楽器み
たいだ。
 エリオが私の引く弦で音色を奏でる楽器ならば、私もまたエリオの手で奏でられる楽器
だった。エリオの声を聞くたびに、鼓動が跳ね上がり高ぶっていく。エリオにいい声をあ
げさせ、自分が気持ちよくなる以外のすべてが白い忘却に消えていく。
「エリオ、いくよ」
 擦り付けていたペニスを少し引いた。
 愛液に濡れた恥丘で遊戯したせいでぬるぬるとよくすべるように粘液がまぶされ
ている。ここまで濡れていたら、するりと飲み込まれてしまうに違いない。
 手で陰茎の角度を下げて、杭を打ち込むイメージで腰を突き出した。
 亀頭が恥丘に触れ、クリトリスがある上ではなく今度は下へと向かって滑り込む。
 快楽の波に揺らされ、膣の入り口は開ききっていた。愛液が陰茎全体にまぶされていた
こともあり、ほとんど抵抗なく根元まで勢いのまま突き入れてしまう。
 しまった、勢いがありすぎた。少しずつ入れていくつもりだったのに誤算である。
「っっっっっっっっっ!」
 肉の槍で一息に貫かれ、エリオは声もなくがくがくと震えた。あわせて膣の中が収縮し
、手で握るような力で陰茎が絞られる。不意打ちに急激に加えられた圧力に、思わず達し
てしまいそうになった。
 ぎゅっとエリオの腕が伸ばされしがみついてくる。必死なしぐさが可愛い。怖かったの
か、生理的なものなのか、目じりには涙が浮かんでいる。
 動かないでくれて、正直助かった。快楽の波が過ぎ去るのをじっと待ってからではない
と動けない。
 エリオを突き刺した肉槍から伝わってくる感覚が、みっしりと肉に包まれていることを
伝えてくる。ああ、今自分は男性としてエリオとひとつになっているんだなと改めて感じ
た。
「フェイトさん、強かったですよ……もっとやさしくしてください……」
「ごめんごめん、初めてだから加減がわからなかったんだ」
 誤算ではあったが、エリオの今のあっけに取られて震える顔はよかった。それだけの価
値がそこにはあったので反省はしていない。次があってもまたしてしまう予感がある。
「じゃ、ゆっくり動いてみるね」
 エリオの中は暖かく心地いい。このままでもいずれ達してしまいそうなのだが、膣に突
き入れたときの全体の皮をそぎ落とすような感触が忘れられない。もっと動かして感じた
かった。
「はい……もう大丈夫です。フェイトさんが気持ちいいように動いてください」
 動き出そうと、足に力を入れたところでエリオの言葉が引っかかった。
 まるで自分のことを置き去りである。エリオは人のことを考えすぎる。子供らしく、も
うちょっと自分のしたいようにして欲しい。

 今言った言葉を後悔させて上げよう。自分の肉体がどういうことをしたら気持ちよく感
じるのかを、全部教えてあげることを決めた。
 女性の快楽は男性の快楽よりはるかに強いという知識、強すぎる快楽ゆえにエリオはあ
えて弱い刺激を求めたんじゃないか。そんな考えは浮かぶも、気づかなかったことにして
蓋をする。これは教育でもあるのだ。遠慮はいらない。
「エリオも気持ちよくしてあげるよ。期待しててね」
「そんな……いいですよ。今はゆっくりで……」
 さて、大見得を切ったものの、何せ初めての体験だ。できるだけエリオがどのように動
いていたかを思い出す。
 ざわざわと粘液に濡れた肉の表面がざわめくのを肉棒で感じつつ、ゆるゆると前後に動
いた。
「エリオの中気持ちいいよ。あったかくてやわらかい。じゅぷじゅぷ、いっぱいおつゆこ
ぼしちゃってるよ」
「やっ、恥ずかしいです。んんぅっ……フェイトさんの、中で動いちゃってる……」
「大きくなったおちんちんの先から溶けちゃいそうだよ。エリオの中ってば熱いんだぁっ

「元々はフェイトさんの体ですよ」
 太ももを掴まれ固定され、便器の背に押し付けられ肉棒を性器へと突きこまれるエリオ
は熱に浮かされたかのような表情を浮かべている。
 体の最奥より掻きだされる愛液が女の香りを漂わせている。あまりの淫蕩な臭気に脳髄
がどうにかされそうだ。こんな匂いをかいでいては酔ってしまう。もしかしたらトイレに
入ってきた時点でとっくにもう酔っているのかもしれない。
 股間が熱く、そこから体が解かされ飲み込まれそうだった。一突きごとに体の中の熱が
引き出され、熱が体にめぐり腰が動くのを止められない。
「そうだね、エリオはいつもこれを味わってるんだ。ずるいなあ」
「それを言うなら……フェイトさんの体の方がすごいですよ。……んっ……あっ……出し
入れされるたびにっ……意識が飛んじゃいそうですっ」
「これも気持ちいいでしょ」
「ああっ……それいいです……」
 上体を起して、反り返ろうとする陰茎がより強く膣の内壁にこすれるようにする。この
角度はちょうど気持ちよく感じるところに、ぐりぐりと亀頭が押し付けられるのだ。体位
を変えると、陰茎で感じる肉感もごろりと変わり別の顔を見せる。より窮屈に、押しつぶ
すような力を味わう。
 男として感じる快楽は確かに女性と比べると弱い。けれど弱いからこそこうして余裕が
あるし、自分の動き方次第で色々な快楽を送れるのが面白い。このまま女性に戻れなくて
も、それはそれで構わないような気がしてきた。
 そうなった場合、いつか作ろうと思っている子供はエリオが宿すことになるんだろうか
。私がこのまま子種を注ぎ込み、エリオが受精する。お腹の大きくされてしまったエリオ
を想像すると、愉悦がこみ上げてくる。
「はっ、はっはっ……フェイトさん、動くの速すぎぃ……」
 今自分が考えていることをエリオが知ったらさすがに引かれるだろうか。泣いて嫌がる
かもしれない。早くエリオの中に射精したいと強く感じた。

 罪悪感も湧き出してきて、それをエリオに気づかれたくなくて、さらに濃い快楽の海に
エリオを沈める。
 エリオを気持ちよくさせればさせるほど、我慢の限界、最後の瞬間が近づいてきてしま
う。
 このままエリオの中で果てない。欲望に私は抗えるんだろうか。

 ピンポーン。

 部屋へ来訪を告げるチャイムが鳴り響く
 私の時間が止まった。絶え間ない刺激に翻弄されていたエリオは今のチャイムを聞き逃
したようで、何があったのか把握してない顔できょとんとしている。
 ルームシェアしているなのはは、今日は本局の方にいって帰ってこないはずである。
 もしかして精神が入れ替わるという異常事態を耳にして、慌てて帰ってきたのかもしれ
ない。踏み込まれたらまずい。エリオとトイレの個室でセックスをしているのが露見して
しまう。
 慌てて着替えても間に合わない。どうしたってトイレから出るところを目撃されてしま
う。
 いや冷静になれ。同居しているなのはは一々入室にチャイムはならなさない。
 今来ているのはなのは以外の第三者だ。インターホンを通じて、声が部屋の中にまで聞
こえてくる。
「はーい、はやてや。入れ替わったとはまた大変な自体やな。様子見にきたでー」
 やってきたのは第三者の中でも、なのはの次にやばい人物だった。
 他の人ならば、居留守を使うという手もある。きっと検査や散歩でもしていると思うだ
ろう。
 しかし今は精神が入れ替わるという異常事態の最中で部隊長権限を持ったはやてなのだ

 このまま何も返答をしなければ、さらなる異変が起きて私たちが意識を失っている場合
を考慮し、権限を使ってロックを外し踏みこんできかねない。
「ど、どうしましょう、フェイトさん……」
 エリオも事態を把握したようだった。私の服を掴んでいた手にわずかに力がこもり、今
の状態を見つかるかもしれないという足音に震えている。
 弱々しいエリオもいいものだと思った。
 何もしないのなら問題に発展するが、まだどうにでもなる範囲に過ぎない。エリオに気
づかれないようにこっそりとはやてへと念話をつなげる。

(はやて、今ちょっと取り込み中なんだ。あとでまた来てくれる?)
(念話とはまた実に取り込み中やね。考えようによっては楽しい状況やろうなあ。私も男
の子に一回ぐらいなってみたいで)

 はやてと念話でやり取りをしてるのを悟られないようにしつつ、エリオに微笑んだ。
「多分、はいってこないよ」
 ゆるゆるとエリオの中で動かす。周りがどんな状況にあろうと変わらず、むしろ緊張か
らか締め付けをまして男性性器を咥えこんでいる。
「ひゃぅ……だめです、フェイトさん、動かないでくださいっ 八神部隊長がドアの外に
――っ」
「そうだね、エリオのえっちな声が聞かれちゃうかもしれないね」

 防音設備はしっかりしている。ドアを開けないかぎり聞こえるはずがない。それを承知
で、エリオの耳元で囁き、柔らかな耳たぶに噛み付く。
 ピンポーンと部屋のチャイムがまた鳴らされた。びくっとエリオの背が跳ねた。

(どうしたの? またチャイムならして)
(いや、こうしたほうがええんちゃうかなと判断したんや。お邪魔やった?)
(グッジョブだよ、はやて。ゲンヤさんとお幸せに!)

「おらんなあ。おかしいなあ。しばらく待ってみよかな」

(フェイトちゃん、ご機嫌やなあ。エリオとお楽しみになー)
(うん、私がんばる)

 友の心遣いを無駄にはできない。全力でエリオを弄りぬくことを心に決めた。最後に噛
み付いていた耳をひとなめして「ひゃぅっ」ぐっと前に身を乗り出して、性交を再開する
ためにぐっとエリオの足を握った。
「フェイトさん……?」
「エリオ……エリオの中気持ちよすぎるよぉ。私……我慢できない」
「や、今はダメです。動かないで! 声がでちゃうぅぅっ」
 エリオがもごもごと足を動かして、抵抗しようとする。
 離したくなくて、両足を抱きしめた。きゅっと膣の中が狭くなり、摩擦係数が増す。
 膣口が上向きになり、挿入の角度が上がる。ほぼ垂直に肉棒を突き入れた。
「深い、深いですよ、フェイトさんっ」
「うん、先っぽの方が硬いものにコツコツあたってるよ。きっとそこが子宮口なんだね」
 ぐりぐりと中にもぐりこむように、亀頭を押し付ける。柔らかな肉の中にある、凹凸は
癖になってしまいそうなものがある。
「そこが一番奥だよ。エリオ、気持ちいいよね。腰が抜けちゃいそうになってるんだよね
。よくわかるよ」
「なああっ……フェイトさん、だめです。八神部隊長が部屋にきちゃうっっ」
 エリオが暴れれば暴れるほど、中がきつくなる。
 そこにきて、もう一度さらにチャイムが鳴る。
「もしもーし、あれ……? シャマルが部屋に行くと聞いたって言ってたけど違うんかな
。ドア開けちゃおうかな〜」
「うぁぁああ、フェイトさぁぁん」
 響いてくるはやての声に、エリオはもう泣く寸前。
 脳髄に突き刺される快楽の一撃と、迫り来る危機にもみくちゃにされている顔だった。
 エリオに開発されてしまった嗜虐心が刺激される。この顔が見たかった。

(はやて、ナイス! 今度一杯奢るよ)
(よろしくな。ほなら、私はもう行くからなー)

 はやての気配が遠くなっていく。私は心の中で親友に手を振った。
 残してくれた遺産を有効活用させるため、エリオの耳元に顔を寄せそっと囁く。
「今、はやてが入ってきたら、犯されてるところ見られちゃうね。エリオってばおちんち
ん突っ込まれて、泣きそうになってるよ。たくさんえっちなおつゆ溢れさせて、たらして
るところまで全部」
「あうぅんっ、で、でも、見られるのはフェイトさんの体ですよっ」
 タイミングを逸して、ブラジャーだけはずっとつけっぱなしになっている。仰向けに寝
ているのに、乳房がゆらゆらと揺れないのはそのおかげだった。ブラジャーの上から、マ
ッサージするように胸を揉む。
 他は裸なのでなんとなく気になったことと、胸で感じる快楽も受け取って欲しいので外
すことにした。
 ぐいぐいと陰茎を小刻みに動かしながら、ブラジャーの隙間に指を滑らせ乳首をつまみ
上げる。エリオの高ぶりも合わさって、こりこりと硬くなっていた。
「私ははやてには構わないかな。それにえっちなのは中身のエリオだし」
「そんなぁ……うっ……ああっ、だめ、なんかきちゃうっ」
「ほら、力を抜いて気持ちよくなっちゃって」
「じゃ、はあ、遠慮なくいっちゃいますっ。はぅぅぅぅっっ!」
 膣の中が収縮し、軽くイったことを伝えてくる。
 うねる肉壷に一緒に果ててしまいそうだったけれど、エリオを気持ちよくするという誓
いの下ぐっと耐えた。
 最高潮に欲望の化身は膨れ上がったまま、中身を開放することなくエリオの中に埋まっ
ている。
 荒く息をして、興奮から肌の表面に汗を浮かせている。
「エリオ、ね、感覚を済ましてみて。はやてはもういないと思って立ち去ってくれたみた
いだよ」
「はぁはぁ……えっ……あっ……本当だ」
 すっかり快楽の虜になっていたエリオはイったときに、はやての来訪のことが抜けてし
まったみたいだった。何いまだに意識が完全にはっきりしないようで、ぼんやりとした目
をしている。
「汗かいちゃったみたいだね。気休めだろうけど、ブラジャーとってあげるね?」
「はい、湿ってくっついてきて、動くたびにこすれてちょっと痛いです。お願いします」
「後ろ向いてくれるかな。フックが後ろにあるんだ」
「わかりました。うわっ」
 エリオはずっと寄りかかっていた便座から立ち上がろうとして、ふらりと足元から崩れ
た。
 驚いて、抱きしめるようにして支える。狭いトイレの個室ということもあり、エリオ自
身も壁に手をついて体重を支えきった。
「大丈夫?!」
「はい、ちょっと座りっぱなしだったんて血が下に集まってたみたいです。少し眩暈がし
ただけですよ」
「そっか。でも転んだら痛いから気をつけてね」
「はい、フェイトさんの体に傷はつけさせません。守り抜きます」
 エリオの言葉には乙女心を刺激する魔法がこめられていた。自分のことを一生懸命思っ
ていてくれてると、胸が熱くなってくる。
 この子と交わりたいと真に思った。
「ふふっ、でも言ったそばから怪我しちゃってるよ。ほら、ブラが擦れて赤くなってる」
「うっ……それはフェイトさんが隙間から無理やり胸触るから」
「そうだね。もう、後が残るようなことをしないよ」
「お願いします。フェイトさんの体、綺麗だから勿体無いです」
 ブラジャーのフックに指をかけて外すと、ブラはしがみつく力を失って肩紐でのみだら
りと垂れ下がる。
 覆いかぶさるように近づいて、ずらしてすとんと地面に落とす。
 後ろを向いているエリオに近づいたのだ。ゆえに愛液にぬらされた強張りがそそり立ち
、エリオの白いマシュマロのような尻に乗り上げている。少し動かすと粘液が移り、ナメ
クジが這った後のような粘液の道ができる。
「あの、フェイトさん、当たってるんですけど……」
「当ててるんだよ」
 便器の存在により、少しお尻が押し出された女性性器はぱっくりと開いて、握った分泌
液でてらてらと濡れている。
 さっき見たときはグロテスクにしか感じられなかったが、味を知った今は現金なもので
おいしそうに見える。

「あの、なんだか、さっきからおっきくなってる……その、おちんちんがゆっくり下に動
いているんですけど」
「エリオを食べるためだよ。さっきは乱暴にしちゃったから、今度はゆっくりいくね」
 とろとろに蕩けたそこに、再び肉槍を突きこんだ。
 先ほどまで埋まっていたところだ。適度にほぐれて、ずっと簡単に進んでいく。
「ん……フェイトさんの、じりじりって入ってきます。うぅ、どんな形してるのか、中で
わかっちゃっう……」
「やわらかくほぐれたエリオのがぎゅって吸い付いてきてる。さっき達したばかりだから
ね。感度があがってるんだよ。さっきよりも濡れて、熱くなってる」
 ゆっくりと最後まで突き刺さった。正上位でやるよりも、深くに差し込まれている。先
ほどの感触に加えて、尻肉が押し当てられ肉の柔らかさを感じた。
 エリオが痛がるそぶりはない。
 もっとリズムカルに、軽快にピストン運動することにした。
「うあっ、フェイトさんそれ、がんがんって奥をノックされますっ 子宮の入り口、刺さ
れちゃいます」
「こっちもすごいよ。この体位のアングルって、おちんちんが女性器に入るところが丸見
えなんだね。エリオの下のお口が一杯一杯に広がってしっかり咥えこんでるよ。ピンク色
のビラビラが押し出されてはみ出してて、すごくえっちだよ。エリオはいつもこんなのこ
っそり見てたんだ」
 のしかかり耳元で囁きながら、尾てい骨を掴んでぐっと一気に突き入れる。
「ひゃぅっ」
「エリオはエッチな悪い子だね。悪い子にはお仕置きしなきゃ」
「それはぁ、隠してたわけじゃなくてぇ……っひゃぁぁっ フェイトさん、それ、強すぎ
ぃっ」
 ずんずんとエリオの中を突き入れると同時に、腕を腰の前のように回して結合している
付近に差し出した。植物ならば根が腐るほどに、快楽を注がれ真っ赤に熟れたクリトリス
を指先でつまみあげる。
「これはおしおきだからね。刺激は強めだよ」
 刺激から無意識に逃れようとしているのか、エリオは助けを求めるように手を伸ばした

 ここは狭いトイレの個室で、助けてくれる人なんているはずもない。伸ばされた手は壁
という行き止まりにぶつかる。エリオはそこに手を突いた。ついてしまった。今までより
も、力強くエリオの奥底に突き入れる。押されたエリオはそのまま壁に押し付けられる形
となった。
 逃れようとしつつ逃がれることができないエリオは、蜘蛛の巣にかかった蝶のように思
えた。標本箱であるこの個室に、肉棒を縫いとめる針として押さえつけられてしまってい
る。、

「熱いんです」はー、はー、とエリオは発熱した病人のような息を上げている。ぽつりと
言葉を漏らした。「男の体だったときよりずっと」
 エリオはもしかして今の状態の方がいいんだろうか。
 出し入れする速度を緩めて、聞いてみることにした。この辺で休憩を入れて休まないと
、男としての経験の少なさから予期せぬタイミングで絶頂を迎えてしまいそうだ。
「もし戻れなかったらどうする? 私はエリオの体、エリオは私の体のままになっちゃっ
たら」
「フェイトさんに悪いですから、がんばって戻る方法を探します。僕の体は魔導師として
未熟ですし」
「私はそんなことを気にしないよ。他には問題あるの?」
「僕はフェイトさんがそれでよければ……フェイトさんがフェイトさんであれば十分です
。僕からは今のままでもかまいません」
 エリオの答えはある意味予想通りだった。エリオの言いたいことは私にも理解できる。
「私も一緒だよ。姿形は違っても、エリオがエリオであればいいよ」
「フェイトさん……」
「でも、そうなるとちょっと残念かな。いつかエリオの赤ちゃん産みたかったから」
「それなら大丈夫です。僕が変わりに生みます」
 悩んでいたことがエリオの一言で解決してしまった。
 このストイックさ、純粋さ、私はやはりこの子が好きだ。大好きだ。
「あ……、フェイトさんの、僕の中でもっと大きくなった……」
「エリオがうれしいこと言ってくれたからだよ。それに、ぎゅぎゅっと締め付けてくるか
らいっちゃいそうだよ」
「じゃ、そのまま僕の中に出してください。フェイトさんの、受け止めます」
「いいんだね。じゃ、ペースをを上げるね」
「んんんっっ、擦れすぎて熱いくらいですっ」
 もう、イきそうになったらどうしようという不安はない。後のことは気にせず、快楽に
身を任せて果てればいいというお墨付きをエリオからもらって、腰の辺りの筋肉が緩んだ
気がする。限界が一気に近くなった。
 ぱんぱんとエリオの尻肉を打つ音が耳朶を染め、大量に噴出している愛液に濡らされて
いく。快楽に促されるまま獣のように交じり合う。
「ね、いつもこんな風に感じてるんだよ?」
「僕もそんな風にいつもフェイトさんの体味わってるんです」
 どっちが男でどっちが女で、誰が誰を犯しているのかはもう些細な問題でしかなかった

 お互いの高まりだけを感じていた。鼓動は最高潮へと達し、終焉を迎える。
「くるっ。さっきみたいにでちゃうっっっ」
「いっぱい出してください。あ、あつぅぅぅっ」
 叫ぶように声を掛け合って、望み望まれるがままに意識を解き放った。





 達してエリオの中で精液を吐き出した。魂までも一緒に出してしまうんじゃないかとい
うほどの勢いで射精して、エリオの子宮を精子でぱんぱんにしてしまう。
 長い長い射精の後、気が抜けて軽く意識が飛んだ。
 次に意識が覚醒したときに、視界に広がったのは壁だった。おかしい。さっきまで眼下
には全裸で壁に押し付けられ犯されるエリオの姿が映っていたはずだ。
 それに下腹部が内側から熱い。加えて慣れ親しんだ、お腹の中をかき混ぜるような異物
感が感じられる。背後には人の気配もあった。
「フェイトさん……? もしかして僕たち、元に戻ったんですかね」
 振り向くと、エリオがそこにいた。エリオの姿をしたエリオだった。
「そう、みたいだね。お互いに精神を無防備に接触させるのがよかったのかな」
 振り向くために体をひねったときに、異物の正体であるエリオの陰茎が膣から抜け落ち
た。栓が抜けた肉壷からは大量に自分が吐き出した、エリオの遺伝子が溢れだしている。
 子宮に飛び散った精液が、ふたたび膣を通って逆流している。奥のほうから垂れてくる
感覚は、いつもならもったいなく感じるけれど自分がやったものなのであまり感慨はない

 それよりも、自分が散々酷使した、刺さっていた男根の方に興味があった。
 すでに燃え尽きて収縮してしまっているそれは、どのように感じていたか思い返し、忘
れないようにする。
「エリオ、変な姿勢で無茶させちゃってごめんね」
 コンディションをチェックすると、長時間座っていた足はやっぱりまだ痺れているよう
な感触が残っている。こんなものを味あわせてしまったのだと反省した。
「そんな、謝らなくてもいいですよ。僕だって気持ちよかったですし。……結構ふともも
の辺りが痺れてます。僕を気持ちよくさせるためにフェイトさんもがんばってくれたんで
すね」
「エリオのかわいい顔が見たかったからね」
 自分の下で快楽に翻弄され喘いでいたエリオは実にかわいかった。
 いつもリードする形でセックスをしてきたが、今日のは特にツボだった。
 けどこうして優位な関係で挑めるのは終わりかもしれない。エリオに女性の体がいかに
すれば感じるのかを、体験として教えてしまった。物覚えのいいエリオのことだ。きっと
レベルアップしているだろう。
「さ、次はベッドで続きをしよう? エリオはエリオ、私は私で、ね」
「はい……、今日自分で体験して知った、フェイトさんが気持ちいいと感じることを精一
杯実践しようと思います。覚悟してください」
「楽しみにしてるよ」
 私が逆に翻弄される日も近いのかもしれない。
 それもいいかなとエリオの言葉に期待を膨らませながら、長い間こもっていたような気
がするトイレから一歩を踏み出した。



著者:Mr.P

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