タグ検索でフェイト956件見つかりました。

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闇と時と本の旅人 第7話

音が、声が聞こえてしまう。  フェイトを抱きしめ、アルフはぐっと身体の疼きを堪えていた。  これ以上我慢し続けたらおかしくなってしまいそうだ。それでも、健気で幼い主人を傷つけてはいけないという思いでなんとか踏みとどまっている。  しかしこれでは、あからさまに挙動不審になりすぎ、いくらフェイトがその手の知識がないといっても不思議に思ってしまう。  静かに鼻で息をしながら、フェイトがゆっくりと瞼を上げる。  これほど近づいて、フェイトは自分の体臭を嗅いでいるだろう。アルフは、自分が人間ではなく使い…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%b0... - 2012年09月02日更新

闇と時と本の旅人 第6話

ためにクロノがいったん自宅へ戻り、その間フェイトとアルフはひとまずの自由時間ということで、アインスに連れられて裁判所近くの公園で待っていた。  フェイトにとっては、次元世界の中心地、ミッドチルダの首都となるクラナガンの街並みは初めて知ることばかりである。  聖王教会はミッドチルダのみならず次元世界で広く信仰され、人々の生活に根付いている。各地の有力な教会は、特に恩赦を行うこともある。  そして管理局の運営にも深く関わっており、現在、聖王教会中央教会騎士団筆頭を務めるカリム・グラシアは、管理局理事として強い…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%b0... - 2012年09月02日更新

黒の碑に捧げられし奴隷達7

である高町なのは、その同居人兼伴侶であるフェイト・テスタロッサだ。 2人とも下着姿だった。 「あ、何だか・・・恥ずかしい」 「フェイトちゃんてば、こんなに身体を硬くして・・・」 「だ、だって久しぶりだから・・・なのはとするの・・・」 恥ずかしそうに頬を染めるフェイトを、なのはは立ったまま優しく抱きしめ、首筋に舌を這わせた。更に強く抱き寄せると、なのははフェイトの唇に、自らの唇を重ねる。 彼女達は抱き合ったまま、濃厚な接吻を交わした状態で寝台の上に倒れこんだ。 「んん・・・はむ、ちゅる、んん・・・なのはあ…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%b9... - 2012年09月02日更新

飴喰い子鬼

「……は?」 突然の予想外の言葉に、フェイト・T・ハラオウンは困惑した。 声をかけた当の相手もフェイトのこの反応には少々期待外れな様子で、小首を傾げて思案顔になる。 「ふむ……決まり文句が伝わらないようですね。出自とする文化圏の壁は厚いようです。  やはり本来の97管理外世界出身であるナノハや、夜天の主に問うべきでしたか」 「えーっと……」 ひょっとしたら相手に非は無く、状況が理解できないのは自分の認識不足なのではないのだろうか。 状況を客観視するよりも先に自分の落ち度を疑う悪癖が、フェイトを…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%b0... - 2012年09月02日更新

処女厨と売れ残り

ぶりに会った親友の三人、なのは、はやて、フェイトは件の騒動について話をする。  はやてはなのはに同情して深く頷く、フェイトは何故か押し黙っていた。 「もう私だって三十だよ? ラブホくらい行かせて欲しいよね」 「ほんまほんま、なんかその話きいたら私もうかつにホテル行かれへんよ」 「……」  なのはもはやても普通に彼氏がおり、セックスのためにホテルに行くのもそれほど珍しくなくなっている。  こんな風に騒がれては堪ったものではない。  フェイトは何故か押し黙っていた。 「こういうのはあれだよね、彼女い…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%bd... - 2012年09月02日更新

時空を超えた乱戦!

?)  増えているのだ。  小さい頃のフェイトさん、はやてさん。ヴィータさんもいる。知らない人もいるけれど、きっと関係者だろう。  熊さんどころか森の生物勢揃い。  なに、このシルバニアファミリー達は。  危険度的にはマフィアのファミリーだけれども。 (ど、どうしましょう) 「にゃあ」(姐さん姐さん、ここはワイにごっつぅええアイデアがあるんやけど) 「ティオ? なにか良い案があるのですか?」 「にゃあ」(チャカ突きつけて、動くなワレェ、舐めとったらドタマ風穴開けたんど、言うたったら、ええねん) …

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%bb... - 2012年05月12日更新

真冬☆恋情

、こんな匂いがするんだろうか。 「なあフェイト」  いつまでもこの温もりと香りに包まれていたいという愚劣な欲望。  だが理性という軛を、必死の想いで繋ぎ止めた。 「そろそろ、部屋に戻ってはどうだ」  と。  だが目の前の、僕の腕の中の少女はぎゅっと身を縮ませながら、首を横に振る。 「……ん、もうちょっと」  間近で囁かれる声は、媚香のような匂いよりなお甘かった。 「――」  言葉もなく懊悩する。  これは拙い。  脳裏に築かれた理性という城壁にヒビが入るのを、確かに感じた。  そして、思う…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%bf... - 2012年05月12日更新

まさかの時に翠屋マテリアル裁判

は全く関係ないお話である。 ―――――フェイトの力ない声が、閉店後の翠屋に響く。 「えー、これから第1回マテリアル裁判を始めます……」 クロノの一件があった夜、翠屋には なのは、フェイト、はやての3人に加えてヴォルケンリッター、ユーノが集まっていた。 それぞれカウンターやボックス席に座りながら、 床に緑色のバインドで亀甲縛りにされたシュテル、レヴィ、ディアーチェを見下ろしていた。 「塵芥共め! コレの何処が裁判だ! 唯のリンチではないかっ!」 「あんなぁ王様、自分の胸によーぉ聞いてみぃ」 「……

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%a4... - 2012年05月12日更新

なのフェイ

に聞きとどめられる音量ではあった。 「フェイトさん、どうかしましたか?」  そう問い掛けたのは、正面のデスクに腰掛けた彼女の補佐官、青い制服姿の少女ティアナ・ランスターだった。  自分に掛けられた質問に、フェイトは幾許かの間を置いて顔を上げる。 「いや、特に何もないよ」 「そうですか? 顔も赤いし、体調悪いなら今日はもう上がって良いと思いますよ。仕事もそんな残ってませんし」  今二人がしている業務は、本局デスクにおける書類製作。  特に緊急性のある仕事でもなく、確かに補佐官であるティアナ一人に任…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%a4... - 2012年05月12日更新

ヴィヴィオとの思い出

 そんな彼女を待っていたのはユーノとフェイトである。  今でこそ、結婚して別の家庭を築いた二人だが、二人が――特にフェイトが、ヴィヴィオにとって親とも言える存在であることに代わりはない。 「なのはが、ヴィヴィオのことを忘れるわけないよ」 「うん。シャマルさんだって、大丈夫って言ってたじゃないか」 「……そうだよね」  頷くヴィヴィオの視線に気付いたフェイトが、その先にいるスバルの姿に気付く。 「まあ……、スバルは可哀想だけど……」 「ううう、なのはさーーん……」  スバルは辺り憚ることなく泣い…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%a5... - 2012年05月12日更新

胡蝶の夢・後編

したい。あの時の約束、憶えてる?』  フェイトに送ったメールだ。  時刻はミーティングという名目の、私の捕縛計画より幾分前。  新人達への訓練を早めに切り上げた私は、訓練場でフェイトを待っていた。  日は随分傾いてきているが、まだ没するまでには余裕がある。午後の爽やかな青空だ。  ギイ、と背後でドアの軋む音がした。 「良かった、来てくれたんだね、フェイトちゃん」  極上の高町なのはの笑みを浮かべて、軽やかに振り返る。  フェイトは、視線を地に落とし、迷子の子供のように所在なさげに立ち尽くしていた。 …

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%b8... - 2011年01月03日更新

die hard

定義を引用) ◆ 殺風景な部屋でフェイトは立ち尽くしていた。 部屋は凍えるほど寒かった。フェイトが息を吐くたびに白いもやができた。 薄暗い室内でみるリノリウムの壁や床はいつもよりいっそう無機質な感じがした。 奥の壁に据えつけられているロッカーのようなものは、「クリプト」と呼ばれる遺体安置用の箱の引き出しだった。 この部屋にはたくさんのボディが存在するが、動き回っているボディはフェイトだけだった。 今、フェイトの目の前にも、ボディが一体横たわっている。 このボディ――高町なのはは数時間前まで生きてい…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/die... - 2012年02月06日更新

続・お姉さんがしてあげる

--- 「ほら…エリオ、横になって」 「フェイトさんまで…そんなことしなくても…」 「ごめんね。エリオがこんなにもどかしい思いをしてたのに気付かないなんて…保護者失格だよ」 「そ、そんなのフェイトさんが謝る事じゃないです」 「ありがとう、これからは私がしてあげるからね……」 「ど、どうかな…?私ってこういうこと慣れてなくて…上手くできないんだけど…」 「そ、そんなこと無いです。すごく気持ち良いですよ…」 「でも…あまり出ないね。やっぱり私じゃ…」 「だ、だってティアさんがしてくれたばかりですし、そんなに…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%c2... - 2012年02月06日更新

お姉さんがしてあげる

ん、それ……すごい…」 「こういうこと、フェイトさんやキャロはしてくれないの?」 「は、はい。いつも自分で……」 「じゃあエリオのをしてあげるのは私が初めてなんだ?二人とも薄情ね、エリオがこんなに悶々としてたのに」 「そんな…こんなの頼めないですよ」 「そんなことないわよ?それにほら、例えばこういうとこ…自分じゃ出来ないでしょ?」 「…はい。すごく…気持ち良いです」 「素直でよろしい。じゃあもっと良くしてあげるわ…」 「ああ、そんな……ティアさん…ううっ!」 「うわっ、すごっ!こんなに一杯出るなんて…やっ…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%a4... - 2012年02月06日更新

フェイトのお守り

tw [9/10] ----  それは、フェイトが無事執務官試験に合格して数ヶ月後の話。  事務仕事をある程度こなした後に実戦投入、それが新米執務官の通る道である。  実戦とは言っても、いわゆるガサ入れ。不法な施設などへの立ち入り調査である。一般的には危険はそれほどない。  しかし、そこはフェイトである。執務官になる前から実力の片鱗を各所で見せつけているフェイトである。  そのうえ、ハラオウン閥である。正直に言ってしまえば妬みも多い。嫌がらせのような任務も皆無ではない。 「というわけで、明日、違法施設へ…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%a5... - 2011年12月04日更新

『FATE in The Dark Fate』 九章

くんと、膝を崩して床に座り込むなのはを、フェイトはじっと見つめていた。  やっと、なのはとキスが出来た。  その嬉しさ故に、鼓動が早くなる。 「なのは、愛してる」  呟きながら、呆然としているなのはの前に、ちょこんと座った。  驚きの表情を浮かべたまま固まっているなのはだけれど、瞳が潤んでいることも、頬が紅潮している事も、欲情を示していて。  自身の唾液の効果が出ていることを確認して、フェイトは笑みを浮かべたまま、もう一度唇を重ねた。 「んっ!?」 「ん……ちゅ……」  じゅるちゅると卑猥な音が、口の中と…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%a1... - 2011年09月29日更新

『FATE in The Dark Fate』

-[[序章>『FATE in The Dark Fate』 序章]] -[[一章>『FATE in The Dark Fate』 一章]] -[[二章>『FATE in The Dark Fate』 二章]] -[[三章>『FATE in The Dark Fate』 三章]] -[[四章>『FATE in The Dark Fate』 四章]] -[[間章之一>『FATE in The Dark Fate』間章之一]] -[[五章>『FATE in The Da…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%a1... - 2011年09月29日更新

鉄拳の老拳士 拳の系譜14

を好敵手として、また友として生きた女性、フェイト・T・ハラオウンの、血に濡れた姿がある。  真ソニックの黒い衣の、腹部が裂けている。  左の下腹部から脇まで、二十センチほどの長く深い傷だった。  溢れ出す鮮血の紅、桃色の腸。  斬撃と落下の衝撃で内臓を引きずり出され、フェイトの顔が蒼白そのものだった。  だが、絶命に至るほどの重症ではなかった。  かろうじて命は取り留めており、荒い呼吸と共に執務官の体は立ち上がろうともがいていた。 「動くな! 下手に動くと傷に障るぞ」 「シグ、ナム……大丈夫、です……

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%c5... - 2011年09月29日更新

魔法少女リリカルなのはStrikerS Burst 第五話

アルグレンの口から発せられた言葉に、フェイトとはやては我が耳を疑った。 先ほど立ち会った実験に使われていたMLC−3、人造リンカーコアは1.5メートルは有った。 しかし、ガジェット・トルーパーから見つかったそれの大きさは20〜25センチほど、それも宝石型。 機械のMLC−3とは明らかに違う。 「言葉が足りなかったかな・・・?正確には、MLC−3の本体はそれとほぼ同じ大きさの宝石だ」 アルグレン曰く、“とりあえず、リンカーコアみたいなのを作ってみよう”と言う冗談み たいな一言から、人造リンカーコアの…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%cb... - 2011年05月05日更新

無限書庫崩壊!? ユーノスクライアを救出せよ!

いつの間にかなのはの隣に立っているのは、フェイト・テスタロッサ・ハラオウンである。 「フェイトちゃん?」 「なのは、ぐずぐずしていちゃ駄目だよ。このままだと、ユーノのチンコが風邪を引いてしまうよ。  そんなことになったら、チンコの先から鼻水が出るようになって、避妊はバッチリだよ?」 「それは好都合なの」 「それもそうだね。なのは、賢いね」 「当然なの」  二人は救助活動を見守ることにした。  そして、数時間。 「ねえ、なのは」 「なに?」 「あれ、本当にユーノのチンコなのかな」 「え…

https://seesaawiki.jp/w/raisingheartexcelion/d/%cc... - 2011年05月05日更新

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