418 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:08:13 ID:bMzF4ZmQ [1/18]
419 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:09:56 ID:bMzF4ZmQ [2/18]
420 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:11:23 ID:bMzF4ZmQ [3/18]
421 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:12:42 ID:bMzF4ZmQ [4/18]
422 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:13:35 ID:bMzF4ZmQ [5/18]
423 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:14:33 ID:bMzF4ZmQ [6/18]
424 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:15:03 ID:bMzF4ZmQ [7/18]
425 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:15:44 ID:bMzF4ZmQ [8/18]
426 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:16:14 ID:bMzF4ZmQ [9/18]
427 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:17:21 ID:bMzF4ZmQ [10/18]
428 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:18:51 ID:bMzF4ZmQ [11/18]
429 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:20:19 ID:bMzF4ZmQ [12/18]
430 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:22:40 ID:bMzF4ZmQ [13/18]
431 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:23:56 ID:bMzF4ZmQ [14/18]
432 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:25:47 ID:bMzF4ZmQ [15/18]
433 名前:黒の碑に捧げられし奴隷達『捏造設定ありですので注意』 [sage] 投稿日:2012/04/12(木) 10:26:19 ID:bMzF4ZmQ [16/18]

ミッドチルダ、クラナガンに居を構える高町家。その一室に2人の女性が居た。
この家の家主である高町なのは、その同居人兼伴侶であるフェイト・テスタロッサだ。
2人とも下着姿だった。
「あ、何だか・・・恥ずかしい」
「フェイトちゃんてば、こんなに身体を硬くして・・・」
「だ、だって久しぶりだから・・・なのはとするの・・・」
恥ずかしそうに頬を染めるフェイトを、なのはは立ったまま優しく抱きしめ、首筋に舌を這わせた。更に強く抱き寄せると、なのははフェイトの唇に、自らの唇を重ねる。
彼女達は抱き合ったまま、濃厚な接吻を交わした状態で寝台の上に倒れこんだ。

「んん・・・はむ、ちゅる、んん・・・なのはあ・・・」
「フェイトちゃん、れろ・・・はむぅ・・・」
なのはの長い舌がフェイトの咥内へと入り込み、喉の奥まで舐め尽そうと動き回る。
フェイトの舌もそれに応じて、なのはの舌と絡み合った。
「んふ・・・む、ちゅる、はむ・・・れろ、ちゅぱっ・・・じゅるる・・・」
「ん、んん・・・な、なのはぁ・・・あぁん・・・」
フェイトの興奮を煽る為に、なのはは意図的に音を立てて唇を吸い上げる。
全ての唾液を吸い上げ、今度は咥内に溜まった唾液を再びフェイトに流し込んだ。

「あ・・・ふあぁん、な、なのはぁ・・・」
「フェイトちゃん、ここ数日、忙しかったんだから・・・いっぱい気持ちよくなろうね」
フェイトの黒のブラジャーをズリ下ろし、なのははそのままフェイトの胸に口付けして、先端を吸い上げた。舌先で軽く突付きあげながら吸い上げると、豊かな膨らみの上に乗っている、薄桃色の頂点は直ぐに硬くしこり始めた。
「あう・・・あ、あぁん・・・うぅ・・・はぁ、んふぅっ!!」
「もうこんなに硬くなって・・・いやらしいフェイトちゃん、えい・・・こうしてあげる」
なのはの片手がフェイトの片手を掴んで、強く揉みしだき始めた。
敏感になっているフェイトは、豊満な肢体を色づかせ、甘い喘ぎを漏らした。
「フェイトちゃん、こんなに硬くさせちゃって・・・いやらしい」
自己主張している先端に、なのはは軽く噛み付いた。
何度か噛む度にフェイトの身体は、ビクビクと痙攣して寝台の上で背を仰け反らせて跳ね上がった。
「!・・・な、なのはぁ・・・先端が気持ちいいよぉ・・・もっとぉ、おっぱいを苛めてぇ・・・」
「ふふ、フェイトちゃんの身体、大分解れてきた・・・ねえ、今度は私にもして、一緒に気持ちよくなろう?」
「う、うん・・・なのはぁ・・・私もたっぷり、なのはにしてあげるね・・・!!」
フェイトの紅瞳は、完全に快楽に潤み、妖しい光を放っている。
先程、なのはがしたのと同じ様に、フェイトもなのはの乳房から、純白のブラジャーを取り去り、その先端に舌を這わせ、揉み込んだ。
「なのはのおっぱい、柔らかい・・・指が沈み込んで・・・触り心地が凄くいいよ・・」
「もっと一杯、揉んでいいんだよ、フェイトちゃん」
「あん・・・嬉しい」
唇の端から唾液を滴らせ、フェイトは蕩けた顔で、なのはの胸に舌を這わせ続ける。
2つの女体は妖艶に色づいて、甘い匂いを振りまく。
「さあ・・・今度はこっちだよ」
「う、うん・・・」
2人は体勢を入れ替え、お互いの股間に顔を埋めた。
なのはは指でフェイトの花弁を指で押し開き、奥から溢れ出てくる淫蜜を舐め取った。

「もう、こんなにお汁を漏らして・・・フェイトちゃん、いやらしいんだから・・・」
「は、恥ずかしいよ、なのはぁ・・・」
意地悪な笑みを浮かべたなのはは、押し開いた花弁へと舌を這わせた。
淫蜜と唾液が混じりあい、舌と花弁の間で糸を引いた。
「ほら、フェイトちゃん、私の方にもお願い、速くして・・・」
「うん、なのはのここ、ピンク色で凄く綺麗・・・ちゅ、れろ、はむ・・・」
息も絶え絶えになりながらフェイトは、なのはの花弁へと舌を伸ばし、表面をゆっくりとなぞりあげた。フェイトを誘う様に、なのはの花弁から淫蜜がどろりと零れ落ちた。
「んん・・・れろ、じゅる、なのはのお汁、ちゅぷ・・・あむぅ・・・あぁ、凄く美味しい・・・」
「・・・あ、ふぁん、フェイトちゃん、上手だよ、もっと舌を激しく・・・」
徐になのはの指が、充血しきっていた淫核を抓りあげた。
その途端、フェイトの淫穴は、淫蜜の雫を飛び散らせた。
顔にかかって流れ落ちる淫蜜を、なのはは嬉しそうに舐め取って口に運んだ。
「ほらほら、もっと激しくしちゃうよ、フェイトちゃん・・・」
指をフェイトの淫蜜で濡らすと、なのはは花弁をなぞり上げながら、指を尻の谷間に入り込ませた。奥で蠢く蕾に淫蜜を塗りつけ、ゆっくりと挿入していく。
「あ、はぁぅ・・・そ、そこはお、お尻ぃ・・・!!」
「こっちの方も弄くってあげる・・・」
快楽によって支配されているフェイトの尻穴は、容易になのはの指を受け入れた。
フェイトも負けじと、なのはの花弁の中へ舌を差しこみ、内側をかき回し始めた。
「う、ふうぅ・・・フェ、フェイトちゃんの舌、奥まで届くぅ・・・あぁん、凄いよ・・・」
「なのはのお汁、凄く美味しいよ・・・んちゅ、れろ、はむぅ・・・」
フェイトに止めを刺そうと、なのはは淫核を甘噛みした。
一方、フェイトも思い切り舌を伸ばして、なのはの肉襞を舐め上げた。

「も、もう、フェイトちゃんの舌が・・・ぉ、奥まで届いて・・・イ、いっちゃうぅーーー!」
「ひゃあぁ・・・わ、私もぉ・・・いかされちゃうぅーーー!!」
なのはとフェイトは同時に絶頂に達し、大量の淫蜜をシーツの上に吐き出した。
絶頂の余韻に浸りながら、2人はお互いの身体を愛おしそうに撫で擦っていた。


「あ・・・な、なのは、私、も、もっと・・・なのはと・・・」
「うん、私もフェイトちゃんと、もっとしたいよ・・・」
2人は再び、口付けを交わした。



「全く・・・なのはママも、フェイトママも、盛り上がっちゃって・・・」
二階の部屋の中から聞こえてくる嬌声を尻目にヴィヴィオは一階に降りた。


『第44管理世界ディル・ステリナで発生した内乱も収束に向かう模様です・・・現在は現地政府首相の緊急記者会見がーーー』
リビングのテレビの方では、何やらニュースの特番をやっている。
今、二階の部屋で百合百合な愛の営みに熱中している2人も、この内乱鎮圧に駆りだされていた。ヴィヴィオはニュースの内容を適当に聞き流しながら屈伸運動をする。
今日はSt・ヒルデ学院の方も、経営母体である聖王教会の総本山が吹っ飛んだので数日間の臨時休校なのだ。聖王のクローンであるヴィヴィオとしても、他人事ではないのだが、あまり実感は湧かなかった。
それよりも八神道場に出稽古に行ってこよう。
運動用の服装に着替えたヴィヴィオは、相棒であるうさぎのぬいぐるみ型のデバイス、セイクリッドハート、通称クリスを連れて、高町家を後にした。

一方、イラストリアス号の一室。
ユーノは異常な身体の疼きに大型の―――10人くらいは寝られそうな―――寝台の上で身悶えていた。原因は明白だ、夕食のメニューは精のつく物ばかり。
確かに美味しかったが、桁違いの強精効果が股間を直撃している。
股間の肉槍はこれ以上ない程に硬く勃起し、貧血になりそうだった。
「・・・く、うう・・・はあぁっ・・・」
――“今夜、自分は間違いなく彼女達に貪りつくされる”――
その予感を抱きながら、ユーノは枕に顔を埋めながら苦しげに呻いた。

「お待たせ、ユーノ、随分と苦しそうね」
ドアを軽くノックして、ユーノの了承の声を受けてドゥーエが部屋に入ってくる。
そして、その姿は―――
真っ赤なハイレグのレオタードに黒いストッキング。
形の良いお尻を彩る様に白い綿毛の尻尾がちょこんと乗っている。
大きな兎の耳が頭に付いており、時折揺れては存在を主張している。
要はバニーガールだった。

「・・・バニーさん、好きよねえ?」
‘お前の好みは解っているぞ’と言いたげな笑みを浮かべるドゥーエ。
「はい、大好きです。バニーさん」
正直に頷くユーノ。その後、残りのメンバーも入ってくる。
ちなみに全員、月村家が用意したバニースーツを着ているが、それぞれに色が違う。
ギンガが青、すずかが紫、ディードが白、リインフォースが黒。
全員、スタイルがいいので目のやり場に困ってしまう。
そんな彼女達が一斉に寝台の上に乗り、所謂、“女豹のポーズ”でユーノにジリジリとにじり寄って来る。無論、ユーノを捕食する為だ、性的な意味で。

「・・・ウサギさんに食べられるフェレットさんなんて、笑えませんよね」
ユーノの正面に陣取ったギンガが舌なめずりをしながら笑い、ユーノを押さえ込む。
そして有無を言わせず、ドゥーエが白銀に輝く腕輪を、ユーノの右腕に取り付けた。

「・・・え、こ、これ、な、何・・・えぇっ!!?」
戸惑うユーノの身体が淡い翡翠色の光を放ち、同時に身体が一気に縮んでいく。
数秒後、ユーノは子供の頃――『闇の書』事件くらいの頃――の姿になっていた。
「ドクター特製のアイテム、変身魔法を応用した術式を組み込み、一時的に肉体年齢を若返らせる腕輪よ」
実にいい笑顔のドゥーエが楽しそうに解説してくれる。
更に装着者限定のАMF機能まであるらしく、フェレットになって逃げられない。

「ふふっ、ユーノ君てば・・・可愛い姿になっちゃって、それにしても懐かしい」
「そうだな、とても可愛い、それなのに・・・相変わらず、股間のソレは立派だな」
すずかとリインフォースが笑う。大好きなご馳走を前にした肉食獣の笑みだ。
そして兎の皮を被った美しい肉食獣達は、可愛い鼬に襲い掛かった。

「・・・ユーノさんのオチンチン、もう破裂しそうです」
ダボダボになっていた寝巻きを肌蹴けられ、うつ伏せに組み伏せられたユーノの下に寝そべったディードが、既に硬くなり始めた肉棒を軽く握って前後に動かした。
それだけの刺激に肉棒は何度もビクビクと脈打ち、熱さと硬度を増す。
「それじゃ・・・私は、こっちを苛めてあげますね・・・ん、ちゅっ・・・」
悪戯を思いついた子供の様な笑みを浮かべたギンガが、ユーノの尻に顔を近づけ、唇から舌を出して一舐めした。

「ギ、ギンガ・・・そ、そんな所、ひあぁっ!!」
「んっ、れろ、ユーノさんてば、女の子みたいな声を出して、可愛い・・・」
何度となくギンガと身体を重ねてきたユーノだったが、自分が尻穴を攻められた事は無かった。淫靡な笑みを浮かべたギンガの舌が尻穴の周りの皺をなぞっていく。
ジリジリと焦らす様な舌の動きに、尻穴が反射的に窄まった。
「ふふっ、それじゃあ、私も・・・えい、どうかな、ユーノ君」
この面子の中で単純なボリュームならば、ナンバーワンの乳房の持ち主はすずかだ。
その彼女がユーノの背中に遠慮なく、グリグリと胸部の93のFカップの‘兵器’を押し付けてくる。
「あ、あうぅ・・・す、凄い・・・んふあ、あ、あぁ・・・」
柔らかな双丘がユーノの首筋から背中にかけて密着してくる。
その素晴らしい感触はバニースーツで隔てられていても明瞭に感じ取れる。

「私も忘れないでよ、ユーノ」
更にドゥーエが、ユーノの後頭部に胸を押し付けてきた。
ここまでされると、もうユーノの理性は麻痺してしまっている。
「ふふっ・・・ユーノ、気持ち良さそうだな・・・ん、んちゅっ、れろ、はむっ・・・」
「ん、んちゅっ・・・は、んあぁっ・・・ふぅん・・・リ、リインフォース、んんぅ・・・」
止めとばかりにリインフォースがユーノの唇を奪う。
舌を絡め取られ、咥内の粘膜を舐め上げられる感覚にユーノは身震いした。

「ん、ユーノさぁん・・・んちゅ、れろ、はむっ・・・ちゅぱ・・・」
「・・・んん、んぐっ、はうぅ!?」
肉棒に頬擦りしていたディードが、舌に唾液を絡ませて先端部を舐め上げてきた。
ネットリと這い回る熱い舌の感触にユーノは全身を硬直させ、それを解きほぐすかの様に女性達は身体を密着させ、乳房を使ってマッサージしてくる。
「んっ・・・ちゅ、じゅる、れろ・・・はむぅ、ユーノさん・・・気持ちよくしてあげますね」
そう言ってディードが先端部をパックリと咥え込む。
咥内で暴れる肉棒に先走りと唾液を絡ませ、ディードが舌を動かし、執拗に責める。
「それじゃ私も負けない様に・・・えい、ん、んんっ、はむ、ちゅ・・・」
ディードへの対抗心と、ユーのへの愛しさを静かに燃やしながらギンガは、ユーノの袋を掌で優しく包み込み、指で転がしてくる。そして、また尻穴に舌を這わせてきた。
「んっ・・・ず、ちゅうぅ、ちゅぱ・・・れろ、んんっ、ちゅ、れろ・・・」
「そ、そんな・・・あ、ひぅん・・・だ、駄目ぇ・・・」
哀願の声を漏らすユーノにお構い無しにギンガは、ユーノの尻穴に指を少し入れて、柔らかくなる様に解してきた。更に舌で念入りに愛撫する事も忘れない。
尻穴を指と舌で集中的に弄り回され、肉棒は更に大きく、硬くなった。
「んぷっ・・・あん、私の口の中で暴れて、もうユーノさん、凄く可愛いですよ・・・れろ、ん・・・ちゅぱ、はむっ・・・れろ、んむ、ちゅるぅ・・・」
「んあぁっ・・・も、もう許して・・・恥ずかしいよぅ・・・」
「駄目です、逃がしてあげません・・・ん、れろ、はむっ・・・」

ディードとギンガがもたらす下半身の刺激に耐え切れず、ユーノは上体を起こして、逃げようと試みる。だが、何かを掴もうと虚空を泳いだ手はリインフォースに掴まれ、彼女の豊かな胸に導かれた。
その上に彼女の手が重ねあわされ、揉む様に指を動かされてしまう。
「ほら、私の胸を揉んでくれ・・・ん、はあぁっ、ふうぅ・・・ん、ふふっ・・・」

「私も頑張るから、よいしょ・・・ユーノ君、私のおっぱい、気持ちいい?」
「・・・あら、気持ちいいに決まってるわよね、ユーノ?」
ニヤニヤと笑い、すずかとドゥーエが身体を密着させてきた。
ユーノの背中と首筋に少し硬い物が触れてくる。
刺激に反応して乳房の先端部分が硬くなっているのだろう。
ユーノも彼女達の柔らかい指が脇腹や首筋、へそに触れる度に身体を硬直させた。
「ん、ちゅぱっ・・・はむ、れろ、お汁の量が増えてきました・・・どんどん出てきます」
「ん、ちゅっ、もうすぐ出るという事かな、それじゃ・・・ちゅぷ、はむ、れろれろ・・・」
ギンガとディードは意味ありげに目配せをすると、愛撫を再開した。
かなり激しい攻めだった。ギンガの舌が、強引にユーノの尻穴に捻りこまれた。
ギンガの舌は熱を帯びていて、ユーノが全身を大きく震わせる。
その度にドゥーエとすずかが嬉しそうな歓声を上げた。
「もう、可愛く悶えちゃって・・・本当に可愛いわね」
「滅茶苦茶に犯したくなってくるなあ・・・ユーノ君」
ユーノの『闇の書』事件当時の姿を直接に知っているのは、このメンバーではすずかとリインフォースだけだったが、彼の幼い姿は彼女達全員の興奮を煽った。
ギンガとディードの執拗な舌による愛撫によって、ユーノは自分の下半身全部が跡形も無く、ドロドロに溶けてしまったかの様な錯覚を覚えた。
「・・・んあ、あ、あぁっ、も、もう・・・で、出ちゃうよっ!!」
「んっ・・・んふぅ!? ん、んくっ・・・ぷあ、んん・・・ちゅ・・・ちゅぱ・・・」
そして爆発の瞬間が訪れた。
咥内に吐き出された精液をディードは全部飲み干そうとしたが、余りの量の多さに口を離してしまった。解放された肉棒は何度も脈打ち、濃厚な白濁液をぶちまけていく。
絶頂の余韻に浸りながらユーノは呼吸を整え、身体を震わせた。

「ふふっ、ユーノ、まだまだだぞ、休ませてやらないからな。んん・・・ちゅ、れろ」
「・・・リ、リインフォース、んんっ・・・はふっ、ちゅぱ・・・」
妖艶に笑うリインフォースが、ユーノを後ろから抱きしめ、その唇を強引に奪った。
前歯を舐め、歯茎を舐め、舌を絡めとリ、絡み合わせる。

「ちゅ・・・れろ、ふふっ、キスマークを一杯、残してあげるわ」
「ユーノさん、大好きです・・・ちゅ、ふぅ、んん・・・」
それに続く様にドゥーエ、ディードが、ユーノの鎖骨や胸板に愛おしそうに舌を這わせ、強く口付け、その痕を残していく。

「今度は・・・胸で奉仕してあげるね」
「ユーノさん、気持ちよくなって下さい」
更にすずかとギンガが、ユーノの足元に身体を寄せてくる。
そしてバニースーツの胸元を肌蹴けると、射精し終えても未だに硬い肉棒を左右から豊かな乳房の間に挟みこんだ。
「んんっ・・・う、うむぅ、僕のが・・・2人に挟まれて・・・んん、んむっ、ちゅる・・・」
実に心地よい弾力に包まれ、いきり立った肉棒は微動を続けている。
爛々と目を輝かせてすずかとギンガは挟み込んだ肉棒を放さず、乳房をゆるゆると上下に動かす。そしてユーノに見せ付ける様に、四つの胸の谷間から顔を出している先端に舌を這わせ始めた。

「んっ・・・ぴちゃ、れろ、ユーノさんの匂いが広がって・・・んん・・」
「凄く濃い、舌に絡んで・・・ふふっ、ヌルヌルして・・・興奮しちゃう」
ピチャピチャと意図的に卑猥な音を立てながら、すずかが先端部に舌先を絡める。
その豊満な肢体は薄っすらと色づき、舌先のうねりも淫靡で熱い。
ふくよかな乳房を重ねあい、1つの肉棒を念入りにこね回す。
すずかに触発されたのか、ギンガも甘い吐息を響かせた。
「んん、ちゅぽ、ユーノさんのお汁、いっぱいください・・・ん、はむっ・・・」
瞳に妖艶な光を宿し、ギンガは豊かな乳房で、脈打つ肉棒をみっちりと包み込む。
そのまま上体を左右に揺らし、柔らかな摩擦を注ぎ込んでくる。
敏感な肉竿を双丘で擦り、舌先で先端部をくすぐってくる。
二組のふくよかで美しい膨らみに完全に覆われ、醜悪な肉塊がビクビクと身悶える。
絶妙の弾力と柔らかさで、のたうつ砲身は爆発寸前だった。

「・・・はあ、ふぅ、気持ちいい・・・ん、ひあぁっ!?」
快感に浸るユーノの首筋を滑った感触が襲う。
更に耳朶が甘噛みされ、熱い吐息が吹き込まれた。
「・・・ユーノ、油断大敵だな、ふぅ・・・ちゅ・・・」
紅瞳を潤ませ、リインフォースが愉快そうに笑いながら、豊かな乳房をユーノの背中に押し付けてくる。バニースーツ越しに極上の柔らかさを感じ、ユーノは息を呑んだ。
「あら私達も居るわよ」
「ユーノさん、忘れないでください」
ドゥーエとディードが、その乳房をユーノの両腕に押し付けてきた。
ユーノは両腕を動かし、ドゥーエとディードを抱き寄せると、彼女達の乳房を掴んで、そのまま揉みしだいた。
「あ、ちょ、ちょっと・・・あ、んんっ・・・もう・・・」
「ふぁ、ん・・・ユーノさん、あ、んふっ・・・あぁ・・・」
嬌声を漏らす二人だったが、嫌がる素振りは見せない。
寧ろ、“もっと揉んで欲しい”とでも言う様に、身体を押し付けてくる。
彼女達の求めに応じて、ユーノは小さな手を懸命に動かして胸を揉みしだき、スーツ越しでも解る程に硬くしこった先端を指の腹で擦り上げた。
「あぁ、い、いい・・・もっと、揉んでよ・・・あん・・・」
「ふあぁ、ユ、ユーノさん・・・気持ちいいです、んふぅ・・・」
元《ナンバーズ》の次女と末娘が心地良さそうな声を漏らし、その肢体をくねらせた。

一方、すずかとギンガは胸と口での奉仕を続けていた。
甘ったるい吐息を絡ませ、真っ白な素肌を隙間無く重ねあう。
薄っすらと頬を上気させ、彼女達は情欲の熱を含んだ瞳でユーノを見つめてきた。
「んん・・・舐めても舐めてもキリが無いです・・・ん、ちゅぷ・・・」
「それに凄く熱くて・・・私達の胸の中で暴れてる・・・」
普段の清楚さや気品などかなぐり捨て、すずかとギンガは快感の海に溺れている。
互いの膨らみを押し合う様に、隙間無く肉棒を挟みこむ。
凄まじく官能的な谷間の中心で、熱く滾る肉棒が小刻みに揺れた。
「ビクビクと震えて・・・もう、出そうなのかな?」
「遠慮せずに出していいんですよ、ユーノさん・・・」
火照った肢体を密着させ、硬くしこった胸の先端を擦り合わせる。
微弱な快楽の電流を受け、すずかとギンガが背中を奮わせた。
掠れた甘い吐息が先端をくすぐり、滲んだ汗と先走りが肉竿と乳房の潤滑油となって更なる快感をもたらす。
逃げ場の無い愉悦に包囲され、ユーノは猛烈な射精の衝動を覚えた。

「あっ・・・凄く弾んでる・・・もう出そうなんだね、いいよ、出してユーノ君」
「かけて下さい、お好きな所に・・・胸でも顔でも・・・!!」
急激に押し寄せる爆発の予兆が、ビクビクと脈打つ肉棒を大きく弾ませる。
敏感に限界が近い事を察知して、2人が尚更に乳房を寄せてきた。
忽ちの内に心地よい摩擦が生じ、甘美な振動で射精を促してくる。

「くっ・・・も、もう出るよ・・・!!」
「で、出るんだね・・・熱くて、濃いのがいっぱい・・・速くきて・・・」
「あぁ、出してください、ユーノさんの白いミルクで穢して下さい、ベタベタにしてぇ・・」
破裂直前の砲身を包み、すずかとギンガは激しく乳房をうねらせる。
自らの乳房諸共に肉棒を揉み潰し、性急に白濁の樹液を搾り出そうとしてくる。
程なく限界は訪れ、ユーノは多量の濁液を豪快に吐き出していた。
「あっ・・・こんなに一杯、ドロドロのが・・・あ、んふっ、うう・・・」
「あん、熱い・・・それに凄い匂い・・・んん・・・ふあっ・・・」
大量の白濁は無遠慮にすずかとギンガの顔面を襲った。
凄まじい粘度と濃度の白濁が降り注ぎ、その青臭い匂いが彼女達を狂わせる。
熱病に浮かされた様な表情で二人は深い溜息を漏らし、二度の射精を経ても一向に衰えを見せぬ肉棒を丁寧にチュパチュパと舐る。
「あ、ふ、ふあぁっ・・・ふ、2人とも、す、凄い・・・んん・・・」
愛おしそうに肉棒をしゃぶる2人の姿に、ユーノは息を漏らした。

「・・そろそろ私としては、下のお口の方に欲しいけど・・・ユーノは誰から入れたい?」
「そうだな、私もお前が欲しくて、身体が疼いている・・・誰から入れる?」
「えーと・・・だ、誰にしようかと言われても・・・」
ドゥーエ、リインフォースの無限書庫秘書コンビの問いに、ユーノは悩んだ。
とてつもなく魅力的な女性達だが、現実問題として女は五人、男は1人。
五つある淫穴に対して、肉棒は1つだけ。実にもどかしく、贅沢な悩みだった。



「それじゃ、私が一番先に頂くわね。もう我慢できなくて」
誰にするか決めかねているユーノの心情を察して、ドゥーエが名乗りを挙げた。
そして手を伸ばして、バニースーツのクロッチのホックを外し、ストッキングをビリビリと引き裂く。さらけ出された女の穴からは、淫汁が後から後から滴り落ちていた。
それでも足りぬと、後ろ手に回した指でドゥーエは自らの手で花弁を広げてみせた。
「ほら・・・見て、私のここ、もう貴方のニンジンが欲しくて、涎を垂らしているのよ・・・」
嫣然と微笑んだドゥーエは、ユーノの上に腰を下ろした。
飢え切った淫壷が、熱を持った肉棒を一瞬で飲み込んでいく。
騎乗位で心地よさそうにドゥーエは豪快に腰を振る。
彼女の秘所は中央部の締め付けが物凄く強烈でその分、入り口と奥の方は緩く優しく焦らす様に擦ってくる。
「・・・あ、あぁ、い、いい・・・ユーノ、凄くいいわ・・・あ、んあぁ、も、もう・・・凄いぃ・・・」
「・・・う、うわ、ひぅ、ぼ、僕のオチンチンが食べられちゃってる・・・あ、んぐっ・・・」
男女の結合部からグチュグチュと粘着質な水音が立ち、大量の淫蜜が吹き零れる。
子供の姿になった事で精神も幾らか若返っているのか、ユーノは気を抜くと、意識が吹っ飛んでしまいそうになる。何とか意識を保ち、ユーノは懸命に腰を突き上げた。

「あぁん・・・いい、いいわよ、深くてぇ・・・もう凄い・・・最高よっ!!」
部屋全体に響き渡る程の嬌声を張り上げながらドゥーエは、真紅のバニースーツ姿で淫汗を滴らせ、暗い色合いの金髪を振り乱しながら悩ましく喘ぐ。
その痴態が益々、ユーノを虜にし、獣欲を駆り立てる。
お互い、本能に忠実な獣の様に交わりお互いの肌をぶつけ合わせるが、先に限界を迎えたのは、ユーノの方だった。
「あ、んん・・・も、もう駄目、で、出ちゃうよっ!!」
「いいわよ、出しなさい、私の中に・・・たっぷり注ぎ込みなさい!!」
煽られるがままに肉竿を押し上げ、ユーノは自らの欲望を解放した。
マグマの様に熱い男の体液が、女の中に注ぎ込まれる。
ドゥーエの背が弓なりになり、揺れていた双乳が前に突き出された。
やがて満足そうにドゥーエは脱力して仰向けになった。結果、結合も解かれる。


射精した余韻に浸る暇も無く、ユーノの上にギンガが跨ってきた。
「ちょ・・・ちょっと、待って少し休ませ―――」
「駄目ですよ、ユーノさんのオチンチン、まだこんなに元気じゃないですか」
ギンガの指摘どおり、肉棒はビンビンに勃起したままだ。
そして有無を言わさずに、青いバニースーツを纏ったギンガは、スーツのクロッチを手際よく外して淫穴を露出させ、肉棒を咥え込んだ。
「・・・はっ、あぁ、ふあぁん、いい、ユーノさんのオチンチン、熱くて固いですっ!!・・・凄く気持ちいい、んん・・・あ、んふぅ・・・」
熱く潤んだ瞳を震わせ、ギンガは滾った肉棒を根元まで完全に咥え込んだ。
そして深く息を吸って腰を勢いよく振りたて始めた。
「・・・あっ、んん、ふうぅ、お、奥まで届いてる・・・ん、はふ、いいです、凄くぅ・・・」
「う・・・あ、んう、ひあぁっ・・・搾り取られるぅ・・・」
「す、凄く可愛い声・・・ユーノさん、もっと可愛く喘いでください・・・」
あどけない子供の姿のユーノを犯す感覚がこの上なく情欲を炊きつけるらしい。
ユーノの喘ぎに身体を震わせ、ギンガの攻めが加速した。
「・・・あ、ふぁん・・・止まらないのぉ・・・身体が疼いてぇ・・・」
豊かに張り出した双丘を揺らし、悩ましい痴態を見せ付ける。
喘ぎを漏らし、作り物の兎の耳を揺らしながらギンガが刻々と上り詰めていく。
結合部からは白濁の液がジュボジュボと溢れ出している。
卑猥な水音を高らかに奏で、ギンガは無我夢中で腰を振っていた。
「あっ・・・そう、そうです、もっと、私の中、滅茶苦茶にして下さい・・・あ、んんっ!!」
ギンガの求めに応じ、ユーノが小さな身体を動かして突き上げる。
子供の身体に不釣合いな肉棒が、ギンガの内部を繰り返し、ゴリゴリと抉る。
一突きごとに、ギンガを確実に絶頂に導いていく。
「・・・あっ、んん・・・わ、私の中で暴れてる・・・出したがってるんですね」
下に組み伏せたユーノに見せ付ける様に、ギンガは自らの豊満な乳房を揉みしだく。
ギンガ自身の性感も高まっているのか、彼女の内部はユーノの肉棒を入り口と奥でグイグイと締め付け、絞り上げてくる。
ユーノの射精を促そうと、その締め付けが益々きつくなった。
猛烈な攻勢の前に、ユーノに抗う術は残っていない。
ギンガが大きく背を反らせた直後、ユーノは彼女の中に精液をぶちまけていた。

「あ、あふぅ、熱いのが・・・奥に来てる、あ、んあぁん・・・素敵ぃ・・・」
深々とギンガを貫いた肉棒が、射精の余勢で小刻みに揺れた。
過敏な粘膜を震わす振動に、ギンガが恍惚と瞳を潤ませる。
たっぷりと白濁を注がれ、充血した秘所が物憂げに蠢いた。


「ふふっ・・・ユーノさん、まだ固いまま、もっと出したいんですよね?」
ギンガの言う通り、ユーノの肉棒は衰えを見せない。
まるで高峰の様な屹立を保ち、物欲しげに微動を続け、それを興味津々な面持ちでディードは見ている。そんな彼女の背後にすずかは忍び寄り、羽交い絞めにした。
「ふふっ・・・今度はディードの番だね、もう、こんなにグッショリ濡らして・・・」
「え、ふあぁん・・・だ、駄目、そ、そんな・・・あぁん・・・」
白いバニースーツの股間辺りに、すずかの手が伸ばされ、いい様に弄り回す。
その度に卑猥な水音が鳴り、ディードは羞恥で身悶えた。
更にすずかは、ディードの両脚をM字に開脚させ、ストッキングを引き裂き、スーツのクロッチ部分を横にずらした。淫蜜塗れの秘裂が示された。
「さあ、この娘、ユーノ君のオチンチンを欲しがって、こんなになってるんだよ・・・速く入れてあげて・・・」
「え?・・・で、でも、うわっ!!?」
「もう遠慮する必要ないわよ・・・ほら、一気に押し込みなさい」
すずかと目配せをしたドゥーエが、ユーノの不意を突いて、彼の膝を落とす。
戸惑うユーノの背後からドゥーエは抱きつき、強引にユーノとディードを重ねた。
パックリと開いたディードの淫穴に、肉棒の先端がグチュリと淫音を響かせて入る。
ドゥーエがユーノの背中にゆっくりと体重を掛け、それによって突き出た肉棒は
何の抵抗も無く、あっさりと女の内部に埋没していく。
「・・・ん、んあ、は、入ってくるぅ・・・ユーノさんのオチンチンが私の中に・・・硬くてぇ・・・凄く熱い・・・あ、んふっ、あぁん・・」
ドゥーエやギンガといった“先輩”達の濡れ場に当てられ、かなりの興奮状態にあったらしい。全く拒絶の意思も見せず、ディードが瞳を潤ませる。
自らの淫蜜に塗れ、ディードの肉穴は完全に濡れそぼっている。
ユーノの肉棒を咥え込んだ途端、蕩けきった其処は、悦びの蜜を溢れさせる。
「あぁ、ディ、ディードの中・・・凄い・・・僕のに・・絡み付いて・・・」
「んあぁっ・・・ユーノさぁん、い、いいですぅ・・・たくさん動いて、私の中・・・もっと感じてください・・・ん、ふうぅ・・・あ、ひあぁん・・・わ、私の胸、ん、ひぅぅん!?」
うっとりとした表情でディードは、ユーノの律動を受け入れ、自分から下肢を積極的に動かしていた。そんな彼女の胸を、すずかが背後から揉みしだく。
性感を高められたディードの秘所は熱く火照り、入り口は緩く締め付け、奥はギリギリと締め上げる。おまけにザラザラの肉襞が、淫竿にネットリと絡みついてくる。

「も、もう・・・僕、出そうだよぅ・・・あ、んぐっ、ふうぅ・・・」
「いいですよ・・・いつでも出してください、な、中にぃ・・・」
つい先程だしたばかりだと言うのに、早くもユーノは限界を迎えかけていた。
とはいってもディードの秘所は相当の名器だった。
心身共に幼くなっているユーノに、耐えろという方が無理な相談かもしれない。
「うう、か、絡み付いて・・・出ちゃうよぉ・・・はうぅ・・・」
「が、我慢しないで・・・私の中に、あぁん・・・はぅ、んん・・・」
時折、ひねりも加えつつ、ディードが幾度も腰をうねらせた。
肉棒に吸い付いた淫肉は小刻みに震え、扇情的に射精を促す。
蠢く粘膜と熱い淫蜜に煽り立てられ、ユーノは今にも達してしまいそうだった。
「・・・あ、ん、あ、あふっ・・・あ、ふあぁっ!?」
「いつでも達していいのよ、ユーノ・・・ん、ちゅ、はむっ・・・」
喘ぐユーノを背後から抱きしめたドゥーエは、耳朶に舌を這わせながら囁きかける。
彼女の豊かな胸の感触を背中に感じ、程なくユーノは爆発を迎えた。
「あ、んふぅ・・・出てる、ユーノさんのが・・・私の中に・・・んく、ふうぅ・・・」
「あ、んん・・・凄い・・・あ、あぁぁ・・・」
あどけない顔を愉悦に歪ませ、ユーノが激しく身体を震わせた。
思い切り腰を突き出した状態で、ユーノは身体を硬直させた。
根元まで淫筒に埋もれた肉棒は、痙攣しながら白濁を吐き出している。
「ふふっ・・・たくさん出して貰って、羨ましいな・・・えいっ」
すずかが、ディードの乳房を執拗に攻め立て、バニースーツの上からでもハッキリと解る先端の突起を指の腹で抓り上げた。
「・・・す、すずかさぁん、んふあぁ・・・ひあぁ、んんぁん、あ、あぁ―――!!」
それによってディードは、甲高い嬌声を張り上げ、絶頂に達してしまう。
そして、しつこい程に続いていた射精がようやく止まる。
その直後、倒れこんできたユーノを優しく抱き止め、ディードは恍惚と溜息を漏らした。豊かな胸の谷間に顔が埋まる格好になったユーノは苦しげに呻くが、ディードは彼の後頭部を愛しげに撫で回す。



「それじゃ、次は・・・私の番だね」
立ち上がったすずかの言葉を受け、ユーノを抱きしめていたディードは名残惜しそうな表情を浮かべながらも彼を解放する。
ユーノを見下ろす様にすずかは立ち、男を惑わす淫魔の如き笑みを浮かべている。
ただ呼吸をしているだけで、紫のバニースーツに包まれた胸が大きく揺れた。
「さあ・・・ユーノ君、私が欲しい?」
妖艶な笑みを浮かべつつ、すずかは見せ付ける様に自らの手で胸を揉みしだく。
たわわな膨らみは細い指を吸い込む様に包んで、柔らかさを示す。
それを視界に収めた途端、射精直後で少し萎えていた肉棒が元気を取り戻す。
「う、うん・・・欲しいです・・・」
「うんうん、股間のフェレットさんも素直でいいよ、ユーノ君・・・とても美味しそう」
満足そうに頷き、自らのバニースーツのクロッチを外したすずかは、たおやかな外見に似合わず、獲物に襲い掛かる獰猛な黒豹の如く、ユーノの上に覆いかぶさった。
股間を弄くり、指で花弁を開いたすずかは、垂直で立つ肉棒に腰を落としていく。

「んはぁん・・・凄く硬い、それに熱くて・・・私の体が芯から焼かれちゃいそうだよ・・・」
肉棒を根元まで受け入れたすずかは、激しく腰を振りたて始めた。
闇の眷属の血を引く令嬢の魔性の花弁を、熱く滾る肉棒が突き上げる。
すずかの秘所は、入り口と中間と最深部、三点部分でグリグリと締め付け、おまけに不規則にその度合いが変化して、ユーノを幻惑する。
「ふ、太いよ・・・あん、もっと、もっと奥までぇ・・・ほら、来てぇ!!」
愛しい男の一物をすずかは咥えこみ淫肉をうねらせ、隅々まで存分に味わいつくす。
貪欲にすずかが腰を振る度に、部屋中に粘液の奏でる淫らな音が鳴り響く。
「くはぁ、ユーノ君のオチンチン、ゴツゴツしたカリが・・・私の中を削るのぉ・・・もっと、もっとゴリゴリしてぇ・・・あぁん・・・ひ、あぅぅん・・・」
濡れ光る結合部からは絶えず、淫蜜が流れ続けてシーツの上に染みを広げている。
肉壁は精液を求めて収縮して、肉棒を強烈に締め上げ、快楽を貪る。
「・・・う、うあ、す、すずかぁ・・・ん、ふぐあぁ・・・」
「ユーノ君、可愛く喘いでるのにぃ・・・オチンチン、凄く逞しいなんて・・・はう、こ、コレ、病み付きになっちゃいそうだよぉ・・・は、あぁン・・・!!」
白い肌を薄っすらと色づかせ、すずかは腰の動きを加速させた。
肉棒への圧迫も増し、その攻勢の前にユーノは為す術も無い。
只管、闇のお嬢様の蕩ける様な肉体に貪りつくされるだけだ。
「いい、凄く・・・いいよお、ユーノくん、んあぁ・・・ん、ふあぁっ・・・わ、私の中でぇ、ふ、太く・・・なってるぅ・・・暴れてるよぉ・・・」
淫肉はまるで蛇の如く、肉棒を絞り上げ、絡み付き、絞る。
この世のものとは思えぬ程の快楽と苦痛がユーノの全身を支配する。
「あぁん・・・いい、もっと突き上げて!! 太いオチンチンで私を串刺しにして!!」
美しい紫黒の長髪を振り乱し、すずかは身体を仰け反らせた。
その拍子に圧倒的なボリュームを誇る乳房が挑発的に揺れた。
淫靡に微笑む唇の端からは、唾液がいやらしくダラダラと流れ落ちていた。

限界まで膨張した肉棒は、すずかの体内をかき回す様に暴れ回る。
その巨根の存在を感じながら、瞳を快感で蕩けさせ、すすかは心地よさそうに豊満な肢体を身悶えさせた。

「あっ・・・も、もう駄目だよぅ、ぼ、僕、いきそうだよぉ・・・」
「わ、私もぉ・・・いきそう、ああぁぁ――――!!」
遂にユーノは限界に達し、溜まっていた精液全てをすずかの体内に注ぎ込み、それによって、すずかも絶頂を味わう。全身をがくがくと痙攣させ、愛しい男の全てを飲み込もうと、すずかの下腹部が妖しく蠢いた。
「はぁっ・・・あ、あぁん・・・んふぅ、ユーノくぅん・・・凄かったよ・・・ん、あふぅ・・・」
悩ましく喘ぎながら、すずかが身体を震わせる。
それに合わせて、精液を残らず搾り取ろうと、肉襞がグチュグチュと蠢いた。

「そして・・・最後はリインフォースさんだね」
絶頂に達した後で、力が入らず緩慢な動きですずかは、ユーノの上から離れた。
そして、リインフォースの方に視線を向けた。
「・・・あ、ふうぅ・・・よ、ようやくか・・・待ちかねたぞ、んん・・・」
黒いバニースーツ姿のリインフォースは、白磁の様に白い肌を薄っすらと紅潮させ、黒のストッキングに包まれた脚をモジモジと擦り合わせた。
その魅惑的な脚の付け根部分は微かに湿り、染みを作っていた。
「もう、待ちきれなくて、リインフォースさん、こんなに蜜を垂れ流してるんですね」
「は、恥ずかしい・・・態々、指摘しなくても、ひあぁんっ!?」
ギンガの手が、リインフォースの股間部分に伸ばされ、バニースーツの上から細い指が女の恥ずかしい部分を弄くり回す。
「・・・何だか可愛いです、リインフォースさん」
「・・・お、お前達、も、もう・・・や、止め・・・あ、あふぅ・・・ひいぃん・・・」
更にすずかが背後から、リインフォースの胸を揉みしだく。
股間と両胸をいい様に弄ばれ、紅い瞳を快感に蕩かせたリインフォースは、肉感的な肢体を悩ましく揺らし、甘い吐息を漏らした。
「それじゃあ・・・リインフォースさん、折角ですから・・・これを使ってみます?」
「そ、それは・・・?」
すずかの提示してきた代物に、リインフォースは瞳を瞬かせた。



「ん、くふぁっ・・・んん、あふぅ、あぁん・・・!!」
黒いバニースーツ姿のリインフォースが全身をローションに塗れさせ、ゆっくりとした動きでユーノの上に跨り、肌を重ねてくる。
ディードとの情事の際に使用したのと、同じタイプのローションの助けを借りて、いつもよりスムーズに奥深くまで沈んでいく肉棒。
肉棒の先端部分が最奥に届いたのとほぼ同時に、リインフォースは腰が砕けた様に前のめりになって、ユーノの上に覆いかぶさってきた。
「ん、うぅ・・・む、胸の谷間に顔が・・・く、苦しい・・・うぷ、うう・・・」
ヌルヌルと滑りながら柔らかく弾む感触。息苦しさを感じながらユーノは、くすぐったい様な絶妙な刺激に酔い痴れる。
「凄く滑って・・・動き辛いな、これは・・・だ、だが、段々、気持ちよく・・・あふぅ・・・」
声を僅かに甘く痺れさせ、リインフォースはゆっくりと身体を前後に滑らせ始めた。
滑らかに動く男の目を釘付けにする、黒いバニースーツに包まれた豊満な肢体。
柔らかく潰れた乳房が顔と胸板を往復し、その度にもたらされる絶妙な刺激がユーノの背筋を小刻みにビクビクと震わせる。
バニースーツ越しに伝わってくるリインフォースの肌の温もり。
最高級の絹の様にキメ細やかな肌が吸い付いてくる様だった。
その桁違いの快感にユーノは、急速に高まっていく。

「んふあぁ・・・わ、私の中で・・・膨らんで・・・んあぁんっ!!」
「だって・・・これ、本当に気持ちがよくて・・・す、凄い・・・」
リインフォースの内部で次第に硬さと太さを増していく肉棒。
それに呼応する様に、リインフォースの声が甘く蕩けていく。
ローションを僅かに泡立てながら、素早く前後に動く魅惑の果実。

「はあぁっ・・・・こ、これ、凄く気持ちいい・・・乳首が擦れてぇ・・・ん、はふあうっ!」
黒いバニースーツ越しに、目がくらむ程に鮮烈な快感を走っているのだろう。
その鮮烈な快感を強く求めて、リインフォースは滑らせる体の動きを加速させた。
上下に激しく動く肢体。肌から滴る程に塗りこまれたローションのおかげだろう。
一度加速がついたリインフォースの動きはそのまま速くなる一方だった。
秘所の方も挿入時は物凄くきつかったのに、咥え込んだ途端、肉棒を食い千切らんばかりに貪欲に締め上げ、竿に襞が絡み付いてくる。
まるで数万匹の蛇が肉竿に絡みついてくる様だった。


「はあぁぁん・・・あ、んふああぁぁ・・・い、いい・・・!!」
「・・・あ、相変わらず、す、凄い・・・こ、これは・・・」
蕩ける様に甘い声をあげ、ユーノの上で滑り動き続けるリインフォース。
豊かな乳房がいやらしく変形しながら、ユーノの顔や胸板にグリグリと押し付けられ、強烈な快感を煽り立てる。熱い快感が股間の砲身に急速に充填されていく。
「で、出る・・・あ、あぁっ・・・出ちゃうよぉ・・・!!」
「・・・あ、わ、私の中に・・・き、来たあぁ・・・あぁん、いい・・・」
ユーノの肉棒は何度も痙攣して熱い精液を注ぎ込み、それを受けてリインフォースも絶頂に達した。全身に塗りたくられたローションのおかげで踏ん張りが利かないらしく、背筋を震わせ、リインフォースは豊満な肢体を震わせ、未だに動き続けている。
リインフォースの肉襞は尚も肉棒を締め付け、擦り上げ、精液を搾り取ろうとしてくる。
「んっ・・・はぁ、オチンチン、まだまだ硬い・・・もっと出来るな、もっと動くぞ・・・」
射精を終えても、強壮料理の効果に加えて、リインフォースの秘所の締め付け具合が素晴らしすぎるからだろう。
肉棒は萎える気配も無く、今まで以上に雄雄しくそそり立つ。
淫筒内を埋める、その刺激を更に求める様に、リインフォースは柳腰をくねらせ、滑る身体の動きを速めていく。甘い嬌声を絶え間なく上げ、リインフォースの豊麗な身体が滑り続ける。快感にうっとりと蕩けた表情。漏れ出す甘い吐息。赤く艶やかな唇。
そんなリインフォースを見ているだけで、ユーノは胸が熱くなる様な感覚を覚えた。

「あぁん・・・も、もう、気持ちよすぎてぇ・・・ユーノ、頭が真っ白に・・・んん、やぁん・・・」
泡立つ白濁が結合部から漏れ出し、リインフォースは身体中を駆け巡る快感に翻弄され、再び絶頂に達し、麗しい唇から嬌声を挙げていた。
その嬌声を聞いている内にユーノの方でも射精の欲求が次第に強くなっていく。
「ぼ、ぼく・・・も、もう、駄目、ま、また出る・・・くぅ、あ、ああぁーーーーーー!!」
「はぁっ・・・き、きた、お、おくに来た、ひゃう、あぁぁん――――!!」
リインフォースの一番深い場所まで肉棒が深々と突き刺さった瞬間。
先程と変わらぬ勢いで白濁が注ぎ込まれていく。
「いっぱい・・・私の中、ユーノのミルクで満たされてる・・・はぁ、んくふあぁっ・・・」
慣性でゆっくりと動き続け、濃密な色香を振りまくリインフォースの身体。
絶頂で痙攣する淫壁に擦られ、文字通り搾り取られる様な感覚で精を放っていた。
暫しの間、リインフォースとユーノは激しい絶頂感に包まれていた。

「んんっ・・・ユーノぉ、はむ、ちゅ・・・れろ、んむ、ふうぅ・・・んちゅ・・・」
「ちょ、リ、リイン・・フォース、んん・・・はぐっ、ちゅぱ・・・」
絶頂の余韻も覚めやらぬ状態でリインフォースは、ユーノの唇を奪った。
2人の唇が密着して、吐息が触れあい、1つに解け合う。
そのままリインフォースは、ユーノの頭を掴んで固定して舌を入り込ませた。
咥内を隈なく舐め上げ、舌を絡め合わせる。
絞り上げたり、擦りつけたり、リインフォースは徹底的にユーノの舌を弄ぶ。
ようやく唇が離れ、二人の間を唾液の糸が伸び、切れて落ちた。


「リインフォース・・・はぁ、んん・・・ひどいよ、はぁ、ひあぁっ!?」
「そんな事を言っても、随分と可愛い声でお前は泣くんだな・・・」
鎖骨に口付け、首筋を舐め、耳朶を優しく噛む。
子供の姿のユーノに抵抗する術は無く、リインフォースに嬲られる。
その姿は、何とも加虐心を掻き立てる。
か弱い獲物を弄ぶ様な猫の様な気配を宿し、他の四人もユーノに襲い掛かった。



「や・・・やぁ、み、耳を噛まないで・・・あふぁ、お尻に指がぁ・・・く、くすぐったい・・・」
それは正に “あどけない美少年を陵辱する、いけないバニーガールのお姉さん達”の構図だった。熱い舌が身体中を這い回り、唾液をペタペタと塗りたくってくる。
必死になってもがくユーノだったが、身体の力は当然弱くなっており、しかも5人がかりで抑えつけられ、成すがままにされてしまっている。
「ふふっ・・・ユーノさん、とても可愛い、汗も凄く美味しくて・・・」
「ユーノ君、恥ずかしがる表情が最高だよ・・・ちゅ・・・」
「ユーノさん・・・私達の奉仕で気持ちよくなって下さい・・・」
「・・・こうなると無限書庫の司書長も形無しよね・・・」
ギンガ、すずか、ディード、ドゥーエが自らの柔らかい肢体を押し付け、熱い舌を這わせ、甘い吐息を吹きかけてくる。
「私も忘れるなよ・・・ほら、ふふっ・・・はぁん・・・」
騎乗位の体制をとったリインフォースがいやらしく腰をくねらせ、肉棒をギリギリと容赦なく締め上げてくる。全身に濃厚な愛撫を施され、肉棒をザラザラとした襞で擦られ、ユーノはあっという間に絶頂に達した。
「・・・も、もう駄目ぇ・・・はぅぅ・・・!!」
「・・・わ、私の中に・・・また来たぁ・・・ふふっ、あん、いい・・・」
快楽の限界に達した肉棒から白い欲望の樹液が吹き出す。
それを淫壷に収め、三度目の絶頂に達したリインフォースは身体を震わせた。

「次は・・・私に入れてくださいね」
リインフォースに代わって、ギンガがユーノの上に跨ってくる。
そして腰を落として、肉棒をくわえ込み、獣の様に腰を降り始めた。
他のリインフォースを含めた四人は“順番待ち”をする間、爛々と瞳を輝かせながら、ユーノの小さな身体を弄び続ける。
「そうだ、折角だから、これをこうして・・・」
悪戯を思いついた子供の様な笑みを浮かべ、すずかがユーノの長い髪を縛っていたリボンを解くと、それでユーノに目隠しをしてしまった。
「あぐっ・・・だ、誰か、助け・・・んんっ!?・・・ふぐっ・・・ちゅ、れろ・・・んむぅ・・・」
助けを求める声を漏らす唇を無理矢理に塞がれ、舌を絡め取られてしまう。
更に鎖骨に唇が吸い付き、耳を甘噛みされ、尻穴にも指が突っ込まれる。
だが、視覚を奪われた状態では誰が何処を“担当”しているのか解らない。

「ひぐっ・・・あむぅ・・・ちゅぷ、んん・・・はぁ、凄く気持ちいい、けど悔しい・・・んん・・・」
まるで天国と地獄が同時にやって来たようだった。
こうして猛々しいメス兎達は、愛らしいオス鼬を夜が明けるまで嬲り、陵辱し続けた。






ミッドチルダ、クラナガン南部の八神家。
新聞配達の青年やジョギングに勤しむ老夫婦を見かける時間帯、早朝。
『静かに朝焼けが世界を包んでく、深き闇を打ち払い、夜明けがーー』

パジャマ姿のはやては、手を伸ばして目覚まし時計を止める。
薄気味悪い声を漏らし、巨大なアンモナイト型の目覚まし時計――通称『ガタノ君』はその動きを止めた。何故か顔が逆さまについている。
スクライア一族が経営する『ヘイゼル・ロジャーズ博物館』の土産物として販売されている目覚まし時計だが、どうも売れ行きは今一らしい。
欠伸をしながら身体を起こし、はやては微かに温もりが残る寝台から這い出した。


未だに夢の国を旅行中の者達を起こさぬ様に足音を忍ばせて、一階のリビングまでやって来ると、テレビの電源を入れる。
リモコンを操作してニュース番組にチャンネルを合わせた。



『・・・【聖王教会総本山消滅事件】を引き起こした終末思想のテロリスト集団である【深凌旅団】の本拠を、本局及び地上本部が執念の捜索によって突き止めました』
『ですが捜査員達が現地に到着した瞬間、彼らの本拠と思われる建物が、凄まじい音を立てて大爆発を起こしました』
『どうやら逃げ場が無い事を悟り、自ら死を選んだようです』
現場はどうやら人々が居なくなった何処かの廃棄世界らしい。
テレビの画面の中ではマイク片手に、興奮した口調でまくし立てる男性リポーターと彼の背後で巨大なクレーター―建物跡地―――を写していた。


(どうやら偽装工作が上手くいったみたいやな・・・)
スクライア一族と『怪異特別対策課』の偽装工作が功を奏したのだ。
はやて自身は、今回の事件の経緯に関しては詳しく聞かされては居ないが、薄々の察しはついている。ただ「リインフォースとユーノ、クロノが今回の事件を収束させた」という事実が解れば、それで構わなかった。
はやてはテレビのチャンネルを切った。
その後、冷蔵庫から牛乳のパックを取り出し、コップに注いでゴクゴクと飲み干す。




「・・・さてと、そろそろ朝ご飯の準備をせなあかんな」
現在、八神家に居るのは、はやて、シャマル、ツヴァイ、アギト。
八神道場の練習熱心な門下生の子供達数名、そしてヴィヴィオだ。
昨夜、八神道場に稽古に励んだ彼らは、そのまま泊まっていったのだ。
今日は管理局の仕事は休みだが、彼らの分まで朝ご飯を用意しなければならない。
コミカルにデフォルメされた子狸の刺繍が施された黒い布地のエプロンをパジャマの上から身につけると、はやては頬を叩き、気合を入れた。



『怪猫星人は居るのですうぼあー、アチキ参上。電話を早くとるにゃー』

ふと視線をリビングの隅にある、お洒落な装飾の施された机に向けた。
この机は、ユーノがリインフォースに送った年代物で、その上に置かれた電話―――次元間通信が可能な機種―――から、実に珍妙な着信音声が流れている。
ちなみに声は悪乗りしたシャマルの物だ。

『もしもし? あ、はやて・・・ちょっと助けて・・・皆のおねだりが凄すぎて、もう・・・五人かかりで搾り取られて、弄り回されて・・・』
『ユーノ、私達が眼を離した隙に誰と電話を・・・あ、主ですか』
「リインフォース、ユーノ君とラブラブなんやね。安心して旅行を楽しんで来るんやで」
『はい、我が主。ユーノ、もっと私達を可愛がってくれ』
『か、可愛がるって、寧ろ昨日は、君達が僕をーーひ、ひぁぅっ!?』

「・・・とりあえず、そろそろ切るで」
『ちょ、ちょっとはやて、皆を止め、ちょ、ちょっとーーー』
『股間のフェレットさんは元気じゃない、ユーノ君。まだまだ大丈夫でしょう?』
『す、すずか・・・だ、駄目ぇ、す、少し休ませー』
『駄目だな』
『駄目ですね』
『駄目だよ』
『駄目に決まってるでしょう』
『・・・私、ユーノさんともっとしたいです』
ユーノの言葉は途中で問答無用に遮られた。
続いて“何か”を押し倒す音や衣擦れの音が受話器越しに聞こえてきた。
弱々しい哀願の声も虚しく、一方的に貪られ、搾り取られるユーノに黙祷を捧げながら、はやては無情にも電話の受話器を置いた。



プツッ。ツー、ツー、ツー…。


「世は全て事もなし、今日もいい天気やな」
何事も無かったかの様に、はやては呟き、朝ご飯の準備に取り掛かった。


前へ
目次:黒の碑に捧げられし奴隷達。
著者:黒天

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます