17 ユーノ=スクライアの下克上 1 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:21:03 ID:cdSfDhZv
18 ユーノ=スクライアの下克上 2 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:22:07 ID:cdSfDhZv
19 ユーノ=スクライアの下克上 3 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:22:49 ID:cdSfDhZv
20 ユーノ=スクライアの下克上 4 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:23:45 ID:cdSfDhZv
21 ユーノ=スクライアの下克上 5 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:24:39 ID:cdSfDhZv
22 ユーノ=スクライアの下克上 6 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:25:26 ID:cdSfDhZv
23 ユーノ=スクライアの下克上 7 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:26:14 ID:cdSfDhZv
24 ユーノ=スクライアの下克上 8 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:27:16 ID:cdSfDhZv
25 ユーノ=スクライアの下克上 9 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/03/26(水) 16:28:27 ID:cdSfDhZv

                   前回のあらすじ

なのはが女王様になってユーノをペットにしてしまった。
その上、ユーノの余りにも絶倫すぎる性欲を恐れたなのはは
ユーノのモノをバインドで強く縛り付けて射精出来なくさせ、あろう事か
丈夫な貞操帯を穿かせて勃起さえ出来なくさせてしまった。

こうして…ユーノがなのはのペットとして飼われる様になって一週間が経過した。

今日もまた、ユーノはなのはのペットとしてなのはの家にいた。
確かに朝昼はそれぞれの仕事をしているのだが、夜になるとユーノは強制的に
なのはから首輪をはめられ、ペットとして扱われる。また、その時のなのはは
SM女王様的に男の性欲を刺激する様なきわどい格好をしており、
さらに故意にユーノの顔に乳房を当てたりと、ユーノの性欲を挑発して来るのである。
そうなればユーノは勃起してしまうのだが、既に説明された通りユーノのモノは
折りたたまれた状態で硬い貞操帯の内側に納められている。その状態で勃起しよう物ならば
ユーノは想像を絶する激痛に襲われるのである。勃ちたくても貞操帯がそうさせてくれない。
下手をすればモノが折れてしまうかもしれない。その上、射精したくともモノ自体を
バインドによって強く縛られている為に出来ない。この状態が既に一週間も続いている。

だが、これからなのはとユーノの二人にある変化が起こっていたのである。

「君! もっと素早く出来ないのかな!? ええ!?」
「す…すみません!」
無限書庫での仕事中に、ユーノは部下の司書の一人を激しく叱り付けていた。
「最近の司書長って随分荒れてるな…。」
「一体何があったんだ?」
他の司書も小声でそう言う等、ユーノは最初に比べて随分と怒りっぽくなっていた。
確かに元々から失敗した部下を叱る程度の事はあったのだが、今は異常すぎる。
これで怒る事自体が理不尽な程の些細な事でも烈火の様に怒る様になっていたのである。
その理由はユーノが貞操帯によって性欲を抑制された事によってストレスを
蓄積させて行っている事が原因だった。単刀直入に言うと、ユーノはセックスしたかったのである。
「ちょっとそこ! もう少し素早く動けない!?」
「す…すみません!」
教導中に、なのはは教え子の若手魔導師を叱り付けていた。
「最近の教導官…何か変わったな…。」
「うんうん。以前は口であれこれ言うより行動で示してたのに…。」
他の若手魔導師達も小声でそう言う等、なのはもまた最初の頃に比べて随分怒りっぽくなっていた。
本来の彼女は、口であれこれ言うのでは無く、行動で示す教え方をするタイプなのだが、
この様に些細な事で叱り付ける様になっていたのである。
「(あ〜イライラする…。何で…? 何でこんなにイライラするの?)」
なのはもまたストレスが溜まっていた。しかし、そのストレスの原因がなのはには分からないのである。

ついにユーノはもう我慢が出来なくなった。性欲は発散されず、ストレスが溜まって
挙句には部下に当り散らす様になってしまった。このままでは無限書庫全体の士気にまで
影響が及ぶ。このままではいけない。ユーノは勇気を振り絞って…なのはへ訴えた。
「なの……女王様!」
「な〜に…? ユーノ君…。」
なのはもストレスが溜まっている事をユーノに悟られない様に必死に作り笑いしながら返事をする。
「もう我慢が出来ません! セックスさせて下さい! いや…せめてオナニーだけでも…。」
ユーノは目から涙をボロボロ流しながら必死に訴えた。しかし…なのははニッコリ微笑みながら…
「ダ〜メ!」
「!!」

                   プ チ ン

必死の訴えをなのはに否定された直後、ユーノの中で何かが切れた。
「う…うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
何とユーノは叫び出したでは無いか。怒りと悲しみが混じった様な悲痛な叫びが部屋中に響き渡る。
だがそれだけでは無い。何とユーノの全身から緑色のオーラが迸り、しかも股間のモノを
封印していた頑丈な貞操帯を突き破って、怒張したモノが姿を現したのである!
そして今までずっと射精も出来ずに抑圧されていた反動なのか、普段より一回りも二回りも
巨大化したモノをほぼ垂直に近い角度にまで怒張させながらなのはを睨み付け…
「僕は怒ったぞぉぉぉぉぉぉぉ!! なぁのはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「キャァ!」
その叫び声と共に発せられたユーノの緑色のオーラに思わずなのはは後ずさってしまう。
しかし直ぐに体勢を立て直し、ムチを手に取って振り上げようとするが
次の瞬間今度はなのはの手が逆にユーノのバインドに縛られてしまっていた。
「!」
「いい加減にするんだなのは。罪も無いモノを次から次へと押さえ込んで…。」
そこに先程までのなのはのペットとしてのユーノの姿は無い。この豹変ぶりになのはも驚愕する。
「い…一体何が起こったと言うの? ユーノ君はフェレットさんにしか変わらないはずなのに…。」
「とっくにご存知なんでしょう? 穏やかな心を持ちながら激しい性欲によって目覚めた伝説の司書長…
ミッドチルダ育ちのスーパースクライア人…ユーノ=スクライアだぁ!!」
「………………………!!」
ユーノの言ってる意味は理解出来なかったが、なのはは蛇に睨まれた蛙の様に動けなくなった。

スーパースクライア人。それは伝説の中でのみ語られていた。
しかし放浪の民族であるスクライア一族が少数民族でありながら、他の部族に滅ぼされる事無く
現在まで存続していた所以でもあった。その理由は…これから順を追って説明するとしよう。

「何を馬鹿な事を言っているのユーノ君…ユーノ君が誰も押さえ込まなかったとでも言うの?」
「だからなのはにペットにされた。」
「私がペットにしたんだよ。ユーノ君はエッチになると止まらないからね。やっぱり
最低限押さえ込む必要はあったんだよ。」
なのははかすかにユーノに対して笑って見せた。そうやってあくまでも主導権を
握っているのは自分なんだと見せつけようとしていたのだが…次の瞬間
ユーノが思い切りなのはをベッドへ押し倒したでは無いか!
「キャァ!」
「今度は僕がなのはを押さえ込む…。そして…………犯す! 孕ませる!」
「ええ!?」
なのはの頬が赤くなった。そしてなのはの両腕をそれぞれ手で押さえながらユーノは言うのだ。
「所で僕の金玉を見て欲しい。これを見てどう思う?」
「す…凄く大きいよ…。」
なのはは頬を赤くしながらそう素直に答えるしか無かった。そうする以外の方法が
考え付かなかったのである。素直に答えるしか無い程にまで…今のユーノのモノは巨大だった。
これがスーパースクライア人が伝説たる所以の一つ。
スクライア一族は今までも他の部族の侵攻によって滅びの危機に瀕した事も度々あった。
しかし、その度にスクライア一族の奥に眠る生存本能が種の保存の為に目を覚まして来たのである。
それこそがスーパースクライア人。スーパースクライア人はその強い性力によって
他の部族の異性を強制的に自分の物とし、子孫を増やして来たのだ。
決して無秩序に増やすような事はしないが…確実に子供を作る。量より質の思想。
そして…今、スーパースクライア人として覚醒したユーノもまた、それまで自分が
溜めに溜めた性欲とストレスを一気になのはへぶつけ、孕ませようとしていた。

「ハァ…ハァ……ハァ……(どうしたと言うの…身体が言う事を聞かない…。)」
ユーノに押さえ込まれた中でも、なのはは必死で抵抗しようとした。
しかし、身体が動かない。それどころか自然に息が荒くなると共に胸が熱くなり、
その上子宮が疼き、股間から愛液が漏れ出していたのだ。
「やっぱりね…思った通りだ。なのは…君のカラダは僕を求めていたんだよ。」
「え!?」
なのはの顔は赤くなった。しかしユーノは笑みを浮かべながら言う。
「君は僕の性欲を抑えようとした様だけど……でも君のカラダはそれに
賛成していなかったって事だよ。」
「そんな事は無い! 私はもうこれ以上ユーノ君にイかされるなんて嫌!
もうセックスなんてせずに…お互い清い関係のままいても良いじゃない!」
なのはは必死にユーノの主張を否定した。しかし………
「じゃあこれは一体何だと言うんだい!?」
「アッ!」
ユーノはなのはの左乳房を掴み、グイッと持ち上げると共にその左乳房を包んでいた
白いバリアジャケットを脱がし、露としていた。
「こんなに乳首を勃たせて清い関係なんて…無理があり過ぎるよ。」
「やっ! ああ!」
ユーノは笑みを浮かべながらなのはの左乳首を指で押し、続けて摘み上げる。
元々敏感な乳首の事。なのはだって思わず反応し、震えてしまう。
「けど、それだけじゃないよ。」
ユーノは右手でなのはの左乳房を揉み解しながら、今度は左手をなのはの股間へ手を伸ばした。
「や…。」
またもなのははピクンと震える。ユーノはなのはの股間のソレを弄くったのだ。
そして一時してから左手の指をなのはの顔の前にまで持って来る。
その時の指は…大量の愛液によってベットリと濡れていた。
「ほら、見てよこの濡れっぷり。これはなのはのオマ○コから出た物だよ。
これを見ても分かるよね? 君自身は嫌がっていても、君のカラダは
僕とのセックスを望んでいるんだよ。」
「嫌々! そんなの違う! 私はユーノ君とセックスなんてしたくない!!
もうこれ以上イかされるなんて嫌! 嫌! 嫌! 嫌ぁぁぁぁぁ!!」
なのはは首を左右に振り、涙を飛び散らせながら必死に叫んだ。
しかし否定すれば否定する程、なのはのカラダは熱くなり、なのはの意思とは無関係に
ユーノを求めて行く。それでもなおなのはは必死になってユーノを否定するしか無いのだ。
「もう嫌! 誰がユーノ君の子供なんか! 私はこれ以上子供なんていらない!
ヴィヴィオ一人で十分! 淫獣の子供なんて誰が産むもんかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ついに本性を現したね…なのは……。」
「!」
ユーノはニッコリと微笑み、それを見たなのはは思わず凍り付いた。
確かに今のユーノの表情は優しい。しかし、それが逆に恐ろしかったのである。
「なのは…君が僕の事を何と思っていても別に僕は構いはしないよ。
君が何をしようとも…何を言おうとも僕の子を産む以外の選択肢は無いんだ。」
「…………………!!」

スーパースクライア人に狙われた異性は如何なる方法を使おうとも逃げる事は出来ない。
これもまた伝説の一つ。そうやって歴代のスーパースクライア人もまた、絶体絶命ならぬ
絶対絶滅の危機を乗り越え、子孫を増やして来たのである。

ユーノは恐怖の余り凍り付いたなのはの唇を奪った。
「んぶ!」
なのはの目が思わず見開くが抵抗出来ない。それ所か逆に全身の力が抜けて行く。
まるでなのはのカラダ自身がユーノに味方して行くかの様に………
そしてユーノの唇が離れた時には、二人の舌から唾液の架け橋が渡されていた。
「これでもうなのはは完全に女王様じゃ無くなった。僕の下克上は成功確実だね。
それじゃあ…早速僕の子産んでもらおうか?」
「………………………。」
ユーノはなのはの服を一枚一枚脱がし始めた。それに対しなのはは観念したのか、
はたまたやはりカラダが言う事を聞かないのか、抵抗する素振りさえ見せない。
「大人しく僕を受け入れる気になったんだね。嬉しいよ。」
「!」
そこでなのはは我を取り戻し、再び叫んだ。
「嫌! あの黒衣の提督みたいな人生の墓場になんか行きたくないよ!」
「あの黒衣の提督…? クロノの事か………クロノの事かぁぁぁぁぁ!!」
なのはの一言がユーノを激怒させた。そしてユーノは思い切りなのはの太股を掴んで
グイッと勢い良くM字に開脚させたのだ。
「嫌ぁ! 嫌だよぉ! ユーノ君止めてよぉ!」
「止めないよ。さっきも言ったよね? なのはにはもう僕の子供産む以外の選択肢は無いんだよ。」
そう有無を言わせずにユーノは己の怒張したモノをなのはの股間へ押し当て……
「う…………………!!」
貫かれる! なのははそう覚悟して歯を食いしばった。が…貫かれなかった。
「(な…何故…?)」
なのはは不思議でならなかった。ユーノは怒張したモノをなのはの股間へ
当てただけで、貫く素振りさえ見せなかったのだ。
「ど…どうして?」
「何? なのは…もしかしてそんなに挿れて欲しかった?」
ユーノは嫌味を含めている様にも見える表情でなのはを見つめていた。
「そんな事無いよ! ユーノ君とセックスなんてしたくない!」
なのはは貫かれなかった事に安心しながら表面上は強がって見せるが、
やはりユーノの表情は変わらない。
「そっか…じゃあこのまま挿れないでおこうか…。だって嫌なんでしょ?」
「(え…。)」
なのははユーノの行動が解せなかった。ここまでやっておいて…無理矢理に
なのはを犯すのかと思わせておいて…最後の最後でこの様な行動を始める。
だがまあいずれにせよなのはにとって、貫かれないに越した事は無い事なのだが……

ユーノが怒張したモノをなのはの股間へ押し当てたまま十分が経過した。
この時になってもなおユーノはなのはを貫く素振りさえ見せない。
しかし、ここでなのは自身に新たな変化が起こっていたのである。
「(う…な…何……これ……凄く……カラダが……ムズムズする………。)」
なのは自身は嫌がっていても、なのはのカラダはユーノとのセックスを望んでいると
言うのは既に説明した通りだ。その状態でここまで来ておきながらお預けが
続けば、なのはのカラダがユーノを求めて熱くなるのも当然の事だった。
その結果カラダの欲求は脳へと逆に命令を送り、なのは自身にもユーノへの
欲求を抱く様になる。無論最初は理性を持ってそれに耐えようとしていたが、
耐えれば耐える程カラダは熱くなり、股間からは愛液が絶え間無く流れ出すのだ。
そして……
「……いて……。」
「ん?」
なのはは目から涙を流しながら口を開けて……ユーノへ訴えた。
「貫いて下さい!! 私のオマ○コ貫いて…グチャグチャにして……孕ませて下さい!!」
なのははついに自分からユーノとのセックスを哀願してしまった。
嫌なのに…本当は嫌だと言うのに…言わずにはいられない。なのはは自分のカラダの
欲求に負けてしまったのだ。だがこのまま耐え続けていれば、なのはの精神は
ボロボロになり…狂っていたかもしれない。そう言う意味では…この選択は間違っていなかった…。
「そっか…じゃあなのはのお望み通りに…。」
「や………………………!!」
ついになのはは貫かれた。なのははユーノに敗北した。スーパースクライア人が
狙った獲物は逃がさないと言う伝説を破る事は出来なかった。
「(熱!)」
なのはのカラダは一瞬硬直した。既に過去に何度もやってはいたが、今回は今までとは違っていた。
スーパースクライア人に覚醒した影響なのか、はたまた長い間性欲を抑圧された反動が来たのか、
ユーノのモノがなのはの膣へ沈み込んだ直後、なのははまるで熱い鉄を押し込まれたかの
様な…硬く熱く重い感触を受けていたのだった。
「う! うああぁぁぁ………。」
ユーノのモノが奥へ沈めば沈む程なのはの身体はビクビクと振るえ、身体がピンと伸びて行く。
しかし、同時に解せない所もあった。この様な凄まじいモノを押し込まれてしまえば
なのはにかかる苦痛は想像を絶するはず。だと言うのに、むしろ快感を感じていたのである。
「凄い…何で…嫌なのに……何でこんなに気持ちが良いのぉぉぉぉ!!」
なのはは目から涙を流しながら叫んだ。

これもまたスーパースクライア人の伝説の一つ。スーパースクライア人の性技は凄まじく、
最初はどんなに嫌がり抵抗していた者もあっという間に虜へ堕とす程の快感を与えてしまう。
こうしてスーパースクライア人へ覚醒したスクライア一族の者は、確実に子孫を残して来たのである。

だが、今なのはが快感を受けていたのはスーパースクライア人の力による性技だけでは無かった。
なのは自身が、かつてはユーノと何度も交わっていたのにも関わらず、それを止めてしまった事により
なのはの知らない間に、カラダは禁断症状を起こしていたのである。それ故になのはのカラダは
主であるなのはに逆らってまでユーノとのセックスを求めた結果だった。
「んは! んは! んはぁぁぁぁ!!」
なのはが気付いた時には時既に遅し。なのはは自分からユーノに抱かれて腰を動かす雌犬と化していた。
そこにかつて女王様となってユーノをペットにしたなのはの姿は無かった………。
なのはは完全に堕ちてしまった。しかし、なのははそれが間違いだとは考えなかった。
むしろ、ユーノの性欲を無理矢理押さえ込み、ペットにする事の方がよっぽど間違いだと悟っていた。
そしてユーノとのセックスを通じて、真の愛に目覚めたのだ。
「ごめんなさい! ごめんなさいユーノ君! ユーノ君をペットなんかにしちゃって…ごめんなさぁい!」
目から大粒の涙を流し、快感とも苦痛ともつかぬ顔でなのはは何度もユーノに謝った。
しかし、ユーノの表情は優しい。
「大丈夫。気にはしていないよ。これからはペットとか女王様とかそんな関係じゃなくて、
お互い対等の関係を作って行きたいんだ。」
「う…うん…。ごめんなさい…そしてありがとう…。」
スーパースクライア人に覚醒しながらもユーノは優しかった。これが穏やかな心を持ちながらも
性欲によって目覚めた所以なのだ。

それから…二人は獣の様に激しく交わり合い…
「アッ! イクッ! イクッ! イクゥゥゥゥゥゥッッッ!!」
なのははイッた。既にこれで三度目だった。まあユーノが射精するまでになのはが
何度もイく事自体はもはや当たり前だったので特に問題は無いのだが、今のなのはの
感情は今までとは全然違う物だった。
「(どうしてだろう…凄くキツイのに…カラダはもうクタクタなのに…何でこんなに心地良いの?)」
かつてユーノと交わった時は、もう嫌になる程イかされ続けたと言う嫌な思い出しか無かった。
それがユーノの性欲を封じ、ペットにしようとした大きな理由なのだが、今は違う。
確かに何度もイかされ、カラダも疲れてクタクタだと言うのに、不思議と心地良いのである。
これがスーパースクライア人の凄まじい性技による物なのか、セックスを断っていたが故に
禁断症状を起こしていたなのはのカラダが再びセックスした事によってそれまで以上の
快感を感じたのかはなのはにも分からない。ただ…とてつも無い程の快感だと言う事は理解出来た。
「それじゃあ…そろそろ出すよ。」
ユーノがふと優しそう言い、なのはは頬を赤くしながらゆっくり頷いた。
「うん…出して…私産むから…ユーノ君の赤ちゃん産むから…。」
直後、なのはの膣内に深く潜り込んでいるユーノのモノの中を何かが凄い勢いで流れている
感触をなのはは感じ……………
「熱!!」
思わずなのはは叫んだ。なのはの膣内にユーノの精液をぶちまけられた瞬間に
なのはが第一に感じた感触がそれ。スーパースクライア人に覚醒した影響なのか、
精液がまるで熱湯の様に熱く感じられたのである。しかし…それがまた心地良い。
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…。」
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…。」
ユーノのスーパースクライア人は解かれ、元のユーノ=スクライアへと戻った状態で
なのはと共に息も絶え絶えの状態で抱き合っていた。そして、なのははユーノの首に
はめられていた首輪をゆっくりと外す。
「ユーノ君はもうペットじゃない…ペットじゃないよ………。」
「そしてなのはも…女王様じゃない……。」
「うん…。」
二人は互いに優しい笑みを向けていた。

翌日から二人は変わった。まるで憑き物が落ちたかの様に気の短さが消え、
元通り穏やかになった。ユーノは些細な事で怒る事は無くなり、なのはも
元の行動で示す教え方へと戻っていた。そして何よりも…二人は以前よりも
少しだけ仲良くなっていた。自分の性欲を無理に押さえ込もうとせず、
正直にセックスした事が二人のストレスを発散させていたのである。
やはり何事も我慢しすぎるのは良くないと言う事である。

それから二人が出来ちゃった婚するのは間も無くの事であった。

                   おわり



前へ
目次:なのはは僕の女王様
著者:◆6BmcNJgox2

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます