最終更新: nano69_264 2008年05月25日(日) 13:58:55履歴
[168] 名無しさん@ピンキー sage 2007/10/17(水) 16:58:46 ID:dTp5sMYh
「えーとっ」
今日も平和な1日。
ヴィヴィオは、最近覚えたインターネットで遊んでいた。
その後ろでは、子守のザフィーラが床に寝そべっていた。
散歩に行きたい、というか連れていって欲しいが、ヴィヴィオは、画面に集中している。
仕方ないか、とだらーんとヴィヴィオを見ていたザフィーラの耳に驚愕と言葉が入ってきた。
「にゃんにゃんかわいいー」
「!?」
素早く体を起こし、ヴィヴィオが見ている画面を覗く。
そこでは、2匹の白い子猫がボールと戯れていた。
「にゃんにゃん飼いたいなー」
「!!??」
これはマズい、大変マズい、凄くマズい、非常にマズい。
ヴィヴィオに似合うのは、この青きわんわんザフィーラであるはず。
そう自負している。
あんな勝手な生き物にその座を奪われては、堪らない。
「わんわん」
なんとか自分に注意を向けようと、ヴィヴィオに近付く。
「どうしたのー?あ、にゃんにゃん見たいのー?可愛いよねー」
「!!!???」
ヴィヴィオは、無邪気に微笑んでいた。
「というわけだ。猫に勝つ為にはどうすればいいか、考えて欲しい」
自分の知識では、考えつかないので、仲間であるヴォルケンリッターを集めていた。
「猫というのは、自分の飼い主を飼い主と思わず、感謝も示さず、好き勝手に生きる生き物だ。
そんな猫に犬代表として負けるわけにはいかない」
狼じゃなかったのよ、と突っ込むことも出来ず、ヴォルケンは沈黙していた。
「お前…」
そんな沈黙をなんとか口を開いたヴィータの声が裂いた。
「死んだ方がいい…」
完
著者:34スレ168
「えーとっ」
今日も平和な1日。
ヴィヴィオは、最近覚えたインターネットで遊んでいた。
その後ろでは、子守のザフィーラが床に寝そべっていた。
散歩に行きたい、というか連れていって欲しいが、ヴィヴィオは、画面に集中している。
仕方ないか、とだらーんとヴィヴィオを見ていたザフィーラの耳に驚愕と言葉が入ってきた。
「にゃんにゃんかわいいー」
「!?」
素早く体を起こし、ヴィヴィオが見ている画面を覗く。
そこでは、2匹の白い子猫がボールと戯れていた。
「にゃんにゃん飼いたいなー」
「!!??」
これはマズい、大変マズい、凄くマズい、非常にマズい。
ヴィヴィオに似合うのは、この青きわんわんザフィーラであるはず。
そう自負している。
あんな勝手な生き物にその座を奪われては、堪らない。
「わんわん」
なんとか自分に注意を向けようと、ヴィヴィオに近付く。
「どうしたのー?あ、にゃんにゃん見たいのー?可愛いよねー」
「!!!???」
ヴィヴィオは、無邪気に微笑んでいた。
「というわけだ。猫に勝つ為にはどうすればいいか、考えて欲しい」
自分の知識では、考えつかないので、仲間であるヴォルケンリッターを集めていた。
「猫というのは、自分の飼い主を飼い主と思わず、感謝も示さず、好き勝手に生きる生き物だ。
そんな猫に犬代表として負けるわけにはいかない」
狼じゃなかったのよ、と突っ込むことも出来ず、ヴォルケンは沈黙していた。
「お前…」
そんな沈黙をなんとか口を開いたヴィータの声が裂いた。
「死んだ方がいい…」
完
著者:34スレ168
- カテゴリ:
- 漫画/アニメ
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