[481]フェイト対パパラッチ 1 ◆6BmcNJgox2 <sage>2007/08/09(木) 00:48:45 ID:bNmi4xCK
[482]フェイト対パパラッチ 完 ◆6BmcNJgox2 <sage>2007/08/09(木) 00:50:12 ID:bNmi4xCK

ミッドチルダに一人のパパラッチがいた。彼は元忍者で、戦乱が長く続いていた
とある世界で諜報活動をして生計を立てていた。しかし、その戦乱も終わって平和になり、
忍者としての役割も終わってしまった事もあってミッドチルダに移住してパパラッチに転職。
忍者として学んだ様々な技術を応用して次々にスクープを撮った物である。

そして今回…彼が新たなスクープとして狙っていたのは機動六課だった。
「匂う匂う。ああいう場所にこそ凄まじいスクープがあるのだよ。」
機動六課と言えば管理局の中でも時空管理局の中でも特に凄いと言われる者達が
集まっている場所だ。実際、かのスカリエッティ事件でも凄い活躍をしたと言う話は有名だ。
しかし…だからこそ面白いスクープがあるかもしれないとパパラッチは考えてた。
いくら機動六課の魔導師と言えども神様では無くれっきとした人間である。
人間ならば失敗もあるし、人には言えない恥かしい秘密なんかもあったりするだろう。
そこを写真にとって新聞社や週刊誌に持ち込む。そうすれば大スクープとして
取り上げられるし、そのスクープの載った新聞や週刊誌の売上げも上がり自分自身も大儲け。
これがパパラッチの考える壮大な計画だった。

パパラッチが早速侵入した場所は屋根裏だった。屋根裏からの侵入は忍者時代から
良くやっていた事であるし、屋根裏からターゲットの部屋の様子を上から見下ろす事が出来る。
そしてさらに、パパラッチがまず第一のターゲットに選んだのはフェイト=T=ハラオウンの部屋だった。
「(ここの執務官さんはエースと怪しい関係が…なんて噂もあるし…面白いのあるかもしれないな。)」
部屋の天井に穴を開け、そこから部屋の様子を見ながら息を殺してフェイトの帰りを待っていると
間も無くフェイトが帰って来た。
「(おっ! 早速来たな! それにしてもすげぇ美人だ…。)」
機動六課自体が何故か美人揃いである為にそこまで目立つ事は無いが、
それでも機動六課の外から来たパパラッチにとってフェイトの姿はまるで女神の様な神々しさだった。
「(さてさて…これから超絶美人執務官フェイトちゃんの恥かしい秘密を探して写真に収めるぞ〜。
特に美人だからこそ余計に恥かしい…って奴を…。)」
…と、パパラッチが意気込んでいると、フェイトは突然制服を脱ぎだしたでは無いか。
「(おお!?)」
思わずパパラッチの目は釘付けとなる。パパラッチの存在に気付かないフェイトは
構わずにどんどん服を脱いで行き、ついには下着まで脱いで全裸になったでは無いか。
「(お! もぉれつ! 幾ら他に人がいないからって全裸になりますか?)」
全裸になり、全てが露となったフェイトのプックリと膨らんだ乳房や
細く括れたウエスト、丸々とした尻を見たパパラッチは思わず鼻血が出そうになったが、
これが屋根裏に付着して、万が一発見されたら大変な事になるので必死に飲み込んだ。

「(それにしても…何故裸になったのだろう…風呂に入りに行く様子も無いし…。)」
パパラッチがそう考えていると、フェイトは何やら一冊のアルバムを取り出していた。
そしてページを開くとなんと全てが高町なのはを写した写真では無いか。
「ああ…なのは…貴女はどうしてそんなにまで美しいの…。」
「(ん!?)」
写真に対して何か独り言を始めたフェイトにパパラッチは首をかしげた。
「ああ! なのは! なのはが恋しい! なのは! なのはぁぁぁぁ!」
「(うわあああ!! オナニー始めやがった!)」
フェイトは左手に持つアルバムに収められたなのはの写真を見つめながら
右手で自身の女性器を激しく弄くり、かき回した。
「なのは! なのは! なのは! なのはぁぁぁぁぁ!!」
「(これは凄い! 執務官がここのエースと怪しい関係だって噂は本当だったんだな!?
これは良いスクープだ!! 【機動六課の超美人エリート執務官の意外な正体!!】
【レズとの噂は真実だった!! エース高町なのはの名を連呼しながら自慰行為に走る
超美人エリート執務官!!】これは売れるぞぉぉぉ!!)」
パパラッチはとにかく自慰を続けるフェイトの写真を取り捲った。が…
この手の屋根裏忍び込みのパターンとして、天井が抜けてしまって
パパラッチは部屋の中…それもフェイトの真正面に落下してしまった。
「あ…。」
「ど…ども…。」
これは両者とも実に気まずかった。パパラッチは不覚にもフェイトに見付かってしまったし、
フェイトにいたっては見ず知らずの男に自分の全裸を見られてしまった上に
なのはで自慰していた事まで知られてしまった。と言うか、フェイトは今も自慰行為の為に
思い切り脚をM字に開いていた為、その正面に落ちて来たパパラッチに
大きく開かれて愛液まみれになった自分の女性器をモロに見られてしまったかもしれなかった。
下手をすれば菊門の方も…
「あ…どうも…お邪魔しました…。」
とにかくパパラッチは殺されない内に立ち去ろうとしたが…既に遅かった。
彼の背後には既にバルディッシュを構えたフェイトの姿があったのだから。
「ちょっと待ちなさい…。貴方にお話があるの…。」
「ってうお! これは凄い! 全裸でも戦う超美人エリート執務官!! これだ!!」
「うるさい黙れ!!」
フェイトもフェイトで相当焦っているのか、バルディッシュこそ構えているが
バリアジャケットまでは装着するに至らず、全裸のままだった。しかも女性器からは
愛液が流れ出ている。全裸でバルディッシュを構えると言うこのギャップが
さらに凄まじい物を感じさせ、パパラッチは思わずカメラに収めていたが
次の瞬間バルディッシュがパパラッチに向けて振り下ろされていた。

ありがとうパパラッチ。さようならパパラッチ。君の見せてくれた勇姿を僕達は忘れない。
                     おわり

著者:◆6BmcNJgox2

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます