[6] 温泉の一夜 1 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:17:30 ID:xHtWIhqb
[7] 温泉の一夜 2 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:18:34 ID:xHtWIhqb
[8] 温泉の一夜 3 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:20:07 ID:xHtWIhqb
[9] 温泉の一夜 4 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:21:10 ID:xHtWIhqb
[10] 温泉の一夜 5 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:21:50 ID:xHtWIhqb
[11] 温泉の一夜 6 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:22:23 ID:xHtWIhqb
[12] 温泉の一夜 7 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:23:28 ID:xHtWIhqb
[13] 温泉の一夜 8 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:24:24 ID:xHtWIhqb
[14] 温泉の一夜 9 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/10(日) 16:25:20 ID:xHtWIhqb

元機動六課の面々+クロノ&ユーノで温泉旅行に行く事になった。
そして皆を乗せてバスは『時空温泉』と言うミッドチルダの奥地に存在する温泉宿へ向かっていた。
バスの中では早くも皆でカラオケやったりと大盛り上がり。しかし…
「ハァ…。」
「ハァ…。」
なのはとユーノの二人は元気が無かった。何故ならば…そもそもこの温泉旅行は
なのはとユーノの二人だけで行くはずだったのだ。そして………

「ユーノ君お背中流してあげる〜。」
「ありがとうなのは…。」
大自然に囲まれた混浴露天風呂でなのはとユーノ二人きりで裸になって入浴し、
温まりながら背中を流しあったりと共に風情を楽しみ、その晩も部屋の布団の中で…
「なのは…。」
「アッ! ユーノく…アァ〜…。」
そう交わったりと翠屋のケーキ以上に甘くてラブラブな旅行を楽しむはずだった……。

しかし、何処から情報を仕入れて来たのか、なのはとユーノの計画した温泉旅行計画に
乗じて他の者も「いっその事皆で行こうよ」と言い、こうして皆で温泉旅行に行く事になったのだ。
それがなのはとユーノにとって面白いはずが無い。元々二人きりで行くはずだったと言うのに
何故皆に邪魔されなければならないのか。しかもバスの中でもなのはとユーノは
それぞれ離れた席に座らされていたのである。今なのはの隣にはフェイトが、
ユーノの隣にはクロノが座っている。これは絶対にわざとだ。故意に違いない。
二人の仲を邪魔する何物かの陰謀に違いない。
なのはとユーノは溜息を付きながらそう考えるしか無かった。

「どうしたのなのは! もっと旅行を楽しもうよ!」
「う…うん…フェイトちゃん…。」
なのはの隣に座っているフェイトは妙にテンションが高くて、元気の無いなのはを
元気付けようと色々していた。

「おいどうしたんだフェレットもどき! せっかくの旅行だぞ! 元気出せよ!」
「あ…う…うん…。」
ユーノの隣に座っていたクロノもまた妙にテンションが高くて、元気の無いユーノを
元気付けようと色々していた。

温泉宿『時空温泉』に到着した後もなのはとユーノは元気が無かった。
本来ならば、二人一緒の部屋に泊るはずだったと言うのに……
男女別々に分かれて泊らされたのである。しかもなのははフェイトやはやて達と一緒の大部屋。
ユーノもクロノやヴァイス達と一緒の大部屋である。これでテンションが失われるのも当然。

「それじゃあ皆で早速温泉に入ろうか〜。」
部屋に荷物を置いて早々、皆で温泉に入る事になった。しかしやはりなのはとユーノの
テンションは低い。他の皆が既に用意が出来た後もまだ部屋に残っていた。
「なのはどうしたの? 早く温泉に入ろうよ。」
「ちょっと待って…直ぐに行くから…。」
なのはは急かすフェイトにそう言って部屋に残り…
「おいどうしたんだ? 早く温泉入ろう。」
「先に行ってて…直ぐに行くから…。」
ユーノもまた急かすクロノにそう言って部屋に残った。
「ハァ…。」
それぞれ部屋に残ったなのはとユーノはそう溜息を付くしか無かった。

「ふ〜良い湯っすねぇ〜。」
「まったくだ…。」
男湯ではクロノやヴァイス、そしてザフィーラ(人型)を初めとする男性陣が
絶賛入浴中であった。
「しっかし…エリオの奴もけしからんな…。あんな良い扱いを受けてたのに嫌がるなんてな…。」
「まったくだ…。」
ヴァイスは気に食わない顔で男湯と女湯の間を遮っていた高い柵を見つめていた。

エリオは男湯にはいなかった。「まだ子供だから」そう言う理由だけで女湯に入って良いと
言う事になり、無理矢理女湯の方に入れさせられたのだ。
「だ…だから…ぼ…僕…やっぱり皆と一緒に…男湯の方に…。」
「エリオの歳ならまだ大丈夫だよ。」
「でも僕は大丈夫じゃありません!」
幾多の若き全裸美女達に囲まれ、エリオの股間は何時大爆発を起こしてもおかしくない位に
怒張してしまっていた。男にとってはこう言うのはある意味夢のシチュエーションであるが…
エリオにとっては迷惑この上無い事だった。逆に恥かしすぎる。
「エリオ君元気出して?」
「う…うあああ…キャロ…。」
特にキャロなど構わずにエリオに絡んで来るのだ。このままではエリオの理性は崩壊してしまう。
その位にまでエリオは追い詰められていた。もはやエリオのモノは爆発寸前だ。
そしてエリオの精神世界の中でも………
『もういっその事犯っちまえよ。男なら仕方ないって。キャロだって何だかんだで許してくれるさ。』
『いやいやダメだ。こう言う時にこそ自分を抑えなければならない。』
と、悪魔の姿をしたエリオ=本能VS天使の姿をしたエリオ=理性の戦いが繰り広げられていた。

女湯でのエリオの苦しみ等知るよしも無く、男湯ではヴァイスを初めとする男性陣が
エリオを羨み…そして恨んでいた。
「畜生…今頃エリオは美女達に取り囲まれてハーレム状態なんだろうな〜…。」
ヴァイスの脳裏にはフェイトに抱かれたエリオが赤ん坊に戻った様に乳首に吸い付く光景が浮かぶ。
そうして妄想をすればする程…ヴァイスはエリオを羨み…憎んだ。
なお、その他色々なエロ妄想に勤しんでいた男達の中で一人ザフィーラのみは
冷静であったのだが……………
「我は主はやての守護獣…守護獣…守護獣のはずなのに………。」
必死に雑念を取り除こうと故意に冷水を浴びたりしていたのだが…
いくらそうやっても頭の中では……
「ほ〜らザフィーラおいで、体洗うたるよ〜。」
と全裸のはやてが手招きしている光景が消えないのだ。彼も男と言う事か…。

そうして一時して…やっと露天風呂にユーノが姿を現した。
「みんな遅くなってごめ〜ん。」
「おう遅いぞフェレットもどき…ってうぉ…。」
あんまりにも遅いユーノの入浴にクロノは軽く注意しようとしたが…直後に絶句した。
「うぁ…………。」
「ど…どうしたんだい? みんな…。」
クロノだけでは無い。他の皆も思わず絶句していたのだ。しかも頬を赤くして……
これにはユーノも首を傾げるが…ユーノは気付いていなかった…………

ユーノ=スクライアの裸体は余りにも美しかった。
女性と見間違えんばかりの整った美しい顔と緑色の瞳…全ての物を
快く受け入れるかの様な優しい表情…すらりとしたスマートな体型…
スベスベの白い肌…それらと相反するかの様に巨大なモノ………
美しい……もはやこれを美しいと表現しなくて何としようか………
しかも露天風呂と言う大量の湯気が立っている環境がユーノの美を
ますます増幅させていたのだ。男ばかりの男湯なのだから仕方は無いのだが、
最初から前を隠す気等無いかの様に手ぬぐいを肩にかけ、モノをブラブラと揺らしながら
一歩一歩湯船へ歩み寄るユーノの姿は…セクシーで…官能的だった………
「(な…何で僕は赤くなってるんだ…相手は男…それもフェレットもどきだぞ…。)」
クロノはワケが分からなかった。相手は男だと言うのに…何故こうもユーノの
裸を見るとこうも胸が熱く…頬が赤くなってしまうのか…分からない。
だがこれに似た感情を以前にも感じた事があったのも事実。そう。それは『恋』
恋をした時に感じる…感情に似ていたのだ。しかしそんな事はクロノは認めたくなかった。
彼には既に妻子がいる…それでいて何が悲しくて男に…しかも普段からフェレットもどきと
馬鹿にしている相手に恋をしなければならないのか…。頭ではそう必死に考えて
自身を抑えようとしていたのだが…彼の身体は既に興奮し…勃起していた。
「(そ…そんな…まさか…僕はホモだったのか? そんなの嫌だ…何で…ホモなんかに…。)」
クロノは慌てた。そして彼の理性が必死になって自分を抑えようとするが…
彼の本能がそうさせてくれない。彼の本能は……ユーノを求めていたのだ。

だがそれはクロノだけに留まらない。
「(うそだろ……野郎が…こうまで美しく見えるなんて……俺の頭…どうかなっちまったのか…?)」
ヴァイスもユーノの裸体の美しさに…見惚れてしまっていた。何故こうなってしまうのか…
それは彼にも分からない。しかし…ユーノの美しさに見惚れれば見惚れる程…
彼のモノは怒張して行く…。だがそれはヴァイスだけに留まらず…他の男達も同様であった。

ただ…彼等の名誉の為に言わせて貰うと…決して彼等がホモだったと言うワケでは無い。
ユーノがそれだけ…美しかっただけなのだ。

自分自身の美を全く自覚しないユーノは彼等の興奮に気付く事無く、身体を
洗っていたのであったが……その時の仕草がまた美しく…他の男達を興奮させる。
石鹸を付けた手ぬぐいがユーノの足から顔までを優しく滑って行き…綺麗にして行く。
その美しさと…無防備としか言い様の無いユーノの姿を見ていると……
男達はいてもたってもいられなくなり………

「アッ!!」
露天風呂中にユーノの喘ぐような声が響き渡った。何故ならばクロノがユーノの
大きなモノに咥え付いていたのだ!
「クロノ!? 何をしているんだ! ってアァ!!」
慌てるユーノだが…間髪入れずにクロノの舌がユーノの亀頭をペロリと嘗め、
ユーノはまるで全身に稲妻が走ったかのように悶えた。
「クロノ…何で…何で僕のチ○ポを……そんな…ホモみたいな…あぁぁ!」
「ホモでも良い。ホモらしいやり方で…フェレットもどきを…楽しみたい…。」
「ええ!?」
ユーノは絶句するしか無かった。既にクロノの本能は理性に勝り…完全に
ユーノの美を貪らんとする…雄になっていたのだ。だがそれだけでは無い。
「うわぁ〜…司書長って中々良いケツしてるじゃありませんか…。」
「うあぁぁ! ヴァイス陸曹!?」
何時の間にかヴァイスがユーノの背後におり…その手でユーノのプリプリした
可愛らしいお尻を撫で回す。さらには尻の割れ目の中にまで手を入れ…
その奥の尻菊にまで指を入れてかき回していたのだ。
「アッ! やめ! やめるんだヴァイス陸曹!」
「やめられません……司書長のケツが……あんまりにも良すぎて……。」
ユーノは頬を赤くして叫ぶが…ヴァイスも頬を赤くしてユーノの尻を弄くり続ける。
そして…もう片方の手で己の怒張したモノに石鹸を塗りたくり………
「悪いのは司書長の方ですよ……司書長がそんなに美しいから……美しいから悪いんです!」
「アッ―――――――――――――――――――!!」
露天風呂中にユーノの喘ぎ声が響き渡った。ヴァイスのモノが……ユーノの尻に掘りこまれたのだ。
「良いっす! 最高っす! 司書長のケツ…最高っすよぉぉぉ!!」
「アッ―――――!! アッ――――――!! アッ―――――――――!!」
ユーノ程では無いにせよ大きく怒張したモノをユーノの尻に深々とねじ込んで…
ヴァイスは激しく腰を動かした。予め塗り付けた石鹸が尻とモノを馴染ませ…
ズボズボと音を立てて抜き差し続けられて行く。
「アッ――――――――――!!」
ユーノは喘ぐしか無かった。その間もクロノはユーノのモノを嘗め回していたし…
その上ザフィーラまで発情(?)してユーノの乳首をペロペロと嘗め始めて来ていたのである。
モノ、尻、乳首の三箇所を同時に攻められ…ユーノには何も出来なかった。

時同じく…女湯でも………
「キャァァァァァァ!! フェイトちゃん! はやてちゃん! やめてぇぇぇぇ!!」
「ん…なのは……可愛い……。」
「なのはちゃんオッパイまたおっきなったとちゃうか?」
こちらもなのはが遅れてやって来た形となっていたのだが…そこでなのはの余りにも
美しすぎる裸体を見たフェイトとはやてが興奮し…抱きついて来たのだ。
フェイトは正面からなのはを抱き…唇を奪ったり…股間を嘗め回したりし…
はやてはなのはの豊満な乳房を揉み解し、乳首を指で摘んだりした。
「二人とも止めて! そんな…そんなレズみたいな…。」
「レズでも良いよ。レズらしいやり方でなのはを抱いてあげるから。」
「私もなのはちゃんのおっきなオッパイ揉めるんならレズなんて喜んでなったるよ。」
「え………。」
躊躇せずにその様な事を言い張ったフェイトとはやてに……なのはは絶句するしか無かった。
そしてなのはは二人にサンドイッチにされた状態で……身体を弄ばれた。
「あ…あ…嫌ぁ…あっ…。」
「なのは…ちゅっちゅ……なのは…ちゅっちゅ…。」
「なのはちゃんのおっぱい…おっきぃ…好きや…。」
なのはは頬を赤くして喘ぎ…フェイトとはやてもまた頬を赤くしながらなのはを弄んだ。

一方エリオもまた……
「や…エリオく…すご……。」
「ハァハァ…キャロ…んぁ…。」
エリオの精神世界における本能と理性の戦いは本能の勝利に終わった。
そして端から見ればキャロと二人一緒に入浴している様に見えるのだが……
湯の中ではエリオのモノがキャロの股間の中に深々と挿入されていたのだ。
しかし…キャロは全く抵抗しなかった。まるで彼女自身もこうなる事を望んでいたかの様に…
エリオのモノを受け入れていた…。そして二人は静かに抱き合う……
こうして何時までも二人で一つになっていたい……そう願いながら………。
その様はほぼ乱交に近いユーノ達やなのは達のそれとは違い…とても幸せそうだった。

風呂から上がった後…食事をしたりその他色々な事を皆で楽しんで…ついには就寝の時間が来た。
故に皆はおのおのの部屋で布団を敷いて眠りに付いていた。しかし…皆が寝静まった
時間に一人部屋から出る者がいた。それはユーノである。
「ハァ…今日は散々な目にあったよ…。」
ユーノは尻を摩りながら悲しい目で廊下を一人歩いていた。
実はあの後…ヴァイスのみならずクロノ・ザフィーラからも尻を掘られていた。
その時の変な感触が今もユーノの尻には残っていたのだ。それだけじゃない。
さらに全身に石鹸を塗りたくったクロノやヴァイスから…
「汚れてしまった君の身体をキレイにしてあげよう〜。」
と、抱き付かれ、纏わり付かれ…絡みつかれた。
なのはにこういう事されるなら幸せだが…男にこんな事されたって
嬉しくも何とも無い。むしろ嫌だ。
「何でこんな目に遭わなきゃならないんだろう…本当なら…。」
本当ならばなのはとユーノの二人きりの甘い温泉旅行になるはずだった。
だと言うのに何が悲しくてホモ化した男達に輪姦されなければならないのか…
それがユーノには悲しくて悲しくて仕方が無かった……。
「まったくもってそうだよね…ユーノ君…。」
「なのは…。」
そこでふとなのはがユーノの前に現れた。彼女もまたユーノ同様に悲しげな目をしていた。
「もしかして…なのはも…?」
「うん…私は…フェイトちゃんとはやてちゃんから…。」
なのはとしても悲しい事だった。本当ならば今頃ユーノと部屋で二人きりになって…
布団の中で交わったりしていたのかもしれない。だと言うのに何が悲しくて
フェイト&はやてからレズプレイを受けなければならないのか…それがなのはには悲しくて仕方なかった。
「ハァ…。」
「ハァ…。」
二人は互いに溜息を付き合い、何をするでも無く廊下をトボトボと歩いていたのだが…
そこでたまたま混浴の風呂の近くを通りがかった。
「混浴…か…。」
「ねぇ…ユーノ君…入る?」
「え…。」
なのははユーノの着ていた浴衣の袖を軽く引っ張り…混浴の看板を指差す。
「私達が二人きりなのは今だけだよ。なら…せめて今だけでも…。」
「でももう深夜だよ。」
「時間なんて関係無いよ。今入らなかったら…もう後は無いんだよ。」
なのはは涙目になっていた。今度こそ本来の目的を…なのはとユーノの二人きりで
誰にも邪魔される事無く混浴を楽しみたかったのだ。その気持ちを悟ったユーノは…
勿論優しい笑顔で頷くしか無かった。
「分かった。じゃあ入ろうか?」
「ありがとうユーノ君。」
なのはも…嬉しそうに笑顔を見せた。

なのはとユーノはそれぞれ脱衣所で服を脱ぎ…混浴露天風呂へ入った。
大自然を思わせる木々に囲まれ、自然石を集めて作った湯船に天然の温泉が湧き出た露天風呂。
もう深夜なので電灯は付いていなかったが…月明かりのおかげでそれ程暗くは無かった。
「ユーノ君…。」
「なのは…。」
互いの裸を見て二人は互いに頬を赤くした。露天風呂温泉と言う身も心を開放的にさせる
環境のせいなのか…前々からお互いの裸を見慣れている身であるにも関わらず…
互いの裸が普段よりも何倍も美しく見えた。
「なのは…キレイだね…。」
「ユーノ君だって…。」
二人は頬を赤くして見つめあった。互いに見惚れる余り…前を隠す事さえ忘れて…
「それじゃあ…入ろう?」
露天風呂の湯の中へ二人はゆっくりと浸かった。あの時は双方共にレズプレイ&ホモプレイに
持ち込まれて温泉を楽しむ余裕すら与えられなかったが…今は違う。
二人きりと言う状況と…静寂とした大自然の風景…そして温泉の湯が…
二人の疲れた心を身体を癒していた。
「温かいね…。」
「うん…温かい…。」
お互い肩まで湯に使った状態で…なのははユーノに軽く寄りかかる。
こうしていると…皆に邪魔された事が嘘の様に…二人は幸せだった。
「やっと…本来あるべき形に戻ったね。」
「うん…。」
なのはとユーノは…互いに唇を軽く触れ合わせた。そして一度湯船から上がり…
互いに床に寝そべる形となった。
「ねぇ…ここで…しても良いのかなぁ…。」
「大丈夫だよ。こんな時間…誰もいないよ。それに…多少汚れたってここなら
直ぐに洗い流せるしね…。」
ユーノは仰向けになったなのはの上に覆い被さる様な形で抱いた。
二人はここで交わるつもりだった。本来ならば…宿の部屋でそうするはずだったが…
今は部屋の中には他にも沢山の人がいて出来るはずがない。
それに…大自然に囲まれた露天風呂の中で…生まれたままの姿で
自然と一体化したナチュラルセックス…実に風情があって素晴らしい事では無いか。
「じゃ…じゃあ…ユーノ君…来て…。」
なのはは少し恥じらいを残しながらも…ゆっくりと自らの脚を開いた。
既に大きく怒張したユーノのモノを受け入れやすい様に…なのはは自らの脚を
M字に開く。少し恥かしい事だけど…ユーノとならそこまで嫌と言う程でも無い事。
「じゃあ…行くよ…なのは…。」
ユーノもまた…己のモノをゆっくりとなのはの大きく開かれた股間へ押し付け………
「アアン!!」
なのはの喘ぎ声が露天風呂中に響き渡った。既に何度も交わっていたなのはとユーノだが…
挿入の瞬間。ユーノのモノがなのはの股間の中へ沈み込む瞬間…どうしても声を上げてしまう位
なのはは感じてしまうのだった。
「なのは…静かにして…。あんまり大きな声を出すと…皆が気付いちゃうかも…。」
「ご…ごめん…ユーノ君…。」
二人は慌て顔かつ小声でそう言いあった。とりあえず誰も気付いてはいないようだ。
ならば…二人は静かに身長にセックスを再開した。

「アッ…アッ…アッ…アッ…アッ…。」
「ンッ…ンッ…ンッ…ンッ…ンッ…。」
二人は静かにかつ…激しく交わりあった。ユーノがズコズコと突けば…それだけなのはも
全身をビクンビクンと突き動かす。
「ハッ…ハッ…ユーノ君…愛してる………。」
「ぼ…僕もだよ…ン……ンッ……。」
互いに腰を動かしながら…抱き合い…唇を触れ合わせる。さらに今度は…
なのはもユーノも舌を絡め合わせて…嘗め合わせていた。
「ん? ユーノ君…見てよ…。」
「え?」
なのはとユーノはある物に気付いた。それは何時の間にか露天風呂に迷い込んだのだろう。
近くの山に住んでいると思われる野生のイタチのつがいの姿だった。
しかも、そのイタチのつがいはなのはとユーノの様に交尾をしていたのだ。
「おかしいな。今はイタチが発情する時期じゃないんだけど…。」
ユーノは首をかしげた。人間と違い動物は発情期にしか交尾をしない。
そして今はイタチの発情期では無い。では何故イタチのつがいは交尾をしているのだろう。
もしかするならば…なのはとユーノが夢中になって交わる様を見ている内に興奮し…
発情期でも無いのに発情してしまったのだろう。そう解釈するしかあるまい。
「でも…あれを見ていると人間も動物も変わらないんだなって思えてくるよ。」
「なのは…。」
人間は文明を手に入れて以降…徐々に野性から離れて行った。
しかし…その根底にはまだ野性と呼べる物が残っているのでは無いか?
なのははそう言いたかったのである。今こうしてなのはとユーノが交わっているのも
野性の名残。動物が雄雌が交尾をする事によって子孫を残すように…人間も男女が交わって
初めて子孫を残す事が出来る。そう言う意味では…人間も動物も全く変わらない。
「私…ユーノ君の赤ちゃん…産みたいな…。」
なのはは優しい表情で…そう呟いた。
「うん…僕も何時か…欲しいね…僕達二人の子供…。」
ユーノも優しく…頷く。

なのはとユーノの交わりは…なおも続いた。
「アッ…アッ…アッ…アッ…アッ…。」
「ンッ…ンッ…ンッ…ンッ…ンッ…。」
二人は絶え間無く、汗だくになってもなお互いの身体を突き動かし…愛し合った。
まるで獣の様。しかし獣でも良い。今この瞬間だけは…獣らしいやり方で交わりあいたい。
なのはもユーノも…そう考えて…交わり続けている内に…夜は明け、日が昇っていた。

宿を出て、帰りのバスに乗り込んだ後も皆はワイワイガヤガヤと楽しんでいた。
しかし…なのはとユーノの二人だけはすやすやと眠っていた。
夜通し交わり続けて…すっかり疲れてしまったのだろう。
だが二人の表情に後悔は無い。むしろ喜びさえ感じられる。
きっと…二人とも良い夢を見ているに違いなかった。
                     おしまい



著者:◆6BmcNJgox2

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