[533] 間接エッチ 1 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/23(金) 22:19:48 ID:k/ut9U6J
[534] 間接エッチ 2 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/23(金) 22:21:40 ID:k/ut9U6J
[535] 間接エッチ 3 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/23(金) 22:22:43 ID:k/ut9U6J
[536] 間接エッチ 4 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/23(金) 22:25:45 ID:k/ut9U6J
[541] 間接エッチ 5 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/23(金) 23:08:34 ID:k/ut9U6J

「神様…どうして私は女に生まれて来たんですか…。どうして男に生まれるようにしなかったんですか?」
フェイトは自分が女に生まれて来た事を恨んでいた。男から見ればそんなの勿体無い!
と叫んでしまいたくなる程の美人であるのだが、フェイト本人にとってはそんな物は
無意味に等しい物だった。何故ならば…
「こんな事になるなら男に生まれたかった! 男なら安心してなのはを愛する事が出来ると言うのに…。」
フェイトはなのはを愛していたからだ。勿論性的な意味で…
確かになのはの方もフェイトに対して好意を抱いている事はフェイトも知っている。
しかし、それもあくまでも親友と言う健全な意味での好意に過ぎない。
そしてなのはが性的な意味での好意を抱いている相手は異性であるユーノ以外に他ならない。
仮に今フェイトが自分の気持ちをなのはに打ち明けたとしても、前述の通りなのはは
健全な対象としてフェイトを見ているのだから…
「何それ…おかしいよ…女の子同士で…。」
と絶対に引かれてしまうのは目に見えている。
「悔しい…悔しい…。私が男ならユーノよりずっと魅力的な男になれる自身があるのに…。」
だが今更こんな事を考えた所で仕方ない。かと言って変身魔法で男になるとか、
性転換手術を行うとかそういう方法は一見効果的に見えてもかなり逆効果だろう。特に後者は
下手をすれば…と言うか絶対に人生そのものを棒に振りかねない。
可能ならば自分が男に生まれていたら…と言うIFの人生を一からやり直すと言うのがベストなのだろうが、
そんな簡単に人生をやり直せるのなら苦労はしない。
「はぁ…こうして悩んでいる間にもきっとなのははユーノに抱かれて…。」
なのはが既にユーノと何度も夜のベッドでイチャイチャしている事は知っている。
二人が愛し合えば愛し合う程フェイトの心は傷付いて行くのだが…
「ん!? 待てよ…。」
突然フェイトの頭にある考えた浮かんだ。
「そうだ! 逆転の発想だ! その手があるじゃないか!」
フェイトはそうやって笑いながら立ち上がった。

ユーノが無限書庫での仕事を終えた後、自室に帰って来た。
「ふ〜…シャワーでも浴びて寝ようかな。」
そう言って背広のネクタイを外しながら部屋の中に入るユーノであったが…
「ユーノ…お帰りなさい。」
「ああただいま…ってええ!?」
ユーノは思わず我が目を疑った。何しろ本来誰もいないはずのユーノの部屋に
フェイトの姿があったからである。しかも裸体にバスタオル一丁の姿で…
「な! フェイト! 一体何で…。」
思わず目を背けながら問い掛けるユーノ。それにフェイトは笑みを浮かべながら答えた。
「フフフフ…ユーノはなのはと何度もエッチしたんだよね…。なのはの裸を何度も抱いたんだよね…。
なら…私がユーノとエッチすれば…間接的になのはとエッチした事になるよね?」
「えええ!?」
フェイトの唱えた理論にユーノも愕然とした。確かにフェイトがなのはに対して
同性愛的感情を抱いている事はユーノも理解している。しかし、かと言ってフェイトが
なのはを押し倒したとか、ユーノとなのはの仲を裂こうと陰謀を巡らせたとか
そういう話は一切無い為、普通に諦めたのかと思っていたのだが…
まさか予想の遥か斜め上を行く行動を取っていたとは…
「ユーノ…私とエッチしよ…そしたら間接的に私がなのはとエッチした事になるから…。」
「うわぁぁぁ!」
自らバスタオルを剥がして裸体を晒しながらユーノに近付くフェイトに思わずユーノも後ずさった。
間接エッチ。要するに間接キッスのエッチ版なのだが、ユーノはフェイトとエッチしたくは無かった。
「い…嫌だ! そんな事…いくらフェイトの頼みでも聞けない!」
「どうして?」
「だってなのはに申し訳無いじゃないか! そんな浮気みたいな事! 下手をすれば俗に言う
”nice boat”な展開にだって発展しかねない! そんなの僕は嫌だよ!」
「分からない…なのはの身体は抱けるのに私は抱けないなんて…分からないよ…。」
確かにユーノはなのはの裸なら何度も抱いている。しかし…他の女性の裸を抱く気は無かった。
エッチな本で興奮するならともかくも、実際に抱くと言う好意はなのはに対する裏切り行為になるからである。
だからこそ如何に親しい間柄であるフェイトが相手であろうとも抱く事は出来なかった。
「そう…なら私が無理矢理にやらせてもらうから!」
「え? うわ!」
次の瞬間フェイトはユーノに飛びかかり、そのままベッドの上に押し倒していた。
「やっ…やめるんだフェイト!」
「や〜だ。」
笑顔でユーノの言葉を拒否したフェイトはユーノのズボンに手をかけ、パンツごと下ろした。
「うわ…これがユーノのオ○ンチン…大きい…。」
「わぁ! フェイト…見ないで…。」
既に勃起していたユーノのモノをフェイトは手で添え、ゆっくりと持ち上げていた。
「これがなのはのオマ○コに何度も入れてズボズボにしたユーノのオ○ンチン…。
これを私のオマ○コにも入れれば…間接的に私はなのはとエッチした事になる…。」
「うわぁ! やめて! やめてくれぇぇぇ!」
ユーノはもはや涙目になって哀願していたが、フェイトは構わずにユーノのモノを掴み、
自分の股間のソレへと押し付けていた。もしこのまま挿入させられてしまったら
なのはに申し訳が立たない。下手をすれば”nice boat”な展開に発展しかねない。
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ユーノの叫び声が部屋中に響き渡った…。が…フェイトはそれにも構わずに
ユーノのモノを己のソレの中へねじ込んで行って…
「痛ぁ!!」
破瓜の激痛の余り目から涙を飛び散らせていた。
ユーノのモノはかなり大きめであるし、何よりフェイト自身がユーノを通してなのはとの
間接エッチする事ばかり考えていた故、破瓜の痛みなど考えに入れていなかった事が
その痛みをより凄まじいにしていた。しかし…フェイトは己のソレへねじ込んだ
ユーノのモノを抜く事は無かった。
「痛い……でも……初めてユーノとエッチしたなのはだってこの痛みは感じたはず……
なのはが感じた物と同じ痛みなら……どんな痛みにだって耐えられる……。」
フェイトのなのはを想う気持ちはここまでの物なのか……そう思わせる程にまで
フェイトはソレから迸る処女血にも構わずにユーノのソレを奥へ奥へと押し込んで行った…
「アアア! 奥まで入ったぁ! なのはの膣の中に何度も入ったユーノのオチンチンが…
私の膣の奥にまで入ったぁ! これで私は間接的になのはとエッチした事になる!」
「やめて…おねがい…やめて…フェイト…おねがい…。」
ユーノを通してなのはと間接エッチした事にフェイトは喜びを感じ、対照的にユーノは泣いていた。
そしてフェイトはユーノの嘆きにも構わずに今度は腰を動かし始めたのだ。
「なのはと何度もエッチしたユーノのオチンチンが私の中で暴れてる!
なのはと同じ感覚を私も感じてる!!」
「うわぁぁぁぁ!! やめて! お願いだからやめてぇぇぇぇ!!」
フェイトにはユーノの声など聞こえていなかった。そしてフェイトにとっては今している事は
なのはとの間接エッチであって、ユーノの事などはどうでも良かったのであるが………
「フェイトちゃん…何してるの………。」
「あ…………なのは…………。」
いつの間にかにフェイトの背後になのはの姿があった。
そして一見穏やかに見える反面、心の中では物凄い憎悪の炎を燃やしていると
思われる様な目でフェイトの姿をじっと見つめていた。
「おかしいな…どうしちゃったのかな………
フェイトちゃんだって女の子だから男の子に興味がある事は分かるけど……
ユーノ君は後々私の旦那さんになる人なんだよね………
普段ユーノ君なんて眼中に無いって振りをしときながら……
裏でこうして私からユーノ君を寝取ろうとするなら………
普段言ってる言葉の意味が無いじゃない………
私のユーノ君から離れてよ………ねぇ……私の言ってる意味……
私の考え方……間違ってるかな………少し……頭冷やそうか……。」
なのはは俗に言う『ヤンデレ』の目になっていた。これにはフェイトも慌てて
言い訳をしようとする訳である。
「ち……違うよなのは! 実はユーノが私を無理矢理押し倒して裸にして………。」
「嘘でしょ?」
「……………。」
フェイトなりに精一杯の嘘泣きでなのはに説明しようとしたのだが、速攻で嘘とばれてしまった。
「嘘はもっと上手に付こうよ。だってそうじゃない。ユーノ君はそんな事しないよ。
この状況…誰がどう見てもフェイトちゃんがユーノ君を押し倒した様にしか見えないよ。
それにしても……フェイトちゃんにはガッカリだよ………。こっそり私からユーノ君を寝取ろうとしてた
なんてね………酷い……酷いよフェイトちゃん…………。」
なのはの目には涙が浮かんでいた。フェイトが何度もなのはを抱いたユーノを通してなのはと
間接エッチしてるとは思いもしないなのはにはフェイトが自分からユーノを寝取ろうとしているとしか
思えなかったのであるから………しかし……
「ちっ違うよ! 私は別にユーノを寝取ろうなんて考えてないよ! 私が本当に愛してるのはなのは!
ユーノなんてむしろ私にとっては邪魔者でしか無い! 今こうしてる事だって所詮はなのはと
間接的にエッチする為の手段に過ぎない! だから信じて! 私が本当に好きなのは………
私が本当に愛してるのはなのはなんだよ! なのは愛してるよぉぉぉぉぉぉ!!」
もはやフェイトも必死だった。顔は真っ赤になり、目からは涙を流しながら必死に想いを伝えた。
「フェイトちゃん………。」
「なのは………。」
なのはは優しい笑顔でフェイトに顔を近付けた。これにはフェイトも思わず笑みが浮かぶ。
自分の想いがなのはへ伝わったのだと………
「良いカウンセラーの人……紹介してあげるからね………。」
「え………。」
前言撤回。フェイトの想いはなのはには伝わらなかった。と言うか、滅茶苦茶引かれてる。
「どうして!? なのはは私が嫌いなの!?」
「そんな事無いよ。私もフェイトちゃんの事好きだよ。でも…女の子同士でそういう事するのって
おかしいよね? 私も周囲からレズ扱いされたら困るし………。って言うか、それはただユーノ君を
私から寝取ろうとしてるのを誤魔化そうとしてるだけなんでしょ?」 
「な………。」
その時……フェイトの中で何かが切れた………。
「私が馬鹿だったよ………どうして今までこんな女の事愛してたんだろう………どうかしてたよ……。」
「え…………?」
突然俯き、小声でボソボソと呟き始めたフェイトになのはは不審に思った。そして……
「そんなに言うなら本当にユーノを寝取ってやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
「ああ! ダメェ! やめてぇぇぇぇぇぇ!!」
完全に切れたフェイトはユーノの唇を無理矢理に奪い、未だユーノと繋がり続けている腰を
激しく動かし始めた。なのはの目の前で………
「こらぁ! やめなさい! やめてぇ!!」
なのはは何とかフェイトをユーノから引き離そうとするが、フェイトはユーノを離さない。
「うるさい! 今日からユーノは私の物! ユーノは私の旦那さんになる!
私はユーノの子供産むからぁぁぁぁぁぁ!!」
「ダメェ! フェイトちゃんダメェ! ダメェェェェェ!!」
もはや今となってはなのはや間接エッチの事等どうでも良かった。
ただただ………なのはからユーノを寝取る……。それで頭が一杯だったのだから……。
そして………
「アッ! アッ! アアアアアアアァァ〜!」
「あ………………。」
ついにユーノのモノから大量の白液がフェイトのソレの中へとぶちまけられ、
フェイトは真っ赤な顔で満足げな笑みを浮かべ……なのははショックの余り暫し硬直していた。

こうしてフェイトはなのはからユーノを寝取った。さらにその後間も無くして
フェイトはユーノの子を妊娠。俗に言う出来ちゃった婚をする事になる。

「どうして…こんな事になったんだろう…でも……もうこの際どうでも良いや……。」
フェイトが冷静さを取り戻したのはユーノの子供を出産した後だった。
しかし、今更になって悔やんだ所で仕方が無い。それにユーノと暮らすのも
何だかんだで悪くないとも思い始めていた為、特に何の問題も無かった。

「もう誰も信じられない…。」
信じていた人二人に同時に裏切られたなのはは傷心のあまり旅に出た。

ああ何故この様な事になってしまったのだろう…
この世はこんなはずでは無い事ばかりだ…………

                 おわりorz


著者:◆6BmcNJgox2

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