591 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:01:19 ID:6X/SpsGE
592 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:02:01 ID:6X/SpsGE
593 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:02:51 ID:6X/SpsGE
594 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:03:44 ID:6X/SpsGE
595 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:04:25 ID:6X/SpsGE
596 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:05:00 ID:6X/SpsGE
597 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:05:43 ID:6X/SpsGE
598 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:06:18 ID:6X/SpsGE
599 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:06:58 ID:6X/SpsGE
600 名前:7の1[sage] 投稿日:2009/02/22(日) 22:09:32 ID:6X/SpsGE

忌み子と老人(下)

 お礼参り。今、瀟洒な英国風の別荘の一室で繰り広げられている光景は、まさにそれだった。

 15歳くらいの紫色のショートカットの少女が数人の男達によって陵辱されており、その傍では、荒縄で車いすに縛り付
けられた白髪の老人が、茶色の皮の眼帯をした男に皺だらけの首を締め上げられていた。

「苦しいかグレアムさんよぉ〜 でもな、お前さんに付けられたこの傷の痛みが、未だに消えないんだよ。あんたの痛み
なんぞ、軽いもんだぜ。そこーんとこ、よろしく。なっ!!」

 いきなり首から手を離すと、激しく咳き込むグレアムの鼻先に男は拳をぶち込んだ。

「ごっふぁ、ふゅぅぅぅ ふゅぅぅぅ・・・」

 鼻の軟骨が折れたのか、激しく噴き出した鼻血でワイシャツを真っ赤に汚し、苦しむグレアムの右頬を、さらに拳で殴
り飛ばした眼帯の男は、感極まったのか涙を流しながら嗤いだした。

「ひゃははは・・・管理局最強の元提督様も、年取っちゃ、ミッドのダウンタウンの養護院のじじい共と同じだな。こいつは
いい、うん、本当にいいな。なっ!グレアムのじいさんよぉぉ」

 がっくりとうなだれた老人の顔を持ち上げた男は、表面上の傷が治る程度の治癒魔法を施す。
 
募る恨みを張らすためにも、今、死なれては困るのだ。
 
第一、使い魔の猫姉妹の片割れしか確保していない状況で、グレアムに死なれては元も子もない。

 二匹の猫姉妹と老人を、思うさま嬲り殺してこそ、復讐が完結するのだ。

「フェルディナンド隊長!女が、女がーー!!」
「うるせー、また若返っただけだろう。いちいち騒ぐな」

 めんどうくさそうに猫姉妹の妹ロッテの方を振り返った男は、その幼い姿を見た瞬間、喉仏をごくりと鳴らした。

 陵辱を始めた半日前、20歳半ばだったロッテが、激しい陵辱にも関わらず男達を嘲笑っていたのが嘘のよう
な変わりようだったからだ。

 ロッテが、こんな無様を曝す羽目になったきっかけは単純だった。

 何時までたっても埒のあかない事に業を煮やした男が、グレアムを殴りつけるとロッテが激しく動揺したのだ。

 ふむ、これはと直感を刺激された男が、グレアムを半殺しにするとロッテの身体が若返り、彼女の抵抗力が、極端に弱
まると同時に、グレアムのダメージも回復したのだ。

 ロッテが与えられた魔力を主であるグレアムに還元して、身体を回復させたのに気がついた男達は、陵辱を楽しむため
に、機を見てグレアムを痛めつけだしたのだ。

 AMFを発生させる手錠や首輪をはめさせられたロッテは、半日の間に二十歳そこそこの美女から、十五歳のローティーン
にまで若返り、男達を狂喜乱舞させていた。

「隊長、そろそろ如何です?」

 グレアムのダメージを回復させるため魔力を主に還元したロッテは九歳くらいの少女に変わり果てていた。

「そうだな。こいつの片割れが戻ってくると、ちと厄介だが、手早く済ませれば問題ないか。お前等、警戒だけは怠るな」」

「了解」

 その一言で、陵辱していた男達は、慌ててロッテから身体を離すと脱ぎ捨てていた服に袖を通し出した。

「さて、始めるか。ほら起きろよ子猫ちゃん」

 力尽きて床に倒れているロッテの横腹を先端に鉄板を仕込んだ安全ブーツで蹴り上げた男のつま先に、骨の折れる感触
が伝わった。

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ  い、いたあぁぁ・・・」

 身体を丸めて痛みを堪えようとするロッテの髪を鷲掴みすると無理矢理立たせた男は、背後に回った。

「ざまあねえな。リーゼロッテちゃんよぉ〜♪ 俺を獣って言ってくれたよな。獣らしくバックから行こうか?それとも、

正常位がお望みかな?」

 折れた肋骨が肺にでも刺さったのか口から血泡を噴き出し、満足に返事もできないロッテに苛立ったのか、男は、尻に
巨杭をあてがうと一気に貫いた。

「あ、あがっっ・・・」

「何だよ。返事も出来ないのか?ああ〜大格闘家のロッテ師匠さん、そんなことじゃ弟子のクロノ・ハラオウン大提督様
に顔向けできないぞ。御所車を始めるぞ。根性入れんかい!」
 
そう言いはなった男が、肩を掴んでいた腕を緩めるとロッテは巨杭を支点にして前のめりに倒れ込む。

「おら、手を使えよ。御所車ができねーだろうが」

 ロッテの足を両脇に抱え込んだ男は、骨折の痛みと陵辱による疲労により、少女が手をつくことも出来ないこ
とを確かめるとニヤリと唇を歪めた。

「なら、掃除機だ。ちゃんと床の掃除をするんだぞ」

「ひぎぃぃぃ ひぎぃぃぃぃぃぃ」

 ロッテの幼い身体を床に押しつける為、腰を屈めた男は、腰をリズミカルに動かし始めた。

「ほら、しっかり掃除しろ。てめえが粗相した跡もきれいにするんだ」

 ローティーンになったせいで、浣腸プレイに呆気なく屈して粗相したものを、彼女自身に掃除させようとする男の
おぞましさにロッテの心はついに屈した。

「いやぁぁぁ も、もうやめてよぉぉぉぉ 殺してよぉぉぉ」

「ふざけんじゃねえ!この親不孝が、親より先に逝きたいとは、どういう了見だ。おらぁ!!!」

「ひぃぃぃぃぃ」

 幼い腰に巨杭を叩き込み、ロッテを無理矢理、掃除機として動かそうとしたカルロスは、猫姉妹の片割れであ
るリーゼアリアに備えていたはずの部下が、一人残らず床に倒れているのを見て呆然とした。

「な、なんだ!?」

「はい、そこまで。お遊びは終わりだ」

 声のした方へあわてて目を向けたカルロスは、グレアムを縛り付けた車いすの傍で葉巻を吹かす、よれよれの
レインコートを羽織ったひょろ長い男に意識を刈り取られた。


 目が覚めると豪奢なシャンデリアの放つ光が目に入った。

「夢・・・か!?」

「いや悪夢の始まりだよ。カルロス君」

「馬鹿なこと言ってんじゃねー」 

 あわてて跳ね起きようとしたカルロスは、自分の手足がバインドで拘束されていること気づき、愕然とした。

「く、くそ、放せ、放しやがれ」
(この程度のバインドAAA−クラスの俺にとって雑作もないはずなのに、何故、解除できないんだ?)

 思うように魔力を発動できず、焦ってじたばたと手足をばたつかせるカルロスは、不意に顔に吹き付けられた
濃い葉巻の煙を吸い込み、むせこんだ。

「げほぉっ げほぉっ げほぉっ・・・」
「そう言えば、君はタバコの類を吸わないんだったな」

「がっ!!」
「ふむ、少しきつかったかな。これなら少しは楽になるはずだ」

 声のする方向へ強制的に顔を向けさせられ苦痛のあまり声も満足に出せなかったのが、その声に応ずるかのよ
うに顔の角度が調整され、ようやく声が出せるようになったカルロスは叫んだ。

「て、てめえは誰だ?」  

「フェルディナンド三等陸佐。監察官のマテウス・バウアー卿だ」

 芳醇な香りを漂わせるティーカップを手に悠然とソファーに腰掛けていたグレアムが、その傍らにぬーぼーと
立っている長身のさえない中年男を紹介した。

「お初にお目に掛かる。カルロス・フェルディナンド元三等陸佐だな。監察官のバウアーだ」

 にやにや嗤いながら、軽く頭を下げたバウアーは、左掌の上で光り輝く直径10cm程の光る球体を弄んだ。

「大兄、かなり余りましたがどうします?」

「ロッテにやってくれ。あれには辛い思いをさせすぎた」

「父様、あたしはもう大丈夫だよ。バウアー叔父、それは父様にあげて、私はあいつから搾り取るから」

 いつの間にか陵辱前の二十歳そこそこの美女の姿を取り戻していたリーゼロッテが、淫欲に燃えた目でひたと
カルロスを見据えると言い放った。

「承知。では大兄、ロッテの希望通り、これをあなたに」
「すまんな。マテウス」

 次の瞬間、光球を握りしめたバウアーの左手が無造作にグレアムの胸を貫いた。

「LinkerCore Active elements Implantation」

 そのささやきが終わると同時に左手を引き抜いたバウアーの眼前で、グレアムの身体が、ぶるぶると痙攣を始
めると、曲がっていた腰がしゃんと伸び、皺と老人斑で覆われた皮膚が張りを取り戻し、まばらにしか髪の毛が
残っていなかった頭部にふさふさと毛が生え始めた。

「う、嘘だ。こ、こ、こんなことはあり得ない」

 齢八十五歳を迎え、皺だらけでよぼよぼの老人だったグレアムが、60歳いや50代半ばの初老の男の姿を取
り戻していく事実を受け入れられないカルロスはパニックに陥った。

「なに驚いてるの? 父様は第97管理外世界人だよ。ミッドやベルカ人とは違うんだよ。わかってる 君ぃ〜♪」

 腰のあたりから聞こえてきたリーゼロッテの声は、美味そうな獲物を見つけた喜びに溢れていた。   

「く、や、やめろーー、この獣野郎」

「獣で良いよ〜♪ 獣らしく楽しませてもらうから」

 管理局の白い悪魔"高町なのは"の口調をまねた使い魔は、本格的な陵辱を開始した。

「ひっ・・・いぃぃぃぃ やめ、やめろぉぉぉ」

 ちゅぽちゅぽと音を立てながら、舌を巧みに動かし、カルロスの巨杭の先端部を刺激していたロッテは、その言葉を
聞くと、口から巨杭を抜き、今度は手でしごきだした。

「お望み通り、フェラチオはやめ。その 代・わ・り 手で奉仕してあげる」

「や、やめ あぁぁぁぁ ひゃあぁぁぁ ひゃあぁぁぁ」

 カルロス自慢の逸物を、時には強く握りしめ、また、ある時に優しく撫でるよう手でしごきながら、ロッテは嘲りの
言葉を彼に浴びせかける。

「ずいぶん硬くなったのね。美味しそう、少し味見しようかな」

「ぎゃゃぁぁーー」

「気持ちよかった? うん気持ちいいよね。だって血を流しているくせに、萎えないで硬くなるんだもの。ねぇカルロス、
私の言ってること、そんなに、間違ってるかな?」

 口の端に残る血を右手の甲で、拭き取ったロッテは、巨杭の半ばに付けられた傷から、流れ出る血をうっとり
した目つきで見つめると傷口を舌で巧みに舐め回し始めた。

「ひいぃぃぃーー!」

 唾液と流れ出る血でデコレーションされた逸物を物欲しげに見つめていたロッテが、亀頭の先端を右手の親指、
人差し指、中指の三本を使って嬲りだした。

「やめ やめろぉぉぉぉ」

 巧みな指戯によって限界を迎えたカルロスの逸物が精液を放とうとするが、亀頭の先端部を締め上げるバイン
ドがそれを許さない。

「ひぃぃっ い、痛い、痛い、た、頼む。出させてくれぇぇぇ」

 射精したくても、射精できない状況に悲鳴を上げるカルロスの苦悶する顔を、ニコニコしながら見ていたロッ
テは、巨杭をしごく手のスピードを上げ始めた。

「やめろ、やめてくれぇぇぇ!苦、苦しい、破裂する!」

「大丈夫。私を御所車しようとしたくらい硬くて強いんだよ。破裂なんかしないって。ほら、ほら、ほら、ほら」

 満面の笑顔でしごきつづけていたロッテが、不意に目を細めると亀頭のバインドを解除した。。

「はい、噴射〜♪」

「かはぁぁぁぁぁぁーーー」

「ひゃっほー 大噴水だぁぁ!!いただきまぁぁぁす」  

 人間が出せるとは思えないほどの量のスペルマを噴水のように放出し続けるカルロスの呆けた表情が、その声
を聞いた瞬間、青ざめた。

「や、やめ ひゃぁぁぁ ひゃぁぁぁーー」

 スペルマを出し切って萎えかけた逸物を、尻尾で絡め取ると巧みにしごきだしたロッテは、再び硬くなったの
を確かめると亀頭を口に含み、舌を巧みに動かしはじめた。

「あぁぁぁぁ いやぁ やめぇぇぇーー」

 ロッテに嬲られ悶絶するカルロスを、虫けらでも見るように一瞥したグレアムは、英国伝統のミルクティーを
美味そうに飲みほしたマテウスに尋ねた。。

「ところでマテウス、アリアは彼を見つけたかね?」

「ええ、少し手間取りましたが、確保しました。今、別室で休ませています」

「やはり忌み子だったのか?」

「確かに忌み子でした。あの体質では、この97管理外世界では生きていけないでしょう。大兄のお許しがあれ
 ば、手元に引き取りたいのですが?」

「しかし、彼にはリンカーコアが無いんだろう。大丈夫なのか?」

「その点は、ご心配なく。既に処置済みです」

「ふむ、そうかね」

 目をしょぼつかせながら答えたマテウスは、ロッテの舌技に翻弄され、野獣の雄叫びをあげるカルロスを気の
毒そうに見つめた。

「彼が、部下を20人近く連れて来たので、リンカーコアを作る材料には事欠きませんでした」

 平然とした口調で語ったマテウスは、二杯目の紅茶にストロベリージャムを入れ、ロシアンティーを作った。

「さっきのリンカーコアが、その残りだね」

「ええ、大兄の回復に資することが出来たのは幸いでしたが、犠牲がいささか大きすぎました」

「彼らの犠牲をおろそかにはすまい」

 左手を胸に当て、しばらく瞑目していたグレアムは、かっと目を開くとロッテに命じた。

「やれ!」

「はい、父様!!」

 グレアムの声に応じたロッテは、カルロスの逸物を口に含むと一気に精気を呑み込み始めた。

「ふはぁぁぁぁ ふはぁぁぁぁ ふはぁぁぁぁ・・・・・・」

 精液を絞り尽くされた巨杭が内側から輝き出すとともに、エビ反りになったカルロスの身体が、小刻みに痙攣
し始める。

「なるほど、リンカーコアを根こそぎ、吸い出すんですな」

 興味津々と言った表情でロッテの行為を見つめるマテウスと対照的にグレアムは素っ気なかった。

「快楽の果てに死ぬ。持って瞑すべしだろう」

 その声が終わらないうちに、反り返っていたカルロスの身体が、ぐにゃりと崩れた。

「終わったよ。父様〜♪」

「よくやったロッテ。疲れただろうシャワーを浴びておいで」

「は〜い♪ バウアー叔父、父様をお願い」

 リーゼロッテは、二人に手を振ると鼻歌を歌いながら部屋を出て行った。


「二人だけにしてくれ」

 リーゼアリアの連れてきた少年と対面したグレアムの言葉に黙って頷いたマテウスは、アリアとロッテを促し
て部屋から出て行った。

「そこに座りたまえ」

 言われたとおりソファーに腰掛けた少年は、グレアムの視線を避けるように目を伏せた。

「君のおばあさんは、シャーロット・グレアムだね」
「・・・・・・」

「そして、お母さんの名は、アイリーンじゃないかね?」
「・・・・・・」

 母親の名を出された少年は、初めて顔を上げグレアムの顔を見た。

「これを見て欲しい。この少女の隣にいるのが私だ」

 写真スタジオの椅子に座った亜麻色の髪をした8歳くらいの少女が、傍らに立っている40歳くらいのがっし
りした男性を見つめている写真を渡された少年の目が大きく見開かれた。

「あ、あぅぅぅあぁぅぅ」
「ふむ。そうか」

(エドワード、聞こえるかね)
(は、はい。聞こえます。ギルバート伯父さん)
(正確には、大伯父だ。君の祖母シャーロットの兄だよ)
(これは・・・)

(念話というものだ。君は喋れないようだな)

(・・・・・母さんが死んでから、喋れなくなったんです)

(エドワード、何があったか教えてくれないか?)

 その言葉を聞いたエドワードは、ぽつりぽつりと、あの夜何があったのかを話し出した。

(目覚めたら、父が床に倒れていました。そして母は・・・・・・)

 怒号と悲鳴と生まれて初めて聞く銃声の音で目を覚ましたエドワードが目にしたのは、頭から血を流して床に
仰向けに倒れている父親の死体の傍で、黒覆面の男にバックから犯され嬌声をあげている母の姿だった。

「おら、おら、おら、もっと腰使えよ。餓鬼を生んで緩いんだから、しっかり締め付けねーと外れるんだろうが
 アイリーン、気を入れろよ!」

「きゃぁぁぁーーー」

「ママを離せぇぇー」

「おっと、おめえの相手は、俺だよ」

 スタンガンを背中に押しつけら悲鳴を発する母親に駆け寄ろうとしたエドワードを、背後から、がっしりと捕
まえた男が、暴れる少年をベッドに押し倒すと、拳でエドワードを殴りつけた。

「ひゃははは、どうした、どうした、そんなことでママを救えないぞ。男だろ、しっかりしろよ。ええぇ!」

「くぇっ くぇっ くぇっ くぇっ・・・」

 パジャマ姿の少年の腹を軍靴で踏みつけた男は、胃の内容物を吐き出した少年の髪を掴んで引き起こすと、
亜麻色の髪の母親を陵辱している男に声を掛けた。

「この餓鬼に性教育をしないといけないよな」

「おおよ。さあ、アイリーン、息子のエドに女って奴を教えてやろうじゃあねえか」

「いやぁぁぁ やめてぇぇぇ 堪忍してぇぇぇぇ」

「ぎゃー ぎゃー 騒ぐんじゃねえよ。本当の女ってやつを教えてやるのがママの義務だぜ」

「母子相姦ってのは、父子相姦ってやつと並んで人としての基本だよな」

 少年の股間に手をやった男は、パンツの上から、幼い肉棒を掴むとしごきだした。

「いぃぃぃーーー」

「おっ偉いぞ男の子、ママの裸を見て勃ってきたじゃないか」

「さすが、あいつの種だけのことはあるな。実の母親の精液まみれの姿を見て発情するんだから、呆れるぜ。
 こりゃ、お仕置きが必要だな」

 ボキンと音を立てて少年の股関節をはずした男は、少年の悲鳴を聞きながら、股間の逸物を菊座にぶち込むと
腰を使い出した。

「ぎぃぃぃ い、痛いよぉぉぉ。ママァァァーー」

「うっ すげぇー締め付けだな。おい、そこの中古より断然良いぜ!」

 尻を犯された少年の幼い肉棒の先端から、カウパー腺液がしたたるのを、にやつきながら確かめた男は、母親
の尻を犯してる仲間にウィンクした。

「やらないか〜♪」 

「感動のフィナーレってか」

「いやぁぁぁ、だ、だめぇぇぇ、エドやめてぇぇぇ!!」

「ママァァ ママァァ ママァァ・・・」

 幼い肉棒を屹立させた少年の上に、アイリーンの身体を落とした男たちは、悲鳴をあげる二人を見て、げらげらと
笑いだした。

「おい、この雌豚、とうとう逝かれやがったぜ」

 強要されたとはいえ、夫の死体の傍で息子とセックスをするという状況に耐えきれず、精神が崩壊したのか、口の端
から涎を垂れ流すアイリーンの瞳は光を失っていた。

「そろそろ仕上げといくか〜♪」

「いきますか」

 肉棒をくわえ込み、機械的に身体を揺するアイリーンの身体をエドワードから引きはがした男が、とどめを刺そうと
首に手を回した瞬間、エドワードの秘められた力が初めて発動した。

「な、ななななんだ。こ、これは・・・」

「おぉぉぉぉぉ ぐはぁぁぁぁ・・・・・・」

 悲鳴を上げ、のたうちまわる男達の身体が、干物のように干からびていくのと対照的に、陵辱されつくし、息も絶え
絶えだったアイリーンの身体が、みるみる回復していった。

「ママ、目を覚ましてよ。ママァァーー」

 翌朝、事件現場に踏み込んだ警察官は、頭を撃ち抜かれた夫の死体の脇で、幼児に退行したアイリーンに抱きついて
泣き叫ぶエドワードと、ミイラ化した二人の強盗の死体を発見した。

(その後、施設に引き取られたんだね)

(はい、ヤトゥーさんが世話をしてくれました・・・)

 そのヤトゥーが、児童ポルノや臓器故買をしているのを少年が知らなかったことを、リーゼアリアとの念話で
確かめるグレアムの沈黙に耐えきれなくなったのか、エドワードは叫んだ。  

(僕は人間ですか? 怪物ですか?)

(無論、人間だ。しかし、この世界に君の住むところはない。君は魔法使いだ)

(魔法使い?)

(君のような魔法使いは、人の命を利用して魔法を行う為、この世界では、まともに生きられない。君のような魔法使い
は、昔は、忌み子とか取り替え子と呼ばれ、殺されたんだ)

(じゃあ、ぼくは、やっぱり怪物じゃ)

「エドワード、こちらを向きなさい」

 グレアムは、エドワードの額に手を当てると小さな魔法陣を展開した。

「ぼ、ぼくは・・・」

「喋れるようになったな。君は、今からエドワード・グレアムだ」

「グレアム?」

「そうだ。私の息子だ。私の息子が怪物のはずがない」

「で、でも僕は・・・」
 何か言おうとして口を開きかけたエドワードの肩に大きな手が置かれた。

「君はリンカーコアを持っている。すでに忌み子ではない」

 振り返ると自分の胸に光の塊を押し込んだ背の高い男と二人の美女が立っていた。
「ロッテだよ。よろしくね、エド」
 紫色のショートカットの美女が悪戯っぽく微笑む。
「エドワード、良かったね」
「アリアさん・・・」
 ヤトゥーのしていたことを告げ、自分を地獄から助け出してくれたロングヘアの美女の顔を見たエドワードの
頬が赤くなった。

「マテウス、用意が出来たな」
「明日にされた方が良いのでは?」
「いや、今すぐ行こう。アリア、ロッテ」
「はい、父様」「荷造りは終わりましたわ」

 四人のやりとりに、困惑したエドワードが声をあげた。
「何処へ行くんですか?」

「ミッドチルダ、魔法使いの生きられる世界だよ」

 そう言うとグレアムは、最後の仕事を果たすため、ソファーから立ち上がった。


                         <終>


前へ
目次:翼を折る日
著者:7の1

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます