[608] 真の最強とは… 1 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/15(木) 10:43:11 ID:lx+xsHed
[609] 真の最強とは… 2 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/15(木) 10:43:41 ID:lx+xsHed
[610] 真の最強とは… 3 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/15(木) 10:44:42 ID:lx+xsHed
[611] 真の最強とは… 4 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/15(木) 10:45:13 ID:lx+xsHed
[612] 真の最強とは… 5 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/11/15(木) 10:46:22 ID:lx+xsHed


レリック事件の終了と共に解散になった機動六課の面々であったが、
その日久々に再開して皆で食事をしながらワイワイと騒いでいた。
そんな時にこの中で最強なのは誰か? と言う話題が起こり、
彼が強いだの誰が強いだのこれまたワイワイと盛り上がっていたのであったが…

「私はユーノ君が最強だと思う。」
「え…。」
ふとなのはの呟いた一言が周囲の空気を凍り付かせた。
「あの…なのは…いくら何でもそれは無いんじゃない?
だってユーノは攻撃系の魔法は一切使えないじゃない。」
「そうやそうや。」
フェイトとはやては口を揃えてなのはに対してそう言う。確かにユーノの防御魔法及び
非攻撃系魔法に関してはかなりの高水準なのは誰も否定するつもりは無い。
しかし、攻撃系魔法が使えない時点で絶対最強にはなり得ないと言うのが
フェイトとはやての考えであったのだが…
「いいや、皆がどう思っていようとも私にとってはユーノ君が最強。
実際私は何時もユーノ君に負かされてるし…。」
「ええ!? うそぉ!」
「なのはさんが何時も負かされる!?」
それには思わずスバルとティアナも驚愕する。
「ちょっとなのは! それ一体何時の話!? 第一どうやってユーノが
なのはを負かすって言うの!?」
フェイトは慌ててなのはを問い詰めるが…なのはは顔を赤くしながら言った。
「それは夜のベッドで…。」
「そっちの最強かい!」
皆は戦闘力的に最強なのは誰かと言う話をしていたのに、なのはの言う最強とは
戦闘力にあらず性的な意味での最強だったのでこれはこれで皆は驚愕していた。
「でも本当にユーノ君最強なんだって! 私なんかもう毎晩何度もイかされて…。」
「も〜二人ともほんま仲良しやな〜。」
半分は呆れも入っているが、はやては笑いながらそう言っていた。
なのはとユーノの関係については既に多くの者が知っている周知の事実であるから、
別に夜のベッドの上でギシギシアンアンしてようとも驚く事は無い。むしろ自然で普通の光景だ。
ただ…フェイト=T=ハラオウン一人を除いては…

食事も終えて、解散した後でフェイトはバルディッシュ片手にユーノの所まで来ていた。
フェイトはユーノが許せなかった。何故ならばフェイトはなのはを愛していたからである。
勿論性的な意味で。だからこそフェイトはユーノが許せなかった。
「ユーノ…なのはとエッチしたんだって?」
「うん。それがどうかしたのかい?」
ユーノは適当のごまかすのかと思いきや、ワリとあっさり肯定した。
まるでなのはとエッチする事が至極当然の様な言い回しにフェイトはますます腹が立った。
そして次の瞬間にはフェイトはユーノに対しバルディッシュを向けていた。
「ユーノ…あんただけは許さない!」
「ええ!? いきなりどうしたんだい!?」
戸惑うユーノだが、フェイトは憎悪の目でユーノを睨み付けていた。
「よくもなのはを傷物にしたね!? どうせあんたの事だからなのはを無理矢理
手篭めにしたんでしょう!? そういう根性が気に入らない!」
「はぁ!? 何を言ってるんだい!? 僕は別にそんな事はしてないよ!
むしろなのはの方から…ってうわぁ!」
「口答えするな!」
フェイトはバルディッシュをユーノに対して振り下ろし、ユーノは慌てて飛び退いていた。
フェイトはユーノがなのはを強引に…と考えていた様子であるが、実際はそうじゃない。
ちゃんと双方合意の下で行われた正統な行為である。しかし、なのはは自分の物だと
頑なに信じるフェイトにその様な事は少しも信じられなかった。
「ユーノ…私はあんたを殺す…。あんたになのはは渡さない…。」
「え!? そんな…。」
フェイトは本気だった。本当にユーノを殺すつもりだった。これを悟ったユーノもまた
己の魔法陣を展開させて臨戦態勢を取った。だが…
「何? もしかしてユーノ…私と戦うつもり? 何それ? 馬鹿みたい!
あんたみたいな戦闘の素人が私に敵うとでも思ってるの?」
フェイトはユーノをあざ笑うかの様にそう言うが、ユーノは真剣だった。
「悪いけどそのつもりさ。僕だって死にたくはないからね。」
「無理無理! 第一あんたに人を傷付ける度胸なんて無いじゃない!」
フェイトはまたもユーノを馬鹿にする様に笑った。こうやってユーノの平常心を奪って
一気に息の根を止める作戦だった。しかし…
「くっ! 人を傷付ける度胸は無いけど…エッチする度胸はあるんだぁ!」
「ええ!?」
フェイトの予想だにしない事態が起こった。フェイトから己を守りながら逃げると
思われたユーノが逆にフェイトに飛びかかり、そのままベッドに押し倒していたのである。
「あ! こら! やめろ! ユーノ!」
「いいややめない! 人を傷付ける度胸は無くてもエッチする度胸はあるって事を教えてやる!」
「そんな事…んぶっ!」
次の瞬間…フェイトはユーノに唇を奪われていた。
「ん! んんんんん! んん!」
フェイトは必死に抵抗を試みるが、ユーノはまるで岩の様に動かない。
そして不思議な事に、まるでユーノに生気を吸い取られているかの様に
フェイトの力が抜けていくのである。
「んあぁ…。」
やっとユーノの唇が離れた時、二人の唇の間には唾液が糸を引いて二人を繋いでいた。
「フェイト…君が僕を本気で殺す気ならそれでも構わない。けど…僕もタダじゃ死なないよ。
君が僕を殺すよりも先に…君のお腹の中に僕の遺伝子を残す…。そうさ…君が僕を殺しても…
結局は君が僕の子供を産む事になるんだ。君に自分の子供を殺す度胸はあるかな?」
「!!」
ユーノもまた本気だった。本気でフェイトを孕ませるつもりで来ている。
今度はフェイトが恐怖を感じる番だったのである。
「嫌! あんたの子供なんて産みたく…ああああ!!」
フェイトは抵抗しようとするが身体に力が入ら無い。そしてユーノはフェイトの身に付けていた
バリアジャケットを一枚一枚脱がして行ったのである。
「嫌…やめて…おねがい…。」
「ダメだよ。もう君は僕を完全に怒らせたんだ。」
慣れた手付きでフェイトを全裸にひん剥いた後、ユーノはフェイトの太股をガッシリと掴み、
そのまま大きく前に押し出しながら横に広げ、M字開脚させた。その際フェイトも
必死に開かせまいと抵抗しようとしていたのだが、やはり身体に力が入らなかった。
「あ! 嫌!」
全てを見られたフェイトの顔は忽ち真っ赤になった。
「フフフ…フェイトの裸も結構綺麗じゃないか。ま…なのはに比べれば遥かに劣るけどね…。」
「!」
その言葉がユーノの全てを物語っていた。ユーノにとってはなのはが一番であり、
例え仮になのは以上に美人の女性がいたとしても…ユーノにとってはなのはより劣る。
当然フェイトもまたユーノにとってはなのはに劣る存在に過ぎなかった。
まあ口ではそう言っていても、しっかりと勃起していたのだが。
「嫌…やめて…ユーノやめて…もう殺そうとしたりしないから…おねがい…
二人の邪魔をしたりしないから…やめて…私…ユーノの子供産みたくない…。」
ユーノに両乳を揉み解されながらもフェイトは必死に哀願した。しかし…
「ダメだよ今更。どうせここで僕が止めたとしても…君は掌を返して僕を殺しにかかるはずだよ。
なら…完全に逃げられない様に僕は君を孕ませる。」
「そんな…。」
フェイトの目に大粒の涙が浮かんだ。そしてユーノは無情にも己の勃起した巨大なモノを
フェイトの股間のソレへ押し付けたのである。
「これがなのはとのエッチならもっと優しくゆっくりと挿入してる所だけど…
君が相手ならば話は別! 一気に押し込んでやる!」
「痛ぁ!!」
元々フェイトは自分を殺そうとした相手。そんな女に気遣いは無用とばかりに
ユーノは強引に勢い良く自らのモノをフェイトのソレの中に奥まで押し込んでおり、
直後、フェイトは耐え難い激痛に襲われた。
「いだぁぁぁぁぁぁ!!」
フェイトは幼少時には母プレシアからの虐待を受けていたし、その後も様々な戦闘を
こなして来た。その為に痛みに対する我慢強さに関してはかなり自身があったのだが…
破瓜された際の痛みはそんな物など一切無意味になる程の激痛だった。
「いだ! いだ! いだぁぁぁぁぁ!!」
「フフフフ…良い気味だ。」
激痛に耐えかねて泣き叫ぶフェイトをユーノはあざ笑う様に見つめていた。
「それじゃあ動くよ! それぇ!」
「あああああ!!」
ユーノはフェイトのソレの中に深々と奥までねじ込んでいたモノを一気に引き抜くと共に…
「えい!」
「んああああああ!!」
今度は一気に奥まで押し込んだ。その抜いては突くと言う一連の動作を連続で始めたのである。
「痛い痛い! やめてぇ! おねがい! ユーノォォォ!!」
「ダメダメ。君には少々痛い目を見て貰わないと。」
ちなみになのはとエッチをした時はもっと優しくゆっくり行っていた。
だが今の相手は自分を殺そうとしたフェイトだからこそお仕置きも兼ねて
この様に気遣いの無い激しい突きを行っていたのである。
そうしてユーノは何度もフェイトを突いて行き、フェイトもまた激しく
身体全体を揺さぶられ、もはや全身が汗だくになっていた。
「ハハハ! デカ乳揺らして凄い淫乱だな〜君も。」
「ちが! ちが! ちがああああああ!」
フェイトは必死に否定したかった。しかし…状況がそうはさせてくれずついに…
「いっ! イク! イクゥゥゥゥゥ!!」
フェイトはついに耐えかねてイッてしまった。ユーノのモノがねじ込まれた
ソレの接合面から大量の愛液が迸るが…
「何だ。もうイッちゃったのかい? 僕はまだ少しもイッてないのに…。」
「ええ…?」
呆れ顔で言うユーノの言葉にフェイトは真っ青になり、なのはが言っていた
ユーノに何度もイかされたと言う言葉を思い出した。
「それじゃあ続けるよ!」
「あ! ダメェ! イッた直後はダメェ! ってああ!」
フェイトの叫びも空しくユーノはフェイトの身体を激しく突き上げた。

その後…ユーノはノンストップでフェイトを突きまくり、フェイトはもう何度も何度もイかされた。
「ようし…それじゃあそろそろ僕も出しちゃうよ。僕が死んでも…僕の子供は
ちゃんと育てるんだよ。その辺お願いするよ。」
「…………………。」
もうフェイトには抵抗はおろか口答えする気力さえ残っていなかった。
「ああああああああああああああ!!」
ついにユーノの叫び声が響き渡り、ユーノのモノからフェイトのソレの中に
大量の命の源が詰められた白液がぶちまけられた。
「(やっぱりなのはの言っていた事は本当だった…。ベッドの上ではユーノが最強…。私の…完敗だ…。)」

「ああ…僕は何て事をしてしまったんだ…。」
全てを出し終え、フェイトのソレからモノを引き抜いた後、冷静さを取り戻したユーノは
自らの犯した過ちに罪悪感を感じていた。なのはとエッチする時は予め避妊魔法を行っていたが、
今回は無我夢中であった為、避妊魔法など行ってはいなかった。
これでもし本当にフェイトが自分の子供を孕んでいたら…なのはは何と思うだろう…
そう考えれば考える程…ユーノはこの後起こるだろう事が恐ろしかった。
「嫌だぁぁぁぁ!! ”nice boat”ENDだけは嫌だぁぁぁぁぁ!!」
ユーノは頭を抱えながらそう叫んでいたのだが…その後でフェイトがゆっくりと起き上がっていた。
「そこは大丈夫だよ…。」
「え?」
フェイトはきつそうな身体を無理矢理に動かしながら脱ぎ捨てられたバリアジャケットを
再び装着し、そしてバルディッシュを収めて言った。
「今更何を言っても信じて貰えないだろうけど…もう貴方達二人には手は出さないから…。
これだけは信じて…。ユーノ…なのはと…幸せにね?」
「え?」
ユーノが唖然とする中、フェイトはゆっくりと立ち去って行った。
「はぁ…ユーノがここまで良い男なら私ももっと早めに気付いとくんだったな〜…。
でもいいさ…。私は母さんはいたけど父さんはいなかった…。シングルマザーでも何とかなるさ…。」
「え? それってどういう…?」
フェイトが小声で呟いた言葉に対しユーノが訪ねようとした時、フェイトは既に天高く飛びたっていた。
翌日、フェイトは転属願いを出してミッドチルダとは別の遠い世界に存在する管理局の支部に行っていた。
突然のフェイトの行動に皆は心配していたが、それがフェイトの選んだ道ならば…と直ぐに
騒ぎは沈静化し、ユーノもまた最初の内は自分のせいだと考えていても…やがてはなのはとの
結婚などに関心が移り…フェイトの存在は忘れ去られて行った…。

それからしばらくの時が流れ、無事結婚したなのはとユーノの間に一人の子供が誕生していた。
「きっとパパに似て賢い子になるね。」
「そんな事無いよ。きっとママに似た立派な魔導師になるんだよ。」
「え〜? 私はパパみたいな賢い子になって欲しい。」
「ま、どっちでも良いじゃないか。どういう道に進むかはこの子自身が決める事さ…。」
「そうだね。」
なのははやっと生まれた自分の子供を抱き、ユーノとそう言ったやり取りを行っていた。

一方…ミッドチルダから遠く離れたとある世界に…小さな赤ん坊を抱いた一人の女性の姿があった。
「貴方にはお父さんはいないけど…私にもお父さんはいなかったんだよ。
お母さん一人しかいなくても我慢出来るよね?」
フェイトはユーノの子供を産んでいた。こうしてミッドチルダから遠く離れた別の世界に
自ら行った事も、なのはとユーノに迷惑を掛けない為の配慮だったのである。
そして…ユーノの子供を産んだ事は一時の気の迷いでユーノを殺そうとした自分に対する罰だった。
…と、最初の頃はそう考えていたが、実際に産んだ時にはその様な事はどうでも良くなった。
今自分が抱いている子は自分の子供。だから自分が母親として立派に育てる。フェイトはそう決意していた。
例えユーノがどう考えていたとしても…そんな事はフェイトには関係無い。
確かにもっと早くユーノの魅力に気付いて…もっと早くアプローチをかけておけば
ユーノと正式に結婚したIFもあったのかもしれないと考える事はある。
しかしもう過ぎた事を悔やんでも仕方ない。ユーノはなのはの夫になったけど、
今のフェイトにとっては自らの「心の夫」なのだから…
「でも…プレシア母さんみたいな虐待ママにはならない様に気を付けないとね…。」

十年後、同じ父親を持つ異母兄弟が出会う事になるが…それは別のお話…。
                    おわり



著者:◆6BmcNJgox2

このページへのコメント

続きを是非おねがいします。

0
Posted by 海坊主 2012年05月10日(木) 04:21:48 返信

続きが気になる

0
Posted by 今更だが 2011年01月17日(月) 10:22:00 返信

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