582 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/09/01(月) 01:28:48 ID:un68OYZU
583 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/09/01(月) 01:29:20 ID:un68OYZU
584 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/09/01(月) 01:29:54 ID:un68OYZU
585 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/09/01(月) 01:30:26 ID:un68OYZU
586 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/09/01(月) 01:30:59 ID:un68OYZU
587 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/09/01(月) 01:31:30 ID:un68OYZU


 少女の甘く荒い吐息だけが、処置室の中に聞こえていた。
 お尻の穴を擦られるたびに、触れられるたびに吐息は漏れ、あるいは囁くような喘ぎが聞こえる。
 快楽によって熱っぽくなった胸は息苦しささえ覚えさせ、犬のように舌を出して無様に喘ぐ。
 出した舌は指に挟まれ、扱くように指先に揉まれる。揉まれた舌の先がじんじんとしびれて、何かに触れていたい、何かに触れられたいと疼きだす。
だから、舌は無意識の内に自分を弄ぶ指を追っていた。
 ぺちゃぺちゃと指先を舐めると、それに答えた指が舌先から根本にかけてを握りしめるように捕らえ、優しく表面をくすぐった。
 お尻の穴と舌先を同時にいじられ、一本の長い棒で身体を貫かれたような錯覚すら、少女は覚える。
 長い棒が肛門から直腸を通り、胃を貫き、食道から喉へ、そして唇から舌先へ。愚かな錯覚であると自分でもわかっていた。しかし、それは甘美に思えたのだ。
 貫かれ、どうしようもなく弄ばれること。
 自由を奪われ、ただ甘い刺激だけを与えられ続けること。
 はやては、自分がハンモックになってぶら下がっているような気がしていた。
 舌先に繋がれた糸と、お尻の穴から伸びるヒモ。その二つでぶら下げられるハンモック。
 ゆらゆらと揺れるたびに、上から、下から、心地よさが送られてくる。

 ふと、下腹部に違和感があった。
 覚えのある感覚にはやては焦り、舌足らずに訴えかける。

「あ、あ、あの、先生」
「どうしたの? はやてちゃん」

 医師は静かに尋ねた。今はリズミカルな刺激だけを与えている。刺激を与えられることに抵抗が全くなくなったとき、次のステップに移るのだ。

「おトイレが……」
「ああ、おしっこか。もう少し、我慢できるかな?」

 言いながら舌をつねり、お尻に回していた手を秘部に回してやや強引に尿の出る付近をさする。
 そして突然のことに抵抗しようとするはやてから、一気にアナルビーズを抜いた。
 
「あ、か……」

 舌を引き出されたまま、歯を食いしばることもできずに拳を握りしめる。

「見たらあかんっ!」

 シーツをぐっしょりと濡らす失禁に、医師は大袈裟にため息をついた。

「お漏らしとはね……」


 それはあまりにもショックな出来事だった。
 お漏らしをしてしまったことが、はやてにとっては大きなショックだったのだ。
 そんな粗相など、記憶の中では一度もない。
 車椅子というのは、一人で行動するにはあまりに不便だ。家を一歩出てしまえば、トイレにすら苦労するのが日常生活なのだ。
しかし、それでもはやてはきちんと自分を管理していた。
 自分が一人でトイレを使える場所を把握し、誰に頼らずとも用が足せるように行動していたのだ。
 ヴォルケンリッターが来てからでもそれは替わらない。車椅子を押してくれるというだけで、はやては基本的には自分だけで処理できるように行動していたのだ。
 だから、ある種のパニックにはやては陥ってしまった。
 こんな粗相は隠さなければならない。知られてはならない。誰にも知られてはならない。たとえ家族同様の守護騎士たちであっても。
 そして医師は、はやてがそう言い出すであろう事を予想していた。
 だから、内緒にすると申し出た。
 もちろん、代償はある。引き替えに、今日のことを誰にも言わないこと。
 それを約束させると、医師ははやての舌をもう一度引き出し、思うがままに味わった。
 小さな舌を捕らえ、ねぶり、吸い、甘噛みし、唾液を自分のものと交換する。柔らかく温かく、甘さすら感じる少女の舌を医師は思うがままに蹂躙したのだ。

「お漏らしのことは誰にも言わないからね。だからはやてちゃんも、今日僕にされたことを誰にも言っちゃあ行けないよ」

 これは約束だ。と医師は言う。
 約束と名が付くだけで、はやてにとっては幾ばくかの束縛になることを見越した言葉だった。
 そしてその目論見は見事に当たる。
 誰にも言わない、とはやては約束してしまったのだ。どんな形であろうと、はやては絶対に約束を破りはしないだろう。

「それじゃあ、今日はこのくらいにしておこうか。明日もこの時間に来るんだよ」
「……はい。先生……」

 呼び出した助手に車椅子を押され、部屋を出るはやて。
 肩を落としたその姿に、医師は心の中でほくそ笑んでいた。


「あの、はやてちゃん……何かあったんですか?」

 はやてを待っていたシャマルがあまりの様子に堪らず声をかける。ちなみに、シャマルたちは例の医師が戻ってきていることを知らない。
知っていれば、どんな手段を使っても排除していただろう。

「ん? あ、なんでもないよ、シャマル。ちょっと、疲れてるだけやから。なんも心配せんでええんよ?」


 泣きそうな顔で、はやては目の前の異物をにらみつけていた。

「そんな顔なんてすると、可愛い顔が台無しだよ、はやてちゃん」

 揶揄するような医師の言葉にも反応しない。
 お漏らしの日から一週間が過ぎていた。その一週間、はやてはずっとお尻の穴を弄られ続けている。今も、医師の指が穴に入り込んでいた。
 ベットに腹這いに寝かせたはやての前に立ち、上半身で覆い被さるようにして、医師の指ははやての肛門を弄っている。

「ふ……ん……んっ!」

 指で中身を穿られる度に、はやては息を短く激しく吐き出している。そして抜かれると息を吸い、一瞬だらしなく口元が開く。
すぐに持ち直し口を閉じるが、その一瞬でこぼれた涎が唇を濡らしていた。

「涎を垂らすって言うことは、そんなに好物なんだ、これ」

 医師のズボンのチャックは開けられ、そこからはみ出したペニスがはやての面前に突きつけられている。

「おちんちんを見て涎を垂らすなんて、はやてちゃんはスケベだね」
「違……」

 違う、と言いかけたはやての肛門の内側を指が撫でる。医師の特技は、指の第一関節だけを曲げることだった。その曲げた指の腹で、肛門の内側をなでさする。

「う……は、あ……」

 言葉は喘ぎに混ざり、否の返事は打ち消される。
 内側に螺旋の筋を引くように動く指。その動きにつれて、はやては舌を出し喘ぐ。

「舌まで出して、催促するの? 本当にスケベな子だ」

 言うなり、指が置くまでずぶりと差し込まれる。この数日で慣れきった肛門が指を軽々と飲み込み、はやてはのけぞった。
 その唇と舌に、医師はペニスを押しつける。

「んぐっ……んんっ」
 
 指の動きに合わせて腰を動かすと、喘いで暴れる舌が愛撫をするかのように揺れる。その結果はやての舌は、自ら進んで行うように医師のペニスを舐め回していた。


 そしてさらに三日後。

「先生、もっと、触ってください」
「はっきり言わないとわからないなぁ」
「お尻、あたしのお尻です」
「ここを、触ればいいのかな」
「違う、違いますっ」
「わからないよ、はやてちゃん」
「お尻の……お尻の……」
「わからないなぁ」

 ニヤニヤと笑いながら、医師ははやてのお尻のすぼまりの付近を爪で押さえる。

「ひっ! そこ、そこです、その中を、もっと、もっと指を入れてください!」
「だから、どこだか言ってもらわないと」
「お尻の……お尻の……穴です!」
「ああ、ここか。ここに指を入れるとどうなるのかな?」
「ひゃ、ああ、……気持ちええんです。気持ちよくなるんです。お尻が熱くて、あそこが熱くて……」
「ふーん。でも、はやてちゃん一人で気持ちよくなるのは良くないなあ」
「ああ、堪忍ですぅ、そやけど、もっと触って欲しいんです」 
「替わりに、何かしてくれる?」

 はやては答えず、唇を噛みしめている。

「うん。別にいいんだよ。僕は別に、お尻を触らなくてもいいんだから」
「待って! 待ってくださいっ!」
「何かな?」
「……舐めます」
「何を?」
「先生の…………舐めます」
「聞こえない」
「先生の、お……おちんちん、舐めます」

 医師はゆっくりと、はやての頬を両手で挟み、うつむいていた顔を自分に向ける。 

「違うよね? 正直に言ってごらん?」

 はやての両目には、涙が浮かんでいた。
 それは悔しさか、情けなさか、悲しさか。…………それとも、悦びか。

「先生のおちんちん……舐めたいんです」
「正直でいいよ。はやてちゃん」


 さらに一週間後。

 マンションのエントランスまで、医師は少女を迎えに出た。

「一人で来たの?」
「はい」
「本当に?」
「あの……ヴィータがついてくる言うたけど、たまには一人で行きたいって……」

 医師ははやてのむき出しの太股に手をやると、そのままスカートに中へと手を滑らせた。
 そこにあるはずの下着の感触はない。ただ、温かく濡れそぼった肉の感触がある。

「もう濡れてるのか? 本当、スケベな子だな、君は」
「だって、先生が……」
「わかってるな?」
「はい」

 医師は電動車椅子のスイッチを手動に切り替えると、後ろに回って押し始める。
 はやてはいつも通り、スカートをまくり上げると、両手を秘部に当てる。
 すぐに濡れた音が玄関ロビーに響き、はやての喘ぎが小さく聞こえ始める。

「公園を一回りしてこよう。たくさんイケたら、ご褒美だ」
「はい。先生」

 指の動きが早くなり、はやては声を出さないようにうつむく。
 医師は、毛布をはやての下半身に掛け、周囲からは何も見えないようにする。

「じゃあ行こうか」

 はやての返事は、くぐもった喘ぎだけだった。


 そして約十年後。

「はやてちゃん、これからどうするの?」

 なのはが問うと、フェイトも興味ありげに首を並べる。
 六課がなくなった後の進退はすでに決まっているし、それは互いに知っていることだ。
 今なのはが聞いているのはもっと短期間のこと。それこそ、「明日はどうするの」という類の質問だった。

「私とフェイトちゃんは少し休暇をもらったから、原隊復帰の前に海鳴に帰ってみるけれど」
「あー。あたしは海鳴の家は処分してるし、シグナムたちはみな仕事で、リインは長期メンテナンス。休暇もあたし一人やしなぁ」
「一緒に来る? はやてちゃんならお母さんも歓迎だよ」
「あ、うちも同じだよ。母さんだって、クロノだってエイミィだって歓迎するよ」
「ありがと、そやけど、実はちょっとした計画があるんよ」
「計画?」
「旅行や。この世界やのうて、地球やけどな」
「へえ。あ、もしかしてゲンヤさんと一緒とか」
「ちゃうちゃう。そんな浮いた話やあらへんよ。そしたら、あたしはそろそろ行くから、また、休みが終わったら会おな」




 これまでも、定期的にここには来ている。疑念をもたれたことは一度もない。当たり前だ。地球は自分の故郷なのだから。
 休暇の度に里帰り。何の不思議もない。
 後は定期連絡さえ絶やさなければどこへ行くのも自由だ。
 はやては、マンションのエントランスを合い鍵で通ると、早足でエレベータに乗り込んだ。
 息が荒くなるのがわかる。
 身体は知っている。もうすぐなのだと。
 濡れているのが自分でもよくわかった。今すぐに脱ぎ捨てたい衝動を抑えて、エレベータを下りる。
早くしないと、スカートにまで染み出て来かねないほどに濡れているのだ。
 ドアフォンを鳴らす。
 ドアの開いた先には、初恋の人。自分に全てを教えてくれた人。
 はやては挨拶もなしで入り込むと、後ろ手にドアを閉めた。
 その人は笑っている。
 はやては振り向いて、ドアに身体を預け、お尻を男に向ける。そして、スカートをまくり上げた。

「あたしのいやらしいお尻に、先生の罰を与えてください」

 たっぷりと犯されることを想像する、はやてはすでに喘いでいた。


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目次:石田医師は出張に行きました
著者:野狗 ◆gaqfQ/QUaU

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