96 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/08/13(水) 02:15:41 ID:g/G/+lrk
97 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/08/13(水) 02:16:37 ID:g/G/+lrk
98 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/08/13(水) 02:17:12 ID:g/G/+lrk
99 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/08/13(水) 02:17:49 ID:g/G/+lrk
100 名前:野狗 ◆gaqfQ/QUaU [sage] 投稿日:2008/08/13(水) 02:18:23 ID:g/G/+lrk


 はやてちゃんにいたずらした俺最低医師は、ぼるけんりったぁにフルボッコされたが、
 命は助けられ、怪我で入院した
 しかし、病室でくすぶっているような俺じゃない。
 スジさえあれば、顔次第でどんな子にもいたずらする恥知らず。
 不可能を可能にし、幼い美少女に立ち向かう!
 それがこの俺、最低野郎Aチーム!

 違う。Aチームじゃない。なんだAチームって。ま、いいけど。

 とにかく、主であるはやてちゃんに「人殺しはあかんよ」と厳命されていたらしく、俺の命は救われた。
 はやてちゃんは詰めが甘い。太股は甘いというかとっても美味しかったけど。
 ああ、はやてちゃんをもう一度。
 しかし、あいつらにはこう言われたのだ。

「次に主に同じことをしたら、今度こそ脳天から一気に叩き斬る」
「次にはやてに同じことをしたら、てめぇのチンコたたきつぶす。それから頭つぶす。」
「次に主に同じことをしたら、両手足噛み潰してから、ゆっくりと喉笛を食い破る」
「次にはやてちゃんに同じことをしたら、脳改造して実験台にしてあげます」

 選択肢は四つあるけれど、どれもBADENDなのは俺の気のせいではない。
 だからといってはやてちゃんを諦めるか? 否。
 負けたと思うまで人間は負けない。諦めを踏破するのだ。
 幸い、俺の怪我の原因は同僚たちには知られていない。強盗にやられたと言うことにしてある。
 つまり、俺はまだ病院勤めなのだ。そして、石田はまた出張があるという。
 これがチャンスといえずして何がチャンスか。

 さらにだ。どうもぼるけん連中は俺のやったことをはやてちゃんに伝えてないらしい。
 うん、まあ……本人が気づいてないなら伝えないだろな。
 そう、俺ははやてちゃん本人には全く疑われていないのだ。すばらしい。

 諸君、私ははやてちゃんが好きだ。私ははやてちゃんがとっても好きだ。
 よろしい、ならばいたずらだ。

 ぼるけんなんて怖くない。
 

「先生、どないしはったんですか?」

 はやてちゃんは目を丸くしていた。まあ、医者が包帯巻いて出てきたらな。びっくりするわな。
 しかし俺は件の嘘強盗の話を伝える。

「物騒なんですね…」

 気にすることはない。物騒なのは俺だけだ。俺以外の医師は皆滅私奉公でがんばってる。凄い。偉い。俺はダメダメ。
 俺は早速検査を開始すると伝えた。
 足に刺激を与えなければならない。そして刺激がどの程度か計測しなければならない。
 しかも、体表では意味がないのだ。体内で計測しなければならないのだ。
 つまりは、お尻の中。
 要はお尻をいじらせなさいと。
 はやてちゃんは純粋に足の麻痺で下半身不随とは違う。足以外の感覚はちゃんとあるのだ。
だから、足で楽しんだときとは違って、お尻を黙って触ればすぐにばれる。
つまり、触る許可をあらかじめ取っておけばいいのだ。 
 やっぱりはやてちゃんはいい子だった。俺の言うことを何の疑いもなく受け入れてくれる。
 本当にいい子だ。
 いたずらのしがいがある。
 
 案の定、はやてちゃんは少し悩んでから検査を受け入れた。
 ちなみに検査自体は本物である。ただ、お尻とは関係ないだけ。
 だけどお尻を検査する。
 薬を塗って。これは何の変哲もない、痒くなるだけの塗り薬。

「少しむずむずするかもしれないけれど、薬のせいだから気にしないで。触っちゃ駄目だよ」
「はい」

 そして放置。
 機器を操作して数値を読みとるふりをしながら、はやてちゃんの顔色をうかがう。
 明らかに何かを我慢している顔。可愛い可愛い。
 それでも放置しておくと、どうやら下唇を軽く噛んでいる様子。
 うーん。我慢は身体によくないのになぁ。
 よし、じゃあそろそろ我慢しなくてもいいようにしてあげようか。 


「それじゃあ、ファイバースコープを入れるよ」

 事前に、使用器具ということで大腸ファイバーを見せてある。はやてちゃんはこれからお尻に入っていくのがその「大腸ファイバー」だと思っているはずだ。
 うん。俺は嘘はついていない。
 このアナルビーズには「ファイバー一号」という名前が付けてある。ちなみに隣においてあるアナルバイブは「ファイバー二号」だ。技の一号力の二号である。
 ビーズの先端、一番小さいモノをそっとはやてちゃんの中に押し込んでいく。もちろんたっぷりと潤滑油は使っている。

「んっ……冷たい…です」
「それは機械だからね。苦しかったり痛くなったら言うんだよ」
「はい…」

 痒いところをこすられて、気持ちよさそうに目を細めるはやてちゃん。けれど、ビーズの丸みでこすられているだけじゃあ、痒みはなくならない。
 
「んっ、んっ………」

 二つ、三つ。順番にビーズを入れていくと、はやてちゃんの息が荒くなっていく。そろそろお腹の違和感が不快になってくる頃のはず。
 少し不快になるかもしれない、とはすでに伝えてある。真面目なはやてちゃんのことだから結構なところまでがんばってくれるだろう。
 痒いところを中途半端にこすられて、却って痒みへ意識を集中せざるを得なくなっているのが、顔を見ているとよくわかる。 

「おや、おかしいな。いや、はやてちゃん、心配しなくていいからね。とりあえずいったんファイバーを抜くよ」

 おかしいと言われて一瞬ドキリとしたはやてちゃんに、すぐにフォローの言葉をかける。そして、アナルビーズを今度は引き出し始めた。
 わざとゆっくり、引っかかるように、穴が広がったままの時間を長引かせるように。
 まるでお尻の穴と連動しているかのように、はやてちゃんの口がぽっかり開く。喘ぎが聞こえた。苦しそうな喘ぎに、少し甘さが混じっている。
 性的な発達とは関係なく、単純に痒いところに触れられるのが気持ちいいのだろう。その快楽はあっさりと性的な快楽につながる、いや、繋げる。 
 丁寧に、しかししっかりと中をくすぐるように揺らしながら引き抜いていく。
 一つ。そしてもう一つ。
 ビーズの球が出てくるたびに、伸縮する襞と穴。それにあわせてぱくぱくと、金魚のように開く口、その口から漏れる暖かい息。
 二つほどの球を腸内に残したまま手を止める。
 優しく声をかけながら、のぞき込むと、頬を真っ赤に染めたはやてちゃんは潤んだ目で息をついている。
 今すぐ唇を奪いたくなったけれど、まだ我慢。はやてちゃんのほうから言い出すまで、我慢してみせる。

「我慢できるかな?」
「はい、先生…」

 熱に浮かされたような口調は苦しさのせいか、それとも感じ始めた快楽にとまどっているのかな。
 後者、と判断して、さらにビーズを引きずり出す。ただし今度は、少々捻りを加えて。
 襞を優しく震わせるように。ただし、痒いところには手が届かない程度の力で。
 さあ、はやてちゃん。ここからが本番だよ。


 痛くないのに泣きたいような、苦悶と浮遊感が混ざったような、不思議な感覚。
 はやてが感じているのは、生まれて初めての感覚だった。
 痒みに耐えた。それは最初だけ。痒みは収まる気配もなく、場所が場所だけに、そこが痒いということ自体が恥ずかしくて。思わず唇を噛んで堪えてしまう。
 そうしていると、腸内を調べるファイバーが差し込まれていく。奇妙な感覚に息が荒くなると、さらに奇妙な感覚が湧いてくる。
 痒いところを通り過ぎるファイバーのひんやりとした感覚が妙に心地よくて。痒いところをこすられているのが気持ちよくて。
 もっと早く動いてほしい、と思ってしまう。
 だけど、動いている場所を考えると羞恥心が全身を覆い始める。
 お尻に入っているモノをもっと早く動かしてほしいなんて。いや、もっと激しく動かしてほしいなんて。
 そんなこと、言えるわけがない。
 それでも、まだるっこしさは下半身を包むように広がっている。無意識に口を開いて、挿入される感覚に合わせて息を吐く。
 何かが入ってくるたびに息を吐き、動きが止まると息を吸う。まるで操られているようで。
 もっと、動かしてほしい。痒みを何とかしてほしい。しっかりと掻いてほしい。

「おや、おかしいな。いや、はやてちゃん、心配しなくていいからね。とりあえずいったんファイバーを抜くよ」

 逆に動き始めた。中のモノがゆっくりと引きずり出されていく。そしてそのたびに刺激される痒みの部分。
 喘いでいた。刺激されるのに合わせるような喘ぎ。

(これ……なんだろ……変や…)
(痒いんや……先生…痒い…)

 声には出さず、押さえ込む。くねくねとお尻の中で動いているのがわかる。それが異物感よりもなにか別の感覚に変わっていく。
 息は浅く、早く、激しく。ぎゅっと握った拳はかすかに震えて。
 目を閉じて、下半身から上ってくるものに耐えている。
 触れられているのはお尻だけなのに、まるで全身をぬるま湯の中に浸しているような…。
 似たような感覚は一度だけ。 
 狼化したザフィーラに跨ったときに感じたもの。一瞬で消えたそれが何故か怖くて、それ以来二度とザフィーラには跨っていない。
 それでも、記憶の中のその感覚とは段違いの波が、しゃくり上げるように下半身を包み込んでは駆け上がる。
 もし足が動いていれば、間違いなく膝をついてお尻を持ち上げていただろう。
 もっとしてほしい、もっと触れてほしい。もっと動かしてほしい、というように。
 
「ふぁあ!」

 すべてが引き抜かれた瞬間、声が出た。自分でも驚くほどの甘い声。
 身体中が、いや、下半身が熱を持ったように熱い。心地よいしびれがお尻から脊椎をつたわって脳に響いている。
 医師の指が、突然肛門に触れた。

「よく見せてごらん」
「はい……」

 逆らえるはずがない。これは検査なのだから。お医者さまの検査なのだから。
 はやては自分に言い聞かせていた。これは検査なのだ。従わなければならない検査なのだと。
 従いたいわけではない。違う。従わなければならないものなのだ。



「もう一度、ファイバー入れようと思うのだけれど。大丈夫かな? はやてちゃんが疲れたのなら、今日のところはやめておくよ」
「ひゃ…」

 答える前に、触られた。
 襞をなぞるようにお尻の穴に触れている。
 これは、検査。
 はやては自分に言い聞かせる。
 これは検査。
 だから、受けるもの。
 検査だから、だから、受けたいのだ。

「はい、もう一回、お願いします」

 はやては両手で自分の足を掴むと、引き寄せた。
 膝が太股の下にたたまれ、まるでお尻を突き上げたような姿勢になる。
 お医者さまの検査だから。
 検査しやすいようにするだけだから。

「念のため、周りを殺菌しておこう」
「先生?」
「だってはやてちゃん、汗を掻いたのかな。こんなところまで濡れているから」

 お尻から秘部までを、医師の指がすーっとなぞる。

「ひゃっ、くっ……ん……」
 
 あげかけた声を抑え、はやてはさらに拳を握る。
 医師の手が、秘部の周りに触れていた。粘液に指で触れる音が小さく聞こえる。
 
「ここを綺麗にしながら、検査を続けようか」
「はい……」

 指が何度も往復し、そのたびにはやては歯を食いしばる。
 そしてお尻の襞がめくられるように球が入ると、今度は息が荒く早くなっていく。

「あ……んっ……ああ…」

 声を抑える事が難しくなっていくのをはやては感じていた。


前へ 次へ
目次:石田医師は出張に行きました
著者:野狗 ◆gaqfQ/QUaU

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます