351 名前:カリム恥辱! 淫蕩に乱れ舞う教会騎士! [sage] 投稿日:2012/03/30(金) 19:07:34 ID:8vfdYS4. [2/8]
352 名前:カリム恥辱! 淫蕩に乱れ舞う教会騎士! [sage] 投稿日:2012/03/30(金) 19:08:16 ID:8vfdYS4. [3/8]
353 名前:カリム恥辱! 淫蕩に乱れ舞う教会騎士! [sage] 投稿日:2012/03/30(金) 19:08:49 ID:8vfdYS4. [4/8]
354 名前:カリム恥辱! 淫蕩に乱れ舞う教会騎士! [sage] 投稿日:2012/03/30(金) 19:09:27 ID:8vfdYS4. [5/8]
355 名前:カリム恥辱! 淫蕩に乱れ舞う教会騎士! [sage] 投稿日:2012/03/30(金) 19:10:12 ID:8vfdYS4. [6/8]
356 名前:カリム恥辱! 淫蕩に乱れ舞う教会騎士! [sage] 投稿日:2012/03/30(金) 19:11:38 ID:8vfdYS4. [7/8]

カリム恥辱! 淫蕩に乱れ舞う教会騎士!


 革靴の底が石階段をコツコツと叩く音が、壁に、天井に、幾重にも反響する。
 聖王教会本部の地下へと続く薄暗い螺旋階段を下りるのは、一人の女だった。
 黒を基調とした法衣の下に豊熟と実った女体を秘めた、輝くブロンドの美女。
 名をカリム・グラシアという。
 教会騎士として聖王教会の有力者であり、またその固有能力から管理局の高官として官位も有している。
 その彼女が、星月も眠るような夜半に、一体どこへ向かおうというのか。
 法衣の女はただ静かに歩み行く。
 教会の廊下は荘厳な彫刻が施されており美しい風情を湛えているが、暗闇の中でそれらを見ればむしろ、孤独と心細さを見る者に与える。
 カリムもまた内心で怯えを隠しているのか、小刻みに震える手で袖をギュッと握っている。
 だが、彼女が怯えを宿しているのはただ暗所だからという理由だけでない。
 それはカリムがこの場所へと来た理由そのものに掛かっているのだ。
 やがて、麗しい騎士は大きな戸の前へと来た。
 暗がりの中、白くしなやかな指が金色の取っ手を掴み、軋む金属音を微かに立てながらゆっくりとドアを開ける。
 ドアを放った先、そこには薄明かりに灯された空間があり。
 そして、

「やあ、よくいらっしゃいましたね、騎士カリム」

 穏やかな、低い男の声が出迎えた。
 白髪交じりの壮年の男性。
 それも一人ではない、部屋には彼を始めとして何人もの男たちがいた。
 全員が全員とも、カリムの知らない顔ではなかった。
 ある者は絢爛な法衣、またある者は上等な仕立てのスーツを、高官用制服を纏っている。
 その装いから分かる通り、教会の司祭や管理局高官を始めとする彼らは皆社会的地位の高い人間ばかりだ。
 果たしてそのようなお歴々がこんな時間に何故集まっているのか。
 理由は明白にして、すぐさま明らかになる。

「さて、では早速」

「見せていただきましょうかね」

「……」

 くつくつと笑いながら、何事かをカリムに促す男たち。
 その顔に浮かぶ表情のなんと汚らしく卑しい事か。
 さながら餌にありつく前のハイエナが如き笑みと邪悪な視線。
 粘つくようにまとわりつく視線の群に震えながら、カリムは指先を己が法衣へと掛けた。
 ボタンをゆっくりと外し、はらりと露になる白磁の肌。
 目に焼きつくような眩い白い肌はしかし――そこかしこに歪な線が走る。

「おお、これはこれは」

「きちんと言いつけどおりにしておるようですなぁ」

「いやすばらしい! やはり女体には縄が似合う」

 次々と感嘆の世辞、否、言葉によるささやかな責めを浴びせる男たち。
 その言の通り、法衣の狭間から垣間見えたカリムの柔肌には……ぎっちりと荒縄が食い込んでいた。
 いわゆるSMの責めの一種である、縛り、というものだ。
 もちろん下着は身に着けていない。
 法衣の下の裸身には、胸を強調するように、あるいは細くくびれたウエストに絡みつくように、幾重にも麻製の縄が結ばれて淫猥な芸術を作り上げている。

「で、ちゃんと今日一日この格好をしていましたか?」

「は……はい」

「誰も想像できないでしょうなぁ、まさかあの騎士カリムが、下着も付けずに縄を食い込ませて執務をしている変態女だなどと」

「……」

 あからさまに羞恥心を辱める言葉責めに、唇を噛みながら顔を紅色に染めて恥らうカリム。
 美女を責める恍惚に下卑た笑いを浮かべて男たちは悦びを隠す事もない。
 果たしてこの行いは何なのか。
 何故カリムは淫猥な責め苦に遭っているのか。
 理由は教会は伝統的暗部。
 巨大な組織、歴史あるコミュニティとはいつどんな世界であっても必ずどこかしらに腐敗が根付いているものだ。
 彼らはそんなありふれた常識の一端。
 地位と権力と富をほしいままにする限られた者たちが組織を支配し、贄を求める。
 カリムの場合、彼らに純潔を差し出す理由は教会が保護したナンバーズの身体だった。

 高官らの権力を用いれば教会が保護したナンバーズの処遇を好きなようにするなど、容易い事である。
 自分たちの管轄で名目上保護し、肉奴隷にするなど造作もなかろう。
 ゆえに、心清い彼女の艶めく女体は、飢えた獣の餌食と成り果てた。

「おっと、まだ全部は脱がないでくださいね」

「そうそう、こういうのも事の醍醐味ですからな」

 服を半脱ぎにしたカリムに、汚らしい中年男たちの手が忍び寄る。
 震える彼女の肢体に、鳥肌が立った。
 柔肌を撫でる指の感触は、色事に慣れているのか、心地良い。
 それが逆に生理的嫌悪感を逆なでするのだ。

「ひ、う……ふぁッ」

 下乳を焦らすように撫でられ、太股の内側を擦られ、我慢しきれずに溢れ出た喘ぎ。
 こんな汚らわしい者たちに愛撫されて感じてしまうのが、堪らなく情けなかった。
 幾度となく下種の生贄に奉じられてきた女体は、既にすっかり快楽の味を覚えてしまっている。

「ひぁう!」

「おお、おお、相変わらず敏感ですなぁ」

「騎士カリムの身体もすっかり私たちの調教がお気に召しているようで、嬉しい限りですよ」

 軽く乳首に爪を立てられただけで、甘く甲高い声が弾けて膝が笑う。
 頬を紅潮させ息を荒げる美女の、嗜虐に耐え忍ぼうとする顔に、男たちはどす黒い愉悦を隠しもしない。
 喰うものと喰われるもの、獣とそれに捧げられた供物。
 関係性は既にそうして完結している以上、瑣末な体面を保つ必要など存在しなかった。
 普段は理性と世間体という仮面の奥底に秘めている邪悪な獣欲を、彼らは惜しげもなく曝け出して舌なめずりする。
 白い柔肌の上に毛深い中年男の浅黒い指が這い、あるいは肉付きの良い乳房や尻に埋まり、その度にカリムの肢体は小刻みに震えた。
 神に仕える神聖な法衣の下で、荒縄を食い込ませた美女の豊熟とした女体が徐々に汗ばんでいく。
 如何に精神で彼らを嫌悪しようと、女として成熟したカリムの身体は従順に愛撫を受け入れていた。

「ぐふふ、おやおや、これはナンですかなぁ?」

「んぅ!」

 実に不快感を煽る声と共に、一人の男がその太い指を太股の間に滑り込ませる。
 白く艶かしい彼女の両脚の間、髪と同じく金色の茂みの生えた秘所には、既に触れただけで淫らな水音を立てるほどの湿り気があった。
 心でどれだけ陵辱を拒もうとも女の身体というのは素直なものだ。

「もうこんなにぐっしょり濡らして、本当に騎士カリムは淫乱な方だ」

「い、淫乱、だなんて……わたしは、ふぁああ!!」

 必死に紡ごうとした反駁の言葉も、一瞬で絶叫に近い嬌声に変わる。
 ぐちゅり、と音を立てて男の太い指が秘裂にうずまって、女体の中に官能の火花を生んだ。
 背筋を駆け抜け脳髄の深部で弾ける甘い電撃の炸裂。
 ただ指を挿入された、特に技巧も何もないそれだけの事で、カリムの中の女はどうしようもなく疼く。
 息は餌を前にした獣のように荒くなり、眼は麻薬中毒者が如く茫洋と虚ろに霞んでいる。
 いや、実際彼女は既に中毒者なのかもしれない。
 薬物ではなく、男に辱められる被虐の快楽の、だ。
 色っぽい、白くすらりと伸びた太股の間には、まるで壊れた蛇口のようにとろとろと蜜が垂れている。
 身体を締め付ける荒縄の感触、愛撫と指の挿入、肌に突き刺さる汚らわしい卑しい男共の眼差し。
 その全てがカリムをどうしようもなく昂ぶらせていた。
 己の身体に染み付いたマゾヒズムの炎、淫らな性に悔しさが滲む。
 きゅっと下唇を噛み締め、それ以上甘い声を上げないように意思を固めるカリム。
 だが涙目で唇を噛むその姿こそ、加虐者からすれば欲望をそそられる燃料になるのだ。

「ああ、ああ、そんな顔をして」

「幾ら我慢したって無駄だって分かっているでしょうにねえ」

「いッ!」

 欲望に歪む醜い顔で笑いながら、男の手がカリムの手を捻り上げた。

 腕を無理矢理に捻られて痛みを覚えるが、しかし抵抗する間もなく、手首に新たな拘束の感触。
 一体いつ準備していたのか、天井に一つのフックが掛けられており、そこから太い縄が下がっている。
 縄の先に結われた二つの輪は、最初からそのように意図されていたのだろう、カリムの手首をぎゅっと締め上げて拘束した。
 両腕を高く吊るされ、まるで肉食獣に与えられる生餌のような有様になる聖職者の美女。
 飢えた獣のどす黒い欲望をそそるには、これ以上ない景観である。
 唇の端に涎まで垂らし、鼻息を荒くする飢えた獣の群。
 腕から来る苦痛に悩ましい吐息を漏らすカリムに、下賎の者共の手が殺到した。

「い、いやぁ……やめ、ひぁ!! ん、乳首噛んじゃ……腋、舐めないで!」

 乳房を揉み、乳首のむしゃぶりついては甘噛みし、腋からへそまで舐め上げ、太股と秘所をまさぐる。
 正に捕食。
 雌に飢えた獣の蹂躙。
 媚肉を掻き分ける指、乳肉に吸い付く口、肌の上を嬲る舌。
 今までにも散々女を食い物にしてきた手練手管がカリムの官能を、どうしようもないくらいに甘く蕩かせる。
 限界はあっという間に訪れた。

「だめ、い、あぁぁぁ……イく、イ……ッ、ぁ、え……?」

 きたる絶頂の瞬間、身体を戦慄かせて一呼吸後の快楽の炸裂に備えた彼女の心は、それが虚しくすかを喰らった事に呆然とした。
 一体いつ離れたのか、男たちの愛撫は惜しげもなく淡く紅潮したカリムの柔肌から退いていた。
 後に残されたのは、火照った身体を汗と愛蜜で濡らし、寂しそうな瞳を蕩かせた雌だけ。

「な、なんで……」

「ん? なんで、とは? 何の事ですかな?」

「……ッ」

 思わず零れたカリムに言葉に、嗜虐に満ちた問いが返って来る。
 下卑た笑みを浮かべた男たちの顔に、察しが付いた。
 彼らは遭えて途中で愛撫を止めたのだ、遭えてカリムを生殺しにしたのだ。
 彼女の肉体でなく、心を屈服させたくて。

「あなたが嫌だと言うから止めただけの事ですよ、ねえ?」

「そんなにして欲しいのなら、またしてあげますが」

「え、何を……ひぁああ!」

 再び、荒縄を食い込ませた白い肌に無骨な指の諸々が遠慮ない愛撫を始める。
 先ほど寸止めにされた汗だくの肢体は、早々に昂ぶりを取り戻す。
 子宮が炎を宿したように熱くなり、全身にその熱を伝えた。
 ただでさえ濡れていた身体が、さらに汗みずくになるのはあっと言う間だ。
 そして絶頂へと近づくのも、そこでぴたりと愛撫が止まるのも。

「あ、あぁ……なん、でぇ……」

 ぴりぴりと脳髄が甘く痺れて、精神は陶酔に蕩けて。
 だけれど、イく事ができない。
 あと少し、ほんの一押しがない生殺しの地獄に、潤んだ瞳でカリムは抗議する。
 視姦する視線の群は、醜悪な愉悦でそれに応えた。

「そろそろ素直になって、良いんじゃないですか、ねえ?」

「そうしないと、気持ちよくなれませんぞ騎士カリム」

「そん、なぁ……」

 虚ろになった目が泳ぐ。
 理性の半壊しかかった脳髄に生まれる逡巡。
 もぞもぞと腰を動かし、荒い息を必死に落ち着けようとした。
 身体は堕ちても、心だけは……それだけがカリムにとっての救いだったからだ。
 しかし、そんな彼女を嘲笑うかのように、男の一人がそっと手を伸ばした。
 一本の指が、ぐっちょりと濡れそぼる膣口を、なぞった。

「ひぁあ!」

 一撫で、ほんの一撫でで腰が砕けそうになり、甘い嬌声が零れる。

 背筋を走るむず痒い快楽の電撃、しかし絶頂には遠く、その狂おしさが遂にカリムの心に致命的なひびを入れた。
 亀裂が入ってしまえば、ダムが決壊するのにそう時間はかからない。
 がくがくと膝を震わせながら、身体の芯から脳天まで官能に漬かった彼女が完全に奈落の底に到達するまで、かかった時間は一分とてなかっただろう。

「し、て……」

「ん?」

「して……くだ、さい」

「よく聞こえませんなぁ、もう一度」

「して、わたしとしてぇ……」

「はっきりお言いなさい」

 意地の悪い質問に、今度こそカリムは叫んだ。
 煮え滾る欲望を、理性の決壊を。

「して! わたしの事を犯して! メチャクチャにしてぇ!! おちんぽでおまんこかき回してぇええ!!!」

 黄金の髪を振り乱し、あられもない言葉を叫ぶ。
 蕩けきった瞳には、既に常の彼女が持つ怜悧さは欠片もない。
 あるのはただ、発情した雌の性だけだった。
 男たちの行動は早かった。
 彼女が堕ちた時、既に邪魔な衣服などかなぐり捨てて、いきり立つ男自身を取り出していた。
 カリムの背後、彼女に一番近かった者がその太い指を白い尻肉に食い込ませる。

「あぁ……」

 くちゅり、と火傷してしまいそうな熱い何かが濡れた膣口に触れて、切ない吐息が漏れる。
 期待に満ちる心はしかし、次の瞬間、灼熱と共に空白になった。

「〜〜ッッ!!!」

 声にならない声を叫び、カリムの身体を下腹の中心から頭のてっぺんまで衝撃が突き抜ける。
 待ちわびた肉竿の挿入に、たったの一突きで彼女は絶頂した。

「いい、締め付けだぁ……どうやらもうイってしまったようですな、いやはや、相変わらずの淫乱ぶりだ。それ! これが欲しかったんだろう? だったらもっとくれてやる!」

「ひぃいぎうあああ! だ、だめぇ……いま、イったばっかり、なの……ひぁううう!! ら、めぇ……ゆる、してぇ、イく! またイっちゃうう!!」

 言葉とは裏腹に、秘裂を掻き分けるペニスを媚肉はきゅうきゅうと締め付けて歓迎していた。
 口から出るのは所詮、喘ぎと合い半ばするまでに堕ちた形骸化した理性の欠片に過ぎない。
 事実、カリムの腰は、もっともっと、とねだるように自分から動いている。
 口元に醜悪な蔑みの笑みを浮かべ、男は強烈な力で突き上げた。

「さっき欲しがったのはお前だろうが? ほうら! 遠慮せずにたっぷり喰らえ!!」

「ひぃううああああ!!!」

 汗で濡れた白い大きな尻に、思い切り腰がぶつかる。

 ぱんッ、ぱんッ、とリズミカルに響く水音。
 淫らな女の甘い声と交じり合い、卑猥なる音楽が奏でられる。
 ごりごりと亀頭で子宮口をこじ開けられる度に迸る桃色の電撃。
 脳髄の芯まで快楽で染め上げられて、カリムは輝く金髪を振り乱して、喘ぎに喘いだ。

「だめ、イく、イくイく、イっくうううう!!!」

 清楚な教会騎士から色欲に乱れ咲く雌と成り果てた女が、甲高い絶叫を吐き出した。
 きゅぅ、と一段と強く締め付ける媚肉の感触に、男もまたカリムの中に盛大に白濁液をぶち撒ける。
 結合部から愛液が精液と交じり合ったミックスジュースが滴り、凄まじい性臭を空気に溶かす。
 息が詰まりそうな饐えた臭いはしかし、同時に堪らなく肉欲をそそらせた。
 ずちゅ、と音を立てて射精した男が肉竿を抜く。
 支えを失った身体を手首の縄だけが受け止めて、脱力した身体の重量に痛みが奔る。
 だがそれさえも今のカリムには快楽の一種だった。

「くぅ、あぁ、あぁぁ……」

 肌に食い込む縄の感触。
 苦痛が被虐心を呼び起こし、マゾヒズムに火を点けていた。
 汗に濡れた身体の奥で燃え上がる欲情の炎。
 むっちりといやらしい肉付きをした太股に、尻に、熱い何かが触れた。
 それはいきり立つ男たちの得物だった。

「ほら、何を休んでるのかね」

「まだ一人が出しただけだろう?」

「くへへ、まだこの全員が満足するまで終わらないよ」

 欲望の赴くまま、目を血走らせる男たち。
 いよいよ邪魔になったのか、申し訳程度に身体に張り付いていた法衣が剥ぎ取られた。
 露になるのは、あちこちに縄を食い込ませた、肉付きの良い淫らな肢体。
 汗みずくになり火照って柔肌を紅潮させた美女の緊縛の絵図の、なんと淫猥な事か。
 誘蛾灯に誘われる蟲の如く、穢れた欲望の徒が群がった。

「ほうれ!」

「んひぃおおあああ!!」

 絶叫に近い声が弾けた。
 ほとんど野獣さながらの勢いで、股を開かされて正面から膣に挿入されたのだ。
 男は凄まじい巨根の持ち主だった。
 むちむちとした太股を抱えながら、対面立位で挿入されたペニスは一突きで子宮口までこじ開け、それでもまだ根本を残しているほどの代物。
 男の腰が跳ねる度、カリムは意識が白熱するほどの快楽に責め苛まれる。
 しかも、陵辱はそれだけでは終わらない。

「こっちがお留守だな」

 言葉と共に、豊かな尻たぶを他の男が屈強な指で押し開いた。
 きゅ、っとすぼまった尻穴が晒され、ぴたりと熱く硬いものが触れる。

 その後何が起こるのか、予想するよりも衝撃が来るほうが早かった。

「ひぃぎあああ!! お、おしり! おしりに、は……だめぇ、あああ! すごい! ごりごりきてるぅ! にほんざししゅごぉおおいいい!!!」

 ごつい肉棒に前後から責められ、抉られ、理性の消し飛んだ雌の叫びは凄まじかった。
 息を吸って吐き出す度に甲高い嬌声が吐き出されて、身体を貫く快楽の赴くままに歌うのだ。
 後ろから尻穴を犯す男が柔らかく豊かな乳房を揉みしだき、腰をこれでもかと突き上げる。
 前から膣穴を犯す男は極上の質感の太股をしっかりと脇に抱えて、カリムに強引に口付けしながら腰を震わせた。

「ん、んぅう……キスぅ……もっと、キス、してぇ……だいすき、だいしゅきなのぉ……おちんぽ、せっくしゅぅ……いぢめて、もっといぢめてぇ」

「ずじゅ……う、む……ふはは、美味い唇だ。ん? そんなに好きか? わしらに犯されてチンポねじこまれるのがそんなに、好きか!?」

「んほぉおああああああ!!!」

 言葉と共に一際強烈な挿入で子宮口を抉られ、目を白黒させてカリムが絶頂する。
 アナルにねじ込まれていたペニスがその拍子に絶頂を迎え、どくどく直腸に精液を注ぎこむ。
 深い深い快楽をより爛れた色彩に彩られながら、半ば白痴とさせていく。
 正常な思考は既に形骸化した形さえ留めていなかった。

「しゅき……しゅきぃ……だい、しゅき……おちんぽ、せっくしゅぅ……もっろ、もっろしれぇ……」

 唾液を垂らし、あらぬ方向を見つめた虚ろな眼差しで、飢えた獣共に請い願うカリム。
 囲む諸々は下卑た笑みを浮かべ、嬉しげに答えてやった。

「ああ、言われるまでもない」

「まだまだたっぷり、可愛がってやるさ」

 言葉と共に、さらに今までに倍する腕が、男の象徴が、カリムへと殺到する。
 その次の瞬間には、これまで以上に凄まじい女の喘ぎ声が、高らかに迸るのだった。


 聖王教会の夜は、まだ長く、熱い。



終幕


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目次:堕落性女
著者:ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ

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