510 名前:雷刃のいる風景 〜ヤミ参上!〜 1 [sage] 投稿日:2010/03/30(火) 11:20:00 ID:5ewZp4VU
511 名前:雷刃のいる風景 〜ヤミ参上!〜 2 [sage] 投稿日:2010/03/30(火) 11:20:48 ID:5ewZp4VU
512 名前:雷刃のいる風景 〜ヤミ参上!〜 3 [sage] 投稿日:2010/03/30(火) 11:21:35 ID:5ewZp4VU

バルニフィカスがライの手に戻って早二週間が過ぎたある日のこと

なのは達は八神家に呼び出された

「何かあったのかな?」

「うーん、そんな話はきいてないけど……」

疑問顔のなのはにフェイトも考えるがやはり呼び出されるような事は聞いてないし心当たりもない

「お姉さまも姉さんも考えすぎだよ!そんなの行けば分かるじゃないか!」

二人の間を歩いていたライがビシッと指を突きつける

「それもそうだねライちゃん♪」

「ライって時々鋭いね」

二人はライと手を繋ぎ八神家へと向かっていく

八神家に着くとインターフォンをライが押す


ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピンポーン


自慢気に胸をそらすライ

「悪戯は駄目なの。」

「きゃん!」

躊躇なく頭に手刀を叩き込む
なのはの手刀を受け悶絶する

「やっと来たか、なのは!」

出てきたヴィータがなのは達を引き連れ中に入る

「はやてー!やっとなのは達が来たぞーー!!」

リビングに入ったなのは達は絶句する

「ライちゃんとセイちゃんがいるんだから……」

「この子がいてもおかしくないよね……」

その視線の先には砂色の髪にライトグリーンの瞳をしたはやてそっくりの少女

「烈火の将、王手だぞ」

闇統べる王がシグナムと将棋を差していた


八神家リビング
ずずーとお茶を啜る闇統べる王を筆頭にまったりしていた

「で、はやてちゃん。私たちを呼んだ理由はなに?」

「実はなこの子の名前考えて欲しいんよ。」

コタツでぬくぬくしながらはやては言う

「シグナム達は私に任す言うて当てにならへんからなのはちゃん達に助力してもらいたいんや。」

「うーん……」

考えるなのは
その時コタツの中に潜ってたライがなのはの脚に乗っかり顔だけ出して案を出した

「お姉さま、ヤミはどう?」

「ヤミ?」

なのはの隣に座っていたフェイトが聞き返す

「僕は雷刃から、セイは星光からだしだったら闇統べる王からヤミ!」


すると闇統べる王が頷く

「ヤミでよい。気に入った」

「なら今日から八神ヤミやな!」

「なっ!離せ!小鴉!!」

顔を赤くしながら闇統べる王―ヤミは満更でもない様子ではやてを振り払おうとしていた

(また三人一緒だ……よかった)

コタツから抜け出しそれを見ていたライは安堵し笑っていた


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目次:雷刃がいる風景
著者:イクスピアリ

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