炉の季節

2002年10月


10月になると、お茶室が変わります。
畳を切り替えて、「炉」を出すのです。
初めは、「炉って何?」みたいな感じでしたが、炉がいわゆる一般的なお茶のイメージなのです。畳の角が空いていて、お釜を掛けるのです。
8月から始めた「風炉(ふろ)」(夏のお点前)とはお点前が異なるので、せっかく覚えたお点前も、半年はおあずけになってしまいました。
先生が「炉はいいわよ〜」とおっしゃっていたのですが、始めたときは、お点前が違うので覚えるのに精一杯。確かに、炭点前(炭を継ぎ足す行為。お香をいれたりする)などあって楽しみが増える時期でもあります。(※風炉にも炭手前はあります。でも皆で炉の周りにあつまって拝見したりはしないようです)

炉ってこんな感じです。



初めはお湯をたらしてしまいそうになったり(今でもする)かなり!緊張しました。でも、風炉と違うのが、風炉はお点前中、ずっと壁の方向を向いているのですが、炉はお客様と半分向き合うように座ります。なので、(静かな)対話という意味では炉はいいなぁ、と思います。
2006年05月03日(水) 12:49:02 Modified by teatree_x




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