Graduate School of Science and Technology, Niigata University/新潟大学大学院自然科学研究科・植物分子遺伝学研究室

1. 個人研究者強化

a) 大型Pだけでなく、ボトムアップ型研究との予算バランスが重要。
b) 大学院生の取り込み。これは供給元の大学院になんらかのバックがなければ、問題になる。研究に関わるお金か機械かサービスが理研との交流で生まれるような。
c) 女性PI25% 目標。片方が優秀なら夫婦一緒に採用する戦略が必要。これは予算に余裕がない大学では今のところ無理。

2. 運営戦略

a) 環境研究、定量生物学強化
b) 情報科学研究、バイオインフォの強化
c) 新研究P立ち上げのためには、既存の研究Pを閉じることができる強力かつ公平な組織が必要
d) 政府への強力な組織的提言。「組織的」が重要。
e) 事務効率化。強制的職場異動制度は非効率。事務学習の機会。
f) 事務の評価委員会を作る。これは新しい発想。組織運営に事務もきちんとしないと上手くいかない、ということ。ただしそれに耐えうるだけの、報酬や上昇志向への見返りが事務について作れるのか?
g) ヒト研究の倫理基準を明確にする。こういうのは先端研究組織におまかせして、でた基準を吟味すればいい。

3. 組織内連携強化

a) 組織内兼任の可能性検討。おもしろい。理学の先生が農学系で、またその逆で名前を重ね、授業や学生の交流ができるようになれば、風通しがよくなる。問題は担当教官及び事務の作業が増えること、それを支える何か。
b) 組織での様々な分野をまたぐ融合プログラム設置。
c) 全組織的WS。
この3つは大学でも、検討できる課題。

4. 組織と社会

a) 特許
b) 研究政策担当部署設置
c) 一般市民の参加できるフォーラム開催
d)広報活動強化。ブランド構築
「ブランド構築」顔が見える組織にする、のが重要。イメージを明確にして、売り込む。ロゴやオープンキャンパスもそこがゴールになる。

5. 組織と国際科学コミュニティ

a) 研究・事務両方で世界の優秀な人材採用。
b) 英語文化をはぐくむ
c) アジア・世界拠点

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