ここは某巨大掲示板のSS職人であるチョ ゲバラのエロSSの保管庫です。現在、君の名は、ソードアート・オンライン、ラブプラス、けいおん、とある魔術の禁書目録、ペルソナ4、To LOVEる とらぶるのエロ小説が保管されています。

 場末の休憩所の一室はベット以外にはなにもなく酷く殺風景ではあったが、思っていたよりも随分と清潔に手入れされているようだった。
 ここが大切な初体験の場所になるのだから、本来ならもっと思い出に残るような場所のほうがよかったな、とファティナは思わないでもなかったが、贅沢は言っていられない。今夜こんな急展開になろうとは、想像すらしていなかったのだから。
 あの事件以来ショックで引き篭っているジルを元気付けてやろうと思い、一緒に芝居でも観ようと半ば強引に夜の街に連れ出しただけで、こんな関係になるつもりではなかったのだ。なのに今はこうして部屋に二人っきりでベットに腰掛けている。
(まさか、こんな形で元気付ける事になるなんて……も、もしかして、いやらしい娘だとか、思われてるんじゃ……)
 もちろんイヤというわけではない。十七年間大切に守ってきた処女なのだ。この鈍感で純朴な正義馬鹿な少年と一緒なら新しくやり直せると思ったから……
 なんだかよくわからないままにこんな事になってしまったが、こうなってしまってはもう覚悟を決めるしかない、とファティナはなけなしの勇気を振り絞り、そうなる時を今か今かと待ち望んでいたのだが、部屋に入ってからジルは一向に手を出してこない。いや、手を出すどころか固まって一言も喋りもしないのだ。この朴念仁がこんな事に慣れていないのは百も承知だったが、これにはさすがにファティナも呆れ果てた。
「さっきから黙ってないで、な、なにか、しゃべりなさいよ!」
 こんな可愛い女の子と二人っきりでいるのに、なにもしてこないのはどういう事なの! 本来なら部屋に入ったとたんに狼になって襲い掛かってくるものではないの! とファティナはジルに視線で圧力を掛ける。
「あっ! ご、ごめん……え、えーっと、で、でも、こんな時ってどんなことを話すのかよくわからなくて……」
「そ、そんなの私だって……わからないわよ……」
 できるだけ平静を装ってはいるが、実はファティナは激しく緊張していた。おそらくドルアーガと戦った時よりも胸は早鐘を打っている。
「だいだい、こ、こういう時は男がちゃんとリードするものでしょ!」
「そ、それはそうなんだけど……、その……、ファティナは、本当に僕でいいのか?」
 ここまで一緒に来ておいて今更何を言っているのだ、とファティナは深く溜息をついた。
「あんた、まさか怖気づいたんじゃないんでしょうね?」
「そ、そんな事あるわけないじゃないかっ! た、ただ、その、僕達の関係ってすごく微妙なわけだし……」
 微妙な関係。確かにそうなのだろう。お互い好きだった相手に裏切られ傷つき、そして多くのものを失い半年が過ぎた。その間ファティナがジルの事をなにかと面倒みていたのも、自分以上に深く傷ついたジルの事がほっとけなかったからで、言ってみれば頼りない弟の世話をしているつもりだった。そう最初の頃は……
「僕達って、その……別に付き合ってるって訳じゃないし、同情とかでこんなことされても……、やっぱり、後でファティナはもっと傷つくと思うんだ、だ、だから……」
「好きよ」
「えっ??」
「だ、だから好きって言ったのっ!」
 白磁のような頬を朱色に染めてファティナはぶっきらぼうに言葉を発した。
「え、えぇぇええっ!!」 
 ジルはベットから転げ落ちそうになるくらい動揺している。
「な、なんでそんなに驚くのよ! あんた、私が同情だけで男とこんなことするとでも思ってるの! これでも、は、は、初めてなんだからっ! 私みたいな可愛い女の子の初めてが貰えるんだから、か、感謝しなさいよねっ!」
 たしかにファティナは美少女だった。
 光り輝く豪華な金髪、初雪のように澄んだ白い柔肌、美しく整った鼻梁、可憐なまでに朱い唇。その端麗な容姿はさながら神話の時代の女神を髣髴とさせながら、太陽のようなに暖かな健康美を全身から発散させていた。
「ええぇぇーっ! は、初めてなの!」
「なっ! なんでそこで驚くのよ! あんた私のこと、そんな風に見てたわけ!」
 前に好きだった男とはキスまでの関係だった。もし、身体の関係まで求められていたら自分はどうしていただろうか? 多分自分は拒否したのではないだろうか? 今ならよくわかる。あれは恋だったのかもしれないが、愛ではなかったと。
「いやいやいや、そうじゃないよ。そんな風になんか全然見てないよ! ただちょっと驚いただけだから。別に深い意味はなにもないよ!」
(まったく! どうだか怪しいもんね。はぁあー、なんで私ってこんな奴を好きになちゃったんだろう……)
 最初の頃は恋愛感情はなかったのだと思う。でも、いつの間にかジルはファティナの心の中に住み着いてしまっていた。いつでもジルの事が気になって仕方がない。どこにいてもジルの事を考えている自分がいる。かつての恋愛の時よりもずっとずっと強いこの想い。
 これは愛なのだ、とファティナは確信することができた。
「ところで、ジルは、わ、私のこと、どう思ってるのよ!?」
 それはずっと訊くのが恐かった事。もし、まだあの子のことが好きだと言われたら、自分はまた一人になってしまう。それでも本心を曝け出した今、ジルの本当の気持ちが知りたかった。たとえどのような結果が待っていようとしても。
「えっ! えーっと、どうって言われても、そ、そりゃー、今までずっと傍にいてくれたのはファティナだし、それに、その、ファティナはその……」
 大量の汗をかきながらしどろもどろのジルをファティナは一喝した。
「好きなのか嫌いなのかはっきりしなさい!」
「ぼ、僕も、す、好きだよ!」 
「……ほ、本当なの?」
「本当だよ! 僕もファティナの事が好きだ!」
 それはたった三文字のちっぽけな言葉なのに、涙が零れ落ちそうになるほど心を奮わせる魔法の言葉。
「だったら何も迷う事なんかないじゃない……。早く私を……う、奪いなさいよね……」
 そう言ってファティナはジルの手を取ると、自分の胸に押し当てた。
「ファ、ファティナ!?」
「ジルの好きにしていいんだから……」
胸の鼓動は限界まで速度を高め、熱病を患ったかのように頭が火照る。自分でも少し大胆すぎるのではと思わないでもなかったが、これぐらいしないとこの朴念仁は何もしてこないであろうとファティナには確信があった。
(女の子がここまでしてあげてるんだから、少しは男らしいところ見せなさいよね!)
 ゴクリと生唾を飲み込むジル。
「はぁあんっ!!」
 ムギュと乳肉の中に埋まったジルの手が動き、ファティナは甘い悲鳴を上げてしまう。
「ご、ごめん、痛かった?!」
「い、いいからっ! 好きにしていいって言ったでしょ。ジルのしたいようにすればいいのよ!」
 なんだかんだ言ってもジルも男である。
 ファティナのような美少女にここまでされて、何時までも我慢できるわけがなかった。
「ファ、ファティナ!!」
「きゃぁああ!」
 ついにファテイナはジルに強引に押し倒されてしまい、安っぽいベットは軋み音を上げた。
 スカート丈がやたらと短いオレンジ色のワンピースがヒラリと捲れ、ムッチリとした太股と純白のショーツがチラリと顔を覗かせる。それだけでもうジルは鼻血を噴出しそうなほどに興奮している。
(ああっ! み、見られてる……、こんなことになるんだったら、もっとちゃんとした下着を着けてくればよかったよ……)
「ファティナ! そ、その……、す、すごく可愛いよ!」
「ぷっ! ふふっ、あはははあはははっ! ふふふっ」
 そんな事を突然に真剣な顔で言われたものだから、ファティナは思わず吹き出してしまった。
「な、なんで笑うのさ!!」
「だって、あんたがそんな気の利いたこと言ってくるんだもん。もう、可笑しくって、ぷっふふっ あははは、可笑しいぃ!」  
「なんだよ! 僕だってそれぐらいのことは──」
「ごめんごめん、ふふっ、そんな拗ねないで。もう笑ったりしないから。でも、嬉しかったよ。ありがとう、ジル」
 唇を尖がらせているジルの頬にファティナの細い手が触れる。
 薄暗い部屋に僅かな沈黙が落ちた。
 絡み合う熱い視線。
 お互いの吐息が溶け合うほど顔が近づいた刹那、磁石が引かれ合うように唇が重なり合った。それは小鳥が啄ばむような触れ合うだけの優しいキス。夢中になって何度も何度も求め合っていると、自然に優しいキスは情熱的なキスへと変化していく。
(ジ、ジルったら、なんだか、う、うまいんじゃない……、はっ! し、舌まで入れてきちゃったの?! ちょ、ま、まだ、そ、そんな……)
 可憐な唇を割って口内に侵入して来た肉帯に、ファティナは戸惑いながらも恐る恐る舌先でチョンと合図を送る。すると肉帯はすぐさま反応を見せて猛然と襲いかかってきて朱舌は簡単に絡み獲られてしまった。
「ん……っ、はぁむ、ちゅ、ちゅぱぁ、ちゅちゅ、むちゅうぅ、んんっ……」
 螺旋を描きながら巻きついてくる肉帯の動きに翻弄されながらも、ファティナは必死になって朱舌を絡ませてローリングさせる。口内でジュワっと拡がるジルの甘い唾液の味に、金髪の少女は官能の炎をメラメラと燃え上がらせた。
(な、なんなのこれ……す、すごい、き、気持ちいい……はぁあ、だ、だめぇ、なんだか頭がクラクラしてきた……)
 初めての大人のキスは我を忘れさせるほどに快感の連続だった。
 気持ちいい感触、気持ちいい味、気持ちいい匂い。
 ファティナは呼吸をするのも忘れて自ら積極的にジルの唇に吸い付き、激しく濃厚に舌を絡ませ合い唾液を啜った。
「んんっ! ちゅぷちゅ、ぶちゅうぅ、……んっ、れろれろちゅ、ちゅぴゅ、ちゅぱぁむちゅぅ」
 口内に溜まった切ないほどに熱い粘液をゴクリと嚥下してみる。それは信じがたいほどに美味だった。こんなに美味しいものを飲んだことは生まれて初めての経験だ。ファティナは次々と送り込まれてくる粘液を、ゴクゴクと喉を鳴らして飲み干さずにはいられなかった。
「ちゅぱぁ、ちゅちゅ、ん……っ! ぷはぁあー! はぁはぁはぁ、はぁぁあ……」
 たっぷりと重なり合っていた唇が離れ、ファティナは獣のように呼気を荒げて胸を上下させる。瞳を潤ませ口元を涎で汚した処女の顔は、まるで娼婦のような色気すら感じさせた。
「ファティナ……もう一回してもいい……?」
 ジルは荒げた息を整えながら金髪の少女に囁く。
 ファティナは無言で両手を男の首に回し、そのまま強引に顔を引き付けて乱暴に唇を奪った。再び淫らに合体する唇。より大胆に激しく舌を絡ませ合い吸引して唾液を貪りあう。金髪の少女は完全に大人のキスに嵌ってしまっていたのだ。
(ジ、ジル……んんっ! 好きよ! 大好きよジル! ん……っ! はぁあっっ! ジ、ジル、そ、そんな!!)
 ファティナは服の上から双乳を鷲掴みにされてしまい身体をビクリと弾けさせた。
 ジルの十本の指は若干の逡巡を見せた後、お世辞にも慣れたとは言えない手つきで動き、処女の乳肉を揉み上げていくs。
「ううぅん……ちゅ、ちゅちゅ、ちゅぱぁ……ぶちゅ、むちゅうぅ、ちゅちゅ、じゅる……ちゅちゅぅう」
 少年の舌と指は連動するかのように蠢き、男性経験のない少女はあっけなく翻弄されてしまう。淡いピンクの電流が乳房の中で帯電する。身体は熱い。脳はグツグツと茹だって思考は散漫になり、下腹部からは大量に処女蜜が溢れショーツをはしたなく濡れてしまう。
「はぁああう! はぁはぁはぁ……、はぁ、はぁ、はぁ、ジ、ジル……」
 狂おしいまでに求め合った舌同士が解け、唇と唇の間に唾液のアーチが架かる。
 酔っ払ったように顔を紅潮させベットに横たわる少女は、まるで異国の人形のように美しい。その美しい人形は潤んだ瞳を少年に向ける。キスだけでこんなに気持ちいいのなら、これ以上進むといったい自分はどうなってしまうのだろうか、と双眸はそんな僅かな不安と期待で満ち溢れていた。
「そ、それじゃー……ふ、服脱がすよ……」
 ジルは恐る恐るといった手つきでファティナの着ているワンピースを脱がしていく。
「い、いやだ……は、恥ずかしい……」
 下着だけの姿にされてしまった金髪の少女は、羞恥のあまり身体をモジモジとくねらせた。
 その身体は十七歳の処女とは思えないほど発育がよく、ムッチリと肉付きがいいにもかかわらず腰は折れそうなほどにキュっと締まっており、粒子のきめ細かい白桃の柔肌は緊張と興奮の為か淡く朱に染まっていた。
「……あ、あの、こ、これってどうやって外すの……?」
 巨大な胸の膨らみを守る純白のブラジャーに、牛のように鼻息を荒げた少年の指がかかる。
「……前にホックが付いてるから……そ、それを外して……」
 フロントホックが外れ双子の肉メロンがプリンと元気よく飛び出した。その大きさはもちろんのことながら形の良さもまさに一流の芸術品のようにすばらしく、先端の桜色はすでに硬くなって勃起している。
「うわぁー……、すごくおっきい……」
 やわらかすぎる乳房の中にジルの指が沈み込む。
「はぁああん!」
「ご、ごめん! 痛かった?!」
「ち、違うわよ。そ、その……気持ちよかったから……ってなに言わせるのよ! と、とにかく、私の胸触りたかったんでしょ! もっと、ら、乱暴にしていいんだからっ!」
 怒ったような口調はもちろん照れ隠しだ。本当は自分の胸に夢中になっているジルが可愛くて仕方がない。
「柔らかい……、ファティナの胸すごい柔らかいよ……」
 ジルの指の動きに合わせて乳肉はその形を自在に変化させ、どれだけ強く握られても驚くべき弾力で跳ね返す。切ないほどに尖った乳頭を指腹でムギュっと摘まれると、ファティナは熱い吐息と共に甘い声で鳴いた。
「あぁん! ん……っ はぁあん、いやぁ……、あんっ……!」
 あまりにも敏感な突起を散々に弄ばれる金髪の少女。脊髄を駆ける快感電流。自分で触ってみた時とは比べ物にならないぐらい快感度は高い。挙句の果てにとうとう乳首を咥えられしまった。
(はぁうう、お、おっぱい吸われちゃってる……は、はずかしいよぉー……、そんな……もぅ、ジ、ジルったら、赤ちゃんみたいに夢中になって……ふふふっ)
 乳房を搾乳されながら無防備な肉勃起をチュチューときつく吸い立てられ、ファティナはもうメロメロになってしまった。やはり母性本能が擽られるからなのだろうか、胸を吸われていると嬉しくて堪らない。ファティナはまるで母親になったかのような気分を味わった。
「はぁあん! ジ、ジル、だ、だめぇー、はぁはぁ、あんっ、んんっ、だ、だめぇ……」
 右が終われば左、左が終われば今度は右の要領で乱暴に乳首を吸いまくられては甘く噛まれ、ファティナはこの堪えようのないに肉悦に完全に溺れてしまう。ショーツはもう使い物にならないぐらいにグショグショに濡れてしまっていた。
 そして、ぐったりとベットに横たわる女神のような少女が身に着けている最後の布切れがゆっくりと脱がされた。
「ああっ!! ジ、ジル、ちょ、ちょっと待って、そ、そこは、あああっ!!」
 ついにファティナはジルの前に生まれたままの姿を晒してしまった。
「き、綺麗だよファティナ……み、見るね……」
「ああっ、いやぁん、ダ、ダメェ!」
 一番大切な部分だけは見せまいとムチムチの太股を閉じてをガードを試みるが、所詮女の子の力ではいつまでも抵抗しようもなく、両脚は静かにM字に開脚させられてしまい、今まで誰にも見せたことのない処女の花園をジルの目の前に曝け出してしまった。
「うわぁ……ファティナのって……こうなってるんだ……」
 瞬きするのも忘れ一点に視線を釘付けにしたジルは、感嘆の声でそう呟いた。
「いやぁーん! そ、そんなに、み、見ないでぇー!!」
 くぱぁーと満開に咲き誇る処女花は、たとえようのないほどに神秘的で美しかった。その肉ビラの形も色艶も文句のつけようがないほど素晴らしく、パクパクと淫らな呼吸をする処女口からは甘酸っぱい芳香を漂わせるトロリとした液体がアナルにまで垂れ流れている。
 プクリと肉が付ついた恥丘には一房の金の縮れ毛が繁茂しているが、大陰唇にも肛門にもいっさいの無駄毛は確認されず、一見するとまるで幼い子供の秘部のように錯覚させる。それはなんと言えない背徳感を醸し出し、禁断の果実の神秘性をより高めさせた。
(ああぁっ……み、見られてる……ジルに大切なところを見られてるよ……) 
 ファティナは羞恥のあまり両手で顔を覆い隠し小刻みに身体を震わせる。ジルの荒げた鼻息が大切な部分に当たって非常にこそばゆかった。
「い、いや、ジル、お願いだから、そ、そんなに、見ないで、は、恥ずかしい……」
 プルプルと震える股肉。自分の意思に反して雌しべからドクドクと蜜が流れるのが止まらず、もう泣きたくなるほど恥ずかしい。
 だが、痛いほど感じる少年の視線の攻撃を受け続けていると、なぜか心地よい感覚がふつふつと湧き出してくる。いったいなんだろうかこの気持ちは? 恥ずかしければ恥ずかしいほど、心の奥底では悦んでいる自分が存在するのだ。
「ひゃあぁっ! そ、そんな! はぁああっっ!!」
 性器にぬるっとした感覚が走り下腹部に視線を移すと、股間に顔を埋めているジルの姿が映った。あまりの出来事に状況が把握できない。まさかそんな所を舐められるなんて思ってもいなかったのだ。初めて経験する感覚にファティナは戸惑う。痺れを伴った快感が腰骨付近に淡く拡がり、全身は燃えるように加熱していく。
「はぁはぁ、あんっ! あっあっはぁぁあん、ダ、ダメェ、はぁはぁ、んんっ!」
 ファティナは輝く金髪を振り回し、足の指をキュっと丸めて得られる快感に必死に対抗した。
 少年はバター犬のごとくサーモンピンクの肉粘膜を文字通りにしゃぶり回していく。女性に奥手なジルがここまでするのも、処女の芳醇な味に陶酔してしまったせいだろう。童貞少年を虜にすることなど簡単すぎるほどに、それは麻薬のように甘い禁断の味なのだ。
 包皮がプリンと引ん剥かれ愛らしいクリトリスが外気に晒された。そこは直接空気が触れただけでも感じてしまうほどに敏感な部分。もちろんこれから何をされるかなど明白。ファティナはイヤイヤとばかりに、ムッチリとしたお尻をフルフルと振って抵抗を示す。
「そ、そこは駄目! ジ、ジル、お願い! そこだけは本当に、ダメなのーっ!」
 だが、そんな切羽詰った言葉も今のジルには届かなかった。
 敏感すぎるクリトリスは少年の口内に咥えられ、チュチューと激しく吸い立てられてしまった。
「いやぁああっ!! はぁああんぅっっ!!」
 部屋の外まで聞こえるようなファティナの切ない嬌声。
 そこだけはもう本当に弱いのだ。普段のオナニーではあまりにも感じすぎる為、包皮の上からなぞるだけなのに、今では直接にしかも舌先でチロチロと弄ばれては吸われてしまっている。
「はぁん、あっあっあっ、はぁああん! も、もう、ダメェーッ! ダメなのぉー!」
 悦楽の稲妻が快感神経を突き抜けていく。四肢は痺れ子宮の疼きが激しさを増し、蕩けるように茹だった膣壺からは、粘り気のある白濁がブチュブチュといやらしい音を立てて噴出した。薄れゆく思考と共に解き放たれた官能の獣はファティナの身体の奥底で咆哮を上げた。
 ジルはクリトリスから口を離すと、今度は処女穴を口で塞ぎズズーと勢いよく吸い込んで愛蜜を啜った。
「ひゃぁああっ! そ、そんなの、の、飲んだら、きたないからっ! 飲んじゃだめぇー!」
「全然汚くなんかないよ! すごく! すごく、おいしいよ!」
 ジルはファティナの言う事は聞かず、更に極上の甘露を啜り上げてゴクゴクと嚥下した。
(はぁあうう、好きにしてもいいって言ったけど、こんなの、恥ずかしすぎるよ……)
 処女穴に侵入した軟体動物が入り口付近でレロレロと蠢き、さらに敏感な肉豆をキューっと指で摘まれ、金髪の少女は身体を弓なりに仰け反って雄たけびのような叫び声を上げた。
「はぁあん! はぁはぁ、はぁうう、もう、ら、らめぇー! らめぇなのー! ジルー! お、お願い! もう、本当に……」
 ファティナは涙ながらに訴える。これ以上我慢していたら頭がおかしくなってしまいそうだ。
 一刻も早く処女を捧げたい。
 一瞬でも早くジルの女になりたかった。
「わかった……、ファティナを僕の物にするから……」
 ジルは少女の股座から顔をどかし自分の服を脱いで全裸になった。意外にも彼の身体は筋肉質で逞しい体格をしており、さらに意外なのは臍まで反り上がった巨大な肉棒が圧倒的な存在感を見せつけていることだった。
(す、すごい! オ、オチンチンってこんなに大きい物だったの! こんなのが私の膣内に…… む、無理よ! こんなの絶対に入んないよ!)
 初めて目にしたペニスの大きさにファティナは度肝を抜かれた。
 それもそのはずジルのペニスのサイズは平均サイズよりかなり大きめであったのだ。男性経験のない彼女が弱気になるのも無理はない。言ってしまえば新米登頂者がいきなりドラゴンと戦うようなものである。
「ファティナ、それじゃー入れるからね」
「ええっ!! ジ、ジル、ちょっと待って待って、あ、あのね……」
「ごめん、もう待てないよファティナ。早く一緒になりたいんだ!」
 ジルのあまりの真剣な眼差しにいまさら止めてとはとても言えず、ファティナは覚悟を決めた。
「……わ、わかったわ。で、でも、優しくよ。い、痛いの嫌なんだからね! すっごく、すごーく優しくしなさいよねっ!」
「わかった、出来るだけ努力してみるよ」
 カウパー液で汚れた巨大キノコを蒸した処女口に押し当てられる。初めて生殖器同士が接触した瞬間、クチュリと淫靡な水音が奏でられた。
 そして、亀頭はゆっくりとファティナの膣内に埋没していった。
「ああっ……んん……っ、くっ、うんんっ……い、いたっ! あっ……んんんっ……!」
 今まで経験した事のない激痛が金髪の少女に襲い掛かり、整った眉根に皺が刻まれる。
 あまりにも熱い硬棒が未開通の処女道を切り裂くよう少しずつ、だが確実に奥へと進んでくるのがよくわかった。
(は、入ってきてるよ! ジ、ジルのが、入ってきてるー! 熱い、すごく熱いの……はぁ、はぁああ!)
 ペニスはそろそろと膣肉を掘削して押し進む。これでも大量に溢れ出る愛液が潤滑油になり挿入をスムーズにさせているのだが、それでも処女穴の絞まり具合はあまりにもきつい。そして、とうとうペニスの先端が膣内の薄膜に触れた。
「んんっ、くぅっ……! はぁはぁはぁ、んっ、はぁはぁ、痛い! 痛っ! あぁあん、はぁあ、はぁはぁ……ジ、ジル……」
 熱く絡まり合う視線。
 ファティナは潤んだ瞳をジルに向け、奪って、と切実に訴えた。
 ジルが優しく金髪の少女に微笑み腰に力を込めた瞬間、処女膜は音もなく静かに破れた。
「ひぃ、ひぃぎぃー! ひぃぎぃいいー!!」
 ファティナの瞳から涙が零れ落ちるのと同時に結合部からも一筋の赤い涙が流れ落ち、シーツに純血の花を咲かせた。
 処女膜を貫いた肉槍は纏わり付く膣襞をものともせず、更に未開の肉道を突き進み最奥を目指すが、何故かその途中でピタリと動きを止めた。
「はぁ、はぁ、はぁ、んっ……ぜ、全部入ったの?」
「いや、まだ半分ぐらい……」
 その言葉にショックを受けたファティナはコテンと頭を横向けた。
(ま、まだ、半分しか入ってなかったの……ううぅ)
「あの……そんなに痛いんだったら、今日はこれぐらいで止めにしようか?」
 ジルは想像以上に痛がるファティナが哀れと思ったのだろう。
「ダ、ダメよっ! 止めるのは絶対にダメッ!」
「でも、すごく痛そうにしてるし……また、次の機会にでもしたほうが……」
「そんなのイヤ! 私は今、奪ってほしいの! もう次の機会までなんか待てない!」
 たしかに想像していたよりも痛いのは事実だったが、それでもジルに初めてを捧げたいという思う気持ちは今でも変わらない。いや、むしろ大きくなっていると言える。
「一気に、奪って……」
「えっ?」
「……だ、だから、一気に奪って! もう優しくしなんてしなくていいから! 今日、最後までちゃんとして! お願いよ、ジル! こんな所で止めるなんて、絶対にイヤなんだからっ!」
 わずかな沈黙が薄暗い部屋を支配する。
「わかった……最後までするから、もう少しだけ我慢して」
 ジルがファティナに覆いかぶさると、やわらかい乳肉は胸板にムギュと押し潰されペシャンコになる。
 再度、少年の腰に力が込められた。
「ううぅ、はぁああっ! キ、キスしてー! ジル、キスしてー!」
 ブチューと荒々しく重なり合う唇。
 力強く膣内に押し込まれてくる脈打つ肉塊。
 全身が総毛立ちぶわっと冷や汗が噴出して、処女の裸体は艶かしく濡れる。
 ファティナは身体ごと引き裂かれそうな激痛に必死に耐えた。
(痛い、痛い! はぁあああ、んんっ、ジル! ジル! んんっ! はぁああっ)
 それは永遠にも感じられた時間だったが、実際にはほんの数秒の出来事。
 ペニスは未成熟な膣道を貫き、矛先が子宮口にぶちゅりとキスをした。
 ファティナは処女を喪失した。
(い、一番奥に……奥に当たってる、当たってるよ……)
 幸せだった。ジンジンと下腹部に鈍痛が響くが、そんな些細な事は何も気にならない。ファティナの胸は大好きな人とちゃんと一つになれた歓びで満ち溢れていた。
「はぁはぁ、ファティナ……全部、入ったよ……」
「うん、わかるよ……ジルの、すごい熱いの……膣内でビクビクって動いてるよ……」
「すごい、気持ちいいよ……、ファティナ……動いても大丈夫?」
「ふふっ、いいよ、ジルの好きに動いてみて」
「でも、痛くない? 無理だったらちゃんと言ってほしいんだけど?」
「これくらいへっちゃらよ。男の子って、だ、出すときが気持ちいいんでしょ? ちゃんと私の身体で気持ちよくなってくれないとイヤなんだから……」
 正直、お腹の中はまだ鈍痛がするのだが、これは女になったばかりのファティナのプライドだった。惚れた男を射精させることぐらい出来なければ、女が廃るというものだ。その為だったらこれぐらいの痛みなど、いくらでも我慢して見せる。
「ほら、なに考えてるのよ。ジルは我慢なんかしなくていいんだからね! 私の膣内に全部、だ、出していいんだからっ!」
「えっ?! 膣内に出していいの!?」
「い、いいわよ……あんたの好きにしなさいよ。そ、その代わり、ちゃんと責任とらなきゃダメなんだからっ!」
 膣内出ししていいとは咄嗟に出てきた言葉だった。何でこんなことを言っってしまったのか自分でもよくわからない。ただ、このどうしようもないこの子宮の疼きを止めるには、膣内射精して貰うしかないようにファティナは思えた。
「わかった……それじゃーいくよ」
 ゆっくりとした抽送。ペニスは開通したばかりの膣道をそろそろと出入りする。その動きは明らかに処女を失ったばかりの少女の身体を気遣った優しいストロークであり、そんな不器用で心優しい少年がファティナは愛しくて堪らない。
「んんっ…! はぁっ、んっんっ、はぁん! あっあっあっ、はぁはぁ」
 痛みはそれほど酷くはない、むしろコツコツと亀頭の先が膣奥に接触するたびに、身体の奥底で妖しい感覚がバチバチと爆ぜる。
(はぁあん! な、なに、この感覚は、はぁうう! これって、も、もしかして、き、気持ちいいの?! あぁあん!)
 それは痛感と快感が交じり合った不思議な感覚。だが、女になったばかりの身体は正直に反応を示し、結合部からはブチュブチュと淫音と共に破瓜の血液が混じった白濁が噴出して肉竿に纏わりついた。
「気持ちいい! ファティナの膣内、すごく気持ちいいよ!」
 ぎこちなかった腰使いは次第にリズムカルにピストン運動するようになり、極限まで膨張したペニスが膣肉を掻き回してはこそぎ上げる。
「いや、あっあっ、はぁああん! な、なに、こ、これ、はぁぁん! はぁはぁはぁ、あんっ、あんっ、はぁあうぅう!」
 ついに快感が痛感を大きく上回ってしまった。
 膣奥を攪拌されるたびに網膜に無数のフラッシュが閃き、淫悦の暴風に直撃された金髪の少女は甘く切なく鳴いた。
(気持ちいい! は、初めてなのに、私も気持ちよくなってるよぉー! すごい! はぁあん、ジル! もっと、もっといっぱいしてぇー!)
 ムギュムギュと揉ま込まれる巨乳。
 顔や首筋にはジルの舌がいやらしく這い回り、噴出した汗を吸い取っていく。
 ピストン運動が更に加速して肉棒が膣肉を抉るようにこそぎ、無数の白濁の飛沫がシーツに飛び散った。
「はぁあああっ! はぁあん、はぁはぁはぁ、んんっ、んっんつ、くはぁあ、はぁん! あんっあんっ、はぁ、はぁ、あぁあん!」
 もはや痛みなどどこにも存在せず、金髪の少女は完全に悦楽の虜となってしまった。
 顔は汗と涙と涎でグシャグシャに汚れ、火照った顔に金髪が張り付き妖艶な美しさは更に倍増している。
 頭蓋の中身は白昼夢のように真っ白に染まり、ファティナは一匹の牝となって金髪を振り回し悶え喘いだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、気持ちいい! ファティナ! もう少しで、もう少しでイキそうだよ!」
「イッていいよ! 全部、全部、私の膣内に出していいからっ! 一緒にイキたいの! 私もジルと一緒にイカせてぇー!」
 絶頂へのラストスパートが始まった。
 炎が出そうなほどに摩擦を繰り返す淫肉と淫肉。
 ピストンに捻りが加わり先端で膣奥を捏ね繰り回され、ファティナは比類ない悦楽の彼方へと押し上げられた。もうなにも考えられない。あと少しで、更なる高みに飛翔できると本能が知覚する。
「んんっ、ひぃぃいー! はぁあん! はぁはぁはぁはぁ、あんっ! あんっ! はぁあああ! はぁ、らめ! らめぇー! も、もう、らめぇぇー!!」
 痛いほど強く抱きしめられたファティナは、四肢を少年に巻きつけてより強く抱きしめ返す。
 渾身の力が篭ったピストンが何度も放たれ、凶暴な肉杭が未発達な子宮に襲いかかり、ピタリと腰の動きが止まった刹那、ペニスが咆哮を上げた。
 ずぴゅう! ずぴゅぴゅ! ぶちゅちゅちゅう! どぴゅぴゅうぶちゅう!
「ああっ! ファ、ファティナ! イ、イク! イクよぉー!!」
「はぁあ! あんっ! はぁあ! はぁはぁはぁっっ! あああぁぁーっ! はぁああぁぁぁーーっっ!!」
 煮えたぎった粘り気たっぷりのザーメンが最奥で射精されたと同時に、ファテイナはあらん限りの力でジルを抱きしめながらエクスタシーに達した。
「で、出てる! ジルのが、出てるよーっ! 熱いのがーっ! いっぱい出てるよぉーーっっ!! はぁ、はぁ、はぁううぅ……」
 射精は二度三度と繰り返され膣内は大量の新鮮な精液で満たされた。膣襞が激しく痙攣を繰り返してペニスを搾り、精液を子宮へと貪欲に送り込んでいく。
 ファティナは恍惚の表情でそれらの行為を無条件で受け入れた。妊娠の恐れもあるがそんなことはもうどうでもよかった。むしろ、ジルの赤ちゃんなら今すぐ産んでもいいとさえ思える。
「はぁうっ、はぁ、はぁ、はぁ……ジル、大好きよ……」
「……僕も、ファティナが好きだよ……」
 唇が優しく触れ合う。行為の後のキスは今日一番心地よく、ファテイナは深い感動を覚える。結合部からは子宮に収まりきらなかった精液が、ブシューといやらしい音を立てて噴出していた。

 
 少年の胸に顔を埋めていると、トクトクと規則正しい心臓の音が聞こえる。
 その音色はまるで母親の子守唄のように少女を安心させた。
(初めてのエッチでイっちゃったし……ううぅ、恥ずかしい……)
 行為中は夢中でなにがなんだかわからないままに終わってしまったが、いざ冷静なって考えてみると、初めてにしては少し乱れすぎたのではないだろうか、と思わないでもない。
 そんなことを考えているとなんだか無性に恥ずかしくなり、ジルの顔をまともに見ることができないファティナだった。
「ねえ、ジル……」
「んっ? なに?」
 ファティナはさっきからジルに優しく頭を撫でてもらっているのが嬉しくて堪らない。女に生まれて本当によかったと思える瞬間だった。この幸せだけ決して失いたくない。もう一人では生きてはいけない。この穏やかな温もりを知ってしまったから。
「昔の事は全部忘れて……、二人でなにか新しい事しよ。私、ジルのすることだったらなんでも手伝えると思うの。ねっ、そうしよっ?」
 僅かな沈黙の後にジルは答えた。
「そうだね。それもいいかもね」
「ホ、ホント!? ホントにいいの?!」
 ファティナの豊満な胸の内に歓喜が渦巻く。
「うん、いいよ。……ファティナは何かしたいことあるの?」
「ジ、ジル……あ、ありがとう!」
 ファティナは少年にがばっと抱きつき、感極まって啜り鳴いた。
「ファ、ファティナ!? ど、どうしたの? なんで泣いてるの?」
「うぅ……、バカァ! 嬉しいからに決まってるでしょ! うぅ、えっぐ、えっぐ」
 金髪の少女はもう絶対にこの手は離さないとばかりに強くジルを抱きしめる。
「もうっ! ちゃ、ちゃんと、責任取りなさいよねっ!」
 美しい涙と共に王都メスキアの夜は静かに更けていった。

このページへのコメント

まだドルアーガかよと言われそうですが、今でもジル×ファティナでなかったことが納得いかないせいで、こうやってジル×ファティナを探してネットの海をウロウロしてます。
二期始まった頃のイメージで非常に読んでて楽しめました。この頃はこのまま行けばいいのにとひたすら思ってました。
いや、普通にカーヤに恋愛感情があると思わなかったし、感じなかったので。
実際のところ妄想ではありますが、最終話から数年後、ジルの名を知らない人がいないほど有名になって、そこまでなれなかったファティナが冒険者を引退してそれこそ二期の最初の頃の普通の生活を一人でしてるところに、なんの知らせもなくジルが嫁に迎えに来てくれるといいななんて思ってます。
恋愛で考えるとやっぱりカーヤよりはファティナなんですよね。

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Posted by Mr.K 2013年07月26日(金) 15:46:36 返信

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