子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

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『あまりにロシア的な。』(亀山郁夫著)

 


目次

文庫版まえがき 7

第1章 モスクワの春、あるいは白と黒の境界

1 冥府下降 12
  モスクワへ、モスクワへ
  悪寒
  「土台穴」の記憶
  O氏の憂鬱
  師匠とその二人の弟子
2 水溜りを越えて 45
  モスクワ便り
  「耐えなければ!」
  世界文学研究所にて
  「『ギレヤの矢』止められず」
3 空間飢餓 66
  大オルドゥインカ通り十七番地
  運命について
  ヤロスラーヴリ駅の恐怖
  闇の記憶

第2章 石の迷宮、蓮の楽園

1 ビバ・ペテルブルグ! 88
  サンクト・ペテルブルグ便り
  異端の都市サンクト・ペテルブルグ
  イジオチズム!
  ボリス・エイフマンの芸術
2 酔いどれのモスクワ 111
  カジノを覗く
  帰還
  モスクワの二十四時間とNの死
3 幻想のトポスへ 124
  モスクワ便り
  巡礼1・2・3・4
  夜のヴォルガ、またはホテル・ロータスでの対話

一九八四―憂鬱な間奏曲「ウリヤノフスク物語」 153

第3章 魂たちの帝国

1 黄金の秋を行く 174
  レーニン廟に入る1・2
  「魂の帝国」とは?
  市の日のモスクワを歩く1・2・3
  映画監督ワレリー・トドロフスキーを語る
2 黒いモスクワ 207
  モスクワ便り
  『鳥』の恐怖、そしてブラック・チューズデー
  ヴェーラとの出会い、または手仕事の喜び
  病める魂たちのコラージュ
  ソッツ・アートとコンセンプチュアリズム
3 幻想の都 233
  ホモ・ウトピクスのロシア人
  ゴールデンリング
  ルドルフ、ブルガーコフに挑戦する

第4章 記憶の冬、冬の記憶

1 陶酔の実験 250
  モスクワ便り
  スープと粥、または陶酔の実験
  十二月二十七日の記憶
  チェチェン危機
  戦さの中の宴
2 雪の朝、モスクワに… 284
  1995年1月のメモランダム
  ロシアでもっとも過激な小説家
  ウラジミール・ソローキン、自らの文学を語る
3 歴史の影―東欧から 295
  ワルシャワ便り
  ビバ・プラハ!
  ミラン・クンデラとキッチュ
  アウシュヴィッツ=オシフィエンチムまで1・2・3・4
  暗殺、そして終末都市のコンサート
  最後の時の時

あとがき 331
解説 やなぎみわ 336
人名紹介 341
主要参考文献一覧 356

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