失敗の研究

目次

日本の読者の皆さまへ　コチシュ・ゾルターン
プロローグ

五月　誕生日。記録の開始

六月　指揮者の仕事とは？／スキャンダル起こる

七月　子供時代「この子に音楽の教育を受けさせるのは義務だ」／日本公演

八月　元妻の証言、若い恋、内緒の結婚、そして離婚／なぜ編曲するか／曲の解釈について

九月　女児誕生／ドイツの保養地へ／合わせが不調な時はどうするか

十月　オーケストラのレベル／アメリカ公演の批評／新ホールの上棟式

十一月　妻の告白／ピアノ協奏曲の伴奏をする／室内楽公演

十二月　祝祭管との確執／親友ラーンキとの共演／録音の準備

一月　仕事仲間たちの意見／日記―イギリスへの旅、リサイタル、客演指揮／授賞式

二月　子供時代のエピソード／フランスでの叙勲／日記―スペイン客演で代理奏者を呼ぶ

三月　スターどうしの共演／詩人ピリンスキーとの交友／共産主義時代は反体制派？

四月　共演者たちとの音楽体験／指揮者を始めた理由

五月　ラーンキがコチシュを語る／リヒテルとの思い出／ライバルを評す／再び誕生日

エピローグ
訳者あとがき