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 ここでは、フレデリック・ショパンのバラード第1番ト短調について紹介します。

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バラード第1番ト短調

形式はソナタ形式の自由な変形。序奏・主題の拍子は4分の6拍子、コーダ部では2分の2拍子になる。
冒頭はラルゴ(自筆譜・フランス初版・イギリス初版。ドイツ初版はレント)の7小節からなる変イ長調のレチタティーヴォ風の序奏で始まる。この終止は四度五度の音程を使った変イ長調の不協和音だが、ト短調のナポリの和音とも解釈できる[1]。
主部はソナタ形式らしく第1主題が提示された後、変ホ長調の第2主題がソット・ヴォーチェのppで現れて変奏・展開される。第94小節から第1主題がイ短調で現れる。第102小節からのクレッシェンドを受け、第106小節のffの頂点に達すると、第2主題がイ長調で復帰する。右手のオクターブの音階がfffまで盛り上がった後、スケルツァンドの軽快なパッセージを経て、3度目の第2主題(ソナタ形式の再現部にあたる)が変ホ長調で現れる。2回目と同様に短縮された形をとり、クレッシェンドで盛り上がると(今回はさらにsemple cresc.、molto cresc.の指示がある)、そのまま第208小節から54小節のコーダ(Presto con fuoco)へと続く。第242小節では高速な半音階上昇から一気に下降する。第250-257小節の印象的なつなぎの後、最後は両手のオクターブの半音階進行がfffで奏でられ、劇的に締めくくられる。

Sviatoslav Richter plays Chopin Ballade No. 1, Op. 23
Chopin - Ballade No. 1 in G minor, Op. 23 "LIVE" (Maurizio Pollini, piano)
Rubinstein chopin ballade No.1 Op 23 G minor

Chopin Ballade in G Minor Scene- The Pianist

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