メンバーを集めよう

メンバーを集めよう

音楽業界に対する強い怒りを抱いたところで、活動を共にするメンバーを集めます。ですが、テクノという音楽は現代では機材がなくてもパソコン一台が使えれば一人でも出来るジャンルなので、「メンバーを集める」という行為自体にも疑問を抱く人もいるかもしれません。
しかし、よく考えてみてください。繰り返しになりますが、私たちがしなければならないことは音楽業界に対する挑戦であり、いわば戦争なのです。というわけで、ここでのメンバーを集めるという行為は「その戦争を共にしてくれる戦友を探す」というくらい大切だということがわかるでしょう。一人でももちろん出来ますが、最初は共に行動してくれる仲間がいた方が行動しやすいです。

それを踏まえて、メンバーは出来るだけ親しく、また冗談がわかって反骨精神を持った人物が一番適していると思われます。音楽が出来るかどうかはこの際不問でかまいません。自分でパソコンを操ることが不得手であれば、友人に任せられると心強いです。
また、メンバーを大量に集めてしまうとグループ内で理性が働いてしまい上手く衝動に乗った活動が出来なくなる恐れもあります。そのため、集めるメンバーは1〜2人あたりが良いでしょう。
あえて音楽の面からメンバーを選ぶなら、ラップ系の真似事が出来るメンバーが最良です。この時、リズムが外れるとそれだけでツッコミの対象となってしまいますが、あまりラップが上手でさらにドラムもスキがないとサンプリングを使用した本格ヒップホップと解されてしまう恐れがあります。ヒップホップと解されることは音楽業界に組み込まれる危険性をはらんでいるため、絶対に避けるようにしてください。リズムには乗れるけど野暮ったい感じが出ていれば最高です。

このメンバー募集では、上に挙げた要素以外では特に必要とされる要素がありません。強いていえば大きな行動を起こすときに深く考えない衝動の持ち主であればなお良いといったところです。もし集めるのが気の知れない人であれば、現在まっとうな生活を送っている人ではなくできるだけ堕落している人を集めた方が、その人にとっても身のためになると思われます。
このようにしてメンバーを集めたら、次はいよいよ音楽を作る際の機材集めに取り掛かります。

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2005年09月04日(日) 03:10:30 Modified by itgrespect




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