機材をそろえよう

機材をそろえよう

メンバーが集まったら、曲を作成するための機材が必要になります。
さて、日本や世界のテクノミュージシャンのライブを見ると必ずといって良いほどシンセサイザーが登場しています。また、ヒップホップのアーティストでもターンテーブルやサンプラーなどの機材を携えています。ではこれらは音楽を作る上で必ず必要といえるものなのでしょうか?答えは「NO」です。

まずは前者のシンセサイザーですが、現在はDTM(デスクトップミュージック)技術が発達しているためトラック作成だけならパソコン一台あれば可能だからです。あなたがこのページを見ているパソコンがMSX・PC-6001・ぴゅう太などでなければおそらくそれで可能でしょう。
後者のサンプラーですが、私たちはマイクやレコードではなくCDからサンプリングを行うためこれらも必要ありません。上記のパソコンにCD-ROMドライブが稼動していればまったく問題ないですし、万が一動かなくても前述のKLF音源をダウンロードしたような方法で入手することも可能です。
というわけで機材についてのまとめは「パソコン一台あればOK」ということになってしまいます。ラッパー(ちょっとラップが上手い人)がメンバーにいる場合はマイクを購入すればよいですが、なければパソコン付属のマイクやヘッドホンにハンカチをかぶせてマイク端子に挿す方法を取りましょう。

もしも必要に迫られてシンセサイザーを買わなければならなくなったときは、TR-808など大昔のドラムシンセサイザーをおすすめします。なぜならプリセット(元に用意されている音)ではとてもしょぼい音しか出ないからです。808のみで音楽番組に出演すれば、日本はおろか世界でも比肩するものはいないテクノユニットとなるでしょう。CDに録音したトラックを流すために、AIWAのラジカセあたりも持っていると良いかもしれません。

というわけでSTEP3では、Windowsマシンを機材として使用する方向で解説を進めていきます。その時に以下のソフトを使用するので、今のうちにダウンロードしておいてください。
ModPlug Tracker(日本語版)
http://www.mars.dti.ne.jp/~odaki/mpxj/
CDex
http://cdexos.sourceforge.net/

今これを読んでいるあなたのマシンがWindowsなら、部屋から一歩も出ず次のステップへ進めるはずです。どんどん進みましょう。なぜなら怒りの衝動は冷めやすいから。

STEP3へ進む?
2005年09月04日(日) 22:35:48 Modified by itgrespect




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