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犠牲者と同居の女性自殺 尼崎JR脱線事故

http://www.sakigake.jp/p/news/national.jsp?nid=200...

 15日午前5時ごろ、大阪市東淀川区西淡路1丁目のマンション前駐車場で、このマンションに住む女性(32)が11階から飛び降りて死亡しているのを母親(59)が見つけた。

 女性は、107人が死亡した昨年四月の尼崎JR脱線事故で同居していた芦原直樹さん=当時(33)=を亡くしており、1人暮らしの部屋から「すべてを返して」「もうたえられない」と書いたメモや遺書が見つかった。東淀川署は脱線事故を苦に自殺したとみている。

 脱線事故に絡み、遺族や関係者の自殺が明らかになったのは初めて。遺族らでつくる「4・25ネットワーク」は「108人目の犠牲者だ。JR西日本は重く受け止めるべきだ」と批判している。

 調べでは、女性は15日午前3時前、近所に住む母親の携帯電話に「緊急で来て」とメール。母親は部屋に女性の姿がなかったため、110番して署員と一緒に捜し、駐車場で倒れているのを発見した。

 部屋の机に母親と兄にあてた遺書とリポート用紙のメモ書きがあり、メモは黒いボールペンで「なおちゃんに会いたい なおちゃんを返して」「私のすべてを返して なんでこんな思いしなあかんの もうたえられない」と書かれていた。

 母親には日ごろ「交際男性を亡くしてつらい。死にたい」と話していたという。

 関係者によると、2人は十数年前から付き合っており、芦原さんの母親は事故当時「一緒に住んでいる女性がいて、結婚を決めたと聞いた」と話していた。

 女性が参加していたネットワークによると、会合で「JRが遺族として扱ってくれない」と漏らしていたという。

(2006/10/15 23:27 更新)
2006年10月16日(月) 05:28:33 Modified by umedango




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