Wiki内検索
最近更新したページ
最新コメント
カテゴリー
このウィキの読者になる
更新情報がメールで届きます。
このウィキの読者になる

8人の乗車車両特定 県警とJR、DNA鑑定に協力

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000017749.sh...
2006/04/12

 尼崎JR脱線事故で、兵庫県警尼崎東署捜査本部は十一日までに、乗車車両が不明だった犠牲者十七人のうち、新たに八人の乗車車両を特定した。これで、死者計百七人(乗客百六人、運転士一人)のうち、計九十八人の乗車車両が判明。捜査本部はいまだ不明の九人についても特定を急ぐ。

 捜査本部はこれまで、事故車両の遺留品や負傷者の証言などから、死者九十人(運転士を含む)の乗車車両を特定。残る十七人は遺留品などが見つからず、特定は困難としていた。

 しかし、「乗車位置を知りたい」という遺族の強い要望が相次いで寄せられたため、捜査本部は今年一月末、調査を再開。当時救助にあたった消防隊員や近隣住民らに、犠牲者の顔写真や当時の服装を示すなど、詳しく聞き取り調査した結果、「救助した覚えがある」との証言が得られた。

 乗車車両が分かった乗客犠牲者計九十七人の車両ごとの内訳は、一両目が四十二人、二両目が五十二人、三両目が三人。ただ、九十七人のうち、四人については、遺族らから「もう一度、調査してほしい」との要請があり、捜査本部は再調査する。

 また、捜査本部は、民間の鑑定会社に車両のDNA鑑定を依頼するとしている遺族の要望を受け入れ、証拠品として押収している車両について、一時的にJR西日本に還付する方針を決めた。事故車両に残された血痕などから民間会社がDNAを抽出し、残る九人の乗車車両を調べる。
2006年08月12日(土) 11:20:37 Modified by umedango




スマートフォン版で見る