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あの時、運転士は操作せず 初の目撃証言

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060424-0000000...
2006/04/24

 兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、先頭車両の乗客が、死亡した高見隆二郎運転士(当時23歳)の運転状況について「運転操作していたように見えなかった」などと関係者に証言していたことが分かった。脱線直前の高見運転士の様子に関する目撃証言が明らかになったのは初めて。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会のこれまでの調査でも、現場カーブに入るまでの約40秒間、ブレーキやノッチ(アクセル)などの運転操作が行われた形跡はなく、異常運転を裏付ける目撃といえる。

 関係者によると、事故列車の1両目客室からガラス窓越しに運転席を見渡せ、この乗客も高見運転士の動きを見ていた。しかし、脱線直前まで高見運転士は腕を動かしたり、無線など他の機器を扱う動作などをしなかったといい、高見運転士があわてていた様子も記憶に残っていないという。

 事故調の中間報告によると、高見運転士は現場場手前の伊丹駅で約70メートルオーバーランして出発後、加速して制限速度の120キロを超えた際にブレーキを操作。しかし、それから現場までの約40秒間、運転操作の記録はなかった。

 このため事故調は異常運転の背景解明のため高見運転士の同僚らからダイヤ編成、現場カーブの危険性などについて聞き取り調査をしている。
2006年08月21日(月) 23:30:20 Modified by umedango




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