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　兵庫県尼崎市のＪＲ福知山線脱線事故の遺族らでつくる「４・２５ネットワーク」は１３日、県警本部で担当捜査員らと初めて面談し、直接、捜査情報の開示などを申し入れた。

　遺族４人と弁護士２人が訪れ、捜査員や被害者対策室員ら４人が、約１時間にわたって対応。遺族らは「なぜ事故が起こり、家族が死んだのか知りたい」「犠牲を無駄にしないため、事実を公開してほしい」などと訴え、捜査員らに、捜査で判明した事実の説明や、捜査資料、証拠の開示などを要望した。

　県警側は、遺族に対し、死亡した乗客１０６人のうち、１０２人の乗車位置が特定できたことを伝えたという。

（2006年11月14日 読売新聞）