Wiki内検索
最近更新したページ
最新コメント
カテゴリー
このウィキの読者になる
更新情報がメールで届きます。
このウィキの読者になる

高見運転士 車掌時代も賞与削減

http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/dassen/jd50526a...

「日勤」3回計10万円

 JR福知山線で脱線事故を起こした高見隆二郎運転士(23)(死亡)が、車掌時代にも2回の乗務ミスで、計5日間の再教育「日勤」を受け、うち1回については、ボーナスを5万円カットされていたことが25日、わかった。高見運転士は、昨年6月のオーバーランを含め、事故までに3回計18日間の「日勤」と計10万円の“罰金”を徴収されていたことになる。兵庫県警などは、こうしたペナルティーが、高見運転士を精神的に追い込み、事故の原因とされる無理な回復運転につながった可能性があるとみている。

 関係者によると、高見運転士は車掌だった2002年5月、阪和線で停車駅を行き過ぎた区間快速を非常ブレーキで停止させなかったとして、4日間の「日勤」を受けた後、訓告処分となり、同年12月のボーナスで5万円をカットされた。

 03年8月には、見習い車掌と同線に乗務中、客から「目がうつろ。居眠りしているようだ」などと指摘され、1日の「日勤」を命じられていた。

 また、同年5月には「日勤」には至らなかったものの、関西線の電車に表示する行き先を間違えるミスを犯し、乗客4人から乗り損なったという苦情が寄せられ、上司から厳しく指導されていたことも判明した。

 昨年6月のオーバーランによる13日間の「日勤」で、高見運転士は、原稿用紙30枚以上の反省文を書かされるなどしたうえ、同年末のボーナスを5万円カットされており、知人に「今度大きなミスをしたら運転士はやれなくなる」と不安を訴えていたという。

(2005年05月26日 読売新聞)
2006年08月21日(月) 23:38:29 Modified by umedango




スマートフォン版で見る