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懇話会 補償や原因説明…平行線

http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/dassen/jd60122a...

車掌謝罪巡り 一時紛糾

 JR福知山線脱線事故の被害者とJR西日本幹部の「地区別懇話会」は21日午後も兵庫県宝塚、伊丹両市で開かれた。懇話会は「発言しやすいよう小規模の説明会を」という被害者側の要望で実施されたが、やり取りは平行線が続き、出席者からは「これでは意味がない」と不満の声が出た。

 初回のこの日は遺族、負傷者ら計165人が出席。出席者やJR西によると、伊丹会場では、負傷者の家族が補償基準や示談が成立した人の割合を尋ねたが、小出昇常務は「個別の事情やプライバシーがあり、答えられない」と拒んだ。事故原因に関する多くの質問にも、JR西側は「国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が調査中で答えられない」と、同じ回答に終始した。

 また、遺族が事故列車の車掌に謝罪を求めていることに対し、JR西側は「あくまでも会社として対応する」としたうえで、所属労組を通じ、体調を崩して入院中の車掌から「特にコメントすることはない」との返答があったと説明。「人として、ひと言、謝罪があってしかるべきだ」などと出席者から強い非難の声が上がり、一時、紛糾した。

 懇話会終了後、息子を失った神戸市北区の上田弘志さん(51)は「一向に議論が深まらず、意味がない」と言い、別の遺族は「テーマごとに意見を交わす場が必要ではないか」と語った。

(2006年01月22日 読売新聞)
2006年08月21日(月) 23:58:42 Modified by umedango




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