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速さより安全ゆとり運行に JR西日本新ダイヤ

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000008873.sh...
2006/03/18

 107人が死亡した宝塚線(福知山線)脱線事故を受け、JR西日本は十八日、同線や東海道線など近畿圏の十四路線の列車運行の所要時間を延ばしたダイヤ改正をした。宝塚線では昨年六月の運転再開時にも緩和したが、その後の列車の遅れ具合などを考慮し、同社発足以来、初の全面的な延長に踏み切った。

 このうち神戸線の大阪-三ノ宮間では、上り新快速の平均所要時間は、ラッシュ時で二十二分十九秒から二十三分四十八秒、昼間で十九分五十秒から二十分五十秒になった。

 阪急電鉄など有力な私鉄と競合する区間で、一九九一年から十九分台の新快速が登場、JR西の速度重視の象徴だったが、改正に伴い、三ノ宮駅で「大阪へ19分 京都へ47分」とアピールしていた看板も文字がなくなった。

 宝塚線快速の平均所要時間も、宝塚-尼崎間の上りがラッシュ時、昼間ともに運転再開時より約二十秒、事故前より約二分所要時間が増えた。

 特に事故を起こした時間帯の快速は、宝塚-尼崎間を十六分二十五秒で結ぶ「最速電車」で、運転時間や停車時間に余裕のないことが惨事につながったと指摘された。このため、運転再開時には十七分五十五秒と設定されたが、改正後は十九分十秒で走ることになった。

 山陽新幹線も「のぞみ」の一部などで運行時間を延ばした。

 新ダイヤ実施に先立ち、各駅では十八日午前零時ごろから新しい時刻表に張り替える作業が行われた。
2006年08月12日(土) 11:40:49 Modified by umedango




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