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遅れ回復時も速度厳守指導 担当教官語る

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0501ke9...
2005/05/01

 尼崎JR脱線事故で、亡くなった高見隆二郎運転士の担当教官(27)が、三十日までに神戸新聞社の取材に応じ、高見運転士の見習い時代について語った。定時運行に遅れた場合、制限速度内でスピードアップし、ブレーキのタイミングを遅らせるが、事故現場のカーブには時速七十キロ以下で進入するよう指導していたと話した。

 高見運転士は、二〇〇三年十二月、運転士見習いとして京橋電車区に着任。同教官から約五カ月実技指導を受けた。同教官は、現場のカーブに入る前にブレーキをかける際の目標物を、「塚口駅を通過してすぐの信号の手前」と教えたという。「名神高速道路の高架をくぐるころには、時速七十五キロまで速度が落ちていることを確認するのが決まりだった」と話した。

 また「乗降時間などで遅れた場合は、制限速度内で可能な限り戻す」よう指導。制限速度が時速百二十キロの直線を通常は百十五キロで走るが、数キロスピードを上げ、さらにブレーキをかけるポイントを電信柱一本分遅らせることも教えた。しかし、それ以上遅らせることがないように指導したという。

 同教官は、事故車両が時速百八キロでカーブに進入していたことに、「身体に異常がない限りありえない」と首を傾げた。
2006年08月19日(土) 14:19:51 Modified by umedango




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