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尼崎JR脱線、敷石の飛散状況再現 事故調委

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00048363sg300...
2006/02/17

 尼崎JR脱線事故を起こした快速電車がどのように線路の敷石(バラスト)を跳ね飛ばしたのかを調べる試験が十七日午前、茨城県つくば市の日本自動車研究所で行われた。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が報道陣に公開した。

 試験は自動車の衝突試験場で実施。事故車両の先頭下部に付いていたスカート(障害物を排除する部品)と同型のものを台車に取り付け、脱線時とほぼ同じ時速百十五キロまで加速、レールの左右に積んだバラストの表面にスカートをぶつけた。

 事故現場から採取したバラストを使い、レールのカント(レールの内側と外側の高低差)も現場と同じにした。スカートが猛スピードでぶつかった瞬間、バラストは白い粉を巻き上げながら飛び散った。

 事故調ではこの様子をハイスピードカメラで撮影。今後、バラストの動きなどを詳しく調べる。事故直後にJR西日本がレール上の粉砕痕を根拠に示唆していた「置き石による脱線」を打ち消し、車両が傾いたときにスカートがバラストを後方に巻き込み車輪が押しつぶした、との見方を実証したい考えだ。
2006年08月12日(土) 12:13:58 Modified by umedango




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